『Dystopia 25』 ~楽園~

シルヴァ・レイシオン

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Phase Ⅳ

Surface War. Continued

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 多くの女性が入り組む中、不思議なことに所どころ男性の姿も見受けられた。
 その殆どは装備が軽装な側に立っていて、恐らくこの争いの反乱軍に位置している。
 そして先ほどのProberプローバーらしき勢力はこの騒ぎに乗じて好き放題やっている構図のようだ。しかし、反乱側はそのプローバー達を利用している風にもウェルバーは感じた。

「・・・レイアを探さないと!」

「うん、どこだろうね」

「とりあえず、あの一番デカイ家に行こう。あそこがレイアの拠点だ。・・・どうせ、あいつは前戦に居るんだろうが・・・今はこの状況を把握することが優先だ。誰かに話を聞いてから、俺たちの行動を決めないといけない」

「うん、分かった」

 ライトとウェルバーの二人は床下から這い出て、各建物の影に潜みながらレイアの家まで向かった。




「・・・誰もいないね」

 屋敷はがらんとし、明かりも消されていた。

「どこかにレイアの‟お付きの者”の一人ぐらいは居るはずだ。明らかに戦闘員では無いのがずっと傍に居たからな。秘書のような立ち位置だ。そいつらなら外の一般民とは違い俺とも面識がある。なんとか話を聞けるはずだし、レイアの居場所も正確に聞けて俺たちの危険が減るだろう」

「・・・じゃあ、どこかに隠れている可能性があるね。もし、争いがこっちまで届いた時に、安全な場所へと」

「そうか。なら、また地下だな。俺は行ったことはないが話には聞いている。どこかに隠し扉があるはずだ。探そう」

 二人は一階の床を隈なく探す。


「・・・あったよ。多分これじゃないかな」

 ライトが立つ下にはむしろが捲られ、床板の隙間から少しだけ松明の明かりが漏れていた。

「・・・っぽいな」

 ライトが座り込み、板の隙間に指を差し入れ板を外していく。釘打ちがされていないので簡単に外せ、間違いなく隠し部屋への通路扉だ。

 「大引き」と言われる床を支える支柱に「根太」が等間隔に。その一本がまた床板と同じく簡単に外れた。これで人が一人通れるようになった。

 床板を外すと直ぐに石と土で簡易に作られた階段が見え、その少し先にはゆらゆらと明かりと影が揺らめいている。急いでここに隠れたのだろう。松明を灯したまま一炬、落として入っていったのが伺えられる。
 灯りを持っていないライトがそれを拾い、階段を降りると直ぐ正面に木の壁が見えた。

「おい、俺だ。ウェルバーだ。誰か居るか・・・・・・」

 少しの間があってから、壁が右へと動き中から怯えた様子のレイア側近である三名が顔を出してきた。

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