家族はチート級、私は加護持ち末っ子です!

咲良

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シマメ国での冒険!

宝石を狙う者

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『ここだよ』
数日後、私はアリルに乗って例の宝石の洞窟へついた。
真っ暗。
何もなく、普通の洞窟。
『もうちょっと奥に進んでみて。』
私はリアルに言われた通り少し奥に進んでみると、一筋の光を見つけた。
光?こんな真っ暗な洞窟に?
そっと光に触れてみると、目の前にあった壁が消えて、沢山のキラキラした宝石に囲まれた。ルビー、サファイア、エメラルド、琥珀、ブラックストーン、蛍石、ムーンストーン…
全部私のお友達の宝石じゃん!
「アクアマリンよ、おかしいと思わないか?」
誰?
振り向くと、そこにはローブを被った少年が立っていた。
「は?どういうことですか?」
少年は不気味に笑い始めた。
「お前の友達、ホタルはこの宝石にさせてもらった。そして、お前の友達、確か… 琥珀だったかな?」
琥珀!?
そんなはずない!あの時は最後の別れではないはず!
「あの白兎は俺に消されると知って嘘をついたんだろうな。」
「そんな…」
じゃあ、ホタルちゃんも?
もしかして、ホタルちゃんを助ける条件って、この人を倒すこと?
でも、倒したら、未来の契約者さんが生まれないかも。
ううん。今は倒すのが先だ。
私はキッと少年のことを睨んだ。
「許さない。」
「俺には勝てないぞ?」
この人…
アレキサンダーさんじゃない!
フローラさんに写真を見せられた時、フローラさんが言ってた。
「アレキサンダーは大の人見知り」
って!
じゃあ、この人は、チャロさんのフリをしていた人と同じ?
「あなた、誰?」
「何言ってる?俺はアレキサ、」
「ねえ、知ってた?アレキサンダーさんってね、大の人見知りなんだよ。」
「は?」
あ、知らなかったのね。
口がぽっかり空いてる。
「ちっ。バレたか。」
偽アレキサンダーは煙に包まれ、オレンジ色の髪に茶色の目を持つ青年に変身した。
この人が、アレキサンダーさんに化けてた人?
「たぬき!」
私は偽アレキサンダーに向かって叫んだ。
「なんだと!?」
「たぬきじゃん。変身するから。」
「はっ!?なんだと…」
あ、怒ってる。
思ったより短気なんだ。
とりあえず、この間に作戦を…
(誰か、いない?)
『アクアマリン、大丈夫!?』
この声は、アリル!?
(アリル!どうすれば良い?今、偽アレキサンダーが目の前にいて…)
『偽アレキサンダー?やっぱりここにもきてたのね。』
(知り合い?)
『そいつはね、宝石獣クリスタルアニマルを宝石に封印して、殺す、グループの幹部よ!』
えっ!?
何それ?
(じゃあ、どうすれば良いの?)
『覚醒するのよ!』
(はいっ!?)

はたして、アクアマリンは偽アレキサンダーに勝てるのか!?

次回へと続く…
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