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第12話 変化するゲーム設定
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だが、避けられてしまった。
なかなか素早いじゃないか。
今度はこちらから仕掛けていく。
何度も斬りつけていった。
その度に防がれてしまう。
どうなってんだ? こんな強い敵じゃないはずだけどな。
仕方がない。
奥義を使うか。
僕は、剣を構え直した。
そして、集中する。
魔力を溜め込んだ。
それを一気に放出させた。
眩しい光が辺り一面に広がる。
そして、爆発が起きた。
リーダーは吹っ飛ばされる。
壁に叩きつけられた。
ぐったりとして動かない。
死んだのだろうか?
僕は、近づいて確かめる。
気絶しているだけのようだ。
良かった。
命までは奪わないよ。
それにしても強かったな。
レベルは相当高いのかもしれない。
でも、僕の方が上だ。
僕は、こいつを縛り上げた。
これで任務完了である。
「かっこいいわ」
イリアスの目がハートマークだ。
可愛いな。
僕がイリアスに見惚れていると、アリシアが後ろから抱きしめて来た。
胸の感触が気持ち良い。
幸せだな。
「お、お前、強いな」
声の方に目を向けると、縛られた男が話しかけてきていた。
まだ意識があったのか。
タフだな。
「お前達は何者なんだ?」
男は質問してくる。
何者と聞かれても困るな。
ただの冒険者ですって答えてもいいんだけど。
「とりあえず、あなたサラシナ王国の騎士団長ですよね。どうしてここに?」
「え? 何でそれを知ってる?」
「それより何故、こんな事をしてたんですか?」
「追放された」
「え?」
ゲームと色々設定が変わって来ているのは確かだった。
なかなか素早いじゃないか。
今度はこちらから仕掛けていく。
何度も斬りつけていった。
その度に防がれてしまう。
どうなってんだ? こんな強い敵じゃないはずだけどな。
仕方がない。
奥義を使うか。
僕は、剣を構え直した。
そして、集中する。
魔力を溜め込んだ。
それを一気に放出させた。
眩しい光が辺り一面に広がる。
そして、爆発が起きた。
リーダーは吹っ飛ばされる。
壁に叩きつけられた。
ぐったりとして動かない。
死んだのだろうか?
僕は、近づいて確かめる。
気絶しているだけのようだ。
良かった。
命までは奪わないよ。
それにしても強かったな。
レベルは相当高いのかもしれない。
でも、僕の方が上だ。
僕は、こいつを縛り上げた。
これで任務完了である。
「かっこいいわ」
イリアスの目がハートマークだ。
可愛いな。
僕がイリアスに見惚れていると、アリシアが後ろから抱きしめて来た。
胸の感触が気持ち良い。
幸せだな。
「お、お前、強いな」
声の方に目を向けると、縛られた男が話しかけてきていた。
まだ意識があったのか。
タフだな。
「お前達は何者なんだ?」
男は質問してくる。
何者と聞かれても困るな。
ただの冒険者ですって答えてもいいんだけど。
「とりあえず、あなたサラシナ王国の騎士団長ですよね。どうしてここに?」
「え? 何でそれを知ってる?」
「それより何故、こんな事をしてたんですか?」
「追放された」
「え?」
ゲームと色々設定が変わって来ているのは確かだった。
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