クローバー

clover

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5話

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「ねぇねぇ陽花さん。」
「なんだい美樹くん?」
「ここは何処ですか?」
「陽花の家です。」
「.........。」



「違うよ!ここ僕ん家!!」



帰ってくれそうも無く、親も基本的には家にいないので、ひとまず家にあげてやることに。
お茶を出して椅子に座り、テーブル越しで話す。
「で、陽花。」
「なぁにぃ?」
「『なぁにぃ?』じゃないよ。親御さん心配するよ?」
陽花はニコォっと笑って言う。
「陽花の親御さんしらなぁーい!!」
「?!」
さすがにそれは、、、
「陽花さん。冗談はその辺にして取り敢えず家にかえりましょう?」
「陽花ん家ここぉ!!」
「送ってやるから、な?」
「陽花ん家ここだってぇ!
東京都◯◯区✕✕、※※※......むぐぅ?!」
僕は急いで陽花の口をふさいだ。
「おいこらぁ!!大声で人ん家の住所さけぶんじゃねぇぇぇぇ!!!」
「ここ住宅街なんだよ!個人情報叫ぶんじゃねぇよバカ!」
陽花のおでこをコツンとデコピンした。
「痛いぃ、、、」
この後数十分程粘ったが、全然帰ってくれる素振りがないのでひとまず今日は止まらせてやることにした。


「疲れたでしょ?先にお風呂入ってきていいよ。」
「わかった。」
取り敢えずで陽花を風呂に入れ、色々と考えてみた。

(陽花は転校初日、僕にありがとうと言った。僕はその時名前を言っていない。でも陽花は次の日僕の家に......ん?!、ちょっと待て、なんで陽花は僕の家を知っている?!ダメだ整理が追い付かない。でも今までの陽花の変な言動を考えてみたら、ここが本当に陽花の...、違うよ!だとしたらここ僕ん家じゃないじゃん!僕は16年ずっとここに住んでんだから。
あああーーー!!もうワケわからん!取り敢えず、陽花の親御さんには迷惑をかけるが、数日家に置いて、陽花の身内でなにもなかったらもう一度相談だ。) 

ちょうど陽花が風呂から上がった。
「うぉーーー!!!ひーのーかーさーんーー!
服!ふくぅう!!」
「へ?」
「『へ?』じゃないよ!服着ろ服!」
「陽花の服なーい!」
(そ、そ、そうだった、あぁなんで興奮してんだ僕は!)
「ひ、陽花。と、と、取り敢えずこれ着とけ。ちょっとでかいかもだけど。」
僕は必死に動揺を隠し(隠しきってない)、陽花に僕の服を渡した。

そして僕も風呂に入る。




「まったくぅ、なんで美樹は陽花のこと信じてくれないのかなぁ??」
「もしかして!!陽花のこと嫌いなの?!」
「いやいやいやいやいや、違う!だとしたらあの時だって、、、」



僕が風呂から上がったとき、陽花が何かブツブツ言っていた。
「んん?陽花、どうかした?」
「ふぁえぃ↑?!何もないよ!!!」
「陽花今変な声出たねww」
「え?違うよ、違う!えぇと、今のは何て言うか、そのぉ...」
陽花が顔を赤くしている。

「まぁ、今日はもう遅いし、晩御飯食べて寝ようか。」
とか言いつつも、陽花はもう寝落ちしてる。
「おーい。陽花さーん。ちゃんと食べないとダメですよー。」
「うぅん...。」
何とか陽花を起こして御飯を食べれた。




もう色々ありすぎてワケわからん!




寝る!!!
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