長く短い1週間

レイティア

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自覚

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午前はずっと桜を見上げ、生心と時々言葉を交わした

海山が俺を呼びに来て、俺達は別れて病室に戻った

別れ際

「ねぇ!入院してる間、またお話しようよ‼︎
一緒に堤防下の桜また見に行こう‼︎」
「ふっ、そうだな」

元気よく笑い、俺を誘ってくれる生心に心が暖かくなる

午後は中庭を案内と言うなの散歩をしようと誘われ、俺は了承した

部屋に戻り、味は薄いが栄養を考えられた食事をとる

少しの食後の休憩を挟んだあと、午前中座っていたベンチに腰掛ける

時間を決め忘れたからだ

なんとなくスマホで小説を読んでると、後ろから抱きつかれた

驚いて振り返れば、生心が悪戯を成功させた子供のように笑っていた

「お前…」
「あはは、ごめんなさい
驚いた?」
「驚くどころじゃねぇよ
普通に来いよ…」
「えぇ~」
「えぇ~じゃねぇ」
「あはは」

生心は声を上げて笑う

まったく…ガキンチョかよ

「ふっ」

だが、そんな様子に何故だから俺も笑いがこみ上げてきて、2人で笑った

それから俺達は中庭を散策した

どこに何があるのか

あの木はなんの木か

池には鯉がいて、名前を勝手につけてるだとか

色んなことを聞き、穏やかな午後が過ぎ、俺達は自分の病室に戻った

今日だけで、何年分笑っただろう

俺は鋭くもないが、鈍感でもない

俺は…生心に惹かれてるんだろうな…
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