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悪夢の先に
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俺は社内結婚をした
嫁は同じ職場で働くあさみ
あさみは会社のアイドル的な存在でみんなから美人と言われています
正直付き合っているときはいつ浮気されて振られるか心配していました
結婚して数年いつもの日常が流れていました…あのときまでは
「あさみーお疲れさま」
「今日もつかれたよー」
「あさみゆっくりしてー」
「いつ帰ってくるのー?」
「うーん、23時くらいかなぁ明日から出張になったから明日も早いよ?」
「えーならさ新幹線の近くのビジネスホテル止まったら??そっからいったら楽じゃない??」
「わかったよーそうする」
「じゃ私もゆっくりするー」
まさかあんなことになってるとは…….
忘れ物をとりに家にかえると
「あっあああああんっ」
えっ!なにしてるんだ?
俺はとっさに自分の部屋に戻り聞き耳をたてました すると
「ねえもっと激しくぅ」
「あさみのここすごく濡れてるねw」
「だってぇ気持ちいいんだもん」
「俺もだよw」
「ねぇ中に出してもいいんだよ?」
「まだダメだよwもう少し我慢しようね」
私は思わずドアを開けて言いました
「何やってるんですか!!」
二人はびっくりした様子でこちらを見ていました
「あなた誰ですか!」
「旦那ですけど!?」
「ちょっと静かにしてもらっていいですか?」
「いやでも……」
「うるさいなぁ!」
「ごめんなさい」
俺は怖くなってそのまま家を飛び出しました
その日以来会社にいけなくなった俺は退職しました
そして俺は離婚届を突きつけそのまま当てもなくホテルを転々としていました
そんなとき昔の友達が
「お前離婚したってまじ?」
「ああそうだぞ」
「なんで別れたんだ?」
「実はさ…….」
俺は事情を話しました
「それはひどいな」
「だろ?ほんと最低な女だったわ」
「今度飲み行こうぜ」
「おおいいぞ」
数日後
「久しぶりー元気してたか?」
「おう元気だったぞ」
「なんかお前痩せたんじゃないか?」
「まあそうかもな」
「何かあったのか?」
「別に何もないよ」
「本当か?」
「うん大丈夫だから」
「それならよかった」
それからしばらく話しているうちに
「なぁ相談があるんだけど」
「どうした?」
「また一緒に住まないか?」
「いいのか?」
「もちろんだとも」
「ありがとう」
こうして俺はもう一度やり直すことにしました
あさみとの結婚生活は最悪だったが新しい生活が始まった
しかし俺はまだ知らなかった
この先に起こる出来事を……. あれから3ヶ月が経ち 少しずつだが落ち着きを取り戻してきた
仕事の方も慣れてきて一人暮らしをはじめた
今では営業成績1位にもなった 今は後輩の女の子と一緒に行動することが多い
「先輩!ご飯いきましょうよ」
「おっいいぞ」
「やった!どこ行きますか?」
「どこにするかー」
「焼肉とかどうですか?」
「いいぞーいくか」
「はい!」
こんな感じで毎日過ごしている ある日の帰り道
「先輩ーあの明日の晩御飯何食べたいですか?」
「うーん麻婆豆腐かな」
「わかりました材料買っていくんで楽しみにしててくださいね」
「わかったよ」
次の日の朝 朝起きると体が重い
風邪ひいたかもと思い体温計を探す ピピッ
38.6°Cある…….これはまずいな とりあえず会社に連絡しないと
「すみません、体調が悪くなったので今日休みます」
「あらそうなの?お大事にね」
「はい、失礼します」
よしこれでOKっと
そういえばあいつ昨日麻婆豆腐作るって言ってたな 大丈夫だろうか
とりあえず連絡入れとくか
「悪い熱出たから休む」
返事きた
「了解です!ゆっくり休んでくださいね」
やっぱり優しい子だな
「ありがとう」
とりあえず寝るか
数時間後 ピンポーン 誰か来たみたいだ
「はい、どちら様でしょうか」
「あさみだけど」
えっ!どうしてここにいるんだ
「どうしたんだ?」
えっ!まじかよ
「だってあさみの彼氏じゃんww」
「は??」
熱があり、フラフラしてると
するとそこには知らない男がいた
男は俺を見るとニヤッと笑った
「おいお前誰だよ」
「僕は君の奥さんの愛人さww」
「なっ!ふざけるな」
「じゃあお前は用済みだな」
そういうと包丁を取り出し俺めがけて振り下ろした 俺はとっさに避けたが腕を切ってしまった
「痛ってぇー」
「チッ外したか」
「なんで俺を殺すんだよ」
「だって邪魔なんだもん」
「じゃあもういっちょ死んどけや」
そう言うとまた俺に向かって包丁を振り下ろす
「危ねぇー」
「チッ逃げられたか」
「お前みたいなクズには殺されたくないんだよ」
「うるせぇ!てめえのせいで全部台無しだよ」
「俺は関係ないだろ」
「関係大ありだよ」
「何でだよ」
「てめえさえいなければ俺は幸せに暮らせてたんだからよ」
「意味わかんねぇよ」
「まあいいわ」
そういうと俺に近づいてきて
「ここで死んでもらうからよぉー」
「やめてー」
「じゃあなぁ」
「ここはどこだ?」
俺は真っ暗な空間にいた
「すすり泣く声が聞こえる」泣き声がする方へ歩いて行くと 小さな男の子が泣いていた
「どうしたんだい?」
俺は優しく話しかける
「パパとママがいないの」
「そっかーなら一緒に探すか?」
「うん!」
それからしばらく歩いたけど見つからない
「なかなかいないな」
「うん…….」
「大丈夫だきっと見つかる」
さらに歩くと目の前に光が見えてきた
「出口だ」
「本当?」
「ああ本当だとも」
「やったー」
「よしいくぞ」
そして二人で手を繋いで外に出た
眩しい光が差し込んでくる
目が慣れてくるとそこは病院だった
「あっ起きたんですね」看護師さんらしき人が話かけてきた
看護婦さんが人をよぶ
「彼女さんっ!!目を覚ましましたよっ!!」
「本当ですか!?」
あさみの声が聞こえた
「あさみ……..」
「よかったぁ..」
あさみは目に涙を浮かべていた
「なんでなんでなんだ……」
そこにはあさみと子供が一緒にいた
「ごめんなさい..私..」
「あさみ……その子は?」
「私の子供です」
「そうか..」
「本当にごめんなさい..」
「謝らなくていいよ」
「でも..」
「大丈夫だから」
と聞いてまた真っ暗になった…
「あれ?」
ピーンポーン!
チャイムがなった…
夢を思い出して震えていると
ゴンゴン扉を叩く音がした
「先輩ー生きてますかぁー」
俺はその声を聞いて泣きながら扉をあけた
不思議そうな今の奥さんの顔が今でもピンポンがなるとよみがえる
嫁は同じ職場で働くあさみ
あさみは会社のアイドル的な存在でみんなから美人と言われています
正直付き合っているときはいつ浮気されて振られるか心配していました
結婚して数年いつもの日常が流れていました…あのときまでは
「あさみーお疲れさま」
「今日もつかれたよー」
「あさみゆっくりしてー」
「いつ帰ってくるのー?」
「うーん、23時くらいかなぁ明日から出張になったから明日も早いよ?」
「えーならさ新幹線の近くのビジネスホテル止まったら??そっからいったら楽じゃない??」
「わかったよーそうする」
「じゃ私もゆっくりするー」
まさかあんなことになってるとは…….
忘れ物をとりに家にかえると
「あっあああああんっ」
えっ!なにしてるんだ?
俺はとっさに自分の部屋に戻り聞き耳をたてました すると
「ねえもっと激しくぅ」
「あさみのここすごく濡れてるねw」
「だってぇ気持ちいいんだもん」
「俺もだよw」
「ねぇ中に出してもいいんだよ?」
「まだダメだよwもう少し我慢しようね」
私は思わずドアを開けて言いました
「何やってるんですか!!」
二人はびっくりした様子でこちらを見ていました
「あなた誰ですか!」
「旦那ですけど!?」
「ちょっと静かにしてもらっていいですか?」
「いやでも……」
「うるさいなぁ!」
「ごめんなさい」
俺は怖くなってそのまま家を飛び出しました
その日以来会社にいけなくなった俺は退職しました
そして俺は離婚届を突きつけそのまま当てもなくホテルを転々としていました
そんなとき昔の友達が
「お前離婚したってまじ?」
「ああそうだぞ」
「なんで別れたんだ?」
「実はさ…….」
俺は事情を話しました
「それはひどいな」
「だろ?ほんと最低な女だったわ」
「今度飲み行こうぜ」
「おおいいぞ」
数日後
「久しぶりー元気してたか?」
「おう元気だったぞ」
「なんかお前痩せたんじゃないか?」
「まあそうかもな」
「何かあったのか?」
「別に何もないよ」
「本当か?」
「うん大丈夫だから」
「それならよかった」
それからしばらく話しているうちに
「なぁ相談があるんだけど」
「どうした?」
「また一緒に住まないか?」
「いいのか?」
「もちろんだとも」
「ありがとう」
こうして俺はもう一度やり直すことにしました
あさみとの結婚生活は最悪だったが新しい生活が始まった
しかし俺はまだ知らなかった
この先に起こる出来事を……. あれから3ヶ月が経ち 少しずつだが落ち着きを取り戻してきた
仕事の方も慣れてきて一人暮らしをはじめた
今では営業成績1位にもなった 今は後輩の女の子と一緒に行動することが多い
「先輩!ご飯いきましょうよ」
「おっいいぞ」
「やった!どこ行きますか?」
「どこにするかー」
「焼肉とかどうですか?」
「いいぞーいくか」
「はい!」
こんな感じで毎日過ごしている ある日の帰り道
「先輩ーあの明日の晩御飯何食べたいですか?」
「うーん麻婆豆腐かな」
「わかりました材料買っていくんで楽しみにしててくださいね」
「わかったよ」
次の日の朝 朝起きると体が重い
風邪ひいたかもと思い体温計を探す ピピッ
38.6°Cある…….これはまずいな とりあえず会社に連絡しないと
「すみません、体調が悪くなったので今日休みます」
「あらそうなの?お大事にね」
「はい、失礼します」
よしこれでOKっと
そういえばあいつ昨日麻婆豆腐作るって言ってたな 大丈夫だろうか
とりあえず連絡入れとくか
「悪い熱出たから休む」
返事きた
「了解です!ゆっくり休んでくださいね」
やっぱり優しい子だな
「ありがとう」
とりあえず寝るか
数時間後 ピンポーン 誰か来たみたいだ
「はい、どちら様でしょうか」
「あさみだけど」
えっ!どうしてここにいるんだ
「どうしたんだ?」
えっ!まじかよ
「だってあさみの彼氏じゃんww」
「は??」
熱があり、フラフラしてると
するとそこには知らない男がいた
男は俺を見るとニヤッと笑った
「おいお前誰だよ」
「僕は君の奥さんの愛人さww」
「なっ!ふざけるな」
「じゃあお前は用済みだな」
そういうと包丁を取り出し俺めがけて振り下ろした 俺はとっさに避けたが腕を切ってしまった
「痛ってぇー」
「チッ外したか」
「なんで俺を殺すんだよ」
「だって邪魔なんだもん」
「じゃあもういっちょ死んどけや」
そう言うとまた俺に向かって包丁を振り下ろす
「危ねぇー」
「チッ逃げられたか」
「お前みたいなクズには殺されたくないんだよ」
「うるせぇ!てめえのせいで全部台無しだよ」
「俺は関係ないだろ」
「関係大ありだよ」
「何でだよ」
「てめえさえいなければ俺は幸せに暮らせてたんだからよ」
「意味わかんねぇよ」
「まあいいわ」
そういうと俺に近づいてきて
「ここで死んでもらうからよぉー」
「やめてー」
「じゃあなぁ」
「ここはどこだ?」
俺は真っ暗な空間にいた
「すすり泣く声が聞こえる」泣き声がする方へ歩いて行くと 小さな男の子が泣いていた
「どうしたんだい?」
俺は優しく話しかける
「パパとママがいないの」
「そっかーなら一緒に探すか?」
「うん!」
それからしばらく歩いたけど見つからない
「なかなかいないな」
「うん…….」
「大丈夫だきっと見つかる」
さらに歩くと目の前に光が見えてきた
「出口だ」
「本当?」
「ああ本当だとも」
「やったー」
「よしいくぞ」
そして二人で手を繋いで外に出た
眩しい光が差し込んでくる
目が慣れてくるとそこは病院だった
「あっ起きたんですね」看護師さんらしき人が話かけてきた
看護婦さんが人をよぶ
「彼女さんっ!!目を覚ましましたよっ!!」
「本当ですか!?」
あさみの声が聞こえた
「あさみ……..」
「よかったぁ..」
あさみは目に涙を浮かべていた
「なんでなんでなんだ……」
そこにはあさみと子供が一緒にいた
「ごめんなさい..私..」
「あさみ……その子は?」
「私の子供です」
「そうか..」
「本当にごめんなさい..」
「謝らなくていいよ」
「でも..」
「大丈夫だから」
と聞いてまた真っ暗になった…
「あれ?」
ピーンポーン!
チャイムがなった…
夢を思い出して震えていると
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