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chapter.5-2 / 女神たちのお茶会(2)
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あれだけデルフィーネに作法がなっていないと糾弾されたのも嘘であったかのように、今アンテリーゼの目の前にいるフィオナは別人のように令嬢然としている。一挙一動のその一つ一つが洗練され、優雅さを纏っているのを目の当たりにしアンテリーゼは初対面で感じた「氷の聖霊、あるいは女神」がそこにいるような錯覚を覚える。
茶会の空気が変容したのにリエリーナはやや遅まきに気づいたようだが、彼女は控えめに肩をすぼめただけで、すぐに馴染んだ。
静かな沈黙が緩やかに続く中、入室してきた使用人たちが手際よく茶器を片付け、一番散らかっていたフィオナのところを入念に手早く拭き払うと、三回目の新しい茶器を用意し退出する。
お茶請けの菓子が盛られた皿は全くなくなったが、フィオナは文句を言うどころか静かに目を瞑っている。
庭園から入り込む昼過ぎの風がひときわ大きく薄いカーテンを膨らませて、微かな薔薇の香りを部屋の中にもたらした。それを皮切りに、デルフィーネはカップをソーサーの上に丁寧に置き、一同を見回して静かに唇を開いた。
「まずは、皆様。すでに先だってお手紙でご承知おきのことでしょうけれど、本日の主賓でもあるマトヴァイユ伯爵令嬢が巻き込まれている奇妙な、心を騒めかせる腹立たしい一件について、皆様の優れたお知恵をお貸し願いたいと存じますわ。わたくしはこの一件を何としても速やかに解決し、彼女の憂いを晴らしたいと考えていてよ」
デルフィーネの緋色の瞳に、鋭い光が浮かんで走る。
「まずはアンテリーゼ、エヴァンゼリンからあなたにここへ来る際に用意するようにとお願いしたものは、持っていらして?」
「あ、はい。持って参っております。ユイゼルゼ」
アンテリーゼはデルフィーネの言葉に促され、いつの間にか自分の斜め後ろに控えていたユイゼルゼに声をかける。すると、有能な侍女は何をとも聞かず、一つの包みを恭しく差し出した。
「こちらにございます」
「ありがとう」
受け取って、濃紺の絹の包みをすっかり整然と片付けられた机の上に置いて開き、デルフィーネの方へ少し押して寄せた。
「殿下。こちらは本日わたくしが自宅から持って参りました、婚約者マルセル・イル・テ・メルツァー卿より婚約から本日に至るまで贈られた装飾品でございます」
エヴァンゼリンが急遽手紙を寄越し、デルフィーネの館に訪問すると伝えた際、一緒に持ってきてほしいと書かれていたのがマルセルから贈られた身に着ける宝飾品だ。
ユイゼルゼに指示をして保管していた戸棚から持ってきたのが、現在布の上に置かれている小さな五つの箱だ。長方形のビロードの布が張られた箱が二つ。貝殻のような凝った装飾の箱が一つ。あとの二つは小さめで焦げ茶色の真四角の箱だった。
ユイゼルゼに首肯してそれぞれを開けさせると、エヴァンゼリンが息を呑むのがわかった。
箱から現れたのは、白く光る小さな真珠が連なった銀の留め具のネックレス。
雫型にカットされたやや大ぶりの虹色を中心に、左右に青石が煌めく、夜会用によく使われるタイプの首飾り。
それから、やや大粒で雫型にカットされた虹色の耳飾りは首飾りに合わせられるようにと作られたのだろう。
最後に指輪が二つ。一つは小さな青玉が一つはめ込まれた金の指輪。
もう一つはエヴァンゼリンの瞳より少し濃い大粒の翡翠の指輪だった。
「わたくしがメルツァー卿からいただいたのは、首飾りが二つ、耳飾りが一対、指輪が二つでございます」
開けられた宝飾品をこうして一堂に集めて開いてみたのは今回が始めただが、アンテリーゼは恥ずかしくなって身を縮める。
「婚約者への、贈り物、ね」
少しだけ不快感を滲ませながら呟いたのは、向かい側にいるフィオナだった。
同じことをエヴァンゼリンも思ったのだろう。驚いたように口に手を当てて珍しく目を見開いている。その中でデルフィーネも同じ感想を抱いたのか、眉間に皺を寄せたやや厳しい表情でアンテリーゼに体を向けた。
「これだけ?あ、悪い意味ではなくて、ごめんなさいね。あなたは婚約の期間は半年ほどでそれなりに短いけれど、伯爵とのお付き合いは三年とそれなりの期間だったと聞いていたから」
実のところ、気にしたことはなかったと言ったら嘘になるのだが、貴族の、しかも正式に家族間で婚約を交わした婚約者が三年の間に将来の伴侶へ送った宝飾品としてはやや少なすぎる。貴族は春と初夏、秋の社交界にそれぞれ特別な社交の場があり、王族も臨席する儀礼的な夜会もあるため、身分に相応しい衣装や装飾品での品位の維持が求められる。とはいえ、財政状態や領地の運営はそれぞれであるから、無尽蔵にシーズンや各夜会ごとに新調するのが難しい場合もあるだろう。
そうした際は、家伝の宝飾具を使ったり二シーズン以前の服飾を手直ししたり、サイズを整えたりして新しくその場に相応しいように整えるのが通常である。
言い淀みながら言葉を探しているデルフィーネの横から、首を伸ばす格好でリエリーナが片手を小さく上げる。
「僭越ながら、アンテリーゼ様、少し拝借してもよろしいでしょうか?」
いつの間にか、白い手袋をはめていたリエリーナが少しはっきりとした声音で進言した。
デルフィーネはアンテリーゼさえよければ、と前置きし頷く。
リエリーナのまっすぐな瞳がアンテリーゼに注がれて、アンテリーゼは緊張しながらも首肯した。
「ええ、どうぞ」
「わたしも拝見させていただきます」
同じくリエリーナに追随するように白い手袋をはめた状態のフィオナが、アンテリーゼに許可を求めた。
「恥ずかしながら、卿からいただいた品々はこちらの五点のみなのです。母や祖母、伯母から譲られたものがいくつもありますから、あまり気には留めていなかったのですが」
エヴァンゼリンは例外としても、他の婚約者を持つ友人たちがアンテリーゼより多くの贈り物を受け取っているという事実は時折、彼女を不安にさせた。もちろん、贈り物の数や量が愛情を計るものではないとはわかっているのだが、それでもうらやましいと思うことはあったのだ。高価な贈り物ではなく、小さな贈り物や本、ハンカチやリボンを贈る婚約者の話を聞くたび、アンテリーゼは自分に今あるもので十分であると自分に言い聞かせていたし、マルセルはそうしたものにあまり興味がないと思っていた。
ユイゼルゼへ指示を出して宝飾品を二人の令嬢たちの方へ移動をさせると、フィオナとリエリーナはそれぞれ気になった品物を丁寧に手に取り、いつの間に用意していたのかそれぞれ自前のルーペでじっくり観察し始めた。
二人はそんなに宝石や宝飾品が好きなのだろうか。
「エヴァンゼリン、メルツァー伯爵家の評判としては悪い噂をあまり聞いていない記憶があるのだけれど。財政的に何か特別な問題があったかしら?例えば領地で大規模な公共事業が必要で資金繰りが問題であるとか、借用金の返済に追われているとか」
デルフィーネが首を傾げていると、エヴァンゼリンは侍女から受け取った紙の束をいくつかめくると、その中から一枚の用紙を取り出す。
そして難しい困ったような表情でアンテリーゼに視線を送る。アンテリーゼはエヴァンゼリンがこれから提示しようとしてくれているとある資料に、全ての答えが集約されているのだということに気づいて息を呑んだ。
茶会の空気が変容したのにリエリーナはやや遅まきに気づいたようだが、彼女は控えめに肩をすぼめただけで、すぐに馴染んだ。
静かな沈黙が緩やかに続く中、入室してきた使用人たちが手際よく茶器を片付け、一番散らかっていたフィオナのところを入念に手早く拭き払うと、三回目の新しい茶器を用意し退出する。
お茶請けの菓子が盛られた皿は全くなくなったが、フィオナは文句を言うどころか静かに目を瞑っている。
庭園から入り込む昼過ぎの風がひときわ大きく薄いカーテンを膨らませて、微かな薔薇の香りを部屋の中にもたらした。それを皮切りに、デルフィーネはカップをソーサーの上に丁寧に置き、一同を見回して静かに唇を開いた。
「まずは、皆様。すでに先だってお手紙でご承知おきのことでしょうけれど、本日の主賓でもあるマトヴァイユ伯爵令嬢が巻き込まれている奇妙な、心を騒めかせる腹立たしい一件について、皆様の優れたお知恵をお貸し願いたいと存じますわ。わたくしはこの一件を何としても速やかに解決し、彼女の憂いを晴らしたいと考えていてよ」
デルフィーネの緋色の瞳に、鋭い光が浮かんで走る。
「まずはアンテリーゼ、エヴァンゼリンからあなたにここへ来る際に用意するようにとお願いしたものは、持っていらして?」
「あ、はい。持って参っております。ユイゼルゼ」
アンテリーゼはデルフィーネの言葉に促され、いつの間にか自分の斜め後ろに控えていたユイゼルゼに声をかける。すると、有能な侍女は何をとも聞かず、一つの包みを恭しく差し出した。
「こちらにございます」
「ありがとう」
受け取って、濃紺の絹の包みをすっかり整然と片付けられた机の上に置いて開き、デルフィーネの方へ少し押して寄せた。
「殿下。こちらは本日わたくしが自宅から持って参りました、婚約者マルセル・イル・テ・メルツァー卿より婚約から本日に至るまで贈られた装飾品でございます」
エヴァンゼリンが急遽手紙を寄越し、デルフィーネの館に訪問すると伝えた際、一緒に持ってきてほしいと書かれていたのがマルセルから贈られた身に着ける宝飾品だ。
ユイゼルゼに指示をして保管していた戸棚から持ってきたのが、現在布の上に置かれている小さな五つの箱だ。長方形のビロードの布が張られた箱が二つ。貝殻のような凝った装飾の箱が一つ。あとの二つは小さめで焦げ茶色の真四角の箱だった。
ユイゼルゼに首肯してそれぞれを開けさせると、エヴァンゼリンが息を呑むのがわかった。
箱から現れたのは、白く光る小さな真珠が連なった銀の留め具のネックレス。
雫型にカットされたやや大ぶりの虹色を中心に、左右に青石が煌めく、夜会用によく使われるタイプの首飾り。
それから、やや大粒で雫型にカットされた虹色の耳飾りは首飾りに合わせられるようにと作られたのだろう。
最後に指輪が二つ。一つは小さな青玉が一つはめ込まれた金の指輪。
もう一つはエヴァンゼリンの瞳より少し濃い大粒の翡翠の指輪だった。
「わたくしがメルツァー卿からいただいたのは、首飾りが二つ、耳飾りが一対、指輪が二つでございます」
開けられた宝飾品をこうして一堂に集めて開いてみたのは今回が始めただが、アンテリーゼは恥ずかしくなって身を縮める。
「婚約者への、贈り物、ね」
少しだけ不快感を滲ませながら呟いたのは、向かい側にいるフィオナだった。
同じことをエヴァンゼリンも思ったのだろう。驚いたように口に手を当てて珍しく目を見開いている。その中でデルフィーネも同じ感想を抱いたのか、眉間に皺を寄せたやや厳しい表情でアンテリーゼに体を向けた。
「これだけ?あ、悪い意味ではなくて、ごめんなさいね。あなたは婚約の期間は半年ほどでそれなりに短いけれど、伯爵とのお付き合いは三年とそれなりの期間だったと聞いていたから」
実のところ、気にしたことはなかったと言ったら嘘になるのだが、貴族の、しかも正式に家族間で婚約を交わした婚約者が三年の間に将来の伴侶へ送った宝飾品としてはやや少なすぎる。貴族は春と初夏、秋の社交界にそれぞれ特別な社交の場があり、王族も臨席する儀礼的な夜会もあるため、身分に相応しい衣装や装飾品での品位の維持が求められる。とはいえ、財政状態や領地の運営はそれぞれであるから、無尽蔵にシーズンや各夜会ごとに新調するのが難しい場合もあるだろう。
そうした際は、家伝の宝飾具を使ったり二シーズン以前の服飾を手直ししたり、サイズを整えたりして新しくその場に相応しいように整えるのが通常である。
言い淀みながら言葉を探しているデルフィーネの横から、首を伸ばす格好でリエリーナが片手を小さく上げる。
「僭越ながら、アンテリーゼ様、少し拝借してもよろしいでしょうか?」
いつの間にか、白い手袋をはめていたリエリーナが少しはっきりとした声音で進言した。
デルフィーネはアンテリーゼさえよければ、と前置きし頷く。
リエリーナのまっすぐな瞳がアンテリーゼに注がれて、アンテリーゼは緊張しながらも首肯した。
「ええ、どうぞ」
「わたしも拝見させていただきます」
同じくリエリーナに追随するように白い手袋をはめた状態のフィオナが、アンテリーゼに許可を求めた。
「恥ずかしながら、卿からいただいた品々はこちらの五点のみなのです。母や祖母、伯母から譲られたものがいくつもありますから、あまり気には留めていなかったのですが」
エヴァンゼリンは例外としても、他の婚約者を持つ友人たちがアンテリーゼより多くの贈り物を受け取っているという事実は時折、彼女を不安にさせた。もちろん、贈り物の数や量が愛情を計るものではないとはわかっているのだが、それでもうらやましいと思うことはあったのだ。高価な贈り物ではなく、小さな贈り物や本、ハンカチやリボンを贈る婚約者の話を聞くたび、アンテリーゼは自分に今あるもので十分であると自分に言い聞かせていたし、マルセルはそうしたものにあまり興味がないと思っていた。
ユイゼルゼへ指示を出して宝飾品を二人の令嬢たちの方へ移動をさせると、フィオナとリエリーナはそれぞれ気になった品物を丁寧に手に取り、いつの間に用意していたのかそれぞれ自前のルーペでじっくり観察し始めた。
二人はそんなに宝石や宝飾品が好きなのだろうか。
「エヴァンゼリン、メルツァー伯爵家の評判としては悪い噂をあまり聞いていない記憶があるのだけれど。財政的に何か特別な問題があったかしら?例えば領地で大規模な公共事業が必要で資金繰りが問題であるとか、借用金の返済に追われているとか」
デルフィーネが首を傾げていると、エヴァンゼリンは侍女から受け取った紙の束をいくつかめくると、その中から一枚の用紙を取り出す。
そして難しい困ったような表情でアンテリーゼに視線を送る。アンテリーゼはエヴァンゼリンがこれから提示しようとしてくれているとある資料に、全ての答えが集約されているのだということに気づいて息を呑んだ。
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