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Phase Ⅺ
Colony Ⅱ Council of war
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「・・・内部抗争をしている場合ではない」
「第2の総力を挙げて、阻止せねばならぬ」
「誰がどう反乱側を説得する?」
「こんな時に好色男爵のバカが居れば、話は簡単だったな」
「事態はここ第2だけの話ではない。先ずは第7の現状はどうなっているのだ?」
「第7は元々、第8の『健全者』との外交が盛んであったはず。この事態を知らない訳では無いはずだ」
「外部コロニーとの謁見は各所申請中です。もうしばらくお待ちください」
「・・・どうせ、上層『界』が手を拱ねいているのだろう。とりあえずは外部のことは気にせず、我々だけの範疇でどうするかを決議して進めよう」
・・・・・・・・・
会議とはどこも似たようなもので、言葉の戦場と言えば恰好がいいが要するに業を煮やして決定事項を言い出した者が損を見る為に、他者批判と問題を定義するだけに留めて責任のなすりつけ合いのような口頭合戦が繰り広がれていた。
ライトはただの証人、第1の現状を報告する係りとして備え付けられた様なもので、特にこれといった意見や議論をすることも無く会議は終了する。
淡々と時折に場繋ぎの質問に対し、第1で見たものをそのまま答えただけである。
ただマイオスにとっては近衛兵、第2コロニーの守備を任せられる将であり、事態の重要性をただ静観しているセンター教上層部や、コロニー代表陣の政治と保身しか頭に無い連中からすれば反乱や敵対する第3勢力からのスパイ、裏切りに費やす懸念を軽減できるために呼ばれたのもある。故にマイオスにとってライトは重要人物であり大事な証人、そして部外者という第三者としての‟置物”としての価値は十分だった。
指名手配の似顔絵が配布されてはいるが、立場がここまで上の人間にとっては所詮、一犯罪者に過ぎない。考慮や思慮の余地に入るはずもなく、明日にはライトの顔すら忘れるだろうということまでマイオスには計算の範囲である。
早急にこの無駄な会議を終了すれば事は全て上手く運ぶ。会議参加者たちも仕事が早く終わり、いつものように酒と他者を蔑むだけの会話で盛り上がり、より一層、下賤の者のことなど忘れてしまうのが通例なのだ。
「・・・すまなかったな。しかし、大いに助かったよ」
「こんなことで良ければ・・・僕は何もしてませんし」
「説得力が、違って来るんだよ。まぁ、いいじゃないか。これで私がとりあえず多くの軍、人員を動かせることになった」
ライトとマイオスは第2のCSタワー内の広場である会議室にて、各将軍やその付き人たち、現代表の政治家勢、センター教らしい正装をした僧侶風の司祭たちが立ち去るのを待ちながら、小声で話していた。各々、何かを探り合っているような世間話を廊下でまだ話し合っている。
「さっさと帰れ。どうせ酒の溺れて若い妾でも抱いて寝るだけだろ」
「ふふっ・・・ちょっとマイオスさん、聞こえちゃいますよ」
「第2の総力を挙げて、阻止せねばならぬ」
「誰がどう反乱側を説得する?」
「こんな時に好色男爵のバカが居れば、話は簡単だったな」
「事態はここ第2だけの話ではない。先ずは第7の現状はどうなっているのだ?」
「第7は元々、第8の『健全者』との外交が盛んであったはず。この事態を知らない訳では無いはずだ」
「外部コロニーとの謁見は各所申請中です。もうしばらくお待ちください」
「・・・どうせ、上層『界』が手を拱ねいているのだろう。とりあえずは外部のことは気にせず、我々だけの範疇でどうするかを決議して進めよう」
・・・・・・・・・
会議とはどこも似たようなもので、言葉の戦場と言えば恰好がいいが要するに業を煮やして決定事項を言い出した者が損を見る為に、他者批判と問題を定義するだけに留めて責任のなすりつけ合いのような口頭合戦が繰り広がれていた。
ライトはただの証人、第1の現状を報告する係りとして備え付けられた様なもので、特にこれといった意見や議論をすることも無く会議は終了する。
淡々と時折に場繋ぎの質問に対し、第1で見たものをそのまま答えただけである。
ただマイオスにとっては近衛兵、第2コロニーの守備を任せられる将であり、事態の重要性をただ静観しているセンター教上層部や、コロニー代表陣の政治と保身しか頭に無い連中からすれば反乱や敵対する第3勢力からのスパイ、裏切りに費やす懸念を軽減できるために呼ばれたのもある。故にマイオスにとってライトは重要人物であり大事な証人、そして部外者という第三者としての‟置物”としての価値は十分だった。
指名手配の似顔絵が配布されてはいるが、立場がここまで上の人間にとっては所詮、一犯罪者に過ぎない。考慮や思慮の余地に入るはずもなく、明日にはライトの顔すら忘れるだろうということまでマイオスには計算の範囲である。
早急にこの無駄な会議を終了すれば事は全て上手く運ぶ。会議参加者たちも仕事が早く終わり、いつものように酒と他者を蔑むだけの会話で盛り上がり、より一層、下賤の者のことなど忘れてしまうのが通例なのだ。
「・・・すまなかったな。しかし、大いに助かったよ」
「こんなことで良ければ・・・僕は何もしてませんし」
「説得力が、違って来るんだよ。まぁ、いいじゃないか。これで私がとりあえず多くの軍、人員を動かせることになった」
ライトとマイオスは第2のCSタワー内の広場である会議室にて、各将軍やその付き人たち、現代表の政治家勢、センター教らしい正装をした僧侶風の司祭たちが立ち去るのを待ちながら、小声で話していた。各々、何かを探り合っているような世間話を廊下でまだ話し合っている。
「さっさと帰れ。どうせ酒の溺れて若い妾でも抱いて寝るだけだろ」
「ふふっ・・・ちょっとマイオスさん、聞こえちゃいますよ」
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