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Phase Ⅸ
Devil's Forest Taken away
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遠くの方から奇声のような、何人かの叫び声が聞こえてくる。
パメラとセーラは、まだ意識が戻らないレイアの看病をし続けていた。
誰かの叫び声が三人のテントへ近づいてきた所で、二人は外へ繰り出した。その叫ぶ声に一つだけ、聞き覚えがある声が混ざっていたからだ。
・・・・・・
「離せぇ!クソぉ!!」
そこにはウェルバーが傷だらけで、何人ものフォレスター達に捕まっていた。その後ろではまた、何人かのフォレスターも所どころ傷を負い血に染まり、足を引きずり肩を押さえ、明らかに双方が格闘をしたような痕跡が見られた。
連行されているウェルバーの直ぐ傍には、セーラ達がずっと診ていたあの足に重傷を負って看病し救ったフォレスターの子供が、セーラ達には分からない言葉で必死に何かを訴えている。
二人も急いでウェルバーに近づき、同じく必死に長老との話を頼み込んだ。
その『前日』。
フォレスターの集落の一画に放り込まれたパメラとセーラは、寝込むほどの怪我とその熱でうなされているレイアを見る。二人はレイアの元へと飛びつき、容体をチェックした。
よく診ると、手法は違えど適切な処置を施されており二人は一安心する。
「お前タチ、コイツ知り合いカ?」
突然、入口の方で聞き慣れた言葉の、しかしイントネーションが違う声に二人ともがビクついた。レイアに全集中していたのか、全く入ってくる気配に気が付かなかった。
「はい、私たちの・・・友人です。この処置はあなたがして頂いたのですか?」
咄嗟にだが、念のためレイアの身分は伏せておいた。
「ソウダ。アノ子の怪我、お前タチか?」
他のフォレスターとは違い、ふくよかで恰幅の良い男が結論だけを応答する。
「い、いいえ!私たちの行く道中、あの子が穴に落ちていました。恐らく動物を捕る罠に落ちてしまっていて、そこを私たちがたまたま救ったのです・・・あの子は、無事ですか?!すいません、応急処置しか出来ていませんが・・・・・・」
「イヤ、タスカッタ。礼を言イニ来タ」
「こちらこそ、レイア様をありがとうございます!」
「ありがとう!!」
二人ともが安堵からか、安心からか、その後は号泣したまませっかく言葉が通じる者との会話は弾むことは無かった。
パメラとセーラは、まだ意識が戻らないレイアの看病をし続けていた。
誰かの叫び声が三人のテントへ近づいてきた所で、二人は外へ繰り出した。その叫ぶ声に一つだけ、聞き覚えがある声が混ざっていたからだ。
・・・・・・
「離せぇ!クソぉ!!」
そこにはウェルバーが傷だらけで、何人ものフォレスター達に捕まっていた。その後ろではまた、何人かのフォレスターも所どころ傷を負い血に染まり、足を引きずり肩を押さえ、明らかに双方が格闘をしたような痕跡が見られた。
連行されているウェルバーの直ぐ傍には、セーラ達がずっと診ていたあの足に重傷を負って看病し救ったフォレスターの子供が、セーラ達には分からない言葉で必死に何かを訴えている。
二人も急いでウェルバーに近づき、同じく必死に長老との話を頼み込んだ。
その『前日』。
フォレスターの集落の一画に放り込まれたパメラとセーラは、寝込むほどの怪我とその熱でうなされているレイアを見る。二人はレイアの元へと飛びつき、容体をチェックした。
よく診ると、手法は違えど適切な処置を施されており二人は一安心する。
「お前タチ、コイツ知り合いカ?」
突然、入口の方で聞き慣れた言葉の、しかしイントネーションが違う声に二人ともがビクついた。レイアに全集中していたのか、全く入ってくる気配に気が付かなかった。
「はい、私たちの・・・友人です。この処置はあなたがして頂いたのですか?」
咄嗟にだが、念のためレイアの身分は伏せておいた。
「ソウダ。アノ子の怪我、お前タチか?」
他のフォレスターとは違い、ふくよかで恰幅の良い男が結論だけを応答する。
「い、いいえ!私たちの行く道中、あの子が穴に落ちていました。恐らく動物を捕る罠に落ちてしまっていて、そこを私たちがたまたま救ったのです・・・あの子は、無事ですか?!すいません、応急処置しか出来ていませんが・・・・・・」
「イヤ、タスカッタ。礼を言イニ来タ」
「こちらこそ、レイア様をありがとうございます!」
「ありがとう!!」
二人ともが安堵からか、安心からか、その後は号泣したまませっかく言葉が通じる者との会話は弾むことは無かった。
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