13 / 35
第13話 チョコレート
しおりを挟む
一週間が経過した。日々に追われるという感覚を、生前の父親を看病していた時ぶりに思い出す。
仕事はこれまでと変わらないが、家に帰ればまだ他人な感じのする妹たちとの生活が待っている。
「だいぶ疲れているみたいだな。倒れたりしないでくれよ」
夕方過ぎの売り場で、展示品のテレビ画面を拭く透に奏が声をかけた。
「姉妹と同居をしてから初めての遅番になるが、そのあたりは大丈夫なのか?」
「構いませんよ。普通のパートさんより長時間働かせて貰えて、時給もいいですからね。遅番をするのも当然です」
遅番は午後一時から十時十五分までとなる。
終わりが半端な時間なのは、レジ締めのあと業務報告を店に残っている店長か総務課長にする必要があるからだ。
シフトを十時までにしても、丁度に帰るのは不可能だった。
遅番専門のバイトやパートもいるが、大抵は主任の奏か補佐役の透が閉店間近まで残る。売り場で何か問題が発生した場合に備えてだ。
とはいえ午後九時を過ぎると客の姿はほとんど見えなくなるので、最近ではレジ締めの担当になった時以外は閉店までというシフトは組まれなくなった。
今日は遅番のアルバイト男性が休みなので、透がレジ締めを担当する。
「それに、夜には綾乃さんが家に行ってくれるみたいです。迷惑をかけて申し訳ないです」
「まったくだと言いたいところだが、母はあれで楽しんでいるところもあるからな。気にする必要はないだろう。ただ少し意外ではあるな」
「何がですか?」
「母ではなく立花君さ。あれだけ頑固に姉妹を養うのを決めたのだから、意固地になって誰の力も借りようとしないのではないかと思っていたんだ」
そういう心配をされても仕方ないと、透は苦笑する。そもそも収入の少ないパート社員が、突然現れた姉妹を引き取るのが無謀な話なのだ。
「自分の財力は把握していますよ。意地になっても結局はどこかで破綻をきたすだけ。そうなる前に助けを求めるのは必要なことです。大切なのは俺のプライドより、姉妹の健康な成長ですから。けど好意に甘えるだけでなく、いつか必ず恩返しをするつもりです」
「そうか。立派な心掛けだと言っておこう。困ったことがあれば母に相談するといい」
「はい。それにしても、主任もなんやかんやであの姉妹が心配なんですね」
「フフ。私だって血も涙もある人間だ。君が姉妹を引き取ると決めた以上は、上手くいってほしいと願うさ」
立ち話をしている最中、奏が「おや?」と何かに気づいた。
透も彼女の視線を追いかける。すると見慣れた姉妹がこちら側へ歩いてきている最中だった。
透を見つけるなり、奈流は満面の笑みで手を振る。里奈はその場で立ち止まってぺこりと頭を下げた。
「そういえば今日は買物をすると言っていたな」
独り言のように透は呟く。
綾乃が姉妹の面倒を見てくれるのも夜になってから。その前に食材を購入しておこうということである。いわゆる姉妹版の初めてのおつかいみたいなものだ。
仕事の邪魔をしないように軽めの挨拶だけすると、里奈は手を握る奈流を連れて食品売り場へと向かって行った。
二人を見送ったあとで、奏は思い出したように言う。
「少し早いがそろそろ休憩を取ったらどうだ。食品売り場で夕食でも買うといいだろう」
姉妹の様子を見る時間をくれたのだと察し、透は言われた通りに休憩を取る。
食品売り場へ移動すると、お菓子コーナーのあたりから聞き覚えのある声がした。
「いいでしょ、お姉ちゃん」
「駄目だってば。無駄遣いはできないの。これはお兄ちゃんのお金なんだから」
「だってチョコたべたいよー」
安い百円以下の板チョコを手に持った奈流が、買ってほしいと我儘を言っている場面に遭遇する。
二人とも透には気づいていないようなので、売り場の陰に隠れて様子を見守る。
「お願いだから、言うことを聞いて。お兄ちゃんが言ってたでしょ、貧乏だって」
「でも……」
奈流が唇を尖らせる。
「奈流の気持ちはわかるけど、私たちは我儘を言える立場じゃないの。お兄ちゃんから追い出されたら、もう行くところがないんだよ……?」
とても悲しげな声だった。
その分だけ姉の心情を理解できたのか、奈流は目に涙を溜めながらも持っていた板チョコを売り場に戻した。
出て行って買ってあげるべきかとも思ったが、同居を始める際にお互いになるべく干渉をしないと決めている。
どうしたらいいのかと悩んでいるうちに、二人の姿はお菓子コーナーの前から消えていた。
透はゆっくりと歩き、板チョコが置いてある前で足を止める。
「晩飯をおにぎりか菓子パンにすれば買えるか」
ミルクチョコレートを手に取り、透は姉妹へ見つからないようにレジへ向かった。
■
帰宅すると姉妹はもう寝ていた。午後十時を過ぎているのだから当然だ。
透の帰りを待つと二人が言い張っても、通う小学校の長である綾乃が許可しない。
居間の食卓の上には、綾乃が作った夕食が並んでいる。
当の綾乃は、神崎律子への支払いは無事に済んだとの報告を残して先ほど帰った。
書類上の手続きは相変わらず綾乃に任せたままなので、何か問題があれば教えてくれる。
ともあれ、これで透は完全に姉妹の保護者になったようなものだ。本当に大丈夫かと不安を覚えても、今さら後戻りはできない。
仏壇の前に行き、手を合わせる。自分はこれで本当に良かったのかと。
仏壇の横にある棚の上に父親の写真があるも、答えてはくれなかった。
「せっかくだから飯を食うか」
夕方過ぎに軽く食べただけなのでお腹が空いていた。誰かの手料理というのはとてもありがたく、惣菜とは違った満腹感を与えてくれる。
用意された分を平らげていると、階段を下りる足音が聞こえた。
里奈かと思ったら、トイレのあとに顔を見せたのは奈流だった。
「やっぱりお兄ちゃんだー」
手の甲で目を擦りながら、奈流は嬉しそうな笑みを見せる。本人の好みなのか、アニメ調の犬がデザインされた淡いピンク色のパジャマだ。
互いにあまり干渉しないとはいえ、共同生活をする上で挨拶や気遣いは必至だ。
その分だけよそよそしさもあるが、それは透と里奈に限った話で奈流にはあまりなかった。
「トイレにいきたくなってお姉ちゃんをおこそうと思ったけど、なんかおとがきこえたからお兄ちゃんがいるとおもってー」
一人ぼっちで真っ暗な家の中を歩くのは怖いが、透が帰宅した影響で一階は明かりがついている。
二階までは届かなくとも、玄関横のトイレ前の廊下には僅かとはいえ光が届く。
漏れた明かりとはいえ、少女の勇気を奮い立たせるには十分な味方となるのだろう。それに怖くなったら一階の透を呼べばいいと思ったのかもしれない。
「そうか。気をつけて戻れよ」
「うんー」
回れ右をして居間を出ようとした奈流が、急に動きを止めた。眠気が吹き飛んだとばかりに見開かれた目が食卓の一点を凝視する。
何だと思って透がそちらを確認すると、休憩時間に購入したミルクチョコレートがあった。冷蔵庫に入れようと思って忘れていたのだ。
「お兄ちゃん、チョコ食べるの?」
Uターンした奈流が、瞳に夜空も顔負けの星を輝かせる。半開きの口からは今にも涎が垂れてきそうだ。
ちょこんと透の隣に腰を下ろし、視線を真っ直ぐに黒い包み紙に覆われたミルクチョコレートに注ぐ。
透が食べるといえば、頂戴とは言わないまでも羨ましそうにして、態度でねだるのはほぼ確実だ。
「食べたいのか?」
口を開きっぱなしの奈流は、言葉を発するのも忘れてコクコクと頷く。とうとう涎がこぼれた。
拭けとティッシュを渡しながら透は考える。
たまにしか食べないチョコレートを購入したのは、奈流と里奈のやりとりを気にしたからである。
だからといって丸々渡すと奈流ばかりを依怙贔屓してると思われかねない。
そこで透はミルクチョコレートを手に持って真ん中から二つに折った。
一つを自分で持ち、もう一つを奈流に差し出す。
「明日のおやつにしろ。ただし、里奈と半分こだ」
「うんっ! お兄ちゃん、だいすき!」
受け取った奈流は今すぐにでも食べたそうにしていたが、思い直して食材もあまり入っていない冷蔵庫に入れた。
早くも気持ちは明日に飛んでいるのか、スキップでもするような足取りで居間を後にする。
「おやすみ、お兄ちゃん」
「ああ、おやすみ」
大好きと言ったり、満面の笑みを見せたり、子供というのは現金なものだ。
透は苦笑しながら、包み紙を剥いでチョコレートをかじる。その味はとても甘かった。
仕事はこれまでと変わらないが、家に帰ればまだ他人な感じのする妹たちとの生活が待っている。
「だいぶ疲れているみたいだな。倒れたりしないでくれよ」
夕方過ぎの売り場で、展示品のテレビ画面を拭く透に奏が声をかけた。
「姉妹と同居をしてから初めての遅番になるが、そのあたりは大丈夫なのか?」
「構いませんよ。普通のパートさんより長時間働かせて貰えて、時給もいいですからね。遅番をするのも当然です」
遅番は午後一時から十時十五分までとなる。
終わりが半端な時間なのは、レジ締めのあと業務報告を店に残っている店長か総務課長にする必要があるからだ。
シフトを十時までにしても、丁度に帰るのは不可能だった。
遅番専門のバイトやパートもいるが、大抵は主任の奏か補佐役の透が閉店間近まで残る。売り場で何か問題が発生した場合に備えてだ。
とはいえ午後九時を過ぎると客の姿はほとんど見えなくなるので、最近ではレジ締めの担当になった時以外は閉店までというシフトは組まれなくなった。
今日は遅番のアルバイト男性が休みなので、透がレジ締めを担当する。
「それに、夜には綾乃さんが家に行ってくれるみたいです。迷惑をかけて申し訳ないです」
「まったくだと言いたいところだが、母はあれで楽しんでいるところもあるからな。気にする必要はないだろう。ただ少し意外ではあるな」
「何がですか?」
「母ではなく立花君さ。あれだけ頑固に姉妹を養うのを決めたのだから、意固地になって誰の力も借りようとしないのではないかと思っていたんだ」
そういう心配をされても仕方ないと、透は苦笑する。そもそも収入の少ないパート社員が、突然現れた姉妹を引き取るのが無謀な話なのだ。
「自分の財力は把握していますよ。意地になっても結局はどこかで破綻をきたすだけ。そうなる前に助けを求めるのは必要なことです。大切なのは俺のプライドより、姉妹の健康な成長ですから。けど好意に甘えるだけでなく、いつか必ず恩返しをするつもりです」
「そうか。立派な心掛けだと言っておこう。困ったことがあれば母に相談するといい」
「はい。それにしても、主任もなんやかんやであの姉妹が心配なんですね」
「フフ。私だって血も涙もある人間だ。君が姉妹を引き取ると決めた以上は、上手くいってほしいと願うさ」
立ち話をしている最中、奏が「おや?」と何かに気づいた。
透も彼女の視線を追いかける。すると見慣れた姉妹がこちら側へ歩いてきている最中だった。
透を見つけるなり、奈流は満面の笑みで手を振る。里奈はその場で立ち止まってぺこりと頭を下げた。
「そういえば今日は買物をすると言っていたな」
独り言のように透は呟く。
綾乃が姉妹の面倒を見てくれるのも夜になってから。その前に食材を購入しておこうということである。いわゆる姉妹版の初めてのおつかいみたいなものだ。
仕事の邪魔をしないように軽めの挨拶だけすると、里奈は手を握る奈流を連れて食品売り場へと向かって行った。
二人を見送ったあとで、奏は思い出したように言う。
「少し早いがそろそろ休憩を取ったらどうだ。食品売り場で夕食でも買うといいだろう」
姉妹の様子を見る時間をくれたのだと察し、透は言われた通りに休憩を取る。
食品売り場へ移動すると、お菓子コーナーのあたりから聞き覚えのある声がした。
「いいでしょ、お姉ちゃん」
「駄目だってば。無駄遣いはできないの。これはお兄ちゃんのお金なんだから」
「だってチョコたべたいよー」
安い百円以下の板チョコを手に持った奈流が、買ってほしいと我儘を言っている場面に遭遇する。
二人とも透には気づいていないようなので、売り場の陰に隠れて様子を見守る。
「お願いだから、言うことを聞いて。お兄ちゃんが言ってたでしょ、貧乏だって」
「でも……」
奈流が唇を尖らせる。
「奈流の気持ちはわかるけど、私たちは我儘を言える立場じゃないの。お兄ちゃんから追い出されたら、もう行くところがないんだよ……?」
とても悲しげな声だった。
その分だけ姉の心情を理解できたのか、奈流は目に涙を溜めながらも持っていた板チョコを売り場に戻した。
出て行って買ってあげるべきかとも思ったが、同居を始める際にお互いになるべく干渉をしないと決めている。
どうしたらいいのかと悩んでいるうちに、二人の姿はお菓子コーナーの前から消えていた。
透はゆっくりと歩き、板チョコが置いてある前で足を止める。
「晩飯をおにぎりか菓子パンにすれば買えるか」
ミルクチョコレートを手に取り、透は姉妹へ見つからないようにレジへ向かった。
■
帰宅すると姉妹はもう寝ていた。午後十時を過ぎているのだから当然だ。
透の帰りを待つと二人が言い張っても、通う小学校の長である綾乃が許可しない。
居間の食卓の上には、綾乃が作った夕食が並んでいる。
当の綾乃は、神崎律子への支払いは無事に済んだとの報告を残して先ほど帰った。
書類上の手続きは相変わらず綾乃に任せたままなので、何か問題があれば教えてくれる。
ともあれ、これで透は完全に姉妹の保護者になったようなものだ。本当に大丈夫かと不安を覚えても、今さら後戻りはできない。
仏壇の前に行き、手を合わせる。自分はこれで本当に良かったのかと。
仏壇の横にある棚の上に父親の写真があるも、答えてはくれなかった。
「せっかくだから飯を食うか」
夕方過ぎに軽く食べただけなのでお腹が空いていた。誰かの手料理というのはとてもありがたく、惣菜とは違った満腹感を与えてくれる。
用意された分を平らげていると、階段を下りる足音が聞こえた。
里奈かと思ったら、トイレのあとに顔を見せたのは奈流だった。
「やっぱりお兄ちゃんだー」
手の甲で目を擦りながら、奈流は嬉しそうな笑みを見せる。本人の好みなのか、アニメ調の犬がデザインされた淡いピンク色のパジャマだ。
互いにあまり干渉しないとはいえ、共同生活をする上で挨拶や気遣いは必至だ。
その分だけよそよそしさもあるが、それは透と里奈に限った話で奈流にはあまりなかった。
「トイレにいきたくなってお姉ちゃんをおこそうと思ったけど、なんかおとがきこえたからお兄ちゃんがいるとおもってー」
一人ぼっちで真っ暗な家の中を歩くのは怖いが、透が帰宅した影響で一階は明かりがついている。
二階までは届かなくとも、玄関横のトイレ前の廊下には僅かとはいえ光が届く。
漏れた明かりとはいえ、少女の勇気を奮い立たせるには十分な味方となるのだろう。それに怖くなったら一階の透を呼べばいいと思ったのかもしれない。
「そうか。気をつけて戻れよ」
「うんー」
回れ右をして居間を出ようとした奈流が、急に動きを止めた。眠気が吹き飛んだとばかりに見開かれた目が食卓の一点を凝視する。
何だと思って透がそちらを確認すると、休憩時間に購入したミルクチョコレートがあった。冷蔵庫に入れようと思って忘れていたのだ。
「お兄ちゃん、チョコ食べるの?」
Uターンした奈流が、瞳に夜空も顔負けの星を輝かせる。半開きの口からは今にも涎が垂れてきそうだ。
ちょこんと透の隣に腰を下ろし、視線を真っ直ぐに黒い包み紙に覆われたミルクチョコレートに注ぐ。
透が食べるといえば、頂戴とは言わないまでも羨ましそうにして、態度でねだるのはほぼ確実だ。
「食べたいのか?」
口を開きっぱなしの奈流は、言葉を発するのも忘れてコクコクと頷く。とうとう涎がこぼれた。
拭けとティッシュを渡しながら透は考える。
たまにしか食べないチョコレートを購入したのは、奈流と里奈のやりとりを気にしたからである。
だからといって丸々渡すと奈流ばかりを依怙贔屓してると思われかねない。
そこで透はミルクチョコレートを手に持って真ん中から二つに折った。
一つを自分で持ち、もう一つを奈流に差し出す。
「明日のおやつにしろ。ただし、里奈と半分こだ」
「うんっ! お兄ちゃん、だいすき!」
受け取った奈流は今すぐにでも食べたそうにしていたが、思い直して食材もあまり入っていない冷蔵庫に入れた。
早くも気持ちは明日に飛んでいるのか、スキップでもするような足取りで居間を後にする。
「おやすみ、お兄ちゃん」
「ああ、おやすみ」
大好きと言ったり、満面の笑みを見せたり、子供というのは現金なものだ。
透は苦笑しながら、包み紙を剥いでチョコレートをかじる。その味はとても甘かった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
神スキル【絶対育成】で追放令嬢を餌付けしたら国ができた
黒崎隼人
ファンタジー
過労死した植物研究者が転生したのは、貧しい開拓村の少年アランだった。彼に与えられたのは、あらゆる植物を意のままに操る神スキル【絶対育成】だった。
そんな彼の元に、ある日、王都から追放されてきた「悪役令嬢」セラフィーナがやってくる。
「私があなたの知識となり、盾となりましょう。その代わり、この村を豊かにする力を貸してください」
前世の知識とチートスキルを持つ少年と、気高く理知的な元公爵令嬢。
二人が手を取り合った時、飢えた辺境の村は、やがて世界が羨む豊かで平和な楽園へと姿を変えていく。
辺境から始まる、農業革命ファンタジー&国家創成譚が、ここに開幕する。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる