3 / 23
いつでも話してくれと男は言った 遊びに来いとも
しおりを挟む
古代帝国アリストラストの宮殿の深部、魔王の玉座が鎮座する暗黒の間。俺とイリスは、人間の姿をした魔王シュベリートと対峙していた。彼の提案――「戦いをやめないか」という言葉が、二人の間に重い沈黙を生んでいた。
イリスと俺は、互いに顔を見合わせる。シュベリートが再び口を開いた。
「言葉だけでは信じられないだろう。だから、これを君たちに預けたい」
彼は玉座の脇に置かれた黒い布を手に取り、そっと広げた。中から現れたのは、一組の魔鏡だった。2枚の小さな鏡は、黒い枠に縁取られ、表面に奇妙な光が揺らめいている。
イリスが眉をひそめ、警戒しながら尋ねた。
「何……? これが何か、私たちに何をさせるつもり?」
シュベリートは穏やかに微笑み、鏡を手に持ったまま二人に近づいた。
「これは魔鏡だ。遠くの2つの部屋を繋げる魔力を持つ。1枚を君たちが持ち、もう1枚を私が持つ。そして、交流してくれないかと頼むよ」
剣を構え直し、疑いの目を向けた。
「交流? お前と何を話すって言うんだ? 俺たちはお前を倒すためにここまで来たんだぞ!」
シュベリートは静かに首を振った。
「分かっている。だが、君たちが私を倒しても、魔族と人間の憎しみは消えない。君たちがエリルにしたように、私にも少しだけ時間をくれ。理解を深めるための時間を」
イリスが一歩進み出て、魔鏡をじっと見つめた。
「この鏡で何ができるの? 私たちを騙す罠じゃないでしょうね?」
シュベリートは鏡を手に持つと、その表面を軽く叩いた。すると、鏡の中からかすかな光が溢れ、暗黒の間にぼんやりとした映像が浮かび上がった。それは、遠く離れた魔族の陣営の一室だった。
「この鏡は、離れた場所にいる者を映し、声を届ける。少しずつ、お互いを知るために使ってほしい。それだけではない、実際にこの鏡を扉として空間を行き来すらできる」
剣を下ろし、戸惑いながらも魔鏡を見つめる。
「……何だよ、それ。お前、本気で人間と分かり合えるなんて思ってるのか?」
シュベリートは静かに頷き、1枚の鏡を差し出した。
「思っているよ。君がエリルにあのペンダントを渡したように、私も君たちにこの鏡を渡す。戦いの最中でもいい。君たちの声を聞かせてくれ。それが、私が人間という魔物を理解する最後の鍵かもしれない」
イリスは俺の肩に手を置く、きっと彼女も迷っているに違いない。
安心したくてそうしているのだろう。
「レン……どうする? 私にはまだ信じられないけど、彼の目、嘘をついてるようには見えないわ」
シュベリートの瞳を見据えた。ゆっくりと剣を鞘に収め、魔鏡を受け取った。
「分かった。持っててやるよ。けど、俺たちがお前を信じるかどうかは、これからの話次第だ」
シュベリートは小さく笑い、もう1枚の鏡を手に持ったまま言った。
「それでいい。それが始まりだよ。戦いの合間に、君たちの声を待っている」
暗黒の間に、再び静寂が訪れた。レンとイリスは魔鏡を手に、魔王との奇妙な「交流」の第一歩を踏み出した。俺、勇者レンと魔王は鏡を通じて互いの声を聞き、少しずつ理解を深めていくことになる――。
魔王との対峙。古代帝国アリストラストの戦いから1年が過ぎた……。
レンとイリスは、魔王シュベリートとの交流を重ねていた。魔鏡を通じて声を交わし、時にはテレポートで直接対面しながら、戦いの合間に互いの心を知る努力を続けた。その結果、魔族と人間の間に初めての停戦が結ばれる日が訪れた。
暗黒の間に再び集った三人。シュベリートは、1年前と同じく人間の姿で玉座に座っていたが、その瞳には深い安堵が宿っていた。俺は剣を腰に下げ、イリスは癒しの光を手に持たず、ただ静かに立っていた。
シュベリートが口を開いた。
「1年か……長いようで短かった。君たちのおかげだよ、レン、イリス。私は今、人間を完全に理解した。それゆえに、完全に人間に擬態できるようになった」
彼は立ち上がり、両手を広げてみせた。その姿は、以前の貴族のような優雅さから、さらに自然な人間らしさに変わっていた。魔族特有の冷たい気配は消え、まるで普通の男のようだった。
イリスが小さく微笑み、言った。
「本当に……人間みたいね。もう私たちを魔物なんて呼ばない?」
シュベリートは笑い、頷いた。
「呼ばないよ。君たちは魔物ではなく、複雑で美しい存在だ。それを知ったからこそ、私は戦いをやめる決断をしたんだ」
俺は一歩進み出て、魔鏡を手に持ったまま言った。
「なら、これで終わりだな。俺は魔王を倒したと宣言する。人間たちにはそう伝えるよ。けど、実際は違う。お前がどうするつもりか、分かってるんだろ?」
シュベリートは静かに目を閉じ、玉座の背に手を置いた。
「そうだ。私は300年の眠りにつく。魔族はこの停戦を受け入れ、私が目を覚ますまで争いを控えるだろう。300年という時が、争いの心をなだめてくれると信じている」
イリスが少し悲しげに呟いた。
「300年……長いわね。私たちはもういない。でも、あなたが目を覚ました時、誰が迎えるの?」
シュベリートはレンを見た。そして、穏やかに答えた。
「レンが迎えるさ。なあレンおまえもまた、300年後に向かうのだろう?」
俺は苦笑した。
「お前、俺の計画まで見抜いてたのか。確かに、イリスと一緒に300年後に転移するつもりだ。 エリル……から連絡がないんだ。 彼女も無事だといいな」
シュベリートは魔鏡を手に持つと、その表面を軽く撫でた。光が揺らめ、テレポートの門が現れる。
「なら、これで別れだ。300年後、君たちと再会することを楽しみにしているよ。人間と魔族が、真の友情を築ける未来を祈って。 あの女帝とも300年後会えたら、どんなに愉快なことだろうか……」
魔鏡を握り締め、シュベリートに言った。
「ああ、俺も祈ってる。お前が目を覚ました時、ちゃんと人間の酒でも飲ませてやるよ」
イリスが笑いながら付け加えた。
「私もその時まで、癒しの魔法を磨いておくわ。300年後の再会、楽しみにしててね」
シュベリートは最後に小さく笑い、テレポートの門の中へ消えた。彼の体は暗黒の間に溶け込み、300年の眠りへと旅立った。
俺は故郷の村に帰ろう。そこでイリスと結婚式をあげる。
平和な暮らしを楽しみ、年を重ね老人にいつかなるだろう。
そうして、幸せな生活を送った末、300年後にイリスの転移魔法で行くのだ。
彼女の魔法は正確には体の時を止めるものだ、極限まで周りの時間を停止させることで300年後にいく。
ひとつだけ、問題点がある。
完全に時間を止めるのは難しい。だから、俺とイリスはものすごく若返るだろう。一歩間違えれば、赤子の姿で300年後に到着するはずだ。記憶を保てるだろうか?
300年後はどうなっているだろうか?
長い時が、争いの心を癒し、人間と魔族の間に真の友情が芽生えているだろうか?
イリスと俺は、互いに顔を見合わせる。シュベリートが再び口を開いた。
「言葉だけでは信じられないだろう。だから、これを君たちに預けたい」
彼は玉座の脇に置かれた黒い布を手に取り、そっと広げた。中から現れたのは、一組の魔鏡だった。2枚の小さな鏡は、黒い枠に縁取られ、表面に奇妙な光が揺らめいている。
イリスが眉をひそめ、警戒しながら尋ねた。
「何……? これが何か、私たちに何をさせるつもり?」
シュベリートは穏やかに微笑み、鏡を手に持ったまま二人に近づいた。
「これは魔鏡だ。遠くの2つの部屋を繋げる魔力を持つ。1枚を君たちが持ち、もう1枚を私が持つ。そして、交流してくれないかと頼むよ」
剣を構え直し、疑いの目を向けた。
「交流? お前と何を話すって言うんだ? 俺たちはお前を倒すためにここまで来たんだぞ!」
シュベリートは静かに首を振った。
「分かっている。だが、君たちが私を倒しても、魔族と人間の憎しみは消えない。君たちがエリルにしたように、私にも少しだけ時間をくれ。理解を深めるための時間を」
イリスが一歩進み出て、魔鏡をじっと見つめた。
「この鏡で何ができるの? 私たちを騙す罠じゃないでしょうね?」
シュベリートは鏡を手に持つと、その表面を軽く叩いた。すると、鏡の中からかすかな光が溢れ、暗黒の間にぼんやりとした映像が浮かび上がった。それは、遠く離れた魔族の陣営の一室だった。
「この鏡は、離れた場所にいる者を映し、声を届ける。少しずつ、お互いを知るために使ってほしい。それだけではない、実際にこの鏡を扉として空間を行き来すらできる」
剣を下ろし、戸惑いながらも魔鏡を見つめる。
「……何だよ、それ。お前、本気で人間と分かり合えるなんて思ってるのか?」
シュベリートは静かに頷き、1枚の鏡を差し出した。
「思っているよ。君がエリルにあのペンダントを渡したように、私も君たちにこの鏡を渡す。戦いの最中でもいい。君たちの声を聞かせてくれ。それが、私が人間という魔物を理解する最後の鍵かもしれない」
イリスは俺の肩に手を置く、きっと彼女も迷っているに違いない。
安心したくてそうしているのだろう。
「レン……どうする? 私にはまだ信じられないけど、彼の目、嘘をついてるようには見えないわ」
シュベリートの瞳を見据えた。ゆっくりと剣を鞘に収め、魔鏡を受け取った。
「分かった。持っててやるよ。けど、俺たちがお前を信じるかどうかは、これからの話次第だ」
シュベリートは小さく笑い、もう1枚の鏡を手に持ったまま言った。
「それでいい。それが始まりだよ。戦いの合間に、君たちの声を待っている」
暗黒の間に、再び静寂が訪れた。レンとイリスは魔鏡を手に、魔王との奇妙な「交流」の第一歩を踏み出した。俺、勇者レンと魔王は鏡を通じて互いの声を聞き、少しずつ理解を深めていくことになる――。
魔王との対峙。古代帝国アリストラストの戦いから1年が過ぎた……。
レンとイリスは、魔王シュベリートとの交流を重ねていた。魔鏡を通じて声を交わし、時にはテレポートで直接対面しながら、戦いの合間に互いの心を知る努力を続けた。その結果、魔族と人間の間に初めての停戦が結ばれる日が訪れた。
暗黒の間に再び集った三人。シュベリートは、1年前と同じく人間の姿で玉座に座っていたが、その瞳には深い安堵が宿っていた。俺は剣を腰に下げ、イリスは癒しの光を手に持たず、ただ静かに立っていた。
シュベリートが口を開いた。
「1年か……長いようで短かった。君たちのおかげだよ、レン、イリス。私は今、人間を完全に理解した。それゆえに、完全に人間に擬態できるようになった」
彼は立ち上がり、両手を広げてみせた。その姿は、以前の貴族のような優雅さから、さらに自然な人間らしさに変わっていた。魔族特有の冷たい気配は消え、まるで普通の男のようだった。
イリスが小さく微笑み、言った。
「本当に……人間みたいね。もう私たちを魔物なんて呼ばない?」
シュベリートは笑い、頷いた。
「呼ばないよ。君たちは魔物ではなく、複雑で美しい存在だ。それを知ったからこそ、私は戦いをやめる決断をしたんだ」
俺は一歩進み出て、魔鏡を手に持ったまま言った。
「なら、これで終わりだな。俺は魔王を倒したと宣言する。人間たちにはそう伝えるよ。けど、実際は違う。お前がどうするつもりか、分かってるんだろ?」
シュベリートは静かに目を閉じ、玉座の背に手を置いた。
「そうだ。私は300年の眠りにつく。魔族はこの停戦を受け入れ、私が目を覚ますまで争いを控えるだろう。300年という時が、争いの心をなだめてくれると信じている」
イリスが少し悲しげに呟いた。
「300年……長いわね。私たちはもういない。でも、あなたが目を覚ました時、誰が迎えるの?」
シュベリートはレンを見た。そして、穏やかに答えた。
「レンが迎えるさ。なあレンおまえもまた、300年後に向かうのだろう?」
俺は苦笑した。
「お前、俺の計画まで見抜いてたのか。確かに、イリスと一緒に300年後に転移するつもりだ。 エリル……から連絡がないんだ。 彼女も無事だといいな」
シュベリートは魔鏡を手に持つと、その表面を軽く撫でた。光が揺らめ、テレポートの門が現れる。
「なら、これで別れだ。300年後、君たちと再会することを楽しみにしているよ。人間と魔族が、真の友情を築ける未来を祈って。 あの女帝とも300年後会えたら、どんなに愉快なことだろうか……」
魔鏡を握り締め、シュベリートに言った。
「ああ、俺も祈ってる。お前が目を覚ました時、ちゃんと人間の酒でも飲ませてやるよ」
イリスが笑いながら付け加えた。
「私もその時まで、癒しの魔法を磨いておくわ。300年後の再会、楽しみにしててね」
シュベリートは最後に小さく笑い、テレポートの門の中へ消えた。彼の体は暗黒の間に溶け込み、300年の眠りへと旅立った。
俺は故郷の村に帰ろう。そこでイリスと結婚式をあげる。
平和な暮らしを楽しみ、年を重ね老人にいつかなるだろう。
そうして、幸せな生活を送った末、300年後にイリスの転移魔法で行くのだ。
彼女の魔法は正確には体の時を止めるものだ、極限まで周りの時間を停止させることで300年後にいく。
ひとつだけ、問題点がある。
完全に時間を止めるのは難しい。だから、俺とイリスはものすごく若返るだろう。一歩間違えれば、赤子の姿で300年後に到着するはずだ。記憶を保てるだろうか?
300年後はどうなっているだろうか?
長い時が、争いの心を癒し、人間と魔族の間に真の友情が芽生えているだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる