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プロローグ
しおりを挟むキーキーッッグシャッッドサッ
灼熱の痛みが体を駆け巡る。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いもうそれだけが全神経を支配する。
あぁこれが「死」なんだ。
「ゴホッゴホッ」
咳をすると鮮血が迸る。腹にガラスがたくさん刺さったようだ。
「死」って怖い 正直にいうと死にたくない
でもこれは運命。 誰にも変えられない。 せめて楽に逝きたい。
そんなことを俺は考えていた。
だが、次の瞬間 全て覆った
目の前が光る
そして、
女神様が現れた。
「こんにちは」
その声は美しく滑らかだった。
「私は光を司る神グロリアです。突然ですが私と契約して使い魔になりませんか?」
「けい………や………く?」
「つ……か……いま?」
掠れた声で呟いた。
「ええ。契約とは神と人間の間でかわされる約束のようなものです。ですが、約束よりとても重い役です。なにせ、命を掛けますから………」
「ですが、そのかわりどんな願いも叶えて差し上げます。どんな奇跡でも起こしましょう!」
そんなこと言われたら承けるしかないどんなことでもやってやる。
「引き受ける」
「分かりました。ではいきます。」
「我、女神グロリアは人と誓いを交わす。我が加護を与え人を守りぬく。その代償とし、どんな望みも答えるさあ汝の望みを語り、契約を誓え。」
「俺は……生き……たい。」
「汝の望みを聴き受けたではいざ実行せよ。
リュシュセレードル」
「 五年後にまた行きます。」
そしてまた、光に包まれた
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