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弐章 蒸気の国・エンジーム
十三話、妹よお前は天才だ!!
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「状況は粗方理解したけど、フウカちゃんは大丈夫なの!?」
「分かんねえから全力疾走してんだろが!!」
マジで人生で一番のスピードで往復してる自信あんぞ!!あの平原から走ってマキア引っ張って走りながら通信繋いで状況説明して今此処!
「あの平原ですね。大きな魔力反応があり、その中にフウカ様のものもございます」
「よし無事だな!!急ぐぞ!!」
平原に滑り込みダッシュすると、あのデカブツを風華とナルシ野郎が。他のフィアスボアをギルドの奴らが何とか抑えていた。あのデカブツの足元は凍り付き、其処から動く事が出来なくなっていた。この魔法は風華だな。流石は俺の妹だ!!!
「風華!マキア連れて来た!」
「兄さん早く…!もう、保たない…ッ」
杖に体を預ける様に、脂汗を流しながら風華はデカブツの足元を凍らせていた。やべえ…風華の魔力が限界越えそうになってやがる!!
「フウカは何十回も大量に魔力を使う魔術を酷使している!何をするかは知らないが、急ぐんだライハ!」
「分かってんよ!マキア、ジャック!」
「了解!」
マキアがデカブツに向かってガトリングの銃口を向けると、そのガトリングが変形し始めた。何あれ!!カッコいい!!
「魔術回路接続・属性電気。エネルギー100%充電完了」
「何だ…彼女は…?」
「…標準固定!発射まで、3、2、1…」
大砲の様な形となったガトリングから何かが発射されそうになってるんだけど、何だ…この少年心を擽る素晴らしい武器は…
「雷電撃砲…発射!!!」
ジャックの号令と同時に大砲がブッパなされ、危険を察知した風華も即座にその場から離れて退避した。辺りを閃光と轟音が包み込む。
「…敵性の消滅を確認。安全です」
マキアの声に閉じてた目を開けると、其処にはデカブツが倒れていた。
「倒した…?」
「やったな風華!!!」
嬉しい俺や他の連中とは裏腹に、風華は怪訝な顔をしてデカブツに近付いた。風華の手が其奴に触れると、デカブツの体が黒く変色した。キモいんだが!!?
「風華離れろ!!」
「あっ」
風華の腕を強く引いて守る様に抱き締めた。何だこの黒いのは…まさかあのガルムもどきと同じ粒子か!?
「小さく…なった…?」
「あんな大きかったフィアスボアが…」
粒子が消えると、倒れていたのはデカブツじゃなくて、普通のサイズのフィアスボアだった。その隣に何か宝石の様なモノが落ちてる。
「あ、風華!」
「大丈夫」
徐に風華は近付いてそれを拾い上げた。大丈夫なのか?本当に…
「…ジャック、マキア経路でこれ送れる?」
「大丈夫、準備しておくよ」
何か…此奴等は知らん準備してるみたいだけど俺は風華が無事ならそれで良し!!ナルシ野郎が話し掛けに来そうだけど知らん!!双子水入らずの時間邪魔すんな!!
「分かんねえから全力疾走してんだろが!!」
マジで人生で一番のスピードで往復してる自信あんぞ!!あの平原から走ってマキア引っ張って走りながら通信繋いで状況説明して今此処!
「あの平原ですね。大きな魔力反応があり、その中にフウカ様のものもございます」
「よし無事だな!!急ぐぞ!!」
平原に滑り込みダッシュすると、あのデカブツを風華とナルシ野郎が。他のフィアスボアをギルドの奴らが何とか抑えていた。あのデカブツの足元は凍り付き、其処から動く事が出来なくなっていた。この魔法は風華だな。流石は俺の妹だ!!!
「風華!マキア連れて来た!」
「兄さん早く…!もう、保たない…ッ」
杖に体を預ける様に、脂汗を流しながら風華はデカブツの足元を凍らせていた。やべえ…風華の魔力が限界越えそうになってやがる!!
「フウカは何十回も大量に魔力を使う魔術を酷使している!何をするかは知らないが、急ぐんだライハ!」
「分かってんよ!マキア、ジャック!」
「了解!」
マキアがデカブツに向かってガトリングの銃口を向けると、そのガトリングが変形し始めた。何あれ!!カッコいい!!
「魔術回路接続・属性電気。エネルギー100%充電完了」
「何だ…彼女は…?」
「…標準固定!発射まで、3、2、1…」
大砲の様な形となったガトリングから何かが発射されそうになってるんだけど、何だ…この少年心を擽る素晴らしい武器は…
「雷電撃砲…発射!!!」
ジャックの号令と同時に大砲がブッパなされ、危険を察知した風華も即座にその場から離れて退避した。辺りを閃光と轟音が包み込む。
「…敵性の消滅を確認。安全です」
マキアの声に閉じてた目を開けると、其処にはデカブツが倒れていた。
「倒した…?」
「やったな風華!!!」
嬉しい俺や他の連中とは裏腹に、風華は怪訝な顔をしてデカブツに近付いた。風華の手が其奴に触れると、デカブツの体が黒く変色した。キモいんだが!!?
「風華離れろ!!」
「あっ」
風華の腕を強く引いて守る様に抱き締めた。何だこの黒いのは…まさかあのガルムもどきと同じ粒子か!?
「小さく…なった…?」
「あんな大きかったフィアスボアが…」
粒子が消えると、倒れていたのはデカブツじゃなくて、普通のサイズのフィアスボアだった。その隣に何か宝石の様なモノが落ちてる。
「あ、風華!」
「大丈夫」
徐に風華は近付いてそれを拾い上げた。大丈夫なのか?本当に…
「…ジャック、マキア経路でこれ送れる?」
「大丈夫、準備しておくよ」
何か…此奴等は知らん準備してるみたいだけど俺は風華が無事ならそれで良し!!ナルシ野郎が話し掛けに来そうだけど知らん!!双子水入らずの時間邪魔すんな!!
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