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第一章
第七十四話 ミディアンナとジョハンナ
「ミディアンナ、療養院を経営してみる気はないかい?」
エイルとミオが製紙作業を終えた夜。
街の住宅街のとある一室で、後の『アターキルの聖女』と呼ばれる少女・ミディアンナと、祖母のジョハンナによる会話が行われていた。
「…療養院ですか?」
女神様の言っていた治癒院とは違うが、病気や怪我を癒す場所には違いない。
だがそれを経営とは、一体どういうこと?私は精霊魔法で治癒を施すのだから、治癒師が正しいと思うのだけど。
「あぁ、そうだ。経営と言っても、事務方はこちらでするから、気にすることはないさ。ただ…小童に聞いたが、患者の治療費を気にしているんだって?」
首を傾げる私に、お祖母様は力強く頷いた。そして私にとっては、居心地が悪い話題を出してきた。
「…はい」
「では療養の費用返済が危うい者には、治療費返済を理由に、雑用などで雇うように魔法契約すれば良い」
ミディアンナが一番心配していた治療費の回収。ミオ様に聞かれた時に答えた私の正直な気持ちだけど、本来の私は、そんなことが言える立場にはない。
自分の意見なんて、烏滸がましいにも程があるのも分かってる。でももしかして…という期待を抱いてしまう希望が、ミオちゃんにはあるのだ。
「でも、肝心の療養院は?お祖母様の薬師ギルドで、そのような場所があったでしょうか?」
療養院と言うからには、入院が可能な設備を備えた施設が必要だ。だが、そのような施設や費用に心当りがないミディアンナは、不安で瞳を揺らした。
女神様の話通りに、薬師ギルドの一室を借りられるのなら、お祖母様から、療養院などという話は出ないだろう。
「カッカッカッ!子供がそんな事を気にするもんじゃないよ。なぁに、私には使い切れない貯金が沢山あるからね。今はそれを使って、急ピッチで改装しているよ。幸い、警備隊の詰所の隣にある商業ギルドの倉庫が売りに出ていたからね。買い取ったのさ」
「お祖母様!?」
ジョハンナの言葉に、ミディアンナは度肝を抜いた。思ったよりも大きい声が出てしまったのは、恥ずかしい。
「カッカッカッ!気にする必要はないさ。元々、使い切れずに持て余していた金だ。私が死ねば、直系であるミディアンナが継ぐことになる。その時期が、早いか遅いかの問題だよ」
「そんなっ!?お祖母様には、もっと長生きしてほしいですわ!」
諦めかけていた私の生が、生命が、息を吹き返したのだ。病が完治した今、人生はこれから。お祖母様孝行だってしたいし、お父様孝行もにしたい。勿論、今までお世話になった叔父様たちの役にだって立ちたい!
お父様は話さないけれど、私の治療には、お祖母様だって力になってくれていたそうだ。(ロレンツォ叔父様から、『サミュエルには内緒だよ。君は当事者だから、知る権利があると思ってね』と、教えて貰ったのだ)
だけどその前に、ミオ様へ恩義に報いなければならない。女神様の手助け(?)もあり、私はそれに足る能力を手にしたのだ。
勿論女神様も、下心あっての行為だ。私の担当地域は、アターキル周辺ということだから、村落なども、定期的に往診に出向かねばならないだろう。
「護衛も、患者から調達出来たらいいんだけどねぇ」
と、事もなげに仰るお祖母様。
契約魔法の不履行には、耐え難い痛みに襲われるらしい。私の護衛ともなると、深層の森の浅い場所にある、村落への護衛も対応出来る腕の持ち主でないと駄目だ。
もし万が一、護衛の方々でも敵わない場面が出てしまっても、不履行による罰に襲われる彼らは、どのみち逃げることも出来ない。
「中位・高位ランクで怪我で引退した冒険者が、その辺で転がってやしないかねぇ?」
「…お祖母様…そんな都合が良い展開はありえませんわ」
お祖母様のあまりな暴論に、流石に苦言を呈す。高位冒険者は、危機管理は徹底しているでしょうし、お金も持っていると思う。
対策をして尚、引退しなければならない怪我を負ってしまっても、生活環境を整える事は容易いでしょう。そんな方には、契約魔法は必要ありませんもの。
「護衛の必要性は感じますが、アカツキがいますし」
「アカツキねぇ。確かに精霊だが、まだ初級だろう?それだけじゃ心許ないよ。最低、後三人は欲しいねぇ」
私が思巡するのを辛抱強く待ってくださるお祖母様には感謝の念を抱くが、結局良いアイディアは思い浮かばず、一歩踏み出せなかった。
そんな私に呆れを見せることもないお祖母様だが、護衛の件では、諦めることはなさそうである。
「三人ですか……とりあえず、頭の隅に置いておきますわ」
「カッカッカッ。世間ではそれを『善処します』というんだよ…ふむ。村落の往診は、領主も助かるだろうし……奴に話を振るのもいいかもしれない」
「……」
なにやら小声で話すお祖母様でしたが、叔父様のことが聞こえた気がします。ですが今は、それに触れるのは藪蛇というものです。
叔父様、申し訳ありません。
もし、お祖母様が無理難題を言い始めても、蹴って下さいまし!と、叔父の気概を祈るのだった。
エイルとミオが製紙作業を終えた夜。
街の住宅街のとある一室で、後の『アターキルの聖女』と呼ばれる少女・ミディアンナと、祖母のジョハンナによる会話が行われていた。
「…療養院ですか?」
女神様の言っていた治癒院とは違うが、病気や怪我を癒す場所には違いない。
だがそれを経営とは、一体どういうこと?私は精霊魔法で治癒を施すのだから、治癒師が正しいと思うのだけど。
「あぁ、そうだ。経営と言っても、事務方はこちらでするから、気にすることはないさ。ただ…小童に聞いたが、患者の治療費を気にしているんだって?」
首を傾げる私に、お祖母様は力強く頷いた。そして私にとっては、居心地が悪い話題を出してきた。
「…はい」
「では療養の費用返済が危うい者には、治療費返済を理由に、雑用などで雇うように魔法契約すれば良い」
ミディアンナが一番心配していた治療費の回収。ミオ様に聞かれた時に答えた私の正直な気持ちだけど、本来の私は、そんなことが言える立場にはない。
自分の意見なんて、烏滸がましいにも程があるのも分かってる。でももしかして…という期待を抱いてしまう希望が、ミオちゃんにはあるのだ。
「でも、肝心の療養院は?お祖母様の薬師ギルドで、そのような場所があったでしょうか?」
療養院と言うからには、入院が可能な設備を備えた施設が必要だ。だが、そのような施設や費用に心当りがないミディアンナは、不安で瞳を揺らした。
女神様の話通りに、薬師ギルドの一室を借りられるのなら、お祖母様から、療養院などという話は出ないだろう。
「カッカッカッ!子供がそんな事を気にするもんじゃないよ。なぁに、私には使い切れない貯金が沢山あるからね。今はそれを使って、急ピッチで改装しているよ。幸い、警備隊の詰所の隣にある商業ギルドの倉庫が売りに出ていたからね。買い取ったのさ」
「お祖母様!?」
ジョハンナの言葉に、ミディアンナは度肝を抜いた。思ったよりも大きい声が出てしまったのは、恥ずかしい。
「カッカッカッ!気にする必要はないさ。元々、使い切れずに持て余していた金だ。私が死ねば、直系であるミディアンナが継ぐことになる。その時期が、早いか遅いかの問題だよ」
「そんなっ!?お祖母様には、もっと長生きしてほしいですわ!」
諦めかけていた私の生が、生命が、息を吹き返したのだ。病が完治した今、人生はこれから。お祖母様孝行だってしたいし、お父様孝行もにしたい。勿論、今までお世話になった叔父様たちの役にだって立ちたい!
お父様は話さないけれど、私の治療には、お祖母様だって力になってくれていたそうだ。(ロレンツォ叔父様から、『サミュエルには内緒だよ。君は当事者だから、知る権利があると思ってね』と、教えて貰ったのだ)
だけどその前に、ミオ様へ恩義に報いなければならない。女神様の手助け(?)もあり、私はそれに足る能力を手にしたのだ。
勿論女神様も、下心あっての行為だ。私の担当地域は、アターキル周辺ということだから、村落なども、定期的に往診に出向かねばならないだろう。
「護衛も、患者から調達出来たらいいんだけどねぇ」
と、事もなげに仰るお祖母様。
契約魔法の不履行には、耐え難い痛みに襲われるらしい。私の護衛ともなると、深層の森の浅い場所にある、村落への護衛も対応出来る腕の持ち主でないと駄目だ。
もし万が一、護衛の方々でも敵わない場面が出てしまっても、不履行による罰に襲われる彼らは、どのみち逃げることも出来ない。
「中位・高位ランクで怪我で引退した冒険者が、その辺で転がってやしないかねぇ?」
「…お祖母様…そんな都合が良い展開はありえませんわ」
お祖母様のあまりな暴論に、流石に苦言を呈す。高位冒険者は、危機管理は徹底しているでしょうし、お金も持っていると思う。
対策をして尚、引退しなければならない怪我を負ってしまっても、生活環境を整える事は容易いでしょう。そんな方には、契約魔法は必要ありませんもの。
「護衛の必要性は感じますが、アカツキがいますし」
「アカツキねぇ。確かに精霊だが、まだ初級だろう?それだけじゃ心許ないよ。最低、後三人は欲しいねぇ」
私が思巡するのを辛抱強く待ってくださるお祖母様には感謝の念を抱くが、結局良いアイディアは思い浮かばず、一歩踏み出せなかった。
そんな私に呆れを見せることもないお祖母様だが、護衛の件では、諦めることはなさそうである。
「三人ですか……とりあえず、頭の隅に置いておきますわ」
「カッカッカッ。世間ではそれを『善処します』というんだよ…ふむ。村落の往診は、領主も助かるだろうし……奴に話を振るのもいいかもしれない」
「……」
なにやら小声で話すお祖母様でしたが、叔父様のことが聞こえた気がします。ですが今は、それに触れるのは藪蛇というものです。
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