67 / 67
7章 これが魔法遣いたちの望みです
えぴろうぐなのに事件発生!?
しおりを挟む
激動の婚約式からひと月。
夏のフセスラウは、朝陽が昇るなり気温がぐんぐん上がる。
「んん……ユーリィ、僕から離れないで……」
「王太子の務めがあります。わ、いけませんって!」
にもかかわらずソーマはわたしにまとわりつき、寝台から降りられなくする。
身支度をして政務に備えなければならないのに。
今後のフセスラウの統治およびパルラディとの関係について、兄に代わって父王たちと毎夜遅くまで議論している。
ソーマも改めて「王太子の婚約者」として、ミロシュ領に戻らず政務に携わる身なのに、朝の攻防はもはや日課になりつつあった。
「そう言って、君も僕と朝寝したがってるよね? 君が生きてるって、わからせて」
「……。あなたはやはり悪い人ですね」
わたし好みの美貌を駆使するソーマに、今日も負けた。
「昨日の夜みたいにしてほしいな」
「ペトルが呼びに来るまでですよ」
乱れた寝具にもぐり、口で愛撫し始める。初夜より上達したと思う。
その証拠に、裸のソーマの肌がすぐに汗ばみ、体臭が匂い立った。
さらに指先に魔力を集中させ、口に収まりきらない部分も撫でてあげれば「電マみたいでやばい」と悦ばれる。
一部のみ解放されたわたしの魔力は、大掛かりな魔法を発動させることはできないものの、わたしもソーマも大好きな「せっくす」にはちょうどよかった。
「ユー、リィ……っ」
しばらくして、くぐもった声で名を呼ばれる。ソーマの腰が最奥に擦りつけるときのようにくんっと動いた。
喉奥に発射された甘い白濁を、起き上がってからゆっくり飲み下す。
「美味しい?」
その様子をじっと見ていたソーマが、ちろりと舌なめずりした。
労いの口づけの間に、自らのものを長い指で扱いて復活させる。昨夜の名残でまだやわらかい後腔に、早急に沈み込む。
(昨夜あんなに愛し合ったのに、飽かずわたしを欲しがってくださるとは)
彼の言うとおり、朝求められるのは嫌いではない。揺るぎない愛を実感できる。
「あぁ……ん」
口淫によって分泌した愛液で、滑りがいい。ソーマも寝起きにして力強く、寝台ごと揺れる。
自分で足を抱えると、ソーマが奥をとんとん突き上げながら、空いた手で乳首も可愛がってくれた。絶妙な力加減で抓られ擦られ、早くも達してしまう。
「ソぉ、マ、声が、抑えられませ、ん」
「聞かせてあげればいいよ。ユーリィが誰を愛してるか」
もう……と口では呆れつつ、ソーマのくっきり浮き出た肩甲骨にしがみつく。素直に引き寄せられたソーマが、わたしの首もとで深呼吸する。
「ソーマ……奥、だめ、っ、ソ、マ……イっちゃ、……ぅ、そうま、ぁ、気持ちい……です、もっと、とんとん……もっと、……愛、して、~ひゃ、ぁ、あぁあ――!」
びくんっと喉が反る。
秘める必要のなくなった恋を存分に詠った末に、すっかり彼の形を記憶した内壁にも美酒を飲ませてもらった。
「ふふ。朝寝のシーン、詳しく書き足さないと」
ソーマはすっきりした顔でわたしの身体を拭き、新しい下衣を着せると、手記を手に取った。今や彼のほうが熱心に創作している。
いや、実録か。どちらにしてもこの恋物語は終演未定だ。
ちなみに折れてしまった万年筆は、十年分の感謝を込めて葬儀洞に埋めた。もうこれに頼らず縋らずとも、わたしは歩いていける。
「さて。今日も愛しいユーリィ殿下の仕事を巻き取るぞ。『公爵』の立場だとみんな僕の話を聞いてくれてやり甲斐があるし、巻き取ったぶんだけ夜ゆったり過ごせる」
手記を閉じたソーマが意気込む。しかしわたしはぽつりとこぼした。
「なかなか『すろうらいふ』とはいきませんね。母上には『跡継ぎの顔が見たい』などと気の早いことを言われましたし」
ふらぐを壊し、るうぷを脱した結果手にした「主人公」とは、こうも忙しいのか。
「本当に男のわたしに跡継ぎが産めるのでしょうか」
「最近は産める男もめずらしくないよ」
「それはあなたがいらした世界の話でしょう? わたしの魔力量では、始まりの魔法違いたちに加護を頼まなければかもしれません。魔力源の期限を考えると、念のため一年以内に子を生したほうが安心ですが……」
「期限って?」
自分の髪を整えていたソーマが、首を傾げる。
「一周目のあなたがおっしゃったんですよ」
「……。申し訳ない。それ、他の王族に魔法諦めてもらうための嘘かも」
「ええっ!?」
まさかの事実に、跳ね起きた。
「つまり跡継ぎは急がないで、ふたりの時間を愉しめるってことだよ?」
「ですが、兄とステヴァン殿下はずっと『せっくす』お預けですか? こんなに気持ちいいのに……ではなく、何とお伝えすれば」
ただでさえ、わたしもソーマもこれから何が起こるかもうわからない。波乱の予感だ。未来はいったいどんな頁が増えていくのだろう。
「うーん……もしステヴァンの封印が解かれても、実は戦闘本能で引けを取らないコンスタンティネが尻に敷いてくれるんじゃないかな」
「それならよいのですが……」
頭を悩ませていたら、私室の扉がごんごん叩かれた。専属護衛のペトルだ。何かとソーマへの当たりが強いのだが、今朝はいつにも増して勢いがある。
「ユーリィ殿下! 周遊中のコンスタンティネ殿下とステヴァン殿下が、国境付近で激しい魔法の応酬をしているとの一報が入りました……!」
「何ですって!」
「え、ステヴァン手が早いな。やっぱり攻めだ」
案の定ではないか。上衣の腰紐をきゅっと締めて対応に駆け出す。
……はずが、つい先ほどまで股関節を思いきり左右に開いていたせいで、前に足が出ずよろける。
「おっと。ともあれ、僕が君を守るよ」
後ろからソーマが支えてくれて、転ばずに済んだ。
ふたりしっかり手を取り合って「今日」に取り掛かろう。
この後、ソーマの中に公爵の意識が戻って、脳内であれこれ指南してきたり。
「ううう、理不尽上司のトラウマが。ちょ、えっちで可愛いユーリィは見せないし触らせないよ!? って、そしたら僕がお預けか……ッ」
創造主として力を盛り返した「始まりの魔法遣いたち」が、わたしたちを彼らの時代まで時間遡行させたり。
「オレの『オシ』、ユーリィの実物! 愛されてる自信でかっわいくなってる~! なあ、オレとコイツのナマモノ書いてよ。死んでるから干物か?」
「ずいぶん手こずったな。へっどらいとに紛れて魔法を発動するために、十回以上も遠隔でそなたを轢く破目になったこちらの身にもなってくれ」
祖父王たちまで「すろうらいふ」したいと死者蘇生したり。
「自慢の孫の面影がなくなっている……。心穏やかには過ごせぬ……」
「葡萄酒葡萄酒♪ ん? そことそこくっついたの? 蒸留酒♫ 死者蘇生方法ならあるよ。『通電』さ☆」
無害な平民として市井に戻したニコが男を妊娠させたと大騒ぎになったり、
他の回のソーマも報われてほしいと召喚を試みた結果「さんぴー」になったり、
「コウシキすぴんおふ」の強制力が影響したり――は、また別の戯曲にて。
夏のフセスラウは、朝陽が昇るなり気温がぐんぐん上がる。
「んん……ユーリィ、僕から離れないで……」
「王太子の務めがあります。わ、いけませんって!」
にもかかわらずソーマはわたしにまとわりつき、寝台から降りられなくする。
身支度をして政務に備えなければならないのに。
今後のフセスラウの統治およびパルラディとの関係について、兄に代わって父王たちと毎夜遅くまで議論している。
ソーマも改めて「王太子の婚約者」として、ミロシュ領に戻らず政務に携わる身なのに、朝の攻防はもはや日課になりつつあった。
「そう言って、君も僕と朝寝したがってるよね? 君が生きてるって、わからせて」
「……。あなたはやはり悪い人ですね」
わたし好みの美貌を駆使するソーマに、今日も負けた。
「昨日の夜みたいにしてほしいな」
「ペトルが呼びに来るまでですよ」
乱れた寝具にもぐり、口で愛撫し始める。初夜より上達したと思う。
その証拠に、裸のソーマの肌がすぐに汗ばみ、体臭が匂い立った。
さらに指先に魔力を集中させ、口に収まりきらない部分も撫でてあげれば「電マみたいでやばい」と悦ばれる。
一部のみ解放されたわたしの魔力は、大掛かりな魔法を発動させることはできないものの、わたしもソーマも大好きな「せっくす」にはちょうどよかった。
「ユー、リィ……っ」
しばらくして、くぐもった声で名を呼ばれる。ソーマの腰が最奥に擦りつけるときのようにくんっと動いた。
喉奥に発射された甘い白濁を、起き上がってからゆっくり飲み下す。
「美味しい?」
その様子をじっと見ていたソーマが、ちろりと舌なめずりした。
労いの口づけの間に、自らのものを長い指で扱いて復活させる。昨夜の名残でまだやわらかい後腔に、早急に沈み込む。
(昨夜あんなに愛し合ったのに、飽かずわたしを欲しがってくださるとは)
彼の言うとおり、朝求められるのは嫌いではない。揺るぎない愛を実感できる。
「あぁ……ん」
口淫によって分泌した愛液で、滑りがいい。ソーマも寝起きにして力強く、寝台ごと揺れる。
自分で足を抱えると、ソーマが奥をとんとん突き上げながら、空いた手で乳首も可愛がってくれた。絶妙な力加減で抓られ擦られ、早くも達してしまう。
「ソぉ、マ、声が、抑えられませ、ん」
「聞かせてあげればいいよ。ユーリィが誰を愛してるか」
もう……と口では呆れつつ、ソーマのくっきり浮き出た肩甲骨にしがみつく。素直に引き寄せられたソーマが、わたしの首もとで深呼吸する。
「ソーマ……奥、だめ、っ、ソ、マ……イっちゃ、……ぅ、そうま、ぁ、気持ちい……です、もっと、とんとん……もっと、……愛、して、~ひゃ、ぁ、あぁあ――!」
びくんっと喉が反る。
秘める必要のなくなった恋を存分に詠った末に、すっかり彼の形を記憶した内壁にも美酒を飲ませてもらった。
「ふふ。朝寝のシーン、詳しく書き足さないと」
ソーマはすっきりした顔でわたしの身体を拭き、新しい下衣を着せると、手記を手に取った。今や彼のほうが熱心に創作している。
いや、実録か。どちらにしてもこの恋物語は終演未定だ。
ちなみに折れてしまった万年筆は、十年分の感謝を込めて葬儀洞に埋めた。もうこれに頼らず縋らずとも、わたしは歩いていける。
「さて。今日も愛しいユーリィ殿下の仕事を巻き取るぞ。『公爵』の立場だとみんな僕の話を聞いてくれてやり甲斐があるし、巻き取ったぶんだけ夜ゆったり過ごせる」
手記を閉じたソーマが意気込む。しかしわたしはぽつりとこぼした。
「なかなか『すろうらいふ』とはいきませんね。母上には『跡継ぎの顔が見たい』などと気の早いことを言われましたし」
ふらぐを壊し、るうぷを脱した結果手にした「主人公」とは、こうも忙しいのか。
「本当に男のわたしに跡継ぎが産めるのでしょうか」
「最近は産める男もめずらしくないよ」
「それはあなたがいらした世界の話でしょう? わたしの魔力量では、始まりの魔法違いたちに加護を頼まなければかもしれません。魔力源の期限を考えると、念のため一年以内に子を生したほうが安心ですが……」
「期限って?」
自分の髪を整えていたソーマが、首を傾げる。
「一周目のあなたがおっしゃったんですよ」
「……。申し訳ない。それ、他の王族に魔法諦めてもらうための嘘かも」
「ええっ!?」
まさかの事実に、跳ね起きた。
「つまり跡継ぎは急がないで、ふたりの時間を愉しめるってことだよ?」
「ですが、兄とステヴァン殿下はずっと『せっくす』お預けですか? こんなに気持ちいいのに……ではなく、何とお伝えすれば」
ただでさえ、わたしもソーマもこれから何が起こるかもうわからない。波乱の予感だ。未来はいったいどんな頁が増えていくのだろう。
「うーん……もしステヴァンの封印が解かれても、実は戦闘本能で引けを取らないコンスタンティネが尻に敷いてくれるんじゃないかな」
「それならよいのですが……」
頭を悩ませていたら、私室の扉がごんごん叩かれた。専属護衛のペトルだ。何かとソーマへの当たりが強いのだが、今朝はいつにも増して勢いがある。
「ユーリィ殿下! 周遊中のコンスタンティネ殿下とステヴァン殿下が、国境付近で激しい魔法の応酬をしているとの一報が入りました……!」
「何ですって!」
「え、ステヴァン手が早いな。やっぱり攻めだ」
案の定ではないか。上衣の腰紐をきゅっと締めて対応に駆け出す。
……はずが、つい先ほどまで股関節を思いきり左右に開いていたせいで、前に足が出ずよろける。
「おっと。ともあれ、僕が君を守るよ」
後ろからソーマが支えてくれて、転ばずに済んだ。
ふたりしっかり手を取り合って「今日」に取り掛かろう。
この後、ソーマの中に公爵の意識が戻って、脳内であれこれ指南してきたり。
「ううう、理不尽上司のトラウマが。ちょ、えっちで可愛いユーリィは見せないし触らせないよ!? って、そしたら僕がお預けか……ッ」
創造主として力を盛り返した「始まりの魔法遣いたち」が、わたしたちを彼らの時代まで時間遡行させたり。
「オレの『オシ』、ユーリィの実物! 愛されてる自信でかっわいくなってる~! なあ、オレとコイツのナマモノ書いてよ。死んでるから干物か?」
「ずいぶん手こずったな。へっどらいとに紛れて魔法を発動するために、十回以上も遠隔でそなたを轢く破目になったこちらの身にもなってくれ」
祖父王たちまで「すろうらいふ」したいと死者蘇生したり。
「自慢の孫の面影がなくなっている……。心穏やかには過ごせぬ……」
「葡萄酒葡萄酒♪ ん? そことそこくっついたの? 蒸留酒♫ 死者蘇生方法ならあるよ。『通電』さ☆」
無害な平民として市井に戻したニコが男を妊娠させたと大騒ぎになったり、
他の回のソーマも報われてほしいと召喚を試みた結果「さんぴー」になったり、
「コウシキすぴんおふ」の強制力が影響したり――は、また別の戯曲にて。
90
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結、恋愛ルート、トマといっしょに里帰り編、完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』
バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。 そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。 最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる