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Phase Ⅳ
Aspiration
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「ライトはここで一緒に残って彼女たちを守ってやってくれ。レイアの所には俺が行こう」
「でも!兄さん・・・・・・」
「大丈夫だ。ここには武器や装備が豊富にある。そうだろ?」
「ええ、まだ残っています。上・・・一階のは恐らくみんなが持ち出して行ったでしょうから、二階、レイア様のお部屋の隣・・・これが鍵です。ご自由にお持ちください」
「ありがとう。行ってくる」
ウェルバーは素早い動きでそそくさと階段を上がっていった。
「・・・大丈夫かなぁ・・・兄さん・・・・・・」
「・・・あなたは、ウェルバー様のご兄弟ですか?」
「ああ、そうです、弟のライトと言います。初めまして。兄がいつもお世話になっているそうで」
「ああ、いえいえ、こちらこそお兄様であられるウェルバー様にはいつもお力をお借りてしてます。・・・あ、初めまして、私はパメラと申します。以後よろしくお願い致します。・・・先日もウェルバー様には私のCheaterを討伐して頂き、安心した夜を過ごせています。本当にありがたい限りです」
リサとは別の、もう一人の側近パメラが慎ましく深々と頭を下げてきた。
「いいえ、僕は何も・・・・・・」
側近の三人はともに、他の第3の女性たちのような筋肉質な肉体はしておらず、パメラは特に華奢で大人しい印象である。
逆に側近の三人はライトへの印象も同じく、華奢な男性だと感じていた。
「第2はこことは相対的に男性優位な思想の方が多く、亭主関白のような古い考えの人達がここ第3を良くは思っていないんです。肉体と精神の強さを重んじていて、欲望や快楽に負けることそのものを『恥』と捉え、その文化の反動でCheaterが出没します。その思想から反発し逃げ出してくる人の殆どが第2では弱者、根性なしと劣等感で育ち心を歪ませるんです。そんな中の一人に私がターゲットとなり、危うく襲われそうな所をレイア様に助けて頂きました。それから私はレイア様にお仕えしようとここ第3へとやってまいりました」
「じゃあ、パメラさんの出身は第2だったんですね?」
「はい。何とかここへ逃げてこられたのですが、そのCheaterは執拗に、ここと第2の隔たりをより強固にした城壁をも越えてきました。・・・今を思えばその時点でここの裏切者が手を引いていたのかもしれませんね。森の中に逃げ込んでは夜にまたやってきて、私の行動範囲を付け狙い幾度となく襲われそうになりました。そんな話をウェルバー様に打ち明けますと、その夜には憎きそのチーターの首を狩って下さいました。本当にお強い方です」
パメラは目を煌めかせながら遠い目をしている。ライトはパメラがウェルバーに好意を抱いていることに直ぐ気が付いた。
「森は兄さんの庭だからね。密林のハンターとは兄さんの事だよ」
二人は子供が神話のヒーローを語るかのように、そして笑い合った。
「私たちはみんな、ウェルバー様を信頼している。今回も心配ないだろう。なにせレイア様とウェルバー様、二人の英雄がいるんだから」
リサの顔からは不安や懸念が消えつつある。リサだけではなく、この場の四人ともがパメラの話によって勇気を貰い、希望を待ちわびることになった。
「でも!兄さん・・・・・・」
「大丈夫だ。ここには武器や装備が豊富にある。そうだろ?」
「ええ、まだ残っています。上・・・一階のは恐らくみんなが持ち出して行ったでしょうから、二階、レイア様のお部屋の隣・・・これが鍵です。ご自由にお持ちください」
「ありがとう。行ってくる」
ウェルバーは素早い動きでそそくさと階段を上がっていった。
「・・・大丈夫かなぁ・・・兄さん・・・・・・」
「・・・あなたは、ウェルバー様のご兄弟ですか?」
「ああ、そうです、弟のライトと言います。初めまして。兄がいつもお世話になっているそうで」
「ああ、いえいえ、こちらこそお兄様であられるウェルバー様にはいつもお力をお借りてしてます。・・・あ、初めまして、私はパメラと申します。以後よろしくお願い致します。・・・先日もウェルバー様には私のCheaterを討伐して頂き、安心した夜を過ごせています。本当にありがたい限りです」
リサとは別の、もう一人の側近パメラが慎ましく深々と頭を下げてきた。
「いいえ、僕は何も・・・・・・」
側近の三人はともに、他の第3の女性たちのような筋肉質な肉体はしておらず、パメラは特に華奢で大人しい印象である。
逆に側近の三人はライトへの印象も同じく、華奢な男性だと感じていた。
「第2はこことは相対的に男性優位な思想の方が多く、亭主関白のような古い考えの人達がここ第3を良くは思っていないんです。肉体と精神の強さを重んじていて、欲望や快楽に負けることそのものを『恥』と捉え、その文化の反動でCheaterが出没します。その思想から反発し逃げ出してくる人の殆どが第2では弱者、根性なしと劣等感で育ち心を歪ませるんです。そんな中の一人に私がターゲットとなり、危うく襲われそうな所をレイア様に助けて頂きました。それから私はレイア様にお仕えしようとここ第3へとやってまいりました」
「じゃあ、パメラさんの出身は第2だったんですね?」
「はい。何とかここへ逃げてこられたのですが、そのCheaterは執拗に、ここと第2の隔たりをより強固にした城壁をも越えてきました。・・・今を思えばその時点でここの裏切者が手を引いていたのかもしれませんね。森の中に逃げ込んでは夜にまたやってきて、私の行動範囲を付け狙い幾度となく襲われそうになりました。そんな話をウェルバー様に打ち明けますと、その夜には憎きそのチーターの首を狩って下さいました。本当にお強い方です」
パメラは目を煌めかせながら遠い目をしている。ライトはパメラがウェルバーに好意を抱いていることに直ぐ気が付いた。
「森は兄さんの庭だからね。密林のハンターとは兄さんの事だよ」
二人は子供が神話のヒーローを語るかのように、そして笑い合った。
「私たちはみんな、ウェルバー様を信頼している。今回も心配ないだろう。なにせレイア様とウェルバー様、二人の英雄がいるんだから」
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