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五十話〜身勝手な想望〜
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ローエンシュタイン帝国ーー
エヴェリーナがいなくなってから、後一、二ヶ月で一年が経とうとしている。
ジュリアスは彼女の帰りを待ち続けているが、一向に帰ってくる気配はない。
たまに会いにくる兄のオースティンに訊ねても「捜索中だ」としか言われない。
しかも最近は、社交の場に出る為に礼儀作法などを勉強しなくてはならず毎日が苦痛だ。
「嫌だ、こんなの食べたくない」
「ジュリアス様、ですがこちら作り直すのはこれで五回目です。これ以上は……」
テーブルに出されたアップルパイに手をつける事なく皿ごと床に払った。
食堂に皿の割れる音が響く。
周りに控えている使用人達は無言のまま俯いていた。
「僕が嫌だって言ったら嫌なんだ! リナが作ったアップルパイが食べたい! リナが淹れたお茶が飲みたい! リナに本読んで貰って、リナに頭を撫でて貰いながら寝たい! リナに会いたい! リナを連れて来て!」
侍女のグレッタも執事のフロイドも他の使用人達も困った顔をするばかりで全く役に立たない。
エヴェリーナがいた時は、ジュリアスがこうしたいああしたいと言えば直ぐに叶えてくれた。
ジュリアスの好みを誰よりも分かっていて、食べたい物、欲しい物、どんなお願い事も何でも聞いてくれる。優しく名前を呼んで微笑んでいつも側にいてくれた。それなのにーー
「どうしてリナは帰ってこないの⁉︎」
エヴェリーナがいなくなってから二ヶ月くらいは平気だった。それはいつもみたいに領地へ行っているのだと思っていたからだ。
だがオースティンが城に帰還してエヴェリーナがいなくなった事を説明したら、酷く動揺して取り乱した。
何故ならエヴェリーナは領地などに行っているのではなく宮殿を出て行ったからだ。
その時、いつも優しい兄から初めて怒られた。
その事に驚いたが、そんな事より兄からエヴェリーナを連れ戻してもジュリアスの元へは返さないと言われた事に驚いてショックだった。
(リナは僕のリナなのに、どうして兄上は僕からリナを取り上げようとするの?)
確かにエヴェリーナとは離縁してメリンダと結婚しようとしたが、それはメリンダが結婚しないと友人をやめると言ったからで仕方がなかった。
メリンダはジュリアスにとって、生まれて初めて出来た友人なので失いたくないと思ったのだ。
それにきっとエヴェリーナなら快諾してくれると思った。
夫婦ではなくなるが、肩書きが変わるだけでこれからも何も変わらないと信じていた。
何故なら昔エヴェリーナとずっと一緒にいると約束をしたから。
だが実際は彼女はいなくなってしまった。
(僕がメリンダと仲良くしていたから、リナはやきもちを焼いたのかな。兄上も、結婚しているのに他の女の子と仲良くするのはダメだって言ってたし……)
「そうだ! リナが帰ってきたら、メリンダとは結婚もしないし友達もやめたって言えるように、メリンダにお別れを言いに行こう!」
名案だ。エヴェリーナが帰ってきてそれを伝えれば安心もするし喜んでくれるに違いない。そうなれば、オースティンもジュリアスからエヴェリーナを取り上げるなど言わないだろう。
「ジュリアス様、皇太子殿下から宮殿からは出ないようにと仰せつかっております」
だが学院に行こうとするとグレッタに引き止められた。
実はオースティンが帰還してから、外出を禁止されている。なので学院にも行っていない。
もし外出するならば、兄の許可が必要だ。だがーー
「ちょっとくらい、大丈夫だよ。グレッタやフロイド達が黙っててくれたらいいだけだし」
「しかし、ジュリアス様……」
「五月蝿いな。それより早く馬車を用意してよ」
昔みたいに身体が弱くてベッドから起きれない訳じゃないのに、どうして外出しちゃいけないのかが分からない。
ジュリアスは不満気にしながら馬車に乗り込むと学院へと向かった。
学院に着くと時間はお昼を過ぎており、丁度昼休みだった。
廊下を歩いていると視線を感じる。
生徒達は遠巻きにしてジュリアスを見ては何やらひそひそと話し、たまに笑い声も聞こえてきた。
「っ……」
学院に通い始めた頃と変わらない。
友人が欲しくて話し掛けても皆離れていく。
なのに、遠巻きにしてジュリアスを見ては笑う。
苛々するが、どうしていいのか分からない。
(僕のなにがダメなんだよ)
そんな中、メリンダだけはジュリアスを受け入れて友人になってくれた。
だがそれも今日で終わりにする。
(いいんだ、僕はリナがいてくれたらそれでいいんだ。友達なんかいらない)
「メリンダ、いないな。教室にもいなかったし……」
あれから昼休みの間、メリンダを探し回ったが結局見つからずにいた。
だが諦められないジュリアスは、他の生徒達が午後の授業を受けている間も探し回った。
途中教師と出会したが、挨拶をされただけで注意はされなかった。
「もしかして、メリンダ休みなのかな」
空き教室、中庭に裏庭、図書室など探し回りふとそんな風に思った。
早く縁を切ってスッキリしたいのに最悪だ。
「ジュリアス様」
渡り廊下で立ち尽くしていると、不意に後ろから声を掛けられ振り返った。するとそこにはメリンダがいた。
「メリンダ!」
「お久しぶりです、ジュリアス様。ずっと会えなくて寂しかったです」
「兄上から外出禁止されてて、学院にも来れなくて……」
「そうだったんですね、それは大変でしたね。皇太子殿下、酷いです」
「本当だよ。それに礼儀作法とか色々と勉強するように言われててさ……じゃなくて」
一瞬目的を忘れかけたが、我に返ったジュリアスはメリンダを真っ直ぐに見つめる。
「実は僕、メリンダに話が合って宮殿を抜け出して来たんだ」
「それってもしかして、私と結婚して下さるというお話ですか?」
「そうじゃなくて、僕、やっぱりメリンダとは結婚出来ない。だからメリンダと友達もやめる」
「そんなっ、私の何がダメでしたか?」
瞬間ショックを受けた様子のメリンダは、瞳を潤ませた。
「リナがいなくなっちゃったんだ。だからリナに帰ってきて欲しくて……。多分リナは、メリンダと結婚するって言ったからやきもち焼いたんだと思う。メリンダと友達をやめれば、きっと帰ってきてくれる」
「……じゃあ、エヴェリーナ様とは離縁はなさらないんですか?」
「うん、リナとは離縁しない、したくない。今、兄上がリナを探してくれているから、僕は帰って来るのを待っている」
不意に瞳を伏せ俯いたメリンダは身体を小さく震わせた。
「エヴェリーナ様は酷い方ですね。こんなにお優しいジュリアス様を悲しませるなんて。私ならそんな事はしません。ずっとジュリアス様のお側にいます。ジュリアス様を置いて出て行かれたエヴェリーナ様なんて忘れて、私と結婚して下さい……」
「メリンダ……」
「ジュリアス様……」
顔を上げた彼女の瞳からは涙がこぼれ落ちた。
その姿に可哀想になってしまう。だがーー
「僕はリナがいないと生きていけない。だからメリンダとはさよならする」
「っーー」
メリンダの顔が怒りに歪んだように見えたが、次の瞬間にはやはり悲しみの表情を浮かべていた。恐らく気のせいだろう。
「分かりました。悲しいですが、仕方がありませんね。では、これだけ受け取ってくれませんか?」
ポケットから小さな包を出すとそれをジュリアスへと差し出した。
「私がジュリアス様の為に作りました。餞別代わりに貰って下さい。あとーー」
嬉々として受け取ると、メリンダはにっこりと笑った。
「では、ジュリアス様、さようなら……」
ジュリアスはメリンダと別れ、馬車に乗り込んだ。
「良かった。これでリナが帰ってきたら、また元に戻れるよね」
安心したらお腹が空いてきた。
結局、朝も昼も食べていない。
「そうだ、さっきメリンダから貰ったクッキー食べよう。今は一人だしいいよね」
実はメリンダからーー
『後、実はこれ特別なクッキーなんです』
『特別?』
『はい。願い事が叶うクッキーです。でも願いを叶える為には必ず一人でいる時に食べて下さい』
そんな風に言われた。
「リナが早く帰ってきますように」
包を開き一枚クッキーを摘むと口の中に入れる。
「なんか、変な味かも。でも食べ切らないと願い事が叶わなくなるかも知れないし」
その後、どうにか三枚ほど食べ切った。
手持ち無沙汰となり、それから暫く窓の外を眺めていたがーー
「ガハッ‼︎……ゔ、なに……苦しっ、はぁっはぁ……」
ジュリアスは、椅子から滑り落ちる。
踠くが身体に力が入らず、息が苦しくて声が上手く出ない。
段々と視界がボヤけていった。
「はぁっ、ゔぅ……たす、け……りーー」
ジュリアスの意識はそこで途絶えた。
エヴェリーナがいなくなってから、後一、二ヶ月で一年が経とうとしている。
ジュリアスは彼女の帰りを待ち続けているが、一向に帰ってくる気配はない。
たまに会いにくる兄のオースティンに訊ねても「捜索中だ」としか言われない。
しかも最近は、社交の場に出る為に礼儀作法などを勉強しなくてはならず毎日が苦痛だ。
「嫌だ、こんなの食べたくない」
「ジュリアス様、ですがこちら作り直すのはこれで五回目です。これ以上は……」
テーブルに出されたアップルパイに手をつける事なく皿ごと床に払った。
食堂に皿の割れる音が響く。
周りに控えている使用人達は無言のまま俯いていた。
「僕が嫌だって言ったら嫌なんだ! リナが作ったアップルパイが食べたい! リナが淹れたお茶が飲みたい! リナに本読んで貰って、リナに頭を撫でて貰いながら寝たい! リナに会いたい! リナを連れて来て!」
侍女のグレッタも執事のフロイドも他の使用人達も困った顔をするばかりで全く役に立たない。
エヴェリーナがいた時は、ジュリアスがこうしたいああしたいと言えば直ぐに叶えてくれた。
ジュリアスの好みを誰よりも分かっていて、食べたい物、欲しい物、どんなお願い事も何でも聞いてくれる。優しく名前を呼んで微笑んでいつも側にいてくれた。それなのにーー
「どうしてリナは帰ってこないの⁉︎」
エヴェリーナがいなくなってから二ヶ月くらいは平気だった。それはいつもみたいに領地へ行っているのだと思っていたからだ。
だがオースティンが城に帰還してエヴェリーナがいなくなった事を説明したら、酷く動揺して取り乱した。
何故ならエヴェリーナは領地などに行っているのではなく宮殿を出て行ったからだ。
その時、いつも優しい兄から初めて怒られた。
その事に驚いたが、そんな事より兄からエヴェリーナを連れ戻してもジュリアスの元へは返さないと言われた事に驚いてショックだった。
(リナは僕のリナなのに、どうして兄上は僕からリナを取り上げようとするの?)
確かにエヴェリーナとは離縁してメリンダと結婚しようとしたが、それはメリンダが結婚しないと友人をやめると言ったからで仕方がなかった。
メリンダはジュリアスにとって、生まれて初めて出来た友人なので失いたくないと思ったのだ。
それにきっとエヴェリーナなら快諾してくれると思った。
夫婦ではなくなるが、肩書きが変わるだけでこれからも何も変わらないと信じていた。
何故なら昔エヴェリーナとずっと一緒にいると約束をしたから。
だが実際は彼女はいなくなってしまった。
(僕がメリンダと仲良くしていたから、リナはやきもちを焼いたのかな。兄上も、結婚しているのに他の女の子と仲良くするのはダメだって言ってたし……)
「そうだ! リナが帰ってきたら、メリンダとは結婚もしないし友達もやめたって言えるように、メリンダにお別れを言いに行こう!」
名案だ。エヴェリーナが帰ってきてそれを伝えれば安心もするし喜んでくれるに違いない。そうなれば、オースティンもジュリアスからエヴェリーナを取り上げるなど言わないだろう。
「ジュリアス様、皇太子殿下から宮殿からは出ないようにと仰せつかっております」
だが学院に行こうとするとグレッタに引き止められた。
実はオースティンが帰還してから、外出を禁止されている。なので学院にも行っていない。
もし外出するならば、兄の許可が必要だ。だがーー
「ちょっとくらい、大丈夫だよ。グレッタやフロイド達が黙っててくれたらいいだけだし」
「しかし、ジュリアス様……」
「五月蝿いな。それより早く馬車を用意してよ」
昔みたいに身体が弱くてベッドから起きれない訳じゃないのに、どうして外出しちゃいけないのかが分からない。
ジュリアスは不満気にしながら馬車に乗り込むと学院へと向かった。
学院に着くと時間はお昼を過ぎており、丁度昼休みだった。
廊下を歩いていると視線を感じる。
生徒達は遠巻きにしてジュリアスを見ては何やらひそひそと話し、たまに笑い声も聞こえてきた。
「っ……」
学院に通い始めた頃と変わらない。
友人が欲しくて話し掛けても皆離れていく。
なのに、遠巻きにしてジュリアスを見ては笑う。
苛々するが、どうしていいのか分からない。
(僕のなにがダメなんだよ)
そんな中、メリンダだけはジュリアスを受け入れて友人になってくれた。
だがそれも今日で終わりにする。
(いいんだ、僕はリナがいてくれたらそれでいいんだ。友達なんかいらない)
「メリンダ、いないな。教室にもいなかったし……」
あれから昼休みの間、メリンダを探し回ったが結局見つからずにいた。
だが諦められないジュリアスは、他の生徒達が午後の授業を受けている間も探し回った。
途中教師と出会したが、挨拶をされただけで注意はされなかった。
「もしかして、メリンダ休みなのかな」
空き教室、中庭に裏庭、図書室など探し回りふとそんな風に思った。
早く縁を切ってスッキリしたいのに最悪だ。
「ジュリアス様」
渡り廊下で立ち尽くしていると、不意に後ろから声を掛けられ振り返った。するとそこにはメリンダがいた。
「メリンダ!」
「お久しぶりです、ジュリアス様。ずっと会えなくて寂しかったです」
「兄上から外出禁止されてて、学院にも来れなくて……」
「そうだったんですね、それは大変でしたね。皇太子殿下、酷いです」
「本当だよ。それに礼儀作法とか色々と勉強するように言われててさ……じゃなくて」
一瞬目的を忘れかけたが、我に返ったジュリアスはメリンダを真っ直ぐに見つめる。
「実は僕、メリンダに話が合って宮殿を抜け出して来たんだ」
「それってもしかして、私と結婚して下さるというお話ですか?」
「そうじゃなくて、僕、やっぱりメリンダとは結婚出来ない。だからメリンダと友達もやめる」
「そんなっ、私の何がダメでしたか?」
瞬間ショックを受けた様子のメリンダは、瞳を潤ませた。
「リナがいなくなっちゃったんだ。だからリナに帰ってきて欲しくて……。多分リナは、メリンダと結婚するって言ったからやきもち焼いたんだと思う。メリンダと友達をやめれば、きっと帰ってきてくれる」
「……じゃあ、エヴェリーナ様とは離縁はなさらないんですか?」
「うん、リナとは離縁しない、したくない。今、兄上がリナを探してくれているから、僕は帰って来るのを待っている」
不意に瞳を伏せ俯いたメリンダは身体を小さく震わせた。
「エヴェリーナ様は酷い方ですね。こんなにお優しいジュリアス様を悲しませるなんて。私ならそんな事はしません。ずっとジュリアス様のお側にいます。ジュリアス様を置いて出て行かれたエヴェリーナ様なんて忘れて、私と結婚して下さい……」
「メリンダ……」
「ジュリアス様……」
顔を上げた彼女の瞳からは涙がこぼれ落ちた。
その姿に可哀想になってしまう。だがーー
「僕はリナがいないと生きていけない。だからメリンダとはさよならする」
「っーー」
メリンダの顔が怒りに歪んだように見えたが、次の瞬間にはやはり悲しみの表情を浮かべていた。恐らく気のせいだろう。
「分かりました。悲しいですが、仕方がありませんね。では、これだけ受け取ってくれませんか?」
ポケットから小さな包を出すとそれをジュリアスへと差し出した。
「私がジュリアス様の為に作りました。餞別代わりに貰って下さい。あとーー」
嬉々として受け取ると、メリンダはにっこりと笑った。
「では、ジュリアス様、さようなら……」
ジュリアスはメリンダと別れ、馬車に乗り込んだ。
「良かった。これでリナが帰ってきたら、また元に戻れるよね」
安心したらお腹が空いてきた。
結局、朝も昼も食べていない。
「そうだ、さっきメリンダから貰ったクッキー食べよう。今は一人だしいいよね」
実はメリンダからーー
『後、実はこれ特別なクッキーなんです』
『特別?』
『はい。願い事が叶うクッキーです。でも願いを叶える為には必ず一人でいる時に食べて下さい』
そんな風に言われた。
「リナが早く帰ってきますように」
包を開き一枚クッキーを摘むと口の中に入れる。
「なんか、変な味かも。でも食べ切らないと願い事が叶わなくなるかも知れないし」
その後、どうにか三枚ほど食べ切った。
手持ち無沙汰となり、それから暫く窓の外を眺めていたがーー
「ガハッ‼︎……ゔ、なに……苦しっ、はぁっはぁ……」
ジュリアスは、椅子から滑り落ちる。
踠くが身体に力が入らず、息が苦しくて声が上手く出ない。
段々と視界がボヤけていった。
「はぁっ、ゔぅ……たす、け……りーー」
ジュリアスの意識はそこで途絶えた。
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