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第1話 愛されない
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「あら、嫌だ。ビオラったら、また汚い格好して。土いじりなんて、農夫の仕事じゃない」
汚いものを見る目を私に向けながらそう言ったのは、一歳年下の妹、フルートだった。
ふわりとしたピンクブロンドの髪を揺らし、真新しい色鮮やかな水色のフリルドレスをこれみよがしに見せながら近づいて来る。
両親から宝石のようだと言われている赤色の目は、私を見る時だけはまるで血の色に見えた。
「汚い土なんてばかり触っているから、髪の毛も目も真っ黒じゃない。あら……それは生まれつきだったっけ。あはははは」
華やかな見た目のフルートとは違い、確かに私の髪や目の色は漆黒と呼んでいい色だ。
だけど、私は自分の生まれ持った見た目に不満はないし、今は亡き母と同じ見た目を引き継げたことを誇りに思っている。
私は静かに答えた。
「土いじりじゃないわ。薬草の栽培よ」
確かに、さっきまで、屋敷の裏に造られた私が一人で世話をしている庭園で除草や剪定、採集などをしてきた。
屋敷に入る前にきちんと土はできるだけ払ったし、手だって入念に水で流してきた。
それでも、フルートの苦言は止まらない。
「どっちでも一緒じゃない? 貴族に生まれた子女がやるようなものじゃないでしょ? ビオラはいいわね。全く貴族としての責を果たすこともせずに、家に籠ってるんだから。おかげで私は毎日のようにお茶会やら舞踏会やら、大忙しよ」
「それは、お父様が決めたことで……」
「言い訳しないでくれる!? 全く……どっちが姉か分かったもんじゃないわ」
フルートは口元を金糸で刺繍されたハンカチーフで隠し、わざとらしくため息を吐いた。
初めて見る物だから、きっとこれを見せつけるために声をかけてきたに違いない。
案の定、フルートはまるで演者のように目線と右手を巧みに動かし、これみよがしにハンカチーフを見せつけながら嬉しそうに口を動かす。
「あら? これに気付いた? 素敵な刺繍でしょう? 金糸の他にミスリル銀の糸も使われているのよ? この間の舞踏会でお知り合いになった、ホルン伯爵からの贈り物なの」
「ええ。綺麗ね。貴女にとってもよく似合ってるわ」
私はフルートが欲しいと思う言葉を、一字一句間違えることなく発する。
フルートは私の言葉に満足そうに頷き、いつも通りの言葉を続けた。
「まぁ、贈り物は素敵でも、ホルン伯爵じゃ、私に少し釣り合わないかなって。私が言ったんじゃないのよ? お父様もお母様も皆言ってるわ。ほら、ホルン伯爵って、少し鼻が低いでしょう?」
「お会いしたことがないから、私には分からないわ」
この前話題に上ったのはタンバリン男爵だっただろうか。
彼は目が細いという指摘とともに、資産が釣り合わないと言っていた気がする。
その前は身長が低い。
歳が上すぎる、髪の毛の色が好みじゃないなど、好意を寄せてくれた殿方への不満の言葉は後を絶たない。
「やっぱり羨ましいわ。ビオラって。そうやって何事にも無関心でいられるんですものね。まっ、土いじりなんて、私は死んでもやりたくないけど」
お決まりの言葉を最後まで言い終えたフルートは、満足そうに去っていく。
私はため息を吐いてから、籠の中にある薬草の束の目を向けた。
「ああ……やっぱり少し萎れてる……フルートの話はいつも長いから……あら? こっちはまだ元気ね? やった! 色々試してみたけれど、摘んだ後のスタッカー草を長持ちさせるには、この方法が効くんだわ!」
「何をはしゃいでる! 屋敷の中とはいえ、貴族の娘がはしたないぞ!」
長い間抱えていた問題のひとつを解決した嬉しさのあまり、つい地が出てしまった。
そして、運悪く最も見られてはいけない人物に見られてしまったようだ。
「申し訳ありません。お父様。嬉しいことがあり、つい……」
「言い訳をするな! まったく……私はお前を甘やかしすぎたようだな。早くに母親を亡くしたお前にせめてもの慰めをと思って、今まで見過ごしていたが。即刻、その下等な遊びを止めろ。庭は明日にでもフルートが欲しがっていた花園に変えておく!」
「そんな! 待ってください! あの庭園には、苦労してようやく育てることが出来た草が沢山あるんです! 花なら他にも植えるところは沢山――」
突如、耳と頭に響く高い破裂音と、首への急速な負荷が襲った。
遅れて頬の痛みと熱が込み上げてくる。
「口答えをしていいと誰が言った!? もういい! お前をこの家に置いておくのも我慢ならん。正直お前をもらってくれる者などいないと放っておいたが、一人くらい物好きが居るかもしれん。早急に手配をする。それまで自室から出ることは許さん! 分かったな!?」
「せ、せめて。今採集できる薬草だけでも――」
「私は分かったな? と言ったんだ!!」
再び破裂音。
フルートがいくらワガママや言い訳をしても、父が手を挙げているところを見たことがない。
そもそもフルートは言い訳などする必要がないのだけれど。
そう思いながら、鉄の味がする口をなるべく小さく開いて、父が望む言葉を言う。
「はい……分かりました。お父様」
「ふんっ。最初からそう言えばいいのだ。お前の母親はもっと素直だったぞ」
そう言って、フルートの時同様、父も去っていった。
亡くなった私の母親は、フルートの母親である今の父の妻とは異なる。
つまり、フルートは父にとっての後妻、私の継母の娘であるのだけれど。
問題は、母は私が三歳になる年まで生きていたことだ。
母が亡くなり、すぐに今の継母が嫁いできた。
父の実子だというフルートを連れて。
母は知っていたのだろうか。
父の不貞を。
汚いものを見る目を私に向けながらそう言ったのは、一歳年下の妹、フルートだった。
ふわりとしたピンクブロンドの髪を揺らし、真新しい色鮮やかな水色のフリルドレスをこれみよがしに見せながら近づいて来る。
両親から宝石のようだと言われている赤色の目は、私を見る時だけはまるで血の色に見えた。
「汚い土なんてばかり触っているから、髪の毛も目も真っ黒じゃない。あら……それは生まれつきだったっけ。あはははは」
華やかな見た目のフルートとは違い、確かに私の髪や目の色は漆黒と呼んでいい色だ。
だけど、私は自分の生まれ持った見た目に不満はないし、今は亡き母と同じ見た目を引き継げたことを誇りに思っている。
私は静かに答えた。
「土いじりじゃないわ。薬草の栽培よ」
確かに、さっきまで、屋敷の裏に造られた私が一人で世話をしている庭園で除草や剪定、採集などをしてきた。
屋敷に入る前にきちんと土はできるだけ払ったし、手だって入念に水で流してきた。
それでも、フルートの苦言は止まらない。
「どっちでも一緒じゃない? 貴族に生まれた子女がやるようなものじゃないでしょ? ビオラはいいわね。全く貴族としての責を果たすこともせずに、家に籠ってるんだから。おかげで私は毎日のようにお茶会やら舞踏会やら、大忙しよ」
「それは、お父様が決めたことで……」
「言い訳しないでくれる!? 全く……どっちが姉か分かったもんじゃないわ」
フルートは口元を金糸で刺繍されたハンカチーフで隠し、わざとらしくため息を吐いた。
初めて見る物だから、きっとこれを見せつけるために声をかけてきたに違いない。
案の定、フルートはまるで演者のように目線と右手を巧みに動かし、これみよがしにハンカチーフを見せつけながら嬉しそうに口を動かす。
「あら? これに気付いた? 素敵な刺繍でしょう? 金糸の他にミスリル銀の糸も使われているのよ? この間の舞踏会でお知り合いになった、ホルン伯爵からの贈り物なの」
「ええ。綺麗ね。貴女にとってもよく似合ってるわ」
私はフルートが欲しいと思う言葉を、一字一句間違えることなく発する。
フルートは私の言葉に満足そうに頷き、いつも通りの言葉を続けた。
「まぁ、贈り物は素敵でも、ホルン伯爵じゃ、私に少し釣り合わないかなって。私が言ったんじゃないのよ? お父様もお母様も皆言ってるわ。ほら、ホルン伯爵って、少し鼻が低いでしょう?」
「お会いしたことがないから、私には分からないわ」
この前話題に上ったのはタンバリン男爵だっただろうか。
彼は目が細いという指摘とともに、資産が釣り合わないと言っていた気がする。
その前は身長が低い。
歳が上すぎる、髪の毛の色が好みじゃないなど、好意を寄せてくれた殿方への不満の言葉は後を絶たない。
「やっぱり羨ましいわ。ビオラって。そうやって何事にも無関心でいられるんですものね。まっ、土いじりなんて、私は死んでもやりたくないけど」
お決まりの言葉を最後まで言い終えたフルートは、満足そうに去っていく。
私はため息を吐いてから、籠の中にある薬草の束の目を向けた。
「ああ……やっぱり少し萎れてる……フルートの話はいつも長いから……あら? こっちはまだ元気ね? やった! 色々試してみたけれど、摘んだ後のスタッカー草を長持ちさせるには、この方法が効くんだわ!」
「何をはしゃいでる! 屋敷の中とはいえ、貴族の娘がはしたないぞ!」
長い間抱えていた問題のひとつを解決した嬉しさのあまり、つい地が出てしまった。
そして、運悪く最も見られてはいけない人物に見られてしまったようだ。
「申し訳ありません。お父様。嬉しいことがあり、つい……」
「言い訳をするな! まったく……私はお前を甘やかしすぎたようだな。早くに母親を亡くしたお前にせめてもの慰めをと思って、今まで見過ごしていたが。即刻、その下等な遊びを止めろ。庭は明日にでもフルートが欲しがっていた花園に変えておく!」
「そんな! 待ってください! あの庭園には、苦労してようやく育てることが出来た草が沢山あるんです! 花なら他にも植えるところは沢山――」
突如、耳と頭に響く高い破裂音と、首への急速な負荷が襲った。
遅れて頬の痛みと熱が込み上げてくる。
「口答えをしていいと誰が言った!? もういい! お前をこの家に置いておくのも我慢ならん。正直お前をもらってくれる者などいないと放っておいたが、一人くらい物好きが居るかもしれん。早急に手配をする。それまで自室から出ることは許さん! 分かったな!?」
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再び破裂音。
フルートがいくらワガママや言い訳をしても、父が手を挙げているところを見たことがない。
そもそもフルートは言い訳などする必要がないのだけれど。
そう思いながら、鉄の味がする口をなるべく小さく開いて、父が望む言葉を言う。
「はい……分かりました。お父様」
「ふんっ。最初からそう言えばいいのだ。お前の母親はもっと素直だったぞ」
そう言って、フルートの時同様、父も去っていった。
亡くなった私の母親は、フルートの母親である今の父の妻とは異なる。
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問題は、母は私が三歳になる年まで生きていたことだ。
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母は知っていたのだろうか。
父の不貞を。
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