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第41話 変態家族
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それにしてもなぁ。
『フェイト・オーバーフロー・オンライン』のこの世界。
アリシアは王国の第二王女。
ミコトは五穀の女神。
イリアスは暗黒剣士として魔王と対立する剣士。
どれも重要なキャラだったはずだ。
それが、ソウマとかいう、ま、私のパパだけど。
そいつの手籠めにされている。
ゲームの中に転生したと思ったら、ここはゲームの世界とは大きく異なる世界の様で。
じゃ、私はどういう設定のキャラなのか?
今のところ、特殊なスキルは身に付けてないのだが。
仮にゲームの世界だとして、これから起きることはある程度予想出来る。
設定が多少変わってもゲーム内のイベントが大きく変わるとは思えない。
まず、今私が住んでいるこの村は、コル村。
ここはゴブリンの大群に襲われるはずだ。
そして、私も戦わなければならない。
そして、ヒロインであるアリシア達と協力して戦うことになるだろう。
そこで、初めて自分の特殊性が明らかになるはず。
でも、それは後回しだ。
今はパパとママのことを優先しないといけない。
二人とも幸せになって欲しいから。
「アシュナは将来何になりたいの?」
アリシアが訊いた。
「うーん、分かんないです」
「ふふっ、正直者ね。でも、そういうのって、何かあるでしょう。お花屋さんとか、お姫様とかね」
「お花かぁ……」
お姫様には興味がある。
アリシアみたいなお姫様になれるならなってもいいかもと思う。
ま、無理なのは分かってるけど。
「あ、そうだ。アリシア姉はどうするんですか? 結婚するんでしょう? 相手は誰ですか?」
「え!? 結婚なんてしないよ!」
「あれ? そうなんですか? でも、王族だから結婚できないんじゃ……」
「……私は、追放された身だから」
「追放……」
「うん。王位継承争いに巻き込まれてしまってね。それで、国を出て冒険者をすることにしたんだ」
「そうだったんだ……大変ですね」
やはり、大幅にゲームの世界が変わっている。
ラインハルホ王国の王女であるアリシアは許嫁と結婚する運命なのに。
「大変なことだらけだよ。毎日が命懸けだし。でも、充実してるかも」
「どうしてですか?」
「だって、自分らしく生きられるから。ありのままの自分で居れるっていうのは素晴らしいことだと思わない?」
確かにそれは言えるかもしれない。
パパは変態だし、ママはビッチで淫乱だ。
「アリシア姉はすごいなぁ」
「私はすごくなんかない。今も、こうやって逃げているだけだもの」
「でも、私はアリシア姉に憧れます」
アリシアは照れていた。
「でも、アリシア姉が冒険者をしているということは、魔王が復活するんですよね。大丈夫なんですか?」
「魔王が復活すれば、きっと勇者も現れるわ。私はそれを待っているの」
「へぇ~、そうなんだ。早く会えるといいですね。私も応援しますから」
「ありがとう。頑張らないとなぁ」
アリシアは遠い目をしていた。
その視線の先にはパパがいた。
パパは相変わらずイリアスとくっついていた。
「イリアス、とろけそうだ!きもちい!」
「私もだ! ソウマ! お前とのまぐわいは最高だ! あああっ! イクッ! またイッちゃう! 」
二人は盛り上がっていた。
そして、ミコトはというと、部屋の隅で自己発電していた。
「ハァ、ハァ、いいぞぉ。気持ち良すぎるぅ」
「ミコトちゃん。俺も混ぜてくれないか」
「ああ、パパ殿のモノを私の中に入れてくれ」
パパはベッドに横になり、その上にミコトが乗る。
パパのモノを自分の中に入れていく。
「ああん、入ってくるぅ。大きいぃ」
「うおおっ! 締まるっ! これは凄いぜ! もう我慢できねえ」
「私の中で暴れてるぅ。壊れそう」
「いくぞっ! ふんっ! 」
「ひゃうんっ! 出されてりゅ。熱いのいっぱい出てりゅう」
ミコトは盛大に果てたようだ。
ミコトはパパのことが好きだと思う。
だって、パパとエッチしている時が一番幸せそうだから。
パパはミコトのことを愛してくれて、ミコトもそれに応えようとしている。
だけど、やっぱりママのことを忘れることは無いのだ。
そして、アリシア。
彼女だけはいつも取り残されている。
私はそれが悲しい。
パパは私のことをどう思っているのか分からないけど、アリシアに意地悪して楽しんでる。
アリシアの勇者様はきっとパパなのに。
私は、この人のために、そして、パパやママの為に頑張って強くなろうと思った。
『フェイト・オーバーフロー・オンライン』のこの世界。
アリシアは王国の第二王女。
ミコトは五穀の女神。
イリアスは暗黒剣士として魔王と対立する剣士。
どれも重要なキャラだったはずだ。
それが、ソウマとかいう、ま、私のパパだけど。
そいつの手籠めにされている。
ゲームの中に転生したと思ったら、ここはゲームの世界とは大きく異なる世界の様で。
じゃ、私はどういう設定のキャラなのか?
今のところ、特殊なスキルは身に付けてないのだが。
仮にゲームの世界だとして、これから起きることはある程度予想出来る。
設定が多少変わってもゲーム内のイベントが大きく変わるとは思えない。
まず、今私が住んでいるこの村は、コル村。
ここはゴブリンの大群に襲われるはずだ。
そして、私も戦わなければならない。
そして、ヒロインであるアリシア達と協力して戦うことになるだろう。
そこで、初めて自分の特殊性が明らかになるはず。
でも、それは後回しだ。
今はパパとママのことを優先しないといけない。
二人とも幸せになって欲しいから。
「アシュナは将来何になりたいの?」
アリシアが訊いた。
「うーん、分かんないです」
「ふふっ、正直者ね。でも、そういうのって、何かあるでしょう。お花屋さんとか、お姫様とかね」
「お花かぁ……」
お姫様には興味がある。
アリシアみたいなお姫様になれるならなってもいいかもと思う。
ま、無理なのは分かってるけど。
「あ、そうだ。アリシア姉はどうするんですか? 結婚するんでしょう? 相手は誰ですか?」
「え!? 結婚なんてしないよ!」
「あれ? そうなんですか? でも、王族だから結婚できないんじゃ……」
「……私は、追放された身だから」
「追放……」
「うん。王位継承争いに巻き込まれてしまってね。それで、国を出て冒険者をすることにしたんだ」
「そうだったんだ……大変ですね」
やはり、大幅にゲームの世界が変わっている。
ラインハルホ王国の王女であるアリシアは許嫁と結婚する運命なのに。
「大変なことだらけだよ。毎日が命懸けだし。でも、充実してるかも」
「どうしてですか?」
「だって、自分らしく生きられるから。ありのままの自分で居れるっていうのは素晴らしいことだと思わない?」
確かにそれは言えるかもしれない。
パパは変態だし、ママはビッチで淫乱だ。
「アリシア姉はすごいなぁ」
「私はすごくなんかない。今も、こうやって逃げているだけだもの」
「でも、私はアリシア姉に憧れます」
アリシアは照れていた。
「でも、アリシア姉が冒険者をしているということは、魔王が復活するんですよね。大丈夫なんですか?」
「魔王が復活すれば、きっと勇者も現れるわ。私はそれを待っているの」
「へぇ~、そうなんだ。早く会えるといいですね。私も応援しますから」
「ありがとう。頑張らないとなぁ」
アリシアは遠い目をしていた。
その視線の先にはパパがいた。
パパは相変わらずイリアスとくっついていた。
「イリアス、とろけそうだ!きもちい!」
「私もだ! ソウマ! お前とのまぐわいは最高だ! あああっ! イクッ! またイッちゃう! 」
二人は盛り上がっていた。
そして、ミコトはというと、部屋の隅で自己発電していた。
「ハァ、ハァ、いいぞぉ。気持ち良すぎるぅ」
「ミコトちゃん。俺も混ぜてくれないか」
「ああ、パパ殿のモノを私の中に入れてくれ」
パパはベッドに横になり、その上にミコトが乗る。
パパのモノを自分の中に入れていく。
「ああん、入ってくるぅ。大きいぃ」
「うおおっ! 締まるっ! これは凄いぜ! もう我慢できねえ」
「私の中で暴れてるぅ。壊れそう」
「いくぞっ! ふんっ! 」
「ひゃうんっ! 出されてりゅ。熱いのいっぱい出てりゅう」
ミコトは盛大に果てたようだ。
ミコトはパパのことが好きだと思う。
だって、パパとエッチしている時が一番幸せそうだから。
パパはミコトのことを愛してくれて、ミコトもそれに応えようとしている。
だけど、やっぱりママのことを忘れることは無いのだ。
そして、アリシア。
彼女だけはいつも取り残されている。
私はそれが悲しい。
パパは私のことをどう思っているのか分からないけど、アリシアに意地悪して楽しんでる。
アリシアの勇者様はきっとパパなのに。
私は、この人のために、そして、パパやママの為に頑張って強くなろうと思った。
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