異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)

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九日目―憧れと現実と記憶の告白と

♢ バレン Side

 この世界の誓約書は、個人間で簡易に作れるのが魅力的なんだよ!

 わざわざ教会に行かなくても、神の御業をご照覧出来る身近な存在だ……だからこそ、我々人族は、神の怒りを恐れる。

 重要な誓約書は、後々のトラブルを避けるために、第三者を挟んで文章化し、お互いが同じ場でサインすることが、法律で決められている。

 僕は、ポーチの中を探り、魔法紙と羽根ペンと魔インクを取り出す。
 魔インクは、採掘された中で、魔法具に使用出来ないクズ魔石を、削り粉にした物をインクに混ぜたものだ。誓約書には欠かせない品である。

「おい。そんなに焦って書いて間違うなよ?ちゃんとギルマスの言った『事前に両者で取り決めらた場面でのみ、口外可能』を書き加えろよ?」
「分かってるよ!」

 ルイ君は、僕の行動を呆れながらも、注意事項を言ってくれる。邪険に僕を扱うルイ君だけど、なんだかんだ言っても、僕が困らないように心配してくれる優しい少年なのである。

「正体不明の…なにかな?」

 こちらはこちらで……ルイ君が、大変嫌そうに顔を歪めた。
 僕が撒いた種起こした火だが、ルイ君には少々申し訳ない展開になってしまったか。

 ギルマスにはしっかり聞こえたみたいだし。大変麗しいえが……いや、よく見れば、癖のある笑顔だ。あんなに憧れていた人物が、腹に一物を抱えた狸だった。

 僕が勝手に抱いた憧れだけど、少々複雑だ。組織のトップだし、豪胆でなければ、やっていけないかぁ……そう納得しながら、魔法紙に筆を走らせた。

 ♢

「…さぁ!誓約書にサインしたよ!?これで、なにも問題ないよね!?」
「そういう問題じゃないわ!…要らん導火線に火を付けおってからに……話がややこしくなるじゃねぇか」
「2人で仲良く話している最中で悪いけど、正体不明の魔法とは、一体なにかな?」
「……はぁ。誓約書にサインしてくれたギルマスたちだから言いますけど、この世界の魔法文字コードとされている文字は、俺の記憶の中の世界じゃ、ごく日常で使っていた言語なんですよね」
 
「は?」
「…………それは、本当かい?」

 バレンは直ぐに反応したが、ギルマスは長い沈黙を守り、それから溢した声は、少し掠れていた。

「はい。ごくありふれた生活の中にある、文字でしたよ」

 日本語には、平仮名・片仮名・漢字と三種類の文字が掛け合わせて会話が為されているが、そこまで話せば、かなりの長丁場になってしまうからな。

「少しの時間で、文字を転写させたあの魔法も、生活魔法だと言い張るの?」

 俺の転写コピーを見ていたバレンが、俺の告白にびっくりしながらも、納得がいかないのだろう。少しだけ目尻を上げながら、聞いてくる。

「そうだな。無属性魔法の特性を織り交ぜているが、転写コピーは生活魔法の部類だな」

 俺のスキルは、生活魔法と鑑定。これは覆しようがない事実。これ以上の説明は無意味だと、肩を竦めるしかなかった。

「そもそも、俺の生家は農家なんだ。父には、俺の生活魔法のスキルを【役立たず】の烙印を押され、家を追い出されたんだ」
「ルイ君……」 

 しんみりするバレンには悪いが、話はまだ終わっていない。

「皆は、灯火トーチ水生成クリエイトウォーター微風ブリージ洗浄クリーン修復リペアといった具体的なものを授かるのに、俺は生活魔法の文字だけだった」
「え?生活魔法という名前のスキルだったの?」
「あぁ…」
「そんなことって……普通は、生活魔法とは記載されず、ルイ君の言う通り『灯火トーチ』とかの呪文が載るだけだよ?」

 ステータスを見たことがあるんだろう。普通にあり得ない現象に戸惑い、瞳を揺らせている。 

「だろう?俺も変だと思ったし、神父様も首を傾げてた。でも、どうしょうもないしな。だから俺だけでも、ずっと考えていたんだ。まぁ、5歳で記憶を思い出してからは、自分の境遇に嫌気が差して、早々に家を出る決意をしたけどね。父親に家を追い出された時は、内心でガッツポーズだよ」
「辛くなかったの?」
「まさか!?バレンは、農家の三男、四男の扱いを知らないのか?」

 そこだけは、全力で拒否らせてもらう。
 あれは家族ではなく、従順な労働者無料の奴隷が欲しいだけだ。

「知らないわけじゃないけど、でも、家族だよね?」
彼奴等あいつらの家族は、長男とスペアの次男だけだな。後の兄弟は、納屋で寝泊まり。食事は彼奴等の残飯の取り合い。こき使うだけ使って、小遣いも給金もなし!」
「それは……農家の中でも酷い例だね」

 ギルマスが表情を歪め、嫌そうにしてる。だろ!?嫌だよな!?俺は、同意を得る人物が現れたことに、嬉しさが湧き出る。

 バレンは優しい両親の元で育ったんだろう。素直な性格もそうだし、パーソナルスペースがめっちゃ狭い。甘えたがりの証拠だ。

「他の村の人が優しかったのと、記憶持ちが功を奏したよ。薬師のお婆さんには、採取や狩りの仕方を教わって、薬草採取や小型の動物を狩っては、婆さんに渡してお金を貰ってた。それで旅費を貯められたし、教会の神父様からは、文字と計算を教わった。それがなけりゃ、今頃腐ってたね」
「神は、君に味方をしたんだよ。きっと」

 ギルマスの言葉に、俺は答えに窮する。
 日本では、神は遠い存在だった。なんなら、無宗教だった。
 でもこの世界に生まれて、神は身近なものだという経験はある。つい先日も、俺のステータスの加護に神様の名前があった。

 だけど、前世の記憶は経験にも等しい五感を与える。だから、まだ戸惑っている俺がいるのが、正直な感想だ。ただ前と違い、今は、神の存在をは否定することはない。

「そうあって欲しいですね……とにかく、俺の毎日は、旅費を稼ぐ日々だったんだ。でもある日、生活魔法の隣に、見覚えのある文字を見つけたんだ。多分、鑑定の経験値が上がったんだと思うんだけど……その文字が、俺の記憶にある記号とうり二つだった。形は『∞』で、意味は『無限大』だ」

 質の悪いメモ用紙に、走り書きで書いた記号を、食い入るように見つめる2人。

「無限大……それは限界がなく、限りなく増えていくことを指す言葉……だよね?」

 自身に言い聞かせるように、俺に確認を取るバレン。俺はそれに大きく頷く。
 ギルマスはなにかを聞くわけでもなく、瞳を閉じ、静聴中だ。

「そう。生活魔法が無限に使えるんじゃないかと思った俺は、舞い上がったよ。皆が授かる平均3つじゃなく、全部使えるのかって?だから、記憶にもあった図書館を目指して、村を出た。現にこの資料室で、【魔法のススメ】の魔法文字を見た時は、衝撃的だったよ。それから俺が考えたり、改良を試みた生活魔法は、とおはあるかな?」
「疑問形なんだ…?」

 疑惑の目を向けるバレンに、俺は開き直る。

「仕方ないだろ?今まで、辺境のど田舎の村から出たことがなかったんだぞ?ただの農村の、しかも四男が知っていることなんか限られるだろ。オリジナルかどうかなんて、分かるかよ?その為に、俺も本を読んだりして情報を集めているんだ」

 バレンをジロッと睨み、反論をする。
 領主のベーラン様にも、断言は出来なかった。でもそのおかげで、大図書館の入場に有利なカードを得られた事は大きい。

 世の中、正直者は馬鹿を見るというが、人によると思う。本当に。
 だから、それを見極める力が必要だ。俺には鑑定があるが、それも絶対ではない。隠蔽なんて裏技も、絶対にある筈だ。

「だから、生活魔法事典を読みたいなんて言い出したんだ。始めは変なことを言う子供だと思ったけど、合点が言った」

 変な子供とは失礼な。
 子供の行動にも、理由はあるというのに。どんな生活魔法があり、魔法の言葉があるのか。俺は、それを知ることが、とても重要だと考えていたからな。

「始めは、図書館がある都市を目指して、旅をする予定だったんだぞ?ここには、冒険者登録が目的だったし。だけど思いがけず、色々な書籍を置いてある資料室やら。バレンの店じゃ、生活魔法事典が目に入るからさ。早々に発つ予定を変えたんだ」
「そうだろう!?この資料室の書籍は、私が少しずつ集めたんだ!」

 今まで静かに聞いていたギルマスが、急に胸を張りふんぞり返った。
 だが、あの資料室の揃う書籍の量は、称賛に値する。

 このゼントの街で必要な資料は、完璧に揃っていたし、少し調べたい部類にも、手が届くベストな範囲なのだ。

 本好きや調べ物をしたいものにとっては、まさに救世主。利用者が少ないのが難点と、ロマンが嘆いていたな。

 初心者講習は、資料室の別室で行われるから、資料室の存在を知らない冒険者はいないんだが……これも、習慣の違いか?

 日本では、保育園・幼稚園や小学校で、調べる習慣を付けるしな。
 辞書で意味を引くのには辟易としたが、年を取れば、あの大切さが身に沁みるんだよな。

「では、バレン君が言っていた正体不明の魔法も、ルイ君が考えたのかい?」
「あの生活魔法辞典を写生するのが大変で『あぁ、あの教会が手塩をかけた結晶事典だろう?あれを写生しようとする根性が、まず凄いよね』…あれでも、希少性のある生活魔法が載っている最後のページから始めたんですけどね……代筆屋の方には、頭が下がります」
「……あぁ。だからあの時、嫌な顔をしたんだね?」

 これからすることになる苦労を思い、つい表情に出てしまった俺を思い出したのか。ギルマスは、クスクスと微笑んだ。

「そうですよ。とにかく、記憶にある言葉『転写コピー』という魔法文字コードで試してみたんです。その結果は、バレンが見た通り。多少コツはいりますが、可能でした。今から、やってみましょうか?」
「是非、お願いするよ」
「本と、なにも書かれていない紙を一枚頂けますか?」
「承知した」

 これなら、雄風ブラストの犠牲を出さずに、見てもらうことが出来る。俺の申し出に、ギルマスは執務机に移動したのだった。
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