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2章 魔法学園
3話 新たな生活
しおりを挟む入学式当日。
リュートは新しい制服を来て王都を歩いていた。もーすっかり屋台の人達には名前も覚えられてしまい、終いには『俺の娘とか欲しくないか?』とか『付き合って』などと言われてしまう。いや、あんた何歳だよwと、思いながら街を歩き学園に着く。今日から寮生活なので荷物は魔法収納に入れている。最初に講堂に行き入学式が始まる。
~~~~~
新入生代表リュート。
『はい』
そこからは日本でも同じような挨拶をしていき次に学園長の挨拶をした。
学園長はこちらを見て微笑みを零していた。
(今目あったか?気のせいか。)
そして入学式が終わり教室に案内される。教室に入るとエミリーがきて、
『おはようございますリュート』
と言ってきた。そして、
『リュート君おはよう』
とエマまで来た。
エミリーはともかく、エマまでSクラスなのか。と関心していると、後ろから『どけよ』と言われたので振り返るとそこにはこのクラスのもう1人の男がいた。
(これがこの世界の男の態度なのか?)
と思っていた。ソウシャ村の男は皆いい人だったなぁ、と思いながら席に着いた。
がらがらがら~
『みんな席についてるなー?私はこのクラスの担任をすることになったアイシャだ!よろしく頼む。では廊下側から自己紹介してくれー』
と、男口調ではあったが美人先生だった。やはり先生だけあって魔力がそこら辺の人より多い。
自己紹介が終わり学園の説明が始まる。大きくわけて2つだ。1つは魔法大会が行われること。そして決闘だ。
魔法大会とは学年の代表者を5人クラスから選び2.3年生と戦うというものだ。これを年に2回。次に決闘だが、これはプライドみたいなものだ。
貴族などがよくやるが何かを賭けたりする。金だったり名声だったりと様々だがこの学園にもたまに決闘はあるそうだ。
この学園は完全実力主義なので貴族だの平民だのはあまり関係ない。だが貴族の奴らはプライドが高いのか直ぐに決闘をするそうだ。自分が偉いわけでも無いくせによくそこまで大きく出来るものだ。
同じクラスのカートは男と言うだけで態度が物凄くでかい。そのせいか、俺への好感度が物凄いうなぎ登りなのだ。迷惑な話である。
~~~~~
授業はとても暇だった。知力SSの俺は教わることがないこの学園ではなにも学ぶことがなかった。
そのせいか、女子達からは教えて欲しいだのなんだの言われている。
高等部にはエスカレーター式になっており、生徒会は全て男で構成されている。男は学園で200人いないくらいらしい。1800人近く居て200人っておかしいだろw
なぜ生徒会が男で出来ているかと言うと宣伝の意味を兼ねていると思う。だからこの学園は人が多いのだろう。
ある1人の男が教室を尋ねてきた。周りからは、
『あれって生徒会長?カッコイイ♡』など言われている。しかし
『リュート様に比べると・・・』『比べる対象じゃないわよ。』なども聞こえる。
しかし入学してまだそんなに経っていないのに生徒会長が来るということはそういうことだろう。
『君が新入生代表のリュート君で合ってるかな?』
この世界の男でこの態度は珍しい。紳士すぎるのだ。
『はい。初めまして。リュートと申します。』
リュートは笑顔で答えた。
『なんとも・・・さすが噂になるだけはあるみたいだね。
僕は君を生徒会に入ってもらうために来たんだ。』
そう言うと周りでは歓声の声が起こった。
『さすがリュート様』『はやく雑誌に載らないかしら?』などと聞こえてくる。
ん?雑誌ってなんだ?後で誰かに聞いてみるか。
『すみません。まだ学園にも慣れていないし、僕じゃ役不足ではないかと思うのですが。』正直めんどくさい。なので、
『僕に手伝えることなら進んでやりますので生徒会には入らず、生徒会助手的な位置でもいいですか?』
生徒会長は笑って、
『ならそれで大丈夫だよ。もしかしたら意見が変わってくれるかもしれないからね。ありがとう。』
と言ってこの場を後にした。去った後が大変だった。
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