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僕本当にプロ野球選手?
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東南アジアかどこかの奥深いジャングルを探検していると、草陰に巨大なベンガル虎が潜んでいるのがちらりと見えた。
それで僕は、襲われないうちにとっとと逃げようと思ったのだけど、何故か足が動かず、で、たちまちその虎に豪快に見付かり、思い切り襲われた。
僕はあおむけに押し倒され、一方、その虎はガルルと豪快に唸りながら、巨大な鋭い爪で僕の胸をぐさりとえぐり、それから僕の首に思い切りがぶりと噛み付いた。
どうやら僕、一巻の終わりだ。
さよならお父さん、お母さん、そして妹。
それから僕の瞼に、僕のこれまでの人生が走馬灯のように…
これが噂に聞く「パノラマ視」なのだろうと僕は思ったけれど、考えてみると僕は昨日かおとといか忘れたけれど、とにかく夜中にセリア君のアクエリアスでオーラム星へと拉致されて来たはずだ。
だから僕がいまだに地球にいる訳ないし、東南アジアかどこかを探検していようはずもないし、そもそもいきなりベンガル虎なんかに襲われる筋合など、全く無いはずだ。
そこで僕は、「やいやいやいやいベンガル虎! 黙って襲われてりゃ、いい気になりやがって。僕はお前なんかに襲われる筋合いなど、全くねえんだぞ。べらぼうめぃ!」と言ってやった。
すると何故か虎は突然申し訳なさそうな顔になり、僕の顔をぺろぺろとなめ始めたところでばっちり目が覚めた。
セリア君が飼っている例のトラ猫が、ゴロゴロいいながら僕の顔をぺろぺろとなめているところだった。
首に噛みつくのは、トラ猫ちゃんならではの愛情表現らしいし、「巨大な鋭い爪で僕の胸をえぐり…」は、きっと僕の胸で「ふみふみ」していたのだろう。一般論として、ふみふみって結構爪が食い込むし、地球の僕の家でも、ペルシャ猫のぴゃーちゃんが僕にそれをよくやっていたし。
それでトラ猫をよしよししてから両脇を抱え(結構重い!)、床におろし時計を見ると、思い切り昼前のようだった。
地球の時計とは文字盤の「掟」がかなり違うから、ちょっと自信が無かったけれど…
何てったってこの惑星は一日二十七時間だから超ややこしい。
それで例の通訳メガネを掛けて、改めて文字盤を見たらやっぱり十三時過ぎだったから、やっぱり思い切り昼前だ。
十三時は午後一時だって?
いやいやこの星では一日二十七時間だから、正午は十三時半という中途半端な時間なんだ!(あ~ややこしい!)
それに窓の外の明るさから言っても間違いない。これでは(明日は早起きしてプロ野球の球団事務所…)どころの騒ぎではない!
それで僕は起きる事にした。
通訳耳栓を付け、ガムを噛んだ。それにしても僕は十二時間くらい寝たみたいで、気分爽快だった。
一方セリア君はまだ豪快に寝ていた。
ところで今となってはずいぶん昔のような気もするけれど、突然夜中にやって来たセリア君は「僕がプロ野球選手になれる」みたいなでたらめな事を口走っていたような気がする。
なんたって僕は「本当は凄いバッター」のはずだった。
だけどセリア君が「あ~、あれね。あれは豪快に冗談!」なんてあっさりと言ってしまったらどうしよう…
だけどひとをわざわざこんな遠くの惑星まで宇宙船で連れてきておきながら、それはないよなとは思ってはみたものの、何だかとても不安になった。
それで寝ているセリア君に、
「ねえねえねえセリア君。ところで、僕、えへん! たしか、プロ野球選手に、なれるような気がしているんだけどなぁ…」
「あたりまえだのクラッカー!」
セリア君はすぐに目を覚ました。
球団事務所へ出発!
外はとても良いお天気。
僕は昨日セリア君に買ってもらった服に着替えようとしたのだけど、意外にもセリア君が、
「パジャマのままで行け。スパイクもだ!」
と、変なこと言うので、今日もまたパジャマ姿でスパイクを履いて、セリア君のコメット250の助手席に 乗り込んだ。
昨日と違うのはオーラム星のソックスを履いている事だけだ。
これはとても履き心地が良く、しかもセリア君の話では、水虫なんか一日で治るそうだ♪
さて、コメット250は昨日同様、思い切り「ダサい普通の自動車」だった。
それを運転しながらセリア君はどこかへ携帯電話を掛け始めた。
どうやら球団事務所へ掛けているようだった。
〈危ないなあ。ハンドルから手を離している!〉僕はそう思ったけれど、ハンドルは勝手に動き、車は順調に走っていた。
そもそも自動運転らしかったし。
で、それを知り安心した僕は、しばらくの間、いろいろな形の建物が並ぶ黄金色の街並みを車窓から眺めることにした。
道路ではいろんな形の自動車が走っていた。
大抵は宇宙船みたいにかっこ良かった。セリア君のコメット250だけがダサいくらいだ。なんでも発売以来二百年モデルチェンジしてないって言っていたし。
で、昨日マンションに来る途中で見た街路樹は、トンネルのサービスエリアで見た、「説明しようの無い木」で、トランペットのような花も街並みに似合っていた。
そしてしばらく走ると運動公園のような場所に着いた。入り口には「小犬プロキオンズ」という看板があった。これが球団名のようだ。
その入り口から中に入ると、色々な木々や花が植えてあるのが分かった。
地球の植物とは全然違っていたけれど、とても綺麗な場所には違いなかった。
それと、多くの木々は春なのに紅葉していたけれど、本当は新紅だ。これは最初、オーラム星に来た時にアクエリアスで上空からセリア君が説明してくれた事だったのを思い出した。
それから駐車場にコメット250を止め、僕らは車を降りた。
アクエリアスと違い、この乗り物はどこに止めても清清しい若草色だ。
そこから歩くと球団事務所はすぐだった。
僕はパジャマ姿で、スパイクをカチャカチャと鳴らしながら、セリア君と一緒に事務所に入った。
「おっ、トレーニングウエア姿で、スパイクまで履いちゃって。おぬしめちゃ気合入っとるのぅ!」
僕を出迎えたのは、球団の偉い人のようだった。
僕はおかしくてセリア君と顔を見合わせた。確かに僕のパジャマがトレーニングウエアに見えるみたいだ。
この偉い人は中学三年生くらいの感じで、少し老けた顔をしていた。
バナナ監督というそうだ。背の高さは僕よりも少し低いくらいで、少し太っていた。
それからセリア君は僕を、そのバナナ監督に紹介した。
「ダイスケ君です。え~、サボテンリーグで活躍していた右の強打者です」
「ほう」
「守備は、まあ…」〈何だ、やっぱり守備はだめじゃないか!〉僕はちょっとがっかり。
「…あ、でもぉ、とにかく左ピッチャーが得意なんです。内角球のさばきかたが凄く上手くて…」
「ほうほう♫」
「特に、例のあの左ピッチャーの時になんかに…」
「例のあの左? なるほど!」
〈サボテンリーグ? 例のあの左ピッチャーって?〉
僕はいろいろききたかったけれど、セリア君が上手に話をしてくれているようだったので、僕は黙ってセリア君の話を聞いていたし、必要に応じて口裏を合わせた。
それから少しセリア君の話が続き、その話に概ね納得したらしいバナナ監督が、「じゃ、早速♫」と言って、それで僕ら三人は事務所を出ると、両わきにウメとサクラを足して二で割ったようなピンク色の花が咲く小道を歩いて、室内練習場の大きな建物の横を通り過ぎると、フェンスに囲まれたグラウンドに着いた。
フェンスの隙間から僕らが入ると、グラウンドではすみれ色の空の下で、小学校五年生から中学生くらいの感じの子たちが「パジャマ姿」で練習をしていた。(いやいや、パジャマではない。練習着かユニフォームだってば!)
で、ここは第二球場だそうで、大きさは七十メートル四方くらいの、少年野球には丁度いいサイズだった。
グラウンドは外野の芝生(のような植物)が新紅していた事と、左右のファウルラインがやけに広いように感じた事以外は、雰囲気としては地球の野球場とあまり変わらなかった。
そしてそのグラウンドでみんながかぶっている帽子を見て、僕は思い出した。
僕が初めてセリア君と出会った梅雨の初めに、セリア君がかぶっていた、あの帽子…、(見た事もないような野球帽をかぶり、おしゃれなメガネを掛け…)
〈そうだったんだ。この帽子だったんだ…〉
僕がそんな感慨にふけっていると、
「早速、君のバッティングを見せてやんなよ」
そう言ってセリア君は、僕の背中を豪快にドンと押した。
それで僕は、襲われないうちにとっとと逃げようと思ったのだけど、何故か足が動かず、で、たちまちその虎に豪快に見付かり、思い切り襲われた。
僕はあおむけに押し倒され、一方、その虎はガルルと豪快に唸りながら、巨大な鋭い爪で僕の胸をぐさりとえぐり、それから僕の首に思い切りがぶりと噛み付いた。
どうやら僕、一巻の終わりだ。
さよならお父さん、お母さん、そして妹。
それから僕の瞼に、僕のこれまでの人生が走馬灯のように…
これが噂に聞く「パノラマ視」なのだろうと僕は思ったけれど、考えてみると僕は昨日かおとといか忘れたけれど、とにかく夜中にセリア君のアクエリアスでオーラム星へと拉致されて来たはずだ。
だから僕がいまだに地球にいる訳ないし、東南アジアかどこかを探検していようはずもないし、そもそもいきなりベンガル虎なんかに襲われる筋合など、全く無いはずだ。
そこで僕は、「やいやいやいやいベンガル虎! 黙って襲われてりゃ、いい気になりやがって。僕はお前なんかに襲われる筋合いなど、全くねえんだぞ。べらぼうめぃ!」と言ってやった。
すると何故か虎は突然申し訳なさそうな顔になり、僕の顔をぺろぺろとなめ始めたところでばっちり目が覚めた。
セリア君が飼っている例のトラ猫が、ゴロゴロいいながら僕の顔をぺろぺろとなめているところだった。
首に噛みつくのは、トラ猫ちゃんならではの愛情表現らしいし、「巨大な鋭い爪で僕の胸をえぐり…」は、きっと僕の胸で「ふみふみ」していたのだろう。一般論として、ふみふみって結構爪が食い込むし、地球の僕の家でも、ペルシャ猫のぴゃーちゃんが僕にそれをよくやっていたし。
それでトラ猫をよしよししてから両脇を抱え(結構重い!)、床におろし時計を見ると、思い切り昼前のようだった。
地球の時計とは文字盤の「掟」がかなり違うから、ちょっと自信が無かったけれど…
何てったってこの惑星は一日二十七時間だから超ややこしい。
それで例の通訳メガネを掛けて、改めて文字盤を見たらやっぱり十三時過ぎだったから、やっぱり思い切り昼前だ。
十三時は午後一時だって?
いやいやこの星では一日二十七時間だから、正午は十三時半という中途半端な時間なんだ!(あ~ややこしい!)
それに窓の外の明るさから言っても間違いない。これでは(明日は早起きしてプロ野球の球団事務所…)どころの騒ぎではない!
それで僕は起きる事にした。
通訳耳栓を付け、ガムを噛んだ。それにしても僕は十二時間くらい寝たみたいで、気分爽快だった。
一方セリア君はまだ豪快に寝ていた。
ところで今となってはずいぶん昔のような気もするけれど、突然夜中にやって来たセリア君は「僕がプロ野球選手になれる」みたいなでたらめな事を口走っていたような気がする。
なんたって僕は「本当は凄いバッター」のはずだった。
だけどセリア君が「あ~、あれね。あれは豪快に冗談!」なんてあっさりと言ってしまったらどうしよう…
だけどひとをわざわざこんな遠くの惑星まで宇宙船で連れてきておきながら、それはないよなとは思ってはみたものの、何だかとても不安になった。
それで寝ているセリア君に、
「ねえねえねえセリア君。ところで、僕、えへん! たしか、プロ野球選手に、なれるような気がしているんだけどなぁ…」
「あたりまえだのクラッカー!」
セリア君はすぐに目を覚ました。
球団事務所へ出発!
外はとても良いお天気。
僕は昨日セリア君に買ってもらった服に着替えようとしたのだけど、意外にもセリア君が、
「パジャマのままで行け。スパイクもだ!」
と、変なこと言うので、今日もまたパジャマ姿でスパイクを履いて、セリア君のコメット250の助手席に 乗り込んだ。
昨日と違うのはオーラム星のソックスを履いている事だけだ。
これはとても履き心地が良く、しかもセリア君の話では、水虫なんか一日で治るそうだ♪
さて、コメット250は昨日同様、思い切り「ダサい普通の自動車」だった。
それを運転しながらセリア君はどこかへ携帯電話を掛け始めた。
どうやら球団事務所へ掛けているようだった。
〈危ないなあ。ハンドルから手を離している!〉僕はそう思ったけれど、ハンドルは勝手に動き、車は順調に走っていた。
そもそも自動運転らしかったし。
で、それを知り安心した僕は、しばらくの間、いろいろな形の建物が並ぶ黄金色の街並みを車窓から眺めることにした。
道路ではいろんな形の自動車が走っていた。
大抵は宇宙船みたいにかっこ良かった。セリア君のコメット250だけがダサいくらいだ。なんでも発売以来二百年モデルチェンジしてないって言っていたし。
で、昨日マンションに来る途中で見た街路樹は、トンネルのサービスエリアで見た、「説明しようの無い木」で、トランペットのような花も街並みに似合っていた。
そしてしばらく走ると運動公園のような場所に着いた。入り口には「小犬プロキオンズ」という看板があった。これが球団名のようだ。
その入り口から中に入ると、色々な木々や花が植えてあるのが分かった。
地球の植物とは全然違っていたけれど、とても綺麗な場所には違いなかった。
それと、多くの木々は春なのに紅葉していたけれど、本当は新紅だ。これは最初、オーラム星に来た時にアクエリアスで上空からセリア君が説明してくれた事だったのを思い出した。
それから駐車場にコメット250を止め、僕らは車を降りた。
アクエリアスと違い、この乗り物はどこに止めても清清しい若草色だ。
そこから歩くと球団事務所はすぐだった。
僕はパジャマ姿で、スパイクをカチャカチャと鳴らしながら、セリア君と一緒に事務所に入った。
「おっ、トレーニングウエア姿で、スパイクまで履いちゃって。おぬしめちゃ気合入っとるのぅ!」
僕を出迎えたのは、球団の偉い人のようだった。
僕はおかしくてセリア君と顔を見合わせた。確かに僕のパジャマがトレーニングウエアに見えるみたいだ。
この偉い人は中学三年生くらいの感じで、少し老けた顔をしていた。
バナナ監督というそうだ。背の高さは僕よりも少し低いくらいで、少し太っていた。
それからセリア君は僕を、そのバナナ監督に紹介した。
「ダイスケ君です。え~、サボテンリーグで活躍していた右の強打者です」
「ほう」
「守備は、まあ…」〈何だ、やっぱり守備はだめじゃないか!〉僕はちょっとがっかり。
「…あ、でもぉ、とにかく左ピッチャーが得意なんです。内角球のさばきかたが凄く上手くて…」
「ほうほう♫」
「特に、例のあの左ピッチャーの時になんかに…」
「例のあの左? なるほど!」
〈サボテンリーグ? 例のあの左ピッチャーって?〉
僕はいろいろききたかったけれど、セリア君が上手に話をしてくれているようだったので、僕は黙ってセリア君の話を聞いていたし、必要に応じて口裏を合わせた。
それから少しセリア君の話が続き、その話に概ね納得したらしいバナナ監督が、「じゃ、早速♫」と言って、それで僕ら三人は事務所を出ると、両わきにウメとサクラを足して二で割ったようなピンク色の花が咲く小道を歩いて、室内練習場の大きな建物の横を通り過ぎると、フェンスに囲まれたグラウンドに着いた。
フェンスの隙間から僕らが入ると、グラウンドではすみれ色の空の下で、小学校五年生から中学生くらいの感じの子たちが「パジャマ姿」で練習をしていた。(いやいや、パジャマではない。練習着かユニフォームだってば!)
で、ここは第二球場だそうで、大きさは七十メートル四方くらいの、少年野球には丁度いいサイズだった。
グラウンドは外野の芝生(のような植物)が新紅していた事と、左右のファウルラインがやけに広いように感じた事以外は、雰囲気としては地球の野球場とあまり変わらなかった。
そしてそのグラウンドでみんながかぶっている帽子を見て、僕は思い出した。
僕が初めてセリア君と出会った梅雨の初めに、セリア君がかぶっていた、あの帽子…、(見た事もないような野球帽をかぶり、おしゃれなメガネを掛け…)
〈そうだったんだ。この帽子だったんだ…〉
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