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Phase Ⅴ
Surface War. After that
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「・・・兄さん!!」「「レイア様!!」」
ウェルバーとレイアはそれぞれの可愛い部下、身内の待つ地下室へと直行していた。
「どうだったの兄さん!?こうして無事だってことは・・・・・・」
「ああ、終わったよ」
ライトは逞しいウェルバーの胸板に向かって飛びついた。続いて三人の側近、リサ、パメラ、セーラもレイアを抱きしめに涙ながら囲う。
「・・・ウェルバー、頼みがある。この子たちをここ第3から連れ出してくれないか?」
レイアは泣きつくパメラたちを宥めながらにウェルバーに頼む。
「お前・・・レイアはどうするんだ?」
「私はここで少し残って後始末がある。流石にこれでケツを捲って逃げるだけって訳にはいかないからな」
「おい、だったら俺も残ってお前を護衛、バックアップするよ」
「だめだ。保守の過激派ってのはどこでも裏から根を回すものと相場が決まっている。・・・今回のようにな」
「しかし!」
「頼む・・・なぁに、私の退陣の表明と次の代表の選定をするだけだ。リベラル自由同盟も保守過激派フェスミ党も、そうなれば次の候補者を各々に立てるのに必死になるはずだ。そうすれば私が逃げることも用意になるだろうし、もし次の代表が中立派ではなければどちらか片方、派閥の追手も無くなり逃亡が楽になる。更に、好色男爵の野郎が今回の件で噛んでいたということは、どちらかのバックに第2が完全に関わっている。必要となればその尻尾を掴んでおかなければならない」
「おい、レイア。お前はもう代表で無くなればただの女・・・そして俺の妻だ。もうそんなこと考えなくてもいいんじゃないか?」
ライトを筆頭にその場の他四名は、ウェルバーの言葉に目を丸めた。
「・・・ふふ、そうだな。しかし、ケジメは付けないと。ここの民も、多くの私の家族でもある。両手離しで放ってはおけん。それに、間違いなく報復や暗殺、危険分子として狙われるのは私とウェルバー、あんな大立ち回りをした私たちだ。そのターゲットがずっと同じ場所に居るのは敵としては願ったりだろう。その二人が別行動をしてれば敵も分散、もしくは片方しか狙わない可能性がある。その方がどちらかは安全とも言えるだろ?」
ウェルバーは考え込む。
「ここの中立派はみんな私の仲間だ。優秀な兵士ばかりだから安心してくれ。なんなら私の演説を素直に聞いてくれたリベラル派がいたとすれば、そんな彼女達も味方になってくれるかもしれん」
間を見計らうかのように、リサが話を割って入ってきた。
「・・・なんだか分かりませんが、凡その察しは付きました・・・。ではレイア様、私も残ります。ここの参謀として、最後までレイア様の補佐を全うさせて下さい」
「リサ、お前・・・・・・」
「レイア様とはいえ、ここの政治の全てを把握していらっしゃる訳ではないでしょう。私が必要となる場はすぐに訪れますよ」
「しかし・・・巻き込む訳には」
「お願いします。私にとってもここの者は家族です。実際に親族も多く居ます。それらをレイア様と同じく放ってはおけません。是非、ご一緒させて下さい」
「リサ・・・分かった。とにかく無理はしない。ただ引退しここを抜ける。滞りなければお前も近い親族と共にここを去るつもりで・・・詳しい話は後にする。ありがとう、リサ」
リサに敬意な眼差しを投げかけて、今度は後の二人の側近へと向く。
「パメラ、セーラは第2、第4出身者だし、ここに親族なんて居ない。お前たちはとにかくここにいれば危険だから、この男に着いて行ってくれ」
「「はい、分かりました」」
「ウェルバー様。レイア様には私が着いてます。この命に代えてもお守りしますので、どうか、パメラとセーラをよろしくお願いします」
リサが深々と頭を下げた。
「・・・そうか・・・分かった。レイアを頼む。だったら、この二人は任せておけ」
そう言うウェルバーだが、その表情にはまだ少し不安は拭い切れてはいなかった。
ライトは一人、ずっと輪に入れずにキョトンとしている。
ウェルバーとレイアはそれぞれの可愛い部下、身内の待つ地下室へと直行していた。
「どうだったの兄さん!?こうして無事だってことは・・・・・・」
「ああ、終わったよ」
ライトは逞しいウェルバーの胸板に向かって飛びついた。続いて三人の側近、リサ、パメラ、セーラもレイアを抱きしめに涙ながら囲う。
「・・・ウェルバー、頼みがある。この子たちをここ第3から連れ出してくれないか?」
レイアは泣きつくパメラたちを宥めながらにウェルバーに頼む。
「お前・・・レイアはどうするんだ?」
「私はここで少し残って後始末がある。流石にこれでケツを捲って逃げるだけって訳にはいかないからな」
「おい、だったら俺も残ってお前を護衛、バックアップするよ」
「だめだ。保守の過激派ってのはどこでも裏から根を回すものと相場が決まっている。・・・今回のようにな」
「しかし!」
「頼む・・・なぁに、私の退陣の表明と次の代表の選定をするだけだ。リベラル自由同盟も保守過激派フェスミ党も、そうなれば次の候補者を各々に立てるのに必死になるはずだ。そうすれば私が逃げることも用意になるだろうし、もし次の代表が中立派ではなければどちらか片方、派閥の追手も無くなり逃亡が楽になる。更に、好色男爵の野郎が今回の件で噛んでいたということは、どちらかのバックに第2が完全に関わっている。必要となればその尻尾を掴んでおかなければならない」
「おい、レイア。お前はもう代表で無くなればただの女・・・そして俺の妻だ。もうそんなこと考えなくてもいいんじゃないか?」
ライトを筆頭にその場の他四名は、ウェルバーの言葉に目を丸めた。
「・・・ふふ、そうだな。しかし、ケジメは付けないと。ここの民も、多くの私の家族でもある。両手離しで放ってはおけん。それに、間違いなく報復や暗殺、危険分子として狙われるのは私とウェルバー、あんな大立ち回りをした私たちだ。そのターゲットがずっと同じ場所に居るのは敵としては願ったりだろう。その二人が別行動をしてれば敵も分散、もしくは片方しか狙わない可能性がある。その方がどちらかは安全とも言えるだろ?」
ウェルバーは考え込む。
「ここの中立派はみんな私の仲間だ。優秀な兵士ばかりだから安心してくれ。なんなら私の演説を素直に聞いてくれたリベラル派がいたとすれば、そんな彼女達も味方になってくれるかもしれん」
間を見計らうかのように、リサが話を割って入ってきた。
「・・・なんだか分かりませんが、凡その察しは付きました・・・。ではレイア様、私も残ります。ここの参謀として、最後までレイア様の補佐を全うさせて下さい」
「リサ、お前・・・・・・」
「レイア様とはいえ、ここの政治の全てを把握していらっしゃる訳ではないでしょう。私が必要となる場はすぐに訪れますよ」
「しかし・・・巻き込む訳には」
「お願いします。私にとってもここの者は家族です。実際に親族も多く居ます。それらをレイア様と同じく放ってはおけません。是非、ご一緒させて下さい」
「リサ・・・分かった。とにかく無理はしない。ただ引退しここを抜ける。滞りなければお前も近い親族と共にここを去るつもりで・・・詳しい話は後にする。ありがとう、リサ」
リサに敬意な眼差しを投げかけて、今度は後の二人の側近へと向く。
「パメラ、セーラは第2、第4出身者だし、ここに親族なんて居ない。お前たちはとにかくここにいれば危険だから、この男に着いて行ってくれ」
「「はい、分かりました」」
「ウェルバー様。レイア様には私が着いてます。この命に代えてもお守りしますので、どうか、パメラとセーラをよろしくお願いします」
リサが深々と頭を下げた。
「・・・そうか・・・分かった。レイアを頼む。だったら、この二人は任せておけ」
そう言うウェルバーだが、その表情にはまだ少し不安は拭い切れてはいなかった。
ライトは一人、ずっと輪に入れずにキョトンとしている。
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