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第4話 七つの大罪
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「ねぇ、聞いてもいいかな? この街は一体どういう状況なんだい? 戦争をしているようには見えないんだけど……」
「そうですね。詳しい話は家に着いてからにしましょう。その方が分かりやすいと思います」
「分かった」
それから2人はしばらく歩いていく。
やがて街の外れにたどり着いた。
そこには豪邸が建っている。
「ここが私達の家に着きました」
「こ、これが君の家なのかい?」
「ええ。あまり大きいとは言いにくいですけど」
「いや十分過ぎるぐらいだよ。むしろ僕にはもったいないと思う」
久留洲は恐縮する。
だが、同時に少しワクワクしていた。
「それでは中に入りましょう」
フィリアは玄関を開ける。
久留洲は緊張しながら後に続いた。
リビングに通される。
「どうぞ座ってください」
久留洲はソファーに腰かけた。
目の前に紅茶が置かれる。
「それで、どうしてこんなことになっているの?」
「はい。実は魔王軍の幹部である『七つの大罪』の1人が復活したみたいなんです」
「七つの大罪?」
聞き覚えのない言葉だった。
「ええ。かつて世界を恐怖のどん底に突き落とした最強の魔族達のことです。それぞれ『傲慢』『嫉妬』『憤怒』『怠惰』『強欲』『暴食』『色欲』の7つを司る悪魔なんです」
「そんな恐ろしい奴らが復活しちゃったの!?」
「はい。しかも復活したのはその中のたった一人だけなんです。それでも放っておくわけにもいきませんから、勇者として選ばれた私が討伐に向かったんですけど……」
フィリアは悲痛な面持ちになった。
「返り討ちにあったということ?」
「はい。情けない話ですけど、手も足も出ませんでした」
「な、なんでそんな無茶をしたんだよ!?」
久留洲は思わず叫んでしまった。
「だって仕方がないじゃないですか! 他の人達はみんな怖気づいてしまったんですから! この世界が滅びてしまうかもしれないのに!」
フィリアの目尻に大粒の涙を浮かべる。
「……ごめん。君を責めるのは間違ってたね」
久留洲は自分の浅慮を恥じた。
彼女はただ、皆を守るために戦ったのだ。
「いいえ。気にしないで下さい。それよりも今はこれからのことを話しましょう」
「そうですね。詳しい話は家に着いてからにしましょう。その方が分かりやすいと思います」
「分かった」
それから2人はしばらく歩いていく。
やがて街の外れにたどり着いた。
そこには豪邸が建っている。
「ここが私達の家に着きました」
「こ、これが君の家なのかい?」
「ええ。あまり大きいとは言いにくいですけど」
「いや十分過ぎるぐらいだよ。むしろ僕にはもったいないと思う」
久留洲は恐縮する。
だが、同時に少しワクワクしていた。
「それでは中に入りましょう」
フィリアは玄関を開ける。
久留洲は緊張しながら後に続いた。
リビングに通される。
「どうぞ座ってください」
久留洲はソファーに腰かけた。
目の前に紅茶が置かれる。
「それで、どうしてこんなことになっているの?」
「はい。実は魔王軍の幹部である『七つの大罪』の1人が復活したみたいなんです」
「七つの大罪?」
聞き覚えのない言葉だった。
「ええ。かつて世界を恐怖のどん底に突き落とした最強の魔族達のことです。それぞれ『傲慢』『嫉妬』『憤怒』『怠惰』『強欲』『暴食』『色欲』の7つを司る悪魔なんです」
「そんな恐ろしい奴らが復活しちゃったの!?」
「はい。しかも復活したのはその中のたった一人だけなんです。それでも放っておくわけにもいきませんから、勇者として選ばれた私が討伐に向かったんですけど……」
フィリアは悲痛な面持ちになった。
「返り討ちにあったということ?」
「はい。情けない話ですけど、手も足も出ませんでした」
「な、なんでそんな無茶をしたんだよ!?」
久留洲は思わず叫んでしまった。
「だって仕方がないじゃないですか! 他の人達はみんな怖気づいてしまったんですから! この世界が滅びてしまうかもしれないのに!」
フィリアの目尻に大粒の涙を浮かべる。
「……ごめん。君を責めるのは間違ってたね」
久留洲は自分の浅慮を恥じた。
彼女はただ、皆を守るために戦ったのだ。
「いいえ。気にしないで下さい。それよりも今はこれからのことを話しましょう」
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