孤高のミグラトリー 〜正体不明の謎スキル《リーディング》で高レベルスキルを手に入れた狩人の少年は、意思を持つ変形武器と共に世界を巡る〜

びゃくし

文字の大きさ
56 / 177

第五十六話 パレード

しおりを挟む

 ミリアの強い要望で今度は騎士団のパレードの見学に向かう。

 場所は王都南門から第二障壁の門まで真っ直ぐに伸びる王都随一の大通り。
 普段ならひっきりなしに馬車が行き来する王都の大動脈ともいえる大通りだが、この日ばかりはパレードのために一時封鎖される。

 それにしても、さっきからやたらと彼女の距離が近い。
 密着するかの如き近さで、貴族の令嬢にあるまじき距離感だ。

 ウルフリックのいっていたように本当に俺のファンなのか、パレードの開催場所に向かう道中も、近づいてきては熱心にアルレインでの防衛戦の話を聞きたがる。

(ははっ、クライの良さがわかるなら将来は有望だな)

 ミストレアの前向きな考えが少し羨ましい。
 慕ってくれるのは嬉しいが、ちょっと急に距離を詰め過ぎだと思うけど……それより……。

「どうしたんだ、エクレア?」

「…………むぅ」

 エクレアの機嫌が目に見えて悪い。
 ……なにか気に触ることでもしただろうか?
 ウルフリックたちの屋敷で食事をしたあとぐらいから、ずっと睨まれている気がする。
 
 最近はやっと無表情の中にも色んな感情が見え隠れするようになって、仲良くなれてきていると思っていたのに、また距離が少し離れてしまった感じだ。

「皆さん、見て下さい。あれが騎士団のパレードが通る王都一番の大通りです」

「凄いです~~、人がいっぱいです~~」

「予想以上に人で溢れかえっていますね。お嬢様、決して私から離れないで下さい」

 目の前に広がるのは圧倒的な人の集団。
 どこにこれだけの人が隠れていたのかと思うほどの大群は、いまかいまかと騎士団のパレードの到着を待っている。
 
「これは……」

 剣を天に掲げた騎士が等間隔で配置され、ロープで区切られた場所がこれからパレードの通る道だろう。
 沿道には王都の民衆がパレードの通る通り道に押し寄せないように、騎士たちが整列し区画整理している。
 集団に圧倒され言葉を失っているとウルフリックが立ち並ぶ騎士たちの説明をしてくれる。

「あれは、下級騎士だ。このパレードはこの一年で活躍した騎士たちのお披露目も兼ねてるようなもんだからな。まだ、新人も多い下級騎士たちは警備に当たってる訳だ」

「なるほど……」

「下級騎士たちは総本部の騎士が指揮を取っている。このパレードの警備を総括してるのは総本部だからな」

「総本部?」

「王都を拠点にしてる騎士団総本部は、各地に騎士たちを派遣する役割を担ってる。国からの命令を聞いて各騎士団に伝達して、迅速に騎士団を派遣するのが主な役割だな」

「……総本部はパレードに参加しないのか?」

「このパレードは第一騎士団から第七騎士団の活躍した騎士たちのためのものだからな。王都務めで活躍の機会の少ない総本部は例年参加しねぇ。総本部は裏方の仕事が多いから仕方ねぇんだけどな」

「……随分詳しいんだな」

「ミリアがな……。ミリアは多少英雄や強者に弱い所があるんだ。気に入った奴がいると、何でも調べたがるし、知りたがる。その関係で何故かオレまで王国の戦力について詳しくなっちまった。……それでも“小さな英雄”への執着はオレから見ても……ちょっとな。度が過ぎていなくもない……」

 初めは意気揚々と騎士団について説明してくれていたのに、最後は自信なさげに小声になっていくウルフリック。
 俺の噂について語っているときのミリアは、止めようのない勢いがあったからな。
 あの異様な気迫のままで話し続けられれば嫌でも覚えてしまうかもしれない。

「クライ様! そろそろ騎士団の方々がこちらにお見えになるそうですよ。もっと前に行ってみませんか?」

 そういってミリアは俺の手をとって歩きだす。
 
「いや、俺は……」

(せっかくの機会だ。私たちももう少し近くまで寄ってみるか?)

「皆さんも、もっと前で見学しましょう!」

 ミリアは年に一度ということで随分と張り切っている。
 いまの位置でも十分見学できると思ったけど甘かったようだ。
 イクスムさんが険しい表情でエクレアの意向を確認する。
 護衛としてはあまり人混みに入るようなことをして欲しくないんだろうな。

「お嬢様、どうなさいますか?」

「…………もう少しだけ」

「はい、畏まりました。……お嬢様、もう少しお近くにお願いします」

「騎士団の方々を見る機会ってあんまりありませんから、もっと近くでもいいです~~」

 それでも、エクレアの意向を優先してくれる。
 エクレアもそんなイクスムさんを理解しているからか、素直に指示に従っている。
 アーリアは……まあ、しょうがないな。





「きゃ~~!」

「見えて来たぞ! 王国の精鋭たちだ!!」
 
「こっち向いてくれーー!」
 
 歓声と共に徐々に姿を現してきたのは、完全武装した騎士の行列。
 身に纏う騎士甲冑は無骨な輝きを帯びて、強者の気配を漂わせる。
 一糸乱れぬ動きの流暢な足運びは、外見から鎧の重さをまるで感じさせない。

「あれは上級騎士だ。で、馬車に乗って手を振ってるのが騎士団長。生誕祭のパレードは第一騎士団から第七騎士団までのすべての騎士団が勢揃いする。先頭は第一騎士団からが通例だからあれは第一騎士団団長だな」

「……あれが第一騎士団を率いる騎士」

 隣のウルフリックの視線を追って馬車を見れば、王都の民衆に向かって、ゆっくりと手を振る男性がいる。
 歳は四十代に近いのかレリウス先生よりは年上に見える。

「そうだ、騎士の中の騎士。重力魔法の使い手。“纏引”サイヘル・デアンタール」

「……“纏引”?」

「第一騎士団は精鋭中の精鋭が集まる万能集団だ。剣も槍も弓も、どの騎士でも高水準で扱えるように日々訓練しているらしい。……だが、騎士団長のサイヘルは謎が多い。使い手の少ない重力魔法を連発する戦い方をするらしいが、何にせよ情報が少ないから“纏引”の意味もいまいちわからねぇ」

「サイヘル様はとってもお優しい方で、王族の方々からの信頼も厚いと聞きます。どんなに小さな悩みでも必ず相談に乗って下さるので、上級、下級を問わず部下の方々の信頼と支持を得ているそうです」

 ウルフリックとミリアは本当に騎士団に詳しいな。
 王都から離れたアルレインでは知る由もなかった情報を教えてくれる。

 二人の知識の深さに感銘を受けていると、一層観客の歓声が大きくなった。
 どうやら次の馬車が見えてきたらしい。

「オォ~~、スゲェ人集りだな! お前等っ! オレのために集まってくれてありがとよっ!!」

「あの女性は?」

 なんだあのデカい斧は。
 肩に担いだ巨大な白銀の片刃斧。
 おそらく天成器だろうが、ゴールドウェポンスライムの擬態した両手斧に勝るとも劣らない。
 しかも柄は短く、刃はひたすらに大きい。
 あれで片手斧なのか?
 まったく規格に納まっていない。

 というか、あの人は馬車の屋根の上に乗ってなにをしているんだ?
 
「第二騎士団団長“重轟戦車”イーリアス・クロウニー」

「オレにもっと依頼を持って来い!! どんな魔物だろうとこのオレがぶち殺してやる!!」

 百九十cm近い高身長に丸太のような太い腕。
 鎧すら纏わず、薄布に身を包んだ姿は、防御というものをまったく考えていない。

「猪突猛進しかできない突撃部隊と揶揄されることもあるがその実力は本物だ。現に魔物が大規模な集落を作った時に、真っ先に第二騎士団が派遣されることが多い。前任の団長が厳格な人物だったから今の団長に変わる時は混乱があったらしいが、いまでは問題なく第二騎士団をまとめている。そういう意味では力だけでなく統率力もあるんだろうな」

 ウルフリックいわく、良くも悪くも騎士団は団長の意向が大きいらしい。
 
「イーリアス様は豪快で大雑把に見えますけど、ご自身の美しさを保つ努力を惜しまない素晴らしい方です。あのお美しい太陽のような橙色の髪は、いつ見ても輝きを失っている時はありません。強さと美しさを兼ね備えたイーリアス様は王都の女性の憧れの存在です」

 キラキラとした瞳で、馬車の上で寝そべりながら緩く手を振るイーリアスさんを見詰めるミリア。
 
(あの筋肉女が憧れなのか? よくわからんな。いまだって、パレードに飽きたから寝そべっているようにしか見えないぞ)
  
 不意にウルフリックの焦った声が隣から聞こえる。

「っ! ミリア! パレードに近づきすぎだ。オレから離れるな」

 夢中でパレードを見ていたミリアは、ふらふらと騎士たちの守るロープに近づいてしまう。
 あっという間に人の波に飲み込まれてしまった。

「きゃっ!?」

「っ!? ミリア!?」

 マズいな。
 ここからだとミリアの小柄な姿は見えない。
 
 ウルフリックが人集りを強引に掻き分け進む。
 
(逸れたら危険だぞ。こう人が多くては私の生命感知でも紛れてしまう)

「ミリアっ! ミリア、どこにいる!」

「――――お兄様っ! こちらです!!」

「ああ、ミリア。良かった、怪我はないか?」

 幸運なことにミリアはすぐに見つかった。
 だが、様子が可笑しい。
 信じられないといった様子で首元を何度も触って確かめている。

「お、お兄様、ネックレスが……お母様からいただいたネックレスがありません。確かにここにあったのに……」

 ミリアの首元には、大粒の赤い宝石のあしらわれた銀のネックレスが身につけてあった。
 それが、影も形もない。

「なんだとっ!?」

「人集りに飲み込まれた時、どなたかの手が伸びてきて、私、避けようとしたのですが見動きができなくて……それで、いつの間にか……ネックレスが……」

「ぐ……盗人か!」

(ついさっき盗られたならまだ近くにいるんじゃないか)

 確かにそうだ。
 目を離したのはほんの一瞬、それなら……。
 
「ウルフリック、まだ近くに……」

「わかってる。もう探してる! ――――あれだっ! あの男っ!!」

 視線の先。
 路地の入り口にいまにも入り込む目深にフードを被ったローブの男。
 手元には不自然なほどの金品が握られている。
 
「欲張ったな。逃げるのを優先したんだろぉが、マジックバックに仕舞わなかったのが運の尽きだ」

 俺に絡んできたときとは違う。
 家族を危険にさらした者に向ける眼差しは、計り知れないほどの怒りに満ちていた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。

夜兎ましろ
ファンタジー
 高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。  ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。  バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~

シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

盾の間違った使い方

KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。 まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。 マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。 しかし、当たった次の瞬間。 気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。 周囲は白骨死体だらけ。 慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。 仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。 ここは―― 多分、ボス部屋。 しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。 与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる 【異世界ショッピング】。 一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。 魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、 水一滴すら買えない。 ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。 そんな中、盾だけが違った。 傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。 両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。 盾で殴り 盾で守り 腹が減れば・・・盾で焼く。 フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。 ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。 ――そんなある日。 聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。 盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。 ​【AIの使用について】 本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。 主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。 ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。

処理中です...