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弐章 蒸気の国・エンジーム
二十二話、これって良いこと?それとも…
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「お待たせフウカちゃん!」
「早かったね」
「超特急で調べたからね。後ろのホログラムは見える?」
ほろぐらむ…?ジャックの後ろの資料みたいなやつかな?見えるって聞いてるならそうか。
「うん、大丈夫」
「良かった。まず、呪いが広まるか否か。答えはYES。広まるよ」
「…そっか」
悪い予感が的中しちゃった…何でこう言うのばっかり当たるんだろ。兄さんはいい予感結構当たるのに、私は…
「でも、どうやって検証したの?ジャック達スタディアは戦えないでしょ?」
「近所の戦闘が出来るギルドに頼んだんだよ。そしたらビンゴ。あの石を中心に近くに居た魔獣が軽く凶暴化した。ほんの数秒でだよ。流石に早すぎてボク達も驚いたんだ」
「じゃあ、私の立てた仮説は…」
当たってたらどうする…?前に戦ったフェイクガルムでさえかなり苦戦した…ガルムの元々の高い攻撃力と殺傷力が更に強化されてた。フィアスボアも攻撃力と殺傷力は高い魔獣…それにプラスして素早いし何より群れを成す…
「当たってる可能性が高い。あの石はその場に無いと効力を発揮しないんだ。凶暴化を確認した後すぐに封呪ボックスにしまったら、少しして凶暴化は解けたんだ。だから未だエンジームに凶暴化した魔獣が居るのであれば、原因は他にある」
「じゃあ、元凶を叩けば治るんだ」
「そうだね。でも、仮にフウカちゃんの言った通り、それが群れのボスだった場合の討伐はかなり厄介だ。特にフィアスボアはかなり大きな群れを組んで、尚且つその群れさえも率いるのがボスだ。しかも其奴等殆どが凶暴化してるとなると迂闊に突っ込むのは危険だ」
…尚更兄さんに話せなくなった…しかも叩き方が分からない呪いに侵された魔獣の攻略法も考えないとだし…
「ジャック、私が捕まえたフェイクガルムはセフィロンの人達に管理してもらってるの。私が此奴等の倒し方で知ってるのは、神力で倒せる事だけ。だから、セフィロンのミチルさんとルチルさんに連絡を取って神力以外で倒す方法を見つけて欲しい。勿論、通信結晶越しに私も参加する」
「そっか、確かに手紙に書いてあったよ。サンプルがあるって!勿論調査する予定だよ。でも神力で倒せるのか…それも新発見だね」
「これは兄さんが言ってた事で実際見た訳じゃないんだけどね。でも、神力の事は…」
我儘かな…唯一分かってる倒し方なのに…でも私達はまだ、胸を張って御使だって言えない…
「大丈夫、言わないよ。もしかしたら神力じゃなくて、ライハ君の何かしらの行動が倒すに至った可能性もあるからね。ライハ君は何をしたっていったの?」
「剣で木っ端微塵にした後焼いたって」
「成程…炎か。ありがとう。こっちも引き続き調査してみるよ。だからフウカちゃんも分かった事があれば言ってね。あ、でも無理はしない事!じゃあね!」
ジャックが手を振って、私も手を振りかえして通信を終える前に、ホログラムだけ保存してそのまま通信を切った。何か疲れたから、少し…寝ようかな…
「早かったね」
「超特急で調べたからね。後ろのホログラムは見える?」
ほろぐらむ…?ジャックの後ろの資料みたいなやつかな?見えるって聞いてるならそうか。
「うん、大丈夫」
「良かった。まず、呪いが広まるか否か。答えはYES。広まるよ」
「…そっか」
悪い予感が的中しちゃった…何でこう言うのばっかり当たるんだろ。兄さんはいい予感結構当たるのに、私は…
「でも、どうやって検証したの?ジャック達スタディアは戦えないでしょ?」
「近所の戦闘が出来るギルドに頼んだんだよ。そしたらビンゴ。あの石を中心に近くに居た魔獣が軽く凶暴化した。ほんの数秒でだよ。流石に早すぎてボク達も驚いたんだ」
「じゃあ、私の立てた仮説は…」
当たってたらどうする…?前に戦ったフェイクガルムでさえかなり苦戦した…ガルムの元々の高い攻撃力と殺傷力が更に強化されてた。フィアスボアも攻撃力と殺傷力は高い魔獣…それにプラスして素早いし何より群れを成す…
「当たってる可能性が高い。あの石はその場に無いと効力を発揮しないんだ。凶暴化を確認した後すぐに封呪ボックスにしまったら、少しして凶暴化は解けたんだ。だから未だエンジームに凶暴化した魔獣が居るのであれば、原因は他にある」
「じゃあ、元凶を叩けば治るんだ」
「そうだね。でも、仮にフウカちゃんの言った通り、それが群れのボスだった場合の討伐はかなり厄介だ。特にフィアスボアはかなり大きな群れを組んで、尚且つその群れさえも率いるのがボスだ。しかも其奴等殆どが凶暴化してるとなると迂闊に突っ込むのは危険だ」
…尚更兄さんに話せなくなった…しかも叩き方が分からない呪いに侵された魔獣の攻略法も考えないとだし…
「ジャック、私が捕まえたフェイクガルムはセフィロンの人達に管理してもらってるの。私が此奴等の倒し方で知ってるのは、神力で倒せる事だけ。だから、セフィロンのミチルさんとルチルさんに連絡を取って神力以外で倒す方法を見つけて欲しい。勿論、通信結晶越しに私も参加する」
「そっか、確かに手紙に書いてあったよ。サンプルがあるって!勿論調査する予定だよ。でも神力で倒せるのか…それも新発見だね」
「これは兄さんが言ってた事で実際見た訳じゃないんだけどね。でも、神力の事は…」
我儘かな…唯一分かってる倒し方なのに…でも私達はまだ、胸を張って御使だって言えない…
「大丈夫、言わないよ。もしかしたら神力じゃなくて、ライハ君の何かしらの行動が倒すに至った可能性もあるからね。ライハ君は何をしたっていったの?」
「剣で木っ端微塵にした後焼いたって」
「成程…炎か。ありがとう。こっちも引き続き調査してみるよ。だからフウカちゃんも分かった事があれば言ってね。あ、でも無理はしない事!じゃあね!」
ジャックが手を振って、私も手を振りかえして通信を終える前に、ホログラムだけ保存してそのまま通信を切った。何か疲れたから、少し…寝ようかな…
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