双子の世界見聞録〜転生したら生まれた集落で忌子呼ばわりされたからとりま双子の妹と一緒に世界を回ることにした話〜

瑠璃川翡翠

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肆章 氷雪の国・スノーメイル

十八話、厄介事は御免だっての!!!

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「んじゃ、結果報告と行くぞ」


「じゃあ俺から良いか?」


「記録を取りましょう」


俺達が帰って来てから少し経った後に、マキアとレオン。そして風華とヴィクトールが帰って来た。そんで、調査報告会になったから俺が我先にと話をする。


「俺達は竜が暴れたらしい場所に行って来た。其処の被害状況を見て回ってたんだけどさ、一ヶ所だけ、竜じゃ無くて人の仕業だって感じた場所がある」


「人為的ですか?」


「嗚呼。一応記録撮って来た」


記録結晶で撮って来た写真を皆に見せる。一応全部の場所を撮って来たやつを並べてる。風華達がそれを食い入る様に見ていた。


「…?何が違うんじゃ?」


「最後の所は被害が小さいね。確かに人為的って聞いた方が納得する」


「風華はやっぱわかってくれるか!!」


抱き着きに行こうとしたら、思い切り避けられた。何でだ?泣くぞ。


「じゃあこっちも。私とヴィクトールさんは竜の魔力を追って、居場所を探してた。でも、目撃情報が新しい場所より古い方が魔力が濃く残ってた。だから、春告の竜の魔力が衰えてるって考えてる。それと、竜の魔力が濁ってるのも分かった。だから成る可く早く見つけたいのが現状」


「…成程。レオン様。此方の報告をお願い出来ますか?」


「うむ!こっちはオレサマとマキアで、悪い魔力を感じたから、その場所に行って来た!んで、向かった場所に前の国でフーカを狙った奴等と同じ格好をしてる奴等が居た!」


マジかよ、彼奴等此処にも居んのか。割と全国に居る感じなのか…?


「ですが、フウカ様達が此処にいらっしゃる事は知られていませんでしたので、単なる偶然と考えて宜しいかと」


「んじゃ、此れを踏まえて明日の計画を立てるとするか」


「そうだな。なら、明日は着いて行く担当を変えるか」


何!?って事は俺はヴィクトールとって事だよな…?断固拒否なんだが!?


「拒否する!」


「煩い黙ってろ」


「此奴マジで!!」


ギャイギャイ文句を言ってる俺を毛程も気にしないで、せんせーとヴィクトールは淡々と明日の計画を立てている。あーあ…憂鬱だぜ。


「フウカ程で無くても俺も人か人では無いかの魔力くらいであれば判断出来る。しくじるな、ライハ」


「当たり前だわ」


「じゃ、フウカは俺とだな!よろしくな!」


何時も通り距離感のバグってるせんせーにフウカはキョドりつつ、しっかりと頷いていた。うん、良い子だな!


「私達は本日と同じくナビゲートとイーブルギルドの警戒を行います」


「頼んだ。じゃあ、今日は解散だ。ゆっくり休めよー」


せんせーの号令で、風華とヴィクトールが宿を出始めた。はあ…やっぱ数日経っても風華の居ない生活は慣れねぇな…
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