私の人生リスタート

雷衣

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第二章

第32話

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「私、読書も好きですが、剣も好きです。令嬢が女性初の騎士になってからずっと憧れていたんです。今日、私に声をかけてくださってとても嬉しかったです。私、もっとお話したいです。だから…、私とお友達になってくださいませんか…?」
と、フローニー伯爵令嬢が言った。
「もちろんです!これからもよろしくお願いしますね!」
と言うと、フローニー伯爵令嬢は
「ありがとうございます!よろしくお願いします!」
ととても嬉しそうに言った。

(思ったよりもたくさん収穫があったわ。ラスター侯爵家は鉱山をいくつも所有しているし、フローニー伯爵家も大きな商団を持っている。まだどうなるかは分からないけど、カルチェーダ男爵令嬢は社交界でかなりの影響力を持つ人。それに、3人とも話が合いそう。絶対に味方につけるわよ!)

フリジア伯爵令嬢のサロンからしばらく経ったある日、ルーチェはフローニー伯爵家に向かっていた。
(まさか、フローニー令嬢から招待状が来るなんて…!)

「お待ちしておりましたわ!わざわざ来て下さりありがとうございます。」
「いえいえ。素敵なところですね。」
と、ルーチェはフローニー伯爵令嬢にいい、令嬢がルーチェを中へ案内した。
「今日はお誘いありがとうございます。」
「いえいえ、こちらこそ来てくださってありがとうございます。噂とは全く違って、とてもお優しい方で安心しました。」
と、シェリアが言った。
「そう言っていただけて嬉しいです。そうだ、ルーチェと呼んでくださると嬉しいです。だって、私たちでしょう?」
と、ルーチェは笑顔で言った。すると、シェリアの表情が明るくなり、笑顔で
「分かりました、ルーチェ!」

「どうやったらあんなに素早く動けるのですか?」
と、シェリアがきいた。
「うーん…、反射神経を鍛えて、あとは速く動く。私がほかの騎士よりも速いのは、オーラが使えて、そのオーラの使い方が他の人よりも上手いから、だけど。シェリアでも頑張ったらそこそこの速さにはなると思うよ。」
と言うと、シェリアが驚いたように
「ほ、ほんとですか?!」
と、言った。ルーチェは微笑んで頷いた。
「信じられないなら、私に剣術を習ってみる?騎士団の仕事もあるからちょこちょこになるとは思うけど…。」
と言うと、シェリアが
「いいのですか?!ルーチェ様に剣術、習ってみたいです!」
と、言った。
「わかったわ。いつからがいい?」
と、ルーチェが聞くと、シェリアが
「ご都合が合えば今日見て貰えませんか…?」
と言った。
「もちろんいいわよ。練習はどこでやる?」
「屋敷の裏の方に前使われていた練習場があります。着替えるついでにお父様に許可を貰ってきますわ。ルーチェ様も着替えますよね。ドレスルームに案内しますのでこちらにどうぞ。」
と言って、シェリアは、ドレスルームまで案内してくれた。

「ルーチェ様~。許可を貰えました。ですが…、お父様も見たいと言っていまして…、」
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