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第20話 カイルをどらごんないとに任命するのです!
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勝利を確信したのか、ますます調子に乗るエルロー。ムカつきはするが、実際に向こうが有利なので、カイルは歯軋りしかできない。
エルローの側近はもとより、周囲を取り囲む衛兵たちもカイルやサレッタを上回る実力を持つ。強行突破は不可能だった。
いちかばちかで突撃するしかないとわかっていても、さすがに躊躇われる。だが、このまま黙っていても結局は捕まる。
「仕方ない。俺が突っ込んでなんとか隙を作る。サレッタはナナを連れてそこを突破しろ」
「カイルひとりじゃ無理よ。それに、置いていくなんてできるわけないでしょ!」
「他に方法はないんだ。皆で捕まるより、ひとりでも多く逃げられた方がいいに決まってるだろ」
それはそうだけど……と言いつつも、サレッタは不服そうだ。理解はしていても、納得ができていないのだろう。
「悪いが、のんびりと納得させてる時間はない。このままじゃ、ナナにまで辛い思いをさせてしまうんだぞ」
ナナという単語が出たことで、ようやくサレッタも覚悟を決めたみたいだった。
「わかった。でも、必ず助けにくるからね」
「期待して待つとするさ」
数秒ほど見つめ合ったあと、軽く笑ってカイルは腰元のロングソードを抜こうとした。
方針が決まったと思ったところで、唐突にナナが声を上げた。
「待つのです」
「待てって、何をだよ?」
「諦めるのは早いのです。今回だけ特別に、カイルをどらごんないとに任命するのです!」
「ドラゴンナイト?」
「違うのです! どらごんないとなのです! 間違えては駄目なのです!」
やっぱり違いがわからない。こんな時だというのに苦笑しつつ、カイルはナナをじっと見る。顔は真剣そのもので、ふざけている感じはない。
自分自身をドラゴンだと言い、火も吐ける不思議な着ぐるみ少女。そんなナナの言葉だけに、信じてみようかなんて気にもなる。
「わかったよ。それじゃ、ドラゴンナイトとやらにならせてくれ。このピンチから逃れられるのならな!」
「ドラゴンナイトじゃないのです。どらごんないとなのです!」
「いや、そこまで強くこだわらなくていいんじゃないか?」
困惑するカイルに「駄目よ」と言ってきたのは、側で様子を見ていたサレッタだった。
「人によって何が大事なのかは違う。ナナちゃんにとっては重要な問題なのよ!」
「そ、そうなのか。けど、俺には違いがわからないぞ。どうすればいいんだ」
「練習すればいいのよ。いい? どらごん、よ。さあ、言ってみて」
「ドラゴン」
「違う! どらごんよ!」
「どら……ゴン?」
「惜しい! もう一声!」
カイルは真面目に練習しているのだが、周囲にはそう見えなかったようである。
不愉快そうにしたエルローが怒鳴る。「何をしてるんだ!」
「何をって、練習に決まってるでしょ。茹蛸は黙ってて!」
「な……!? ぐうう……もういいっ! さっさと奴らを捕らえろ!」
エルローの命令を受けた連中が一斉に動き出す。
鬼気迫る表情で向かってくる連中が見えていないかのように、サレッタはなおもカイルにレッスンを続ける。
「どらごんよ、どらごん。カイルならできるわ!」
「ええと……どら、ごん?」
「そう! それよ!」
大喜びするサレッタに、満足そうに頷くナナ。
カイルたちを捕らえようとする敵はすぐそこまで迫っているのに、どうしてそんなに悠長にしていられるのかがわからない。
「これでいいんだな。だったら、ナナ! 俺をどらごんないとにしてくれ!」
「わかったのです! どらごんの力を得たないとに、今、カイルはなるのです!」
両目をギラリと光らせたナナが跳躍する。
その姿を目撃して、間近まで迫っていたエルローの私兵や衛兵の動きが一時的に停止する。
「あ、あれは――!」
衛兵のひとりが驚きの声を上げ、見開いた目で凝視する。差した指とともに、信じられないものを目にしたかのように声が震える。
「こ、これが……どらごんないと……なの?」
サレッタが声を擦れさせる。想定していなかったと言わんばかりの態度で見つめる先はもちろん、どらごんないとになったカイルだ。
「……なあ、ナナ」
「どうしたのです?」
「これが……どらごんないとなのか?」
「もちろんなのです。これでカイルは最強になったのです!」
自信満々なナナの声が、カイルのすぐ後方で聞こえる。
どう反応すればいいのかわからない中、先ほどの衛兵が真顔に戻っていく。
「あれって……肩車してるだけだよな?」
衛兵の言葉に、仲間たちが続々と頷く。
まさしくその通りだった。どらごんないとにすると宣言したナナは、カイルの背中へ飛びつくなり、よいしょよいしょと登って、自ら肩車ポジションに到達したのである。
「伝承にあるドラゴンナイトってさ……確か、ドラゴンの背に騎士が乗ってたよな?」
「ああ。子供の頃、憧れたものだ。間違っても、ドラゴンが人間の背に乗る感じではなかったな」
衛兵たちの会話が聞こえてくるたび、カイルは頭を抱えたくなった。その頭の上にはナナがいるのだが。
「わかったぞ。どらごんないとってのは、どらごんが人間の頭に乗ることを言うんだ!」
「何だって!? ……で、一体どんな攻撃をしてくるんだ?」
「さあ」
そう言った衛兵と一緒になって、カイルも肩を竦めたかった。
同時に、どうして自分以外の人間は簡単にドラゴンとどらごんを言い分けられるのかも気になった。
「く……油断するなよ。炎の威力だけなら、かなり強烈だ。私の屋敷を燃やしたほどだからな」
いつになく真剣な表情でどらごんないと――つまりはカイルと肩車をされているナナをエルローが見る。
そのエルローの屋敷は、現場に到着した魔法を使える衛兵が水の魔法を使って鎮火済みだった。
幸いにして死者は出ていないみたいだが、吐く火の量を自在に調整できるというナナだけに、狙ってやったのかもしれない。
「お披露目の時間は終わったのです。愚かな人間どもに、どらごんないとの力を見せてやるのです!」
「全員、気をつけろ。先ほどとは比べものにならない攻撃がくるぞ!」
エルローの叫び声に反応して、手下や衛兵が一斉に防御の構えをとる。
「え? え? お、俺はどうすればいいんだよ」
これで本当にどらごんないとになったのかもわからず、慌てふためくカイルの首筋が急にチリチリした。
何だと思って肩車をしているナナの様子を確認すると、カイルの頭の上で炎を吐いている最中だった。
カイルが動いたことで狙いがズレたのか、一旦火を出すのをやめた口から、今度は言葉を吐き出した。
「危ないのです。どらごんないとは、勝手に動いたら駄目なのです!」
注意されたカイルが顔の位置を戻すと、満足したようにナナは再び火を吐き始めた。
呆然と立つカイルの前方では、構えた盾で身を守りながら、やはりどこか呆然としている衛兵がいた。
「……さっきまでと同じ攻撃だな」
「ああ。肩車されたどらごんが、火を吐いているだけだ。あれのどこが、どらごんないとなんだ?」
そんなことは自分が聞きたい。衛兵たちの会話に、カイルはそう言って割り込みたかった。
けれど勝手に動けば、頭上のナナに叱られる。カイルは黙って、ひたすら立ち続ける。
「いいわ、カイル。なんだか、とっても可愛いわ!」
場違いなほど瞳を輝かせ、サムズアップしてくるサレッタの無視と放置をひとまず決定する。
何がどうなって、この状態をどらごんないとと呼ぶのか。当のカイルさえ疑問に思う中、懸命に火を吐き続けたナナが軽く休憩する。
「どらごんないとと互角に戦うとは、なかなかやるのです。褒めてあげるのです」
「……あ、やっぱりこれで、どらごんないとになってるんだ。ああ、うん。なんていうか……俺、必要?」
浮かんだ疑問を口にしたカイルに、ナナは「もちろんなのです!」と頭上で頷いた。
「どらごんを助けるないとだから、どらごんないとなのです。こうすることによって、高いところから火が吐けるのです!」
「なるほどね。ナナが巨大化して、その上に俺が乗って戦うとかじゃないんだな?」
「どらごんにそんな不可思議な力はないのです。カイルはどらごんを一体何だと思ってるのです?」
不思議生物と即答しそうになって、慌ててカイルは口を閉じる。言葉にしたら、またナナに怒られるのは確実だった。
エルローの側近はもとより、周囲を取り囲む衛兵たちもカイルやサレッタを上回る実力を持つ。強行突破は不可能だった。
いちかばちかで突撃するしかないとわかっていても、さすがに躊躇われる。だが、このまま黙っていても結局は捕まる。
「仕方ない。俺が突っ込んでなんとか隙を作る。サレッタはナナを連れてそこを突破しろ」
「カイルひとりじゃ無理よ。それに、置いていくなんてできるわけないでしょ!」
「他に方法はないんだ。皆で捕まるより、ひとりでも多く逃げられた方がいいに決まってるだろ」
それはそうだけど……と言いつつも、サレッタは不服そうだ。理解はしていても、納得ができていないのだろう。
「悪いが、のんびりと納得させてる時間はない。このままじゃ、ナナにまで辛い思いをさせてしまうんだぞ」
ナナという単語が出たことで、ようやくサレッタも覚悟を決めたみたいだった。
「わかった。でも、必ず助けにくるからね」
「期待して待つとするさ」
数秒ほど見つめ合ったあと、軽く笑ってカイルは腰元のロングソードを抜こうとした。
方針が決まったと思ったところで、唐突にナナが声を上げた。
「待つのです」
「待てって、何をだよ?」
「諦めるのは早いのです。今回だけ特別に、カイルをどらごんないとに任命するのです!」
「ドラゴンナイト?」
「違うのです! どらごんないとなのです! 間違えては駄目なのです!」
やっぱり違いがわからない。こんな時だというのに苦笑しつつ、カイルはナナをじっと見る。顔は真剣そのもので、ふざけている感じはない。
自分自身をドラゴンだと言い、火も吐ける不思議な着ぐるみ少女。そんなナナの言葉だけに、信じてみようかなんて気にもなる。
「わかったよ。それじゃ、ドラゴンナイトとやらにならせてくれ。このピンチから逃れられるのならな!」
「ドラゴンナイトじゃないのです。どらごんないとなのです!」
「いや、そこまで強くこだわらなくていいんじゃないか?」
困惑するカイルに「駄目よ」と言ってきたのは、側で様子を見ていたサレッタだった。
「人によって何が大事なのかは違う。ナナちゃんにとっては重要な問題なのよ!」
「そ、そうなのか。けど、俺には違いがわからないぞ。どうすればいいんだ」
「練習すればいいのよ。いい? どらごん、よ。さあ、言ってみて」
「ドラゴン」
「違う! どらごんよ!」
「どら……ゴン?」
「惜しい! もう一声!」
カイルは真面目に練習しているのだが、周囲にはそう見えなかったようである。
不愉快そうにしたエルローが怒鳴る。「何をしてるんだ!」
「何をって、練習に決まってるでしょ。茹蛸は黙ってて!」
「な……!? ぐうう……もういいっ! さっさと奴らを捕らえろ!」
エルローの命令を受けた連中が一斉に動き出す。
鬼気迫る表情で向かってくる連中が見えていないかのように、サレッタはなおもカイルにレッスンを続ける。
「どらごんよ、どらごん。カイルならできるわ!」
「ええと……どら、ごん?」
「そう! それよ!」
大喜びするサレッタに、満足そうに頷くナナ。
カイルたちを捕らえようとする敵はすぐそこまで迫っているのに、どうしてそんなに悠長にしていられるのかがわからない。
「これでいいんだな。だったら、ナナ! 俺をどらごんないとにしてくれ!」
「わかったのです! どらごんの力を得たないとに、今、カイルはなるのです!」
両目をギラリと光らせたナナが跳躍する。
その姿を目撃して、間近まで迫っていたエルローの私兵や衛兵の動きが一時的に停止する。
「あ、あれは――!」
衛兵のひとりが驚きの声を上げ、見開いた目で凝視する。差した指とともに、信じられないものを目にしたかのように声が震える。
「こ、これが……どらごんないと……なの?」
サレッタが声を擦れさせる。想定していなかったと言わんばかりの態度で見つめる先はもちろん、どらごんないとになったカイルだ。
「……なあ、ナナ」
「どうしたのです?」
「これが……どらごんないとなのか?」
「もちろんなのです。これでカイルは最強になったのです!」
自信満々なナナの声が、カイルのすぐ後方で聞こえる。
どう反応すればいいのかわからない中、先ほどの衛兵が真顔に戻っていく。
「あれって……肩車してるだけだよな?」
衛兵の言葉に、仲間たちが続々と頷く。
まさしくその通りだった。どらごんないとにすると宣言したナナは、カイルの背中へ飛びつくなり、よいしょよいしょと登って、自ら肩車ポジションに到達したのである。
「伝承にあるドラゴンナイトってさ……確か、ドラゴンの背に騎士が乗ってたよな?」
「ああ。子供の頃、憧れたものだ。間違っても、ドラゴンが人間の背に乗る感じではなかったな」
衛兵たちの会話が聞こえてくるたび、カイルは頭を抱えたくなった。その頭の上にはナナがいるのだが。
「わかったぞ。どらごんないとってのは、どらごんが人間の頭に乗ることを言うんだ!」
「何だって!? ……で、一体どんな攻撃をしてくるんだ?」
「さあ」
そう言った衛兵と一緒になって、カイルも肩を竦めたかった。
同時に、どうして自分以外の人間は簡単にドラゴンとどらごんを言い分けられるのかも気になった。
「く……油断するなよ。炎の威力だけなら、かなり強烈だ。私の屋敷を燃やしたほどだからな」
いつになく真剣な表情でどらごんないと――つまりはカイルと肩車をされているナナをエルローが見る。
そのエルローの屋敷は、現場に到着した魔法を使える衛兵が水の魔法を使って鎮火済みだった。
幸いにして死者は出ていないみたいだが、吐く火の量を自在に調整できるというナナだけに、狙ってやったのかもしれない。
「お披露目の時間は終わったのです。愚かな人間どもに、どらごんないとの力を見せてやるのです!」
「全員、気をつけろ。先ほどとは比べものにならない攻撃がくるぞ!」
エルローの叫び声に反応して、手下や衛兵が一斉に防御の構えをとる。
「え? え? お、俺はどうすればいいんだよ」
これで本当にどらごんないとになったのかもわからず、慌てふためくカイルの首筋が急にチリチリした。
何だと思って肩車をしているナナの様子を確認すると、カイルの頭の上で炎を吐いている最中だった。
カイルが動いたことで狙いがズレたのか、一旦火を出すのをやめた口から、今度は言葉を吐き出した。
「危ないのです。どらごんないとは、勝手に動いたら駄目なのです!」
注意されたカイルが顔の位置を戻すと、満足したようにナナは再び火を吐き始めた。
呆然と立つカイルの前方では、構えた盾で身を守りながら、やはりどこか呆然としている衛兵がいた。
「……さっきまでと同じ攻撃だな」
「ああ。肩車されたどらごんが、火を吐いているだけだ。あれのどこが、どらごんないとなんだ?」
そんなことは自分が聞きたい。衛兵たちの会話に、カイルはそう言って割り込みたかった。
けれど勝手に動けば、頭上のナナに叱られる。カイルは黙って、ひたすら立ち続ける。
「いいわ、カイル。なんだか、とっても可愛いわ!」
場違いなほど瞳を輝かせ、サムズアップしてくるサレッタの無視と放置をひとまず決定する。
何がどうなって、この状態をどらごんないとと呼ぶのか。当のカイルさえ疑問に思う中、懸命に火を吐き続けたナナが軽く休憩する。
「どらごんないとと互角に戦うとは、なかなかやるのです。褒めてあげるのです」
「……あ、やっぱりこれで、どらごんないとになってるんだ。ああ、うん。なんていうか……俺、必要?」
浮かんだ疑問を口にしたカイルに、ナナは「もちろんなのです!」と頭上で頷いた。
「どらごんを助けるないとだから、どらごんないとなのです。こうすることによって、高いところから火が吐けるのです!」
「なるほどね。ナナが巨大化して、その上に俺が乗って戦うとかじゃないんだな?」
「どらごんにそんな不可思議な力はないのです。カイルはどらごんを一体何だと思ってるのです?」
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