同僚の妻がパンツ濡らして待ってるから

横尾

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同棲時代

間男の残り香と多禰滓

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春になると旦那のいる東京へ戻るE妻と名残りを惜しんで、限界まで睦み合った2人。空港まで送りに行った俺に、嘘か誠か「お父さんより、横尾さんが好き。」てのは、家族の中ではEは。E妻はと呼び合ってんだよ。家族ってイイよな~。嫉妬する。

俺はこの、俺を嫉妬に駆り立てるていう物言いが大好きよ。を裏切って、黒い股を開くが大好きなんだょ。俺は言う。「横尾さんが好きなんて言ったらダメだ。横尾さんのが好きって言わんと。旦那の事はちゃんと愛してやりなさい。(..チンポコ以外な)」

俺はEの事を、E妻の前ではとか、Eとか、下の名前、例えばとでもしとこうか。そんな風に呼んでる。俺とEは同期入社で、奴からしたら俺は現在上司だけど、会社でも普通に友人として会話している。敬語を使うでもなくね。ま、旦那君とは非常にいい関係と、いい距離感で付き合いさせて貰ってる。

嫁の浮気を何とな~くボンヤリと、感じ取ってるような気配も、最近、無きにしも非ずだけど。俺がそのEが思い浮かべる犯人の想定範囲に入る可能性はゼロだと、今の所は鷹を括っている。

2年間のあっち暮らしだったから、E妻とは2シーズンの冬の暮らしを一緒に過ごしたよね。楽しかったなあ。楽しくないはずがない。邪魔者がいないんだから。E妻も言うよ、あの時期は「本当の夫婦だったね」って。夫婦を堪能してたよ。セックスだけじゃない心の絆という副産物が生まれた。子供と言う副産物も産ませたかったが、願い叶わずだったけど(笑)。

空港へ送る前にラブホ寄ってさ、E妻のヴァギナに俺の多禰を精一杯仕込んでやった。E妻の服に付いたタバコの残り香なんかも、旦那への土産だよな。飲み屋でいつも吸ってる銘柄が、旦那の嗅覚で分かるだろうか。それよりも、嫁のパンツに染み込んだ俺の多禰の香りが分かるだろうか。E妻と別れるのが名残惜しくて、嫉妬もあったし、そんな遊びをE妻に施してやった。

その後、プライベートと仕事も含めて、当時、多い時で月2,3。Eが任されてたアンテナショップが、有楽町にあったんだよね。もう無いけど。プライベートでは、純粋にE妻と逢うため交通費は自腹。勿論、旦那とも仲がいいものだから、奴とは行くたびに必ず酒を酌み交わして、口角泡を飛ばしながら、我が社の未来を語り合った。
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