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Phase Ⅸ
Colony Ⅱ Captain
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「先ず、将軍に合わせる前に第1の現状について、聞かせてもらおうか」
先ほどの髪を束ねただけの者にコロニーの中腹まで案内をされたライトは、同じように髪を束ねているが簡易な甲冑をまとった男の元に案内された。
第2コロニー中央部分では小さな争いが起こっている最中のようで、中腹からタワー側と外側を分断するかのように竹で作られた簡易バリケードが張られテントも並び、コロニー内だが野営地のような印象だった。この警戒では誰かの案内が無ければ途端に捕まるか、最悪は敵と思われその場で殺されていたかもしれない。
ここまでライトを案内してくれた男の方は、その上司的な立場に当たるであろう隊長のような者へ深々とお辞儀をして、その場から去って行った。
・・・・・・
「・・・はい、それで急いでお知らせと、警戒をするようにとも伝えたくてここまで来ました」
その後、同じように第1の状況を細かく伝え、壁や通路の強化を要請をする。
「・・・そうか、分かった。ありがとう。通路は事態を早くに懸念した第1からの逃亡者が既に何人か居てな。彼らの証言にて関門の強化をし、今では完全に閉鎖させている」
「壁の方は、大丈夫ですか?」
「乗り越えられないように有刺鉄線だけでなく監視は常時付けて油を蒔き、罠もいくつもつけている。が、壁が破られては流石にどうしようも無くなるな。しかし、第1で塔内に閉じ込められた者たちの救出は必要だな」
自分たちの防衛だけでなく「救出」という言葉を聞いたライトは、この時点で第3で聞いていた第2の印象と全く違っていることに驚いた。
「あの、すいません個人的な質問をしてもよろしいですか?」
「・・・なんだ?」
「ここは、まるで戦場のような印象なんですけど・・・内乱でも起こっているんですか?」
「ああ。堕落した腑抜けた者どもの反乱だ。まったく・・・自由だとか権利とかを主張しているが、そんなことを許せば忽ち、第1や第8と同じ結末になる。そんなことも考えずに、ただ個人的な感情と欲望だけを要求している。そんなバカな連中との争いだ」
「第8の事情も、ご存知なのですね?」
「ああ、殆どがセンター教の幹部以上の者しか実際には知らないがな」
ライトはセンター教と聞いて少し不安になる。
出来るだけ早くパメラの父親である『マイオス』という男性に会い、自分達の、そして我が子の危機を知らせないといけないと思い、直ぐに『深紫色のクォーツ』を提示して謁見を哀願した。
「一度・・・それを、預からせて貰えるか?」
「・・・パメラさんの大事な物だと聞いています。僕には責任がありますので、手放す訳にはいきません」
「・・・では、一時的に牢獄へ幽閉する。牢屋を隔ててでならば、面通しをしてもいいだろう。このご時世だ。理解できるか?」
「はい。大丈夫です。僕たちは今、悪魔の森で身を隠しています。proberであれForesterであれ、見つかる危険があります。急ぎでお願い頂ければ、僕はなんでも構いません」
先ほどの髪を束ねただけの者にコロニーの中腹まで案内をされたライトは、同じように髪を束ねているが簡易な甲冑をまとった男の元に案内された。
第2コロニー中央部分では小さな争いが起こっている最中のようで、中腹からタワー側と外側を分断するかのように竹で作られた簡易バリケードが張られテントも並び、コロニー内だが野営地のような印象だった。この警戒では誰かの案内が無ければ途端に捕まるか、最悪は敵と思われその場で殺されていたかもしれない。
ここまでライトを案内してくれた男の方は、その上司的な立場に当たるであろう隊長のような者へ深々とお辞儀をして、その場から去って行った。
・・・・・・
「・・・はい、それで急いでお知らせと、警戒をするようにとも伝えたくてここまで来ました」
その後、同じように第1の状況を細かく伝え、壁や通路の強化を要請をする。
「・・・そうか、分かった。ありがとう。通路は事態を早くに懸念した第1からの逃亡者が既に何人か居てな。彼らの証言にて関門の強化をし、今では完全に閉鎖させている」
「壁の方は、大丈夫ですか?」
「乗り越えられないように有刺鉄線だけでなく監視は常時付けて油を蒔き、罠もいくつもつけている。が、壁が破られては流石にどうしようも無くなるな。しかし、第1で塔内に閉じ込められた者たちの救出は必要だな」
自分たちの防衛だけでなく「救出」という言葉を聞いたライトは、この時点で第3で聞いていた第2の印象と全く違っていることに驚いた。
「あの、すいません個人的な質問をしてもよろしいですか?」
「・・・なんだ?」
「ここは、まるで戦場のような印象なんですけど・・・内乱でも起こっているんですか?」
「ああ。堕落した腑抜けた者どもの反乱だ。まったく・・・自由だとか権利とかを主張しているが、そんなことを許せば忽ち、第1や第8と同じ結末になる。そんなことも考えずに、ただ個人的な感情と欲望だけを要求している。そんなバカな連中との争いだ」
「第8の事情も、ご存知なのですね?」
「ああ、殆どがセンター教の幹部以上の者しか実際には知らないがな」
ライトはセンター教と聞いて少し不安になる。
出来るだけ早くパメラの父親である『マイオス』という男性に会い、自分達の、そして我が子の危機を知らせないといけないと思い、直ぐに『深紫色のクォーツ』を提示して謁見を哀願した。
「一度・・・それを、預からせて貰えるか?」
「・・・パメラさんの大事な物だと聞いています。僕には責任がありますので、手放す訳にはいきません」
「・・・では、一時的に牢獄へ幽閉する。牢屋を隔ててでならば、面通しをしてもいいだろう。このご時世だ。理解できるか?」
「はい。大丈夫です。僕たちは今、悪魔の森で身を隠しています。proberであれForesterであれ、見つかる危険があります。急ぎでお願い頂ければ、僕はなんでも構いません」
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