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しおりを挟む人間が科学的な成果に溺れ、それに頼り、果てに、人間同士の信頼関係が希薄とされた、この時代。
わたし自身も例に漏れず、自分の利益や感情ばかりを優先する家族とはうまく関われていない、どころか、嫌悪を募らせている一方。同じ血を引いていると思いたくない。そんな人たちにわたしのことは任せたくはなくて、だから、パートナー制度を利用することにした。
恋人でなくても、友人でなくても、家族でなくても。赤の他人であってもいい、お互いを法的なパートナーとし行動する、この時代ならではの制度。
エントリーシートに、パーソナルデータや要望を書き込み、パートナー制度ユーザー統合センターへと提出した。
これは、私と、私のパートナーの、スタートラインだ。
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