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シマメ国での冒険!
消えたホタルとチャロの墓
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「琥珀、谷の中に突っ込んで!」
《ええっ!?怒られちゃうよ!》
「だって今私、神の娘とかなんとかなんでしょ?行けるでしょ!」
《わかったよ。》
霧がないから、琥珀の背中に乗って走って数分後には、谷の頂上に立っていた。
私は琥珀から降りて、思いっきり叫んだ。
「ほーたーるーちゃーん!どーこー?」
…
返事がない。
《アクアマリン、ここにチャロの墓があるはず。行ってみたら?》
確かに。谷の契約者さんと何かお話しできるかも!
「で?契約者さんの墓って?」
《あそこだよ。》
琥珀が視線を向けた先には、大きな木が植えられていた。
あれが、お墓?
《契約者は、死ぬと大樹になるんだ。》
へー。え、待って、じゃあ、私も死んだら大樹になるってこと!?
とりあえず、今はそんなこと気にしてる場合じゃない。
急がなくちゃ!
私は急いで大樹へ走った。
ワンピースだから、走りにくい。
たったったと、走っていると、やっとの思いで大樹の真下まで来れた。
大樹にそっと触れると、頭の中で子供のような声が響いた。
『ピンクダイアナ様、御用は何ですか?』
この声の主が、チャロさん?
(あの、黒いショートヘアに金色の目を持った少女が来ませんでした?)
『あの子か…』
え!?知ってるの!?
(大丈夫なんですか!?ホタルちゃんは、ちゃんと生きてますか?)
『…』
チャロさんは何も言わなかった。
「ああ、ううっ。ホタルちゃん、ごめん。ごめんっ…」
私は、最低だ。唯一の親友を、どうしよう…
大樹の前でぺたんと座っていると、沢山の動物達が寄ってきてくれた。
みんな、心配してくれてるのかな?
『ピンクダイアナ様、私が知っていること、全て話します。なので、どうか。どうか、泣かないでください。』
(ありがとう…ありがとう…)
そうだよね。私がクヨクヨしてたらダメじゃない!
(チャロさん、あなたが知ってること全てを教えてください。)
『わかりました。あれは、数時間前…』
ホタルはすぐに頂上へ着き、辺りを見渡した。
「たっかーい!」
ぴょんぴょんホタルが跳ねていると、ローブを被った少女が、彼女に話しかけた。
「こんにちは。私はチャロ。あなたは?」
「えっとね、私はホタル!あなたが契約者さん?」
「うん!そうだよ。」
少女は明るく答えた。
「ついてきて、試練を与えるから。」
「うん!」
素直に着いていったホタルは、少女に
「ここに立って」
と言われて、魔法陣のようなものに飛び乗ると、急に鎖が魔法陣から出てきて、ホタルのことを拘束した。
「えっ!?」
「ごめんね。ちょっと眠ってて。」
少女が呪文のようなものを唱えると、ホタルの目が死んでしまった。
ホタルはそのままどこかに消え、何も喋らず、少女も後を着いていった。
『それが、私が知ってる情報です。』
「そんな…」
私は口を押さえた。
「あ、ありがとう、ご、ございます…」
正直言って、今生きている気がしない。
とりあえず、帰らなくちゃ。
『ピンクダイアナさまぁ~』
琥珀がいる場所に帰ろうとした瞬間、後ろから声が聞こえた。
振り向くと、そこにはあの時の龍を加えた狼がいた。
しかも、でっかい。
でも、ちっちゃい竜のこと飲み込んでない。すっご。
「どうしたの?」
『私なら、知ってますよ~その少女の居場所!あと、この子も道標になってくれると思います~』
「え、」
「えええええっ!?」
そんな運いいことある!?
《ええっ!?怒られちゃうよ!》
「だって今私、神の娘とかなんとかなんでしょ?行けるでしょ!」
《わかったよ。》
霧がないから、琥珀の背中に乗って走って数分後には、谷の頂上に立っていた。
私は琥珀から降りて、思いっきり叫んだ。
「ほーたーるーちゃーん!どーこー?」
…
返事がない。
《アクアマリン、ここにチャロの墓があるはず。行ってみたら?》
確かに。谷の契約者さんと何かお話しできるかも!
「で?契約者さんの墓って?」
《あそこだよ。》
琥珀が視線を向けた先には、大きな木が植えられていた。
あれが、お墓?
《契約者は、死ぬと大樹になるんだ。》
へー。え、待って、じゃあ、私も死んだら大樹になるってこと!?
とりあえず、今はそんなこと気にしてる場合じゃない。
急がなくちゃ!
私は急いで大樹へ走った。
ワンピースだから、走りにくい。
たったったと、走っていると、やっとの思いで大樹の真下まで来れた。
大樹にそっと触れると、頭の中で子供のような声が響いた。
『ピンクダイアナ様、御用は何ですか?』
この声の主が、チャロさん?
(あの、黒いショートヘアに金色の目を持った少女が来ませんでした?)
『あの子か…』
え!?知ってるの!?
(大丈夫なんですか!?ホタルちゃんは、ちゃんと生きてますか?)
『…』
チャロさんは何も言わなかった。
「ああ、ううっ。ホタルちゃん、ごめん。ごめんっ…」
私は、最低だ。唯一の親友を、どうしよう…
大樹の前でぺたんと座っていると、沢山の動物達が寄ってきてくれた。
みんな、心配してくれてるのかな?
『ピンクダイアナ様、私が知っていること、全て話します。なので、どうか。どうか、泣かないでください。』
(ありがとう…ありがとう…)
そうだよね。私がクヨクヨしてたらダメじゃない!
(チャロさん、あなたが知ってること全てを教えてください。)
『わかりました。あれは、数時間前…』
ホタルはすぐに頂上へ着き、辺りを見渡した。
「たっかーい!」
ぴょんぴょんホタルが跳ねていると、ローブを被った少女が、彼女に話しかけた。
「こんにちは。私はチャロ。あなたは?」
「えっとね、私はホタル!あなたが契約者さん?」
「うん!そうだよ。」
少女は明るく答えた。
「ついてきて、試練を与えるから。」
「うん!」
素直に着いていったホタルは、少女に
「ここに立って」
と言われて、魔法陣のようなものに飛び乗ると、急に鎖が魔法陣から出てきて、ホタルのことを拘束した。
「えっ!?」
「ごめんね。ちょっと眠ってて。」
少女が呪文のようなものを唱えると、ホタルの目が死んでしまった。
ホタルはそのままどこかに消え、何も喋らず、少女も後を着いていった。
『それが、私が知ってる情報です。』
「そんな…」
私は口を押さえた。
「あ、ありがとう、ご、ございます…」
正直言って、今生きている気がしない。
とりあえず、帰らなくちゃ。
『ピンクダイアナさまぁ~』
琥珀がいる場所に帰ろうとした瞬間、後ろから声が聞こえた。
振り向くと、そこにはあの時の龍を加えた狼がいた。
しかも、でっかい。
でも、ちっちゃい竜のこと飲み込んでない。すっご。
「どうしたの?」
『私なら、知ってますよ~その少女の居場所!あと、この子も道標になってくれると思います~』
「え、」
「えええええっ!?」
そんな運いいことある!?
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