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十一話 How much is the price of the life? 中下
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木をそのまま引きちぎってきました、と言わんばかりの丸太を振り回す腕力は一体どれほどの物だろうか。
あのでかい手に軽く撫でられたら俺の頭くらいは、ぱんと弾け飛びそうだ。
そして、
「フンッ!」
暴風のように振り回されるボブゴブリンの丸太の全てを弾き返すマゾーガの力は、一体どれほどの物か。
辺りのゴブリン達は形容したくない有り様になっているのに、マゾーガという壁に守られた僕には、その一発も届きはしない。
鉄と木が打ち合っているはずなのに、そうとは思えない轟音は洞窟に反響し、連撃の連なりは単独の音ではなく、一つの音にすら聞こえてくる。
たくさんの大砲を集めて一斉に撃てばこんな音がするんだろう、なんて呑気な事を考えるしかない、他者の介在を許さない絶殺の空間を作り出す一人と一匹。
だけど天秤は一瞬の停滞もない。
戦斧の刃だけではなく、全体をその巨体からは想像付かない器用さで繰り出すマゾーガは、両の腕で一本ずつ丸太を振り回すホブゴブリンの手数を上回る。
刃の部分で丸太を受け、その勢いを殺さずに駒のように一回転したと思えば、次の瞬間には鋼の柄がホブゴブリンの鼻っ柱に突き刺さった。
「グォォォォォ!?」
戸惑いすら感じられるホブゴブリンの雄叫びは、マゾーガからすれば隙以外の何物でもない。
戦斧が翻り、頭から股下までを真っ向から断ち割ってみせた。
「薪割りダイナミック……!」
「なんだ、それは」
マゾーガの口調に乱れはなく、ただ一度だけ深く息を吐く。
空手の息吹のように音を立てて息を吐く様子は、心の底からこのオークが味方でよかったと思わせてくれる。
「前は空いた。 ゾフィア、あとは任せる」
「任された」
言うが早いが、ソフィアさんはマゾーガの右肩に飛び乗った。
肩の上に構えられたマゾーガの手の平に両足を乗せ、真っ直ぐ前を向いている。
ホブゴブリンの巨体が邪魔で、前に進むにはなかなか苦労しそうだけど、
「ど、どうするんですか!?」
マゾーガの肩にしゃがみこむソフィアさんは、スリットから白い太ももをはしたないと言いたくなるくらいに剥き出しにしていた。
汗に濡れた肌に、絹がべったりと張り付き非常にけしからん事になっている。
「次はお前の番だから、よく見ていろ」
のだが、一瞬でそれも吹き飛んだ。
「フンッ!」
丸太を弾き返すマゾーガの力が、ソフィアさんの全体重を軽々と飛ばす。
「あ、危ない!」
ピッチャーの全力投球したボールみたいな勢いで、飛んで行ったソフィアさんは空中でくるりと身を回すと、ぶつかりそうになっていた壁を蹴る。
とん、と軽々と蹴ったようにしか見えなかったけど、重力を振り切ったような動きで空を舞い、もう一度、壁を蹴ると足元で右往左往していたゴブリン達の頭上を飛んで行った。
「……あれを僕にやれと」
「真っ直ぐ走れ。 道くらいは作ってくれるはずだ」
「マゾーガは!?」
「退路を確保する。 ……安心して行け」
「せ、せめて自分の足で走りたいよ!」
宙を舞う経験は一言だけ言うなら、二度としたくないと思いました。
想像以上に自分の状態がよくない事を、私は悟らされていた。
それが何か、と言われれば女の日である。
走りながら、下っ腹から今にも溢れ出しそうな気配が漂っていた。
私はかなり重い方らしく、頭痛に吐き気に貧血、更には飯が不味くなるなど、かなりの症状が出てくる。
初めてその日を迎えた時、私はまた病を抱えた身体なのかと落ち込んだものだ。
しかし、調子が悪いからといって、足を止めれば更に不味い。
「はあっはあっはあっ……!」
リョウジの息は上がり一度でも止まれば、二度と走れなくなるだろう。
それは私も似たような物だ。
そりゃ腕や足を斬られた時くらい血が出たら、調子も上がらん。
「あそこか」
いくつかあった別れ道を、奥から伝わってくる気配を頼りに斬り抜けてきたが、やっと到着したらしい。
門番のように立っていたホブゴブリンに向かい跳躍し、抜刀一閃し、その首を半ばまで落とす。
「もう少しだ、チィルダ」
斬り過ぎて刃には脂が巻き、刀の腰が伸びて切れ味がかなり落ちている。
今も首を全て落とすつもりが、半分は斬れなかった。
こういう時はマゾーガの戦斧のように、叩き潰す武器が羨ましく思える。
まぁ持てんが。
「リョウジ、足の間をくぐり抜けろ!」
「は、はい!?」
リョウジの返事を待つ事なく、私は首を失ったホブゴブリンの背後に回り、体重を乗せて蹴倒す。
短い足でちょこちょこと追ってきたゴブリン共が、倒れてきたホブゴブリンの身体に潰されるが、そんな物を見ている暇もない。
「立て」
滑り込んできたリョウジを引っ張り起こし、なんでこいつを連れて来たんだろうと、ふと思う今日この頃である。
「もう少しだ」
残りの気配はホブゴブリンが三つ、特大の気配が一つ。
道の先から光が溢れている。
光の中に走り込む前に、歪んで鞘に入らなくなっているチィルダを直接、帯にぶちこみ、空いた両手に袖に仕込んでおいた短刀を三本取り出す。
「フッ」
走り込むと同時に短く呼気、同時に狙いは外れる事なく、しっかりとホブゴブリン達の喉に飛び込んだ。
しかし、この程度では命を奪うには到らない
チィルダを抜くと、手元が狂ったのか帯が僅かに切れる。
「リョウジ、縄を用意しろ!」
きっと奴はこのためにいた、と思いながら一閃、二閃、三閃とチィルダを振るい、ホブゴブリンを斬り捨てた。
「はい、ソフィアさん!」
リョウジから投げられた縄を受け取った瞬間、ぷつりと帯が切れる。
前で合わせた着物が開き、冷たい空気が心地よいが、リョウジに私の身体を見せてやる気は一切ない。
手早く帯代わりに腰に巻き付けて、本命に向き直る。
この場はホブゴブリン三体が倒れていても余裕がある、大きな部屋のような行き止まりだった。
光苔が壁だけではなく、天井にまで生え、なかなか豪奢な空間になっているが、部屋の主がよくない。
太い足から伸びた沢山の管が地面に突き刺さり、どくんどくんと何かを吸い取っている。
ホブゴブリンよりも巨大な体躯は、半ば地面に埋まり、腹の部分は不気味な脈動を刻み、頭に髪はなく桃色の血管が縦横に走っていた。
目は見えているのかいないのか、ぎょろりとした白眼には光はない。
「ふぅ……」
これで、終わりか。
思ったよりもゴブリンの数は少なく、大きな手傷も負わずに済んだ。
そんな安心感と共に、私はチィルダを振り下ろした。
「ようこそ」
「げはっ!?」
ゴブリンマザーの腹から突き出された刃が、私の腹を抉っていた。
深々と刺さる刃に力が籠もる。
腸をかき回される、と思ったのは、飛び退いてからだった。
「カイセイア王国暗部が頭、セイル・セイル」
ゴブリンマザーの腹から、ぬるりと小さな身体が滑り落ちる。
黒装束の頭にはぬめっとした桃色の腸だか、血管が髪のように纏わりついているが、そんな事を気にした様子はない。
「王命により討たせてもらうぞ、剣聖殺し」
あのでかい手に軽く撫でられたら俺の頭くらいは、ぱんと弾け飛びそうだ。
そして、
「フンッ!」
暴風のように振り回されるボブゴブリンの丸太の全てを弾き返すマゾーガの力は、一体どれほどの物か。
辺りのゴブリン達は形容したくない有り様になっているのに、マゾーガという壁に守られた僕には、その一発も届きはしない。
鉄と木が打ち合っているはずなのに、そうとは思えない轟音は洞窟に反響し、連撃の連なりは単独の音ではなく、一つの音にすら聞こえてくる。
たくさんの大砲を集めて一斉に撃てばこんな音がするんだろう、なんて呑気な事を考えるしかない、他者の介在を許さない絶殺の空間を作り出す一人と一匹。
だけど天秤は一瞬の停滞もない。
戦斧の刃だけではなく、全体をその巨体からは想像付かない器用さで繰り出すマゾーガは、両の腕で一本ずつ丸太を振り回すホブゴブリンの手数を上回る。
刃の部分で丸太を受け、その勢いを殺さずに駒のように一回転したと思えば、次の瞬間には鋼の柄がホブゴブリンの鼻っ柱に突き刺さった。
「グォォォォォ!?」
戸惑いすら感じられるホブゴブリンの雄叫びは、マゾーガからすれば隙以外の何物でもない。
戦斧が翻り、頭から股下までを真っ向から断ち割ってみせた。
「薪割りダイナミック……!」
「なんだ、それは」
マゾーガの口調に乱れはなく、ただ一度だけ深く息を吐く。
空手の息吹のように音を立てて息を吐く様子は、心の底からこのオークが味方でよかったと思わせてくれる。
「前は空いた。 ゾフィア、あとは任せる」
「任された」
言うが早いが、ソフィアさんはマゾーガの右肩に飛び乗った。
肩の上に構えられたマゾーガの手の平に両足を乗せ、真っ直ぐ前を向いている。
ホブゴブリンの巨体が邪魔で、前に進むにはなかなか苦労しそうだけど、
「ど、どうするんですか!?」
マゾーガの肩にしゃがみこむソフィアさんは、スリットから白い太ももをはしたないと言いたくなるくらいに剥き出しにしていた。
汗に濡れた肌に、絹がべったりと張り付き非常にけしからん事になっている。
「次はお前の番だから、よく見ていろ」
のだが、一瞬でそれも吹き飛んだ。
「フンッ!」
丸太を弾き返すマゾーガの力が、ソフィアさんの全体重を軽々と飛ばす。
「あ、危ない!」
ピッチャーの全力投球したボールみたいな勢いで、飛んで行ったソフィアさんは空中でくるりと身を回すと、ぶつかりそうになっていた壁を蹴る。
とん、と軽々と蹴ったようにしか見えなかったけど、重力を振り切ったような動きで空を舞い、もう一度、壁を蹴ると足元で右往左往していたゴブリン達の頭上を飛んで行った。
「……あれを僕にやれと」
「真っ直ぐ走れ。 道くらいは作ってくれるはずだ」
「マゾーガは!?」
「退路を確保する。 ……安心して行け」
「せ、せめて自分の足で走りたいよ!」
宙を舞う経験は一言だけ言うなら、二度としたくないと思いました。
想像以上に自分の状態がよくない事を、私は悟らされていた。
それが何か、と言われれば女の日である。
走りながら、下っ腹から今にも溢れ出しそうな気配が漂っていた。
私はかなり重い方らしく、頭痛に吐き気に貧血、更には飯が不味くなるなど、かなりの症状が出てくる。
初めてその日を迎えた時、私はまた病を抱えた身体なのかと落ち込んだものだ。
しかし、調子が悪いからといって、足を止めれば更に不味い。
「はあっはあっはあっ……!」
リョウジの息は上がり一度でも止まれば、二度と走れなくなるだろう。
それは私も似たような物だ。
そりゃ腕や足を斬られた時くらい血が出たら、調子も上がらん。
「あそこか」
いくつかあった別れ道を、奥から伝わってくる気配を頼りに斬り抜けてきたが、やっと到着したらしい。
門番のように立っていたホブゴブリンに向かい跳躍し、抜刀一閃し、その首を半ばまで落とす。
「もう少しだ、チィルダ」
斬り過ぎて刃には脂が巻き、刀の腰が伸びて切れ味がかなり落ちている。
今も首を全て落とすつもりが、半分は斬れなかった。
こういう時はマゾーガの戦斧のように、叩き潰す武器が羨ましく思える。
まぁ持てんが。
「リョウジ、足の間をくぐり抜けろ!」
「は、はい!?」
リョウジの返事を待つ事なく、私は首を失ったホブゴブリンの背後に回り、体重を乗せて蹴倒す。
短い足でちょこちょこと追ってきたゴブリン共が、倒れてきたホブゴブリンの身体に潰されるが、そんな物を見ている暇もない。
「立て」
滑り込んできたリョウジを引っ張り起こし、なんでこいつを連れて来たんだろうと、ふと思う今日この頃である。
「もう少しだ」
残りの気配はホブゴブリンが三つ、特大の気配が一つ。
道の先から光が溢れている。
光の中に走り込む前に、歪んで鞘に入らなくなっているチィルダを直接、帯にぶちこみ、空いた両手に袖に仕込んでおいた短刀を三本取り出す。
「フッ」
走り込むと同時に短く呼気、同時に狙いは外れる事なく、しっかりとホブゴブリン達の喉に飛び込んだ。
しかし、この程度では命を奪うには到らない
チィルダを抜くと、手元が狂ったのか帯が僅かに切れる。
「リョウジ、縄を用意しろ!」
きっと奴はこのためにいた、と思いながら一閃、二閃、三閃とチィルダを振るい、ホブゴブリンを斬り捨てた。
「はい、ソフィアさん!」
リョウジから投げられた縄を受け取った瞬間、ぷつりと帯が切れる。
前で合わせた着物が開き、冷たい空気が心地よいが、リョウジに私の身体を見せてやる気は一切ない。
手早く帯代わりに腰に巻き付けて、本命に向き直る。
この場はホブゴブリン三体が倒れていても余裕がある、大きな部屋のような行き止まりだった。
光苔が壁だけではなく、天井にまで生え、なかなか豪奢な空間になっているが、部屋の主がよくない。
太い足から伸びた沢山の管が地面に突き刺さり、どくんどくんと何かを吸い取っている。
ホブゴブリンよりも巨大な体躯は、半ば地面に埋まり、腹の部分は不気味な脈動を刻み、頭に髪はなく桃色の血管が縦横に走っていた。
目は見えているのかいないのか、ぎょろりとした白眼には光はない。
「ふぅ……」
これで、終わりか。
思ったよりもゴブリンの数は少なく、大きな手傷も負わずに済んだ。
そんな安心感と共に、私はチィルダを振り下ろした。
「ようこそ」
「げはっ!?」
ゴブリンマザーの腹から突き出された刃が、私の腹を抉っていた。
深々と刺さる刃に力が籠もる。
腸をかき回される、と思ったのは、飛び退いてからだった。
「カイセイア王国暗部が頭、セイル・セイル」
ゴブリンマザーの腹から、ぬるりと小さな身体が滑り落ちる。
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