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十二日目―ギルマスの締観と暴露
「………………………はあぁぁ」
昨日のお宝鑑定が終わった翌日、俺たちは、ギルマスのところを訪ねていた。
俺が相談があると伝えれば、「また?」と怪訝な顔をされる。
だが俺が真剣に頷けば、彼は、渋々承諾してくれたのだが……蓋を開けてみれば、どっこい。
「舌の根が乾かないうちにというか……あれほど自重してねって言ったのに」
「申し訳ない」
「ルイ君のせいじゃないんですよ、ギルマス!僕が頼んじゃったから…」
相談の内容を簡単に伝えれば、そう言って項垂れるギルマス。
だが、それを聞いたバレンは、「自分のせい」だと、俺を庇った。それを聞いたギルマスは、またもやため息を付いた。
「今回は、棚からぼた餅ということにするけど……昨日、アリーシャに依頼したばっかりなんだよ?これ以上のご褒美は、あの子が爆発しちゃうよ」
「アリーシャ?」
「ルイ君に相談を持ちかけられた例のあれ。その筋の専門家に、昨日会いに行ってたんだよ」
「早速、ありがとうございます!」
「かまわないさ。久しぶりに、会う口実が出来たからね。手ぶらであの子に会うのは、躊躇うんだ」
「…それでどうでしたか?引き受けてもらえましたか?」
若干、影が出来たギルマスに、彼にも色々あるんだろうな…と思い、敢えて触れることはしなかった。
「あぁ。彼女にとって、あれは垂涎の的だからな。受けないという選択肢は、持ち合わせていないさ」
やれやれ…と言わんばかりに、肩を竦めて首を左右に振るギルマスは、アリーシャさんという方とは、随分親しいみたいだな。
「なんにせよ、受けてもらえたなら良かったです。今回の魔法文字は、バレンのお師匠さんに権利がありますし。彼の意見を聞かなければ、なんとも言えませんが……」
「「………」」
俺がそう言えば、バレンとギルマスの二人は、揃って顔を見合わせ沈黙した。
「……なんだよ?」
その様子を見た俺は、少し訝しげに聞く。
「あれは、ルイ君のスキルがなければ、判明するかどうか分からない発掘品として、倉庫行きだったんだよ。お師匠様には、発掘品の権利はあっても、魔法文字の権利はないよ。それは、ルイ君の功績!」
ズバッと言い切ったバレンに、前面のソフに座るギルマスが強く頷いている……っていうか、倉庫行きってなんだ?
「倉庫行きってなんだよ?」
不思議に思った俺がそう聞けば、バレンは「しまった…」という顔をして目を泳がせた。
「いやぁ~……昨日教えたでしょ?鑑定を弾く発掘品があるって」
「……言ってたな?」
昨日のバレンの言動を思い返せば、鑑定が出来た事が分かった時点で、確かにそう言っていた。
「その鑑定を弾く発掘品が、結構あるんだよね」
「そんなにあるのか?隣国は探索・発掘が盛んだとは聞いたが……」
「探索・発掘を始めて50年くらい経つかな?それらのものも含めて……倉庫3棟ぐらいかな?」
「は?」
「………」
バレンの言葉に、俺は間の抜けた声を出し、ギルマスは顔を反らした。
「………まぁ、この際だ。今は、その問題をどうこう出来るわけじゃないからな。後回しだ。それより、折角解析出来たんだ。これを活かさない手はないと思うぜ?」
50年前からの発掘品を倉庫で放置とか、なんて勿体ないことをしてるんだ!?と怒れるのは、解析が出来る人物だけだ。
解決策がない手に余る物を、捨てずに保管するだけでも、マシなのかもしれない。
「師匠さんの発掘品の解析結果は、木印で、付与が出来るという話でしたか?」
「はい。当時は、魔物の素材を使用していたのですが、解析の結果、現代で使用出来る代用品が判明しているので。最も、俺もバレンも、その代用品を知りません。なので、収集出来る目処をつけなければいけませんが……」
「代用品か。因みに、代用品の素材はなんだい?魔物素材の変わりだし、バレン君が知らないとなると……少し珍しいものかもしれない」
ふむ…と顎に手を置き、思巡するギルマスに、俺はバレンを見た。
彼は、俺の視線に気づき、少し考えた結果、頷くことにしたようだ。
「バレンの許可も出たので、お教えします。もしご存じでしたら、お教え願えますか?」
「勿論だよ!任せ給え!」
軽く胸を張り、拳で叩くギルマスに、俺は素材の名を口にした。
「水力草という草なんですが……」
「……それは、【始まりの丘】と呼ばれる湿原と呼ばれる場所に生えている薬草ではないだろうか」
「始まりの丘?」
「えぇ。かつて、全ての生命が育まれた場所。現在の姿は、過去の海底だった丘が姿を表し、湿原として残っていると言われています」
「神話の類ですか?」
教会の聖典でも読まなかったし、神父様も仰っていなかった。
「いいえ。我ら一族に伝わる言い伝えです。始まりの丘は、うちの実家の側にあるしね」
「へえ。ギルマスの……?」
ギルマスの一族?……人族だよな?それは、良くある地域の伝承と同じ扱いでいいのか?あまり、突っ込んで聞けねぇな……と思っていれば、バレンが口を開けてわなわなとしている。
「ん?なんだ?どうした?」
「はっ…はっ…始まりの丘って、別名【エルフ族の里】ですよ?……もしや、ギルマスはエルフなんですか?」
「えぇ…ですが、私の場合は、ハーフエルフです。人族だった母の外見を濃く受け継いだようで、見た目は人族なんですよ。能力は、エルフの血が濃かったみたいで、弓と風魔法が得意ですよ」
にこっと微笑み、なんでもないように暴露されたが、これは、どう反応するのが正解だ?
アワアワと慌てるバレンを横目に、俺は困惑するしか無かった。
昨日のお宝鑑定が終わった翌日、俺たちは、ギルマスのところを訪ねていた。
俺が相談があると伝えれば、「また?」と怪訝な顔をされる。
だが俺が真剣に頷けば、彼は、渋々承諾してくれたのだが……蓋を開けてみれば、どっこい。
「舌の根が乾かないうちにというか……あれほど自重してねって言ったのに」
「申し訳ない」
「ルイ君のせいじゃないんですよ、ギルマス!僕が頼んじゃったから…」
相談の内容を簡単に伝えれば、そう言って項垂れるギルマス。
だが、それを聞いたバレンは、「自分のせい」だと、俺を庇った。それを聞いたギルマスは、またもやため息を付いた。
「今回は、棚からぼた餅ということにするけど……昨日、アリーシャに依頼したばっかりなんだよ?これ以上のご褒美は、あの子が爆発しちゃうよ」
「アリーシャ?」
「ルイ君に相談を持ちかけられた例のあれ。その筋の専門家に、昨日会いに行ってたんだよ」
「早速、ありがとうございます!」
「かまわないさ。久しぶりに、会う口実が出来たからね。手ぶらであの子に会うのは、躊躇うんだ」
「…それでどうでしたか?引き受けてもらえましたか?」
若干、影が出来たギルマスに、彼にも色々あるんだろうな…と思い、敢えて触れることはしなかった。
「あぁ。彼女にとって、あれは垂涎の的だからな。受けないという選択肢は、持ち合わせていないさ」
やれやれ…と言わんばかりに、肩を竦めて首を左右に振るギルマスは、アリーシャさんという方とは、随分親しいみたいだな。
「なんにせよ、受けてもらえたなら良かったです。今回の魔法文字は、バレンのお師匠さんに権利がありますし。彼の意見を聞かなければ、なんとも言えませんが……」
「「………」」
俺がそう言えば、バレンとギルマスの二人は、揃って顔を見合わせ沈黙した。
「……なんだよ?」
その様子を見た俺は、少し訝しげに聞く。
「あれは、ルイ君のスキルがなければ、判明するかどうか分からない発掘品として、倉庫行きだったんだよ。お師匠様には、発掘品の権利はあっても、魔法文字の権利はないよ。それは、ルイ君の功績!」
ズバッと言い切ったバレンに、前面のソフに座るギルマスが強く頷いている……っていうか、倉庫行きってなんだ?
「倉庫行きってなんだよ?」
不思議に思った俺がそう聞けば、バレンは「しまった…」という顔をして目を泳がせた。
「いやぁ~……昨日教えたでしょ?鑑定を弾く発掘品があるって」
「……言ってたな?」
昨日のバレンの言動を思い返せば、鑑定が出来た事が分かった時点で、確かにそう言っていた。
「その鑑定を弾く発掘品が、結構あるんだよね」
「そんなにあるのか?隣国は探索・発掘が盛んだとは聞いたが……」
「探索・発掘を始めて50年くらい経つかな?それらのものも含めて……倉庫3棟ぐらいかな?」
「は?」
「………」
バレンの言葉に、俺は間の抜けた声を出し、ギルマスは顔を反らした。
「………まぁ、この際だ。今は、その問題をどうこう出来るわけじゃないからな。後回しだ。それより、折角解析出来たんだ。これを活かさない手はないと思うぜ?」
50年前からの発掘品を倉庫で放置とか、なんて勿体ないことをしてるんだ!?と怒れるのは、解析が出来る人物だけだ。
解決策がない手に余る物を、捨てずに保管するだけでも、マシなのかもしれない。
「師匠さんの発掘品の解析結果は、木印で、付与が出来るという話でしたか?」
「はい。当時は、魔物の素材を使用していたのですが、解析の結果、現代で使用出来る代用品が判明しているので。最も、俺もバレンも、その代用品を知りません。なので、収集出来る目処をつけなければいけませんが……」
「代用品か。因みに、代用品の素材はなんだい?魔物素材の変わりだし、バレン君が知らないとなると……少し珍しいものかもしれない」
ふむ…と顎に手を置き、思巡するギルマスに、俺はバレンを見た。
彼は、俺の視線に気づき、少し考えた結果、頷くことにしたようだ。
「バレンの許可も出たので、お教えします。もしご存じでしたら、お教え願えますか?」
「勿論だよ!任せ給え!」
軽く胸を張り、拳で叩くギルマスに、俺は素材の名を口にした。
「水力草という草なんですが……」
「……それは、【始まりの丘】と呼ばれる湿原と呼ばれる場所に生えている薬草ではないだろうか」
「始まりの丘?」
「えぇ。かつて、全ての生命が育まれた場所。現在の姿は、過去の海底だった丘が姿を表し、湿原として残っていると言われています」
「神話の類ですか?」
教会の聖典でも読まなかったし、神父様も仰っていなかった。
「いいえ。我ら一族に伝わる言い伝えです。始まりの丘は、うちの実家の側にあるしね」
「へえ。ギルマスの……?」
ギルマスの一族?……人族だよな?それは、良くある地域の伝承と同じ扱いでいいのか?あまり、突っ込んで聞けねぇな……と思っていれば、バレンが口を開けてわなわなとしている。
「ん?なんだ?どうした?」
「はっ…はっ…始まりの丘って、別名【エルフ族の里】ですよ?……もしや、ギルマスはエルフなんですか?」
「えぇ…ですが、私の場合は、ハーフエルフです。人族だった母の外見を濃く受け継いだようで、見た目は人族なんですよ。能力は、エルフの血が濃かったみたいで、弓と風魔法が得意ですよ」
にこっと微笑み、なんでもないように暴露されたが、これは、どう反応するのが正解だ?
アワアワと慌てるバレンを横目に、俺は困惑するしか無かった。
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