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第7話 困ったことに事実なんです
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わけもわからないまま、カケルとアーシャが案内されたのは白を基調とした豪奢な王城だった。
外装も内装も絵本から飛び出してきたかのように美しく、一度だけ行ったことのある某有名ランドの城を連想させる。
そのうちの一室。敷かれた赤絨毯の先に、貝殻が開いたようなデザインの椅子に座る一人の少女がいる。
新雪のような肌と高級糸みたいに美しい金髪。澄んだ海のように瞳は青く、さながら生きる芸術品だ。
「よく来たな。わらわはこの国の王女、リアレーヌ・エル・クエスファーラである」
絹糸の白きドレスを揺らし、王女が優雅に微笑む。自信と気品に満ち溢れた様は、幼かろうとも王族なのだと実感させる。
「恐れ多くも王女殿下にご挨拶させていただきますは、王国にて商売を営ませていただいております、アルメイシャ・ビアナランカと申します。こちらにおりますは、作家のカケルでございます」
侍女のセベカが王女へ訪問を伝えている際、挨拶はアーシャが担当すると決めていた。
(アーシャって愛称だったんだな)
驚きを顔に出さないようにするので精一杯のカケルに、王女は近くに寄れと言う。
「我が国ではあまり見ぬ顔立ちだな。ロスレミリアの出身であるか?」
「ええと……信じてもらえないでしょうが、別の大陸といいますか……遠い国の出身なのです。日本という名前を聞いたことはありませんか?」
王族なら一般人よりも世界の知識を持っているだろうと聞いてみたが、結果は怪訝そうな顔を左右に振られて終わった。
「わらわをたばかっているわけではないのか」
「困ったことに事実なんです。誰も知らないので、お世話になった村からは夢想家呼ばわりされていましたが」
「フフ。確かにそう思えるな。お主が書いたという小説もそうだ。よくも、あれほど奇抜な内容を考えつけるものだ」
「考えたというより、自分の国の歴史を面白おかしく書いただけなんですけどね」
「ほう。あれが現実だというか。だが鉄砲なるものは確かに面白い着想ではあった。見る者が見れば、実現できぬかと本気で考えるであろうな」
王女の一言で、自分の書いた小説の内容がこの世界にとって危ういものだと気付き、カケルはにわかに顔を青くする。
「心配には及ばぬ。あのような小説の武器を製造しようなどと考える物好きはそうおるまい。わらわは軍事には興味ないしな」
くつくつと笑う王女。一応は慰められたのだと知り、カケルは小さく頭を下げた。
「あ、そうだ。王女様にお願いがあるのですが」
「ちょっ! 王女殿下に対して気安すぎでしょ! 侍女の忠告を忘れたの!?」
「構わぬ。呼びたてたのはこちらであるしな。申してみよ」
カケルが事情を説明してロスレミリアへの許可証を求めると、王女はふむと腕を組んだ。
「よかろうと言いたいが、かの国で狼藉を働かれれば王国の名が傷つく。おいそれとは発行できぬのだ」
「ですよね……」
肩を落とすカケルだったが、話はここで終わらなかった。
「だがそれ相応のものと引き換えならば、わらわも考えぬことはない」
「……俺に何をさせるつもりですか?」
「怯えずともよい。実はわらわは最近、民草の嗜好を理解しようと、王都のあらゆる流行を追いかけておる。そのうちの一つが小説であり、本意ではないのだが読んでいる」
「はあ」
思わずカケルは生返事をしてしまう。
侍女に毎日新刊がないか確認させていたことといい、どう考えても本意だとしか思えないが、指摘するとややこしい事態になりそうなので黙っておく。
「なれど、せっかくであればわらわも楽しみたい。そこで、お主に新しい小説を書いてもらいたいのだ。満足する出来であれば、許可証を出してやろう」
どうだとばかりに提案されるが、カケルは即答できなかった。
「アタシは良い取引だと思うわよ。商人だって王国お抱えでない限りは、越境許可証なんてそうそう手に入らないもの」
「そうなのか……けど、本当に貰えるのか?」
カケルが懸念を口にすると、王女ではなく侍女が目を細めた。
「カケル殿は、王女殿下がわざと合格判定をしないとおっしゃるのでありますか?」
「よい。カケルの立場からすれば当然の確認であろう。安心するがよい。クエスファーラの名において、公正な判定を約束しよう」
「……名前で約束するって、どのくらい重いんだ?」
隣のアーシャに小声で聞いたつもりが、リアレーヌたちにも聞こえていたらしく、ドヤ顔だった王女は盛大に椅子から転げ落ちそうになっていた。
「王族が国の名前を出したのよ!? 単なる口約束じゃないことくらいわかるでしょうが!」
大慌てのアーシャ。殺気を漲らせるセベカ。そして苦笑中のリアレーヌ。
「そうした反応を見ると、お主が異国の出身であるということの信憑性が増すな」
「す、すみません」
「気にする必要はない。しかし、そうなってはわらわを信じろとしか言えぬな」
「……わかりました。どちらにしても次回作は書くつもりでしたし、それを王女様に献上すればいいんですよね?」
カケルの確認に、不本意だ何だと言っていたはずの王女が瞳を輝かせた。
「うむ! いつ書き上がるのだ。明日か、明後日か!」
「い、いや、そんなに早くは……一週間程度はかかるかと……」
「殿下がお望みであります。今日中には献上するであります」
侍女のセベカが、真顔でとんでもないことを言い出した。
「無理だって! なんか王族らしいけど!」
反射的に叫んだカケルの脇腹を、焦ったアーシャが肘打ちする。
蹲って悶絶する姿に、王女が弾けたように笑う。
「久しぶりに大笑いさせてもらったぞ。他の者がそばにいると、こうはいかぬのでな」
なんとか一週間後の完成に納得してもらって部屋を出ると、強い疲労感に襲われた。どうやら想定以上に緊張していたようである。
「おや、王女殿下のお客様ですかな」
宿へ帰ろうとして、横から声をかけられた。
誰だと首を傾げようとしたカケルの頭が、アーシャの手で下げられる。
「これは宰相閣下、お会いできて光栄でございます。私はしがない商人の身でありながら、恐れ多くも王女殿下との拝謁を許された、アルメイシャ・ビアナランカと申します。隣におりますのは、先日王都に入ったばかりの作家、カケルでございます」
「その名前は聞いていますよ。ずいぶんと痛快な小説を書いていましたね。私はアズバル。この国の宰相をしている者です」
アーシャなど目に入らないとばかりに、顔を上げさせたカケルを正面から見据える。
人の好さそうな中年男性にしか見えないが、アーシャの緊張ぶりから間違いの許されない相手だというのがわかる。
「お会いできて光栄です。何分、クエスファーラは初めてでして、至らないところも多いとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします」
「クエスファーラはおおらかな国です。気兼ねせず、存分にゆっくりしていってください。期待しておりますよ」
唐突に得体の知れないおぞましさを覚え、カケルの全身に鳥肌が立つ。今すぐ逃げ出したい衝動に駆られながらも、なんとか愛想笑いを返す。
そこに静かな声がふわりと届けられた。
「こちらにいたのですか、アズバル」
振り返った宰相が頭を下げる。
「これは王妃様、私をお探しでしたか」
「ええ、今後の打ち合わせを……あら、そちらはどなたかしら」
王妃と呼ばれた女性は、リアレーヌを成長させた姿といっても違和感がないほど美しかった。
流麗な金髪も陶器のような白い肌も、彼女から受け継いだのが一目でわかる。
「彼は小説家のカケル殿です。隣にいるのは旧貴族のビアナランカ嬢ですよ」
アーシャがビクンと震えた。見下すような宰相の目に人の好さなど感じられず、カケルは疑問を口にする余裕もない。
「あ、あの、は、はじめまして」
失礼にならないように頭を下げると、王妃は満面の笑みを浮かべた。
「私はこの国の王妃シャーレ・ミソラ・クエスファーラです」
「先ほど、宰相閣下に紹介していただきましたとおり、私はカケルと申します」
形式的なやりとりを経て、王妃は宰相ともどもカケルの前から立ち去った。
「宰相閣下と王妃様は懇意にしてるのではないかと王都で噂になってるけど、あながちでたらめではなさそうね」
「愛人……ってことか?」
「直接的な言動は避けなさい。どこで誰が見てるかわからないのよ。不作法が露見したら、王女殿下にご迷惑がかかってしまうわ」
「どうしてそこで王女様が出てくるんだよ」
「アンタと最初に面会した王族が王女殿下だからよ。目ざとい貴族連中は、すぐにでも後ろ盾になってる王族に報告するわ。だからさっさと城を出たかったんだけど、まさか宰相閣下に遭遇するとはね」
忌々しげに爪を噛むアーシャ。そこで思い出したようにカケルは問う。
「ところで旧貴族って何だ? 言いたくないなら、無理に答えなくていいけど」
「……旧貴族ってのは肩書だけの貴族のことよ」
それ以外は答える気がないと、アーシャが背を向ける。
疑問が解決したわけではなかったが、相手の機嫌を損ねないためにも、カケルは黙るしかなかった。
外装も内装も絵本から飛び出してきたかのように美しく、一度だけ行ったことのある某有名ランドの城を連想させる。
そのうちの一室。敷かれた赤絨毯の先に、貝殻が開いたようなデザインの椅子に座る一人の少女がいる。
新雪のような肌と高級糸みたいに美しい金髪。澄んだ海のように瞳は青く、さながら生きる芸術品だ。
「よく来たな。わらわはこの国の王女、リアレーヌ・エル・クエスファーラである」
絹糸の白きドレスを揺らし、王女が優雅に微笑む。自信と気品に満ち溢れた様は、幼かろうとも王族なのだと実感させる。
「恐れ多くも王女殿下にご挨拶させていただきますは、王国にて商売を営ませていただいております、アルメイシャ・ビアナランカと申します。こちらにおりますは、作家のカケルでございます」
侍女のセベカが王女へ訪問を伝えている際、挨拶はアーシャが担当すると決めていた。
(アーシャって愛称だったんだな)
驚きを顔に出さないようにするので精一杯のカケルに、王女は近くに寄れと言う。
「我が国ではあまり見ぬ顔立ちだな。ロスレミリアの出身であるか?」
「ええと……信じてもらえないでしょうが、別の大陸といいますか……遠い国の出身なのです。日本という名前を聞いたことはありませんか?」
王族なら一般人よりも世界の知識を持っているだろうと聞いてみたが、結果は怪訝そうな顔を左右に振られて終わった。
「わらわをたばかっているわけではないのか」
「困ったことに事実なんです。誰も知らないので、お世話になった村からは夢想家呼ばわりされていましたが」
「フフ。確かにそう思えるな。お主が書いたという小説もそうだ。よくも、あれほど奇抜な内容を考えつけるものだ」
「考えたというより、自分の国の歴史を面白おかしく書いただけなんですけどね」
「ほう。あれが現実だというか。だが鉄砲なるものは確かに面白い着想ではあった。見る者が見れば、実現できぬかと本気で考えるであろうな」
王女の一言で、自分の書いた小説の内容がこの世界にとって危ういものだと気付き、カケルはにわかに顔を青くする。
「心配には及ばぬ。あのような小説の武器を製造しようなどと考える物好きはそうおるまい。わらわは軍事には興味ないしな」
くつくつと笑う王女。一応は慰められたのだと知り、カケルは小さく頭を下げた。
「あ、そうだ。王女様にお願いがあるのですが」
「ちょっ! 王女殿下に対して気安すぎでしょ! 侍女の忠告を忘れたの!?」
「構わぬ。呼びたてたのはこちらであるしな。申してみよ」
カケルが事情を説明してロスレミリアへの許可証を求めると、王女はふむと腕を組んだ。
「よかろうと言いたいが、かの国で狼藉を働かれれば王国の名が傷つく。おいそれとは発行できぬのだ」
「ですよね……」
肩を落とすカケルだったが、話はここで終わらなかった。
「だがそれ相応のものと引き換えならば、わらわも考えぬことはない」
「……俺に何をさせるつもりですか?」
「怯えずともよい。実はわらわは最近、民草の嗜好を理解しようと、王都のあらゆる流行を追いかけておる。そのうちの一つが小説であり、本意ではないのだが読んでいる」
「はあ」
思わずカケルは生返事をしてしまう。
侍女に毎日新刊がないか確認させていたことといい、どう考えても本意だとしか思えないが、指摘するとややこしい事態になりそうなので黙っておく。
「なれど、せっかくであればわらわも楽しみたい。そこで、お主に新しい小説を書いてもらいたいのだ。満足する出来であれば、許可証を出してやろう」
どうだとばかりに提案されるが、カケルは即答できなかった。
「アタシは良い取引だと思うわよ。商人だって王国お抱えでない限りは、越境許可証なんてそうそう手に入らないもの」
「そうなのか……けど、本当に貰えるのか?」
カケルが懸念を口にすると、王女ではなく侍女が目を細めた。
「カケル殿は、王女殿下がわざと合格判定をしないとおっしゃるのでありますか?」
「よい。カケルの立場からすれば当然の確認であろう。安心するがよい。クエスファーラの名において、公正な判定を約束しよう」
「……名前で約束するって、どのくらい重いんだ?」
隣のアーシャに小声で聞いたつもりが、リアレーヌたちにも聞こえていたらしく、ドヤ顔だった王女は盛大に椅子から転げ落ちそうになっていた。
「王族が国の名前を出したのよ!? 単なる口約束じゃないことくらいわかるでしょうが!」
大慌てのアーシャ。殺気を漲らせるセベカ。そして苦笑中のリアレーヌ。
「そうした反応を見ると、お主が異国の出身であるということの信憑性が増すな」
「す、すみません」
「気にする必要はない。しかし、そうなってはわらわを信じろとしか言えぬな」
「……わかりました。どちらにしても次回作は書くつもりでしたし、それを王女様に献上すればいいんですよね?」
カケルの確認に、不本意だ何だと言っていたはずの王女が瞳を輝かせた。
「うむ! いつ書き上がるのだ。明日か、明後日か!」
「い、いや、そんなに早くは……一週間程度はかかるかと……」
「殿下がお望みであります。今日中には献上するであります」
侍女のセベカが、真顔でとんでもないことを言い出した。
「無理だって! なんか王族らしいけど!」
反射的に叫んだカケルの脇腹を、焦ったアーシャが肘打ちする。
蹲って悶絶する姿に、王女が弾けたように笑う。
「久しぶりに大笑いさせてもらったぞ。他の者がそばにいると、こうはいかぬのでな」
なんとか一週間後の完成に納得してもらって部屋を出ると、強い疲労感に襲われた。どうやら想定以上に緊張していたようである。
「おや、王女殿下のお客様ですかな」
宿へ帰ろうとして、横から声をかけられた。
誰だと首を傾げようとしたカケルの頭が、アーシャの手で下げられる。
「これは宰相閣下、お会いできて光栄でございます。私はしがない商人の身でありながら、恐れ多くも王女殿下との拝謁を許された、アルメイシャ・ビアナランカと申します。隣におりますのは、先日王都に入ったばかりの作家、カケルでございます」
「その名前は聞いていますよ。ずいぶんと痛快な小説を書いていましたね。私はアズバル。この国の宰相をしている者です」
アーシャなど目に入らないとばかりに、顔を上げさせたカケルを正面から見据える。
人の好さそうな中年男性にしか見えないが、アーシャの緊張ぶりから間違いの許されない相手だというのがわかる。
「お会いできて光栄です。何分、クエスファーラは初めてでして、至らないところも多いとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします」
「クエスファーラはおおらかな国です。気兼ねせず、存分にゆっくりしていってください。期待しておりますよ」
唐突に得体の知れないおぞましさを覚え、カケルの全身に鳥肌が立つ。今すぐ逃げ出したい衝動に駆られながらも、なんとか愛想笑いを返す。
そこに静かな声がふわりと届けられた。
「こちらにいたのですか、アズバル」
振り返った宰相が頭を下げる。
「これは王妃様、私をお探しでしたか」
「ええ、今後の打ち合わせを……あら、そちらはどなたかしら」
王妃と呼ばれた女性は、リアレーヌを成長させた姿といっても違和感がないほど美しかった。
流麗な金髪も陶器のような白い肌も、彼女から受け継いだのが一目でわかる。
「彼は小説家のカケル殿です。隣にいるのは旧貴族のビアナランカ嬢ですよ」
アーシャがビクンと震えた。見下すような宰相の目に人の好さなど感じられず、カケルは疑問を口にする余裕もない。
「あ、あの、は、はじめまして」
失礼にならないように頭を下げると、王妃は満面の笑みを浮かべた。
「私はこの国の王妃シャーレ・ミソラ・クエスファーラです」
「先ほど、宰相閣下に紹介していただきましたとおり、私はカケルと申します」
形式的なやりとりを経て、王妃は宰相ともどもカケルの前から立ち去った。
「宰相閣下と王妃様は懇意にしてるのではないかと王都で噂になってるけど、あながちでたらめではなさそうね」
「愛人……ってことか?」
「直接的な言動は避けなさい。どこで誰が見てるかわからないのよ。不作法が露見したら、王女殿下にご迷惑がかかってしまうわ」
「どうしてそこで王女様が出てくるんだよ」
「アンタと最初に面会した王族が王女殿下だからよ。目ざとい貴族連中は、すぐにでも後ろ盾になってる王族に報告するわ。だからさっさと城を出たかったんだけど、まさか宰相閣下に遭遇するとはね」
忌々しげに爪を噛むアーシャ。そこで思い出したようにカケルは問う。
「ところで旧貴族って何だ? 言いたくないなら、無理に答えなくていいけど」
「……旧貴族ってのは肩書だけの貴族のことよ」
それ以外は答える気がないと、アーシャが背を向ける。
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