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新たな日々
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目が覚めると、奏君が僕を優しく見下ろしていた
「おはよう、雪斗
もう少しゆっくりしててもいいよ」
「…」
僕はゆるく首を振ると、掠れる声で問いかける
「かなでく…しごと…は?」
「そんなの休んだよ
雪斗と今日は一緒にいたいんだ」
「かなでくん…」
奏君は優しい顔を歪めると、泣きそうになりながら言った
「ごめんな、雪斗
俺…」
「ううん、僕こそ、ごめんなさい…
もう奏君以外と話さないから…
僕を…捨てないでぇ…」
「雪斗…捨てるわけねぇよ!
それに…雪斗があんな女に自分から声かけるなんてありえないよな…
なのに…ごめん、雪斗…」
そう言った奏君は僕を痛いくらいに抱きしめてくれた
奏君温かいの …
僕も奏君にだきつきかえした
グゥゥゥ~
しばらく抱きしめあっていた僕達は、僕のお腹の音で終わった
「…ふっ
腹減ったか…そうだよな
昨日の夜も食ってないしな」
「うぅ…」
「はは、そんな恥ずかしがるなよ
そうだな…今日は何食おうか」
「…ピザ…食べたい…」
優しく問いかけてくれる奏君に、僕はボソッと答えた
だって、僕にとってピザは特別なんだ
絶望でもう死ぬのも仕方ないって受け入れてた僕を助けてくれた奏君が初めて僕に食べさせてくれた物だから
僕にとって、いい変化の象徴なんだ
だから…奏君が僕を「愛してる」って言ってくれた今日は、どうしてもピザが食べたい気分なんだ
「はは、ピザか
いいな
たくさん頼んで、いっぱい食おうな」
そう言った奏君はニコリと笑い、僕の手を引いて起こしてくれた
「おはよう、雪斗
もう少しゆっくりしててもいいよ」
「…」
僕はゆるく首を振ると、掠れる声で問いかける
「かなでく…しごと…は?」
「そんなの休んだよ
雪斗と今日は一緒にいたいんだ」
「かなでくん…」
奏君は優しい顔を歪めると、泣きそうになりながら言った
「ごめんな、雪斗
俺…」
「ううん、僕こそ、ごめんなさい…
もう奏君以外と話さないから…
僕を…捨てないでぇ…」
「雪斗…捨てるわけねぇよ!
それに…雪斗があんな女に自分から声かけるなんてありえないよな…
なのに…ごめん、雪斗…」
そう言った奏君は僕を痛いくらいに抱きしめてくれた
奏君温かいの …
僕も奏君にだきつきかえした
グゥゥゥ~
しばらく抱きしめあっていた僕達は、僕のお腹の音で終わった
「…ふっ
腹減ったか…そうだよな
昨日の夜も食ってないしな」
「うぅ…」
「はは、そんな恥ずかしがるなよ
そうだな…今日は何食おうか」
「…ピザ…食べたい…」
優しく問いかけてくれる奏君に、僕はボソッと答えた
だって、僕にとってピザは特別なんだ
絶望でもう死ぬのも仕方ないって受け入れてた僕を助けてくれた奏君が初めて僕に食べさせてくれた物だから
僕にとって、いい変化の象徴なんだ
だから…奏君が僕を「愛してる」って言ってくれた今日は、どうしてもピザが食べたい気分なんだ
「はは、ピザか
いいな
たくさん頼んで、いっぱい食おうな」
そう言った奏君はニコリと笑い、僕の手を引いて起こしてくれた
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