10 / 37
サラダは食べないとね!
しおりを挟む
それは麗らかな朝のことでした。
チト「誰よ」
チシャノ「チシャノラプンツェル」
チト「チシャノ……チシャノって誰よ。聞いたことないけど」
チシャノ「サラダ?」く~
チト「あー。あのね、ここ私の家なの」
チシャノ「そっか」
チト「うん」
チシャノ「この本、面白そうでね。一緒に読む?」
チト「死んでもやだし」
チシャノ「そっか」ペラ
チト「ここで読む気?」
チシャノ「ここって図書館なのね。知ってる?」
チト「ここって私の家なのね。知ってる?」
チシャノ「そうなんだね」
チト「もうね。それ、持って行っていいから、とっとと出ていって下さい」
チシャノ「そっか」パタム
スタスタ……パタム。
チト「というか鍵!どうやって開けた!」
ココ「どうしたの?」ねむねむ
チト「おはよう。なんでもないわ」
チト、カフェ・プリンセスに出勤です。
チト「あ」
チシャノ「や」てをふりふり
チト「この町の人?」
チシャノ「んーん」くびふりふり
チト「何しに来たわけ?」
チシャノ「私、迷子なのね」
チト「脳ミソが?」
店長「あかさたな」
チト「こいつよりはマシか。あ、このカフェサービスだってよ」こと
チシャノ「ありがとうだよね」
チト「そうだね」
店長「はまやらわ」
チト「やだし。あなたが相手しなさいよ」
店長「いかしちみ」かたぽん
チト「約束だからね。……ったく、金はズルいよ店長」おすわり
チシャノ「美味しいんだねー」にこー
チト「そーだーねー。で、どうして迷子なわけ?」
チシャノ「私ね。塔の上に閉じ込められてたのね。それでね、ある日ね、出会った王子様に恋したの」
チト「からの?」
チシャノ「でもね。王子様突き落とされたのね。胸に茨のトゲが刺さって、それトラウマなのね。大変なの」
チト「わけわかめこんぶのり」
チシャノ「王子様に嫌われるしね、魔女怖いしね、助けてほしいの」しゅん…
チト「魔女……?」
チシャノ「ん」こくこく
チト「関わりたくねー」あたまかかえ
チシャノ「ごめんね。もう行くね、迷惑だよね」
チト「待ちなさい」がしっ
チシャノ「?」
チト「このサラダの代金、きちんと払いなさい」
チシャノ「どうしようね。どうしよう」おろおろ
チト「金ないの?」
チシャノ「ん」ぺこぺこ
チト「っつあ!クソったれ!!」
その夜。
チトはチシャノを家に、渋い顔をしながら連れて帰りました。
ココ「魔女……」びくびく
カフェ「これは驚いたわね」
チシャノ「猫しゃべるんだね」
カフェ「その魔女、どれほど恐ろしいの?」
チシャノ「なんかね、すごいの」
チト「もう疲れたわ……」ずーん
カフェ「チトをここまで追い詰めるとは、あんた一人で勝てるんじゃないの?」
チシャノ「無理なの」しくしく
カフェ「どうしようかしら」
チト「関わりたくない」
カフェ「同じく」
ココ「でも……困ってるんだよ!」
チト「ココ」
ココ「助けてあげよう!」
チト「あなた、いつの間にか立派になって!」うるうる
カフェ「食われるよ」
ココ「うう……」うるうる
チト「このババア!」くびしめ
カフェ「ふにゃにゃにゃ!」おにゃんこぱんち
チシャノ「迷惑だよね。もういいの」
チト「チシャノ」
チシャノ「なあに?」
チト「塔に金銀財宝はある?」
チシャノ「ん」
チト「よし行くわ」
カフェ「現金な子」
チト「この世の中、金が全てだし」
ココ「それで、どうするつもり?」
チト「どうもこうもどうするよ」ちら
カフェ「あたしを見られても、記憶がないから策はないわよ」
チト「ちっ!いつも肝心な時に役に立たないんだから」
カフェ「べー」
三人と一匹は思案を重ね、結局諦めることにしましたとさ。
続け!
チト「誰よ」
チシャノ「チシャノラプンツェル」
チト「チシャノ……チシャノって誰よ。聞いたことないけど」
チシャノ「サラダ?」く~
チト「あー。あのね、ここ私の家なの」
チシャノ「そっか」
チト「うん」
チシャノ「この本、面白そうでね。一緒に読む?」
チト「死んでもやだし」
チシャノ「そっか」ペラ
チト「ここで読む気?」
チシャノ「ここって図書館なのね。知ってる?」
チト「ここって私の家なのね。知ってる?」
チシャノ「そうなんだね」
チト「もうね。それ、持って行っていいから、とっとと出ていって下さい」
チシャノ「そっか」パタム
スタスタ……パタム。
チト「というか鍵!どうやって開けた!」
ココ「どうしたの?」ねむねむ
チト「おはよう。なんでもないわ」
チト、カフェ・プリンセスに出勤です。
チト「あ」
チシャノ「や」てをふりふり
チト「この町の人?」
チシャノ「んーん」くびふりふり
チト「何しに来たわけ?」
チシャノ「私、迷子なのね」
チト「脳ミソが?」
店長「あかさたな」
チト「こいつよりはマシか。あ、このカフェサービスだってよ」こと
チシャノ「ありがとうだよね」
チト「そうだね」
店長「はまやらわ」
チト「やだし。あなたが相手しなさいよ」
店長「いかしちみ」かたぽん
チト「約束だからね。……ったく、金はズルいよ店長」おすわり
チシャノ「美味しいんだねー」にこー
チト「そーだーねー。で、どうして迷子なわけ?」
チシャノ「私ね。塔の上に閉じ込められてたのね。それでね、ある日ね、出会った王子様に恋したの」
チト「からの?」
チシャノ「でもね。王子様突き落とされたのね。胸に茨のトゲが刺さって、それトラウマなのね。大変なの」
チト「わけわかめこんぶのり」
チシャノ「王子様に嫌われるしね、魔女怖いしね、助けてほしいの」しゅん…
チト「魔女……?」
チシャノ「ん」こくこく
チト「関わりたくねー」あたまかかえ
チシャノ「ごめんね。もう行くね、迷惑だよね」
チト「待ちなさい」がしっ
チシャノ「?」
チト「このサラダの代金、きちんと払いなさい」
チシャノ「どうしようね。どうしよう」おろおろ
チト「金ないの?」
チシャノ「ん」ぺこぺこ
チト「っつあ!クソったれ!!」
その夜。
チトはチシャノを家に、渋い顔をしながら連れて帰りました。
ココ「魔女……」びくびく
カフェ「これは驚いたわね」
チシャノ「猫しゃべるんだね」
カフェ「その魔女、どれほど恐ろしいの?」
チシャノ「なんかね、すごいの」
チト「もう疲れたわ……」ずーん
カフェ「チトをここまで追い詰めるとは、あんた一人で勝てるんじゃないの?」
チシャノ「無理なの」しくしく
カフェ「どうしようかしら」
チト「関わりたくない」
カフェ「同じく」
ココ「でも……困ってるんだよ!」
チト「ココ」
ココ「助けてあげよう!」
チト「あなた、いつの間にか立派になって!」うるうる
カフェ「食われるよ」
ココ「うう……」うるうる
チト「このババア!」くびしめ
カフェ「ふにゃにゃにゃ!」おにゃんこぱんち
チシャノ「迷惑だよね。もういいの」
チト「チシャノ」
チシャノ「なあに?」
チト「塔に金銀財宝はある?」
チシャノ「ん」
チト「よし行くわ」
カフェ「現金な子」
チト「この世の中、金が全てだし」
ココ「それで、どうするつもり?」
チト「どうもこうもどうするよ」ちら
カフェ「あたしを見られても、記憶がないから策はないわよ」
チト「ちっ!いつも肝心な時に役に立たないんだから」
カフェ「べー」
三人と一匹は思案を重ね、結局諦めることにしましたとさ。
続け!
0
あなたにおすすめの小説
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
「『お前に書く手紙などない』と言った婚約者へ、私は7年間手紙を書き続けた——ただし、届け先は別の人でした」
歩人
ファンタジー
辺境伯令嬢リゼットは、婚約者に7年間手紙を書き続けた。返事は一度もなかった。
「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは
泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析
能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り
続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。
婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる