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1軒目 ―女神イーリスの店―
5杯目。焼き鳥で。
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外の皮はパリッと。口の中に入れた途端広がるふくよかな旨味を感じる香ばしい焼き鳥を串ごと口の中に放り込んで、主任は目を細めてじっとしていた。
酒に弱いくせに芋焼酎で撃沈し、挙句の果てにべろんべろんに酔っ払ったシオルネーラが隣で管をまいているのだ。この状態を、かれこれ十分近く続けている。
「だってさぁ。なによあれぇ~。最近流行かなんか知んないんだけどさ、チートっての。何よあれ、ラスボス戦初戦、最初の一瞬からあたしフルボッコじゃん。伝説級の武器とか、ステータス丸無視の武器とか防具とか何ソレアレ美味しいもの?」
「フルボッコ・・・」
わが身に起きた忌まわしい過去をふと思い返し、主任はゾッとした。
レベルカンストした勇者ヤスオが、4回目でレアアイテム目当てにダンジョンを制覇し、これまで負けてはスタート地点からの繰り返しを恨んで、初戦から主任をボッコボコにした事件のことである。
主任は軽く身震いすると、体を温めるように残りの焼き鳥を串ごと放り込んだ。ごり、ごり、ばきり、と串が脂身をしっかり含んだ棒が胃袋に収まっていく。
「あたしが大魔術ターンを発動する前に、奴らときたら連携魔法で攻撃してくるし、召喚獣は使うし、私へのダメージを10倍にする謎の道具持ってるしさ。アレってクリア後に神からプレゼントされるものじゃなかったわけぇ? なのにどーしてクリア前に持ってんのよ!! クリア後だったら、あたしも無制限チート術持ってたのにぃイイいい」
くやしぃよぉおおおおおおおおお、と泣き叫びながら大魔女シオルネーラはばたりと机の上に倒れ込んだ。ぴく、ぴくとわずかに体が痙攣している。
「シ、シオルネーラ!?」
慌てて主任が左手で揺さぶれば、シオルネーラはガバっと体を起こして、うるんだ瞳でしくしくと泣き始めた。
「あたしだって。あたしだってちゃんとホントはヒロインキャラだったのよぉ。それなのに、付き合った男が悪くて、うっかり王子を縊り殺しちゃったら魔女とか言われて。……逃げるうちに追いかけてくる刺客をどんどん殺しちゃうでしょぉ?そうするうちに身に覚えのない罪まで被せられて、懸賞金までかけられて。だって、そうしないと殺されちゃうんだし」
「う、うん」
「そのうちに、有象無象を蹴散らしたり焼き殺したり蒸発させたりしているうちに、あたしの逆鱗に触れたやつのせいで龍化して暴走して二つの国を火の海に変えただけなのに。でも…。そんなの、因果応報じゃない」
そもそも、あたしを騙したやつが悪いのよぉ。
ひくっ、と体を痙攣させてすっかり出来上がってしまった様子のシオルネーラ。
妖艶なる絶世の美女はしばらくしくしくと泣いていたのだが、途端はっと気づき、脂身を伴って艶やめく唇を押えてぷるぷると震えだした。
なんだまた、大昔のことでも思い出したのか。仕方ない、今日はとことん聞いてやろう、と思い直した時だった。
「う―――」
「大丈夫か?シオルネーラ」
「ううっ」
「辛いことは誰にだってある。そう、魔王だった俺にもたくさんあったさ。だから、な?何か嫌なことを思い出したのなら―――」
慌てふためく主任の体にシオルネーラの指がかかる。ぎゅっと引き寄せられたのに驚いて目をみはれば、こちらをまっすぐに見下ろす大魔女の姿があった。ゆっくりと誘われるように身をかがめ、そして。
「うげぇええええええええええ」
「アンギャァアアアアアア――――――」
全てを溶かす強烈な毒液が主任の体に襲い掛かった。白い煙と肉、というかタコが焼ける香ばしい香りに、卵が腐ったような据えた匂いがあたり一面に漂い、居酒屋は大パニックとなる。
「くせえぇええええええええ」
「うぎゃぁあああああああ!!」
「しぬううううううううう!!」
「毒龍が吐いたぞ――――!」
「シオルネーラ様が嘔吐したぁああああああ!」
「みんな、死ぬぞ、煙を吸うな!外に出ろー!!」」
阿鼻叫喚の地獄絵図の中で、モザイク必死のピクセル画のような醜態をさらすことになったかつての魔王の頭上へ、再びシオルネーラがこらえきれないとでもいうように、虹色の光を口から放った。
天井のやわらかな暖色色の光を伴い、キラキラと明滅する美しい液体は、容赦なく主任の体に注ぎ込まれる。
「グゥォウヲォオオオオオオオオオオオオオオオオ」
シオルネーラの胃液はこの世の全てを躊躇なく溶かす硫酸だ。
確か「ポイズンデスブレス」と言ったりしなかったり。
魔王として絶対的な防御力を誇る主任にとっても、シオルネーラの毒はかなり体力、そして精神力をエグイくらいに削ってくる。このまま彼女の唾液に溶かされるのが先か、それとも―――。
「……あらあらぁ。まぁまぁ。ちょっとぉ、だれか。お水とタオル持って来て頂戴」
騒動を聞きつけて、店の奥から一人の女性がこちらに駆けつけた。
この居酒屋のオーナー兼店長である、ママこと女神イーリスである。
「困ったわぁ。お店の内装が台無しよぉ」
頬に手を当てて眉根を寄せ、溶けかけの主任と管を撒いてタコに巻き付いているシオルネーラを見下ろしながら、慌てふためく従業員たちに的確な指示を飛ばし始める。
「ウィンディーネちゃんを呼んできて~。一回水で全部洗い流さないと、これはダメね。それからノームちゃんを事務室から引っ張ってきてくれるかしら?この穴、なんとかなるか業者に聞いてもらわないといけないわね」
ぐずぐず、ぶすぶすと音を立てながら白煙が立ち昇る床をイーリスは悲しそうに見つめた。
ややあって水色の髪のウェイターと黒いスーツに黒メガネの男性が登場し、それぞれに対応をしていく。
イーリスはすうすうと寝息を立てながら主任を抱きしめているシオルネーラを、部下に命じて引き離して床に転がすと何ともおいしそうな香りを漂わせている主任の傍に屈みこんだ。ウィンディーネに命じてシオルネーラの虹色の液体を綺麗に洗い流す。あたりは一瞬一面水浸しとなるが、床にぽっかりと開いた虚空にばしゃばしゃと流れ落ちていく。
すっかり冷えた焼きダコ、――主任に向けてイーリスは心配そうにタオルを差し出した。
「主任ちゃん、だいじょうぶ??」
「ギョォエエエエエ」
「主任ちゃんはタコでしょぉ?魚じゃないわよ。それに、半分溶けちゃったくらいの傷だったら自力で回復できるでしょ??って――――あらあら、嫌だ。どうしましょう」
さっと顔色を変えたママはすばやく主任が据わっていた椅子に目をやった。椅子の支柱がまるきり溶け、焦げ跡のついた水たまりのような格好で木の床にみっちり張り付いている。
「どうしようかしら。これ、この部分だけの補修じゃすまなそうよねぇ。ノームちゃんどう思う?」
背後で電卓を弾いている長身の黒服に声をかければ、ノームは一つ頷いて水がしたたり落ちるブラックホールのような穴をしっかり確認し、床の状態に視線を走らせた後、静かに首を振った。
「虚空を塞いでから、基礎を打ち直し、コンクリートが乾くのを待って大工仕事に入ってもらい、床板を張ってもらうので、そうですね…。一週間ほどは営業できませんね」
イーリスの表情が笑顔のまま固まった。
そのまま、ギギギ、と呪いの人形のように振り返ると、本能で命の危険を察しぱちりと目が覚めたシオルネーラを視線で縫い留める。
「シオル、ネーラ、ちゃぁん?」
「うぎゃああああああああああああああああ!女神に殺されるぅうううううううううううううううう!」
「うふふふふ。お仕置きをするだけで、そんな物騒よ。ねぇ、シオルネーラちゃん?」
イーリスは軽やかに指を鳴らす。
「お仕置きルーム行き、突っ込んどいて」
部下に命じ、イーリスは毒龍を捕獲した。
酒に弱いくせに芋焼酎で撃沈し、挙句の果てにべろんべろんに酔っ払ったシオルネーラが隣で管をまいているのだ。この状態を、かれこれ十分近く続けている。
「だってさぁ。なによあれぇ~。最近流行かなんか知んないんだけどさ、チートっての。何よあれ、ラスボス戦初戦、最初の一瞬からあたしフルボッコじゃん。伝説級の武器とか、ステータス丸無視の武器とか防具とか何ソレアレ美味しいもの?」
「フルボッコ・・・」
わが身に起きた忌まわしい過去をふと思い返し、主任はゾッとした。
レベルカンストした勇者ヤスオが、4回目でレアアイテム目当てにダンジョンを制覇し、これまで負けてはスタート地点からの繰り返しを恨んで、初戦から主任をボッコボコにした事件のことである。
主任は軽く身震いすると、体を温めるように残りの焼き鳥を串ごと放り込んだ。ごり、ごり、ばきり、と串が脂身をしっかり含んだ棒が胃袋に収まっていく。
「あたしが大魔術ターンを発動する前に、奴らときたら連携魔法で攻撃してくるし、召喚獣は使うし、私へのダメージを10倍にする謎の道具持ってるしさ。アレってクリア後に神からプレゼントされるものじゃなかったわけぇ? なのにどーしてクリア前に持ってんのよ!! クリア後だったら、あたしも無制限チート術持ってたのにぃイイいい」
くやしぃよぉおおおおおおおおお、と泣き叫びながら大魔女シオルネーラはばたりと机の上に倒れ込んだ。ぴく、ぴくとわずかに体が痙攣している。
「シ、シオルネーラ!?」
慌てて主任が左手で揺さぶれば、シオルネーラはガバっと体を起こして、うるんだ瞳でしくしくと泣き始めた。
「あたしだって。あたしだってちゃんとホントはヒロインキャラだったのよぉ。それなのに、付き合った男が悪くて、うっかり王子を縊り殺しちゃったら魔女とか言われて。……逃げるうちに追いかけてくる刺客をどんどん殺しちゃうでしょぉ?そうするうちに身に覚えのない罪まで被せられて、懸賞金までかけられて。だって、そうしないと殺されちゃうんだし」
「う、うん」
「そのうちに、有象無象を蹴散らしたり焼き殺したり蒸発させたりしているうちに、あたしの逆鱗に触れたやつのせいで龍化して暴走して二つの国を火の海に変えただけなのに。でも…。そんなの、因果応報じゃない」
そもそも、あたしを騙したやつが悪いのよぉ。
ひくっ、と体を痙攣させてすっかり出来上がってしまった様子のシオルネーラ。
妖艶なる絶世の美女はしばらくしくしくと泣いていたのだが、途端はっと気づき、脂身を伴って艶やめく唇を押えてぷるぷると震えだした。
なんだまた、大昔のことでも思い出したのか。仕方ない、今日はとことん聞いてやろう、と思い直した時だった。
「う―――」
「大丈夫か?シオルネーラ」
「ううっ」
「辛いことは誰にだってある。そう、魔王だった俺にもたくさんあったさ。だから、な?何か嫌なことを思い出したのなら―――」
慌てふためく主任の体にシオルネーラの指がかかる。ぎゅっと引き寄せられたのに驚いて目をみはれば、こちらをまっすぐに見下ろす大魔女の姿があった。ゆっくりと誘われるように身をかがめ、そして。
「うげぇええええええええええ」
「アンギャァアアアアアア――――――」
全てを溶かす強烈な毒液が主任の体に襲い掛かった。白い煙と肉、というかタコが焼ける香ばしい香りに、卵が腐ったような据えた匂いがあたり一面に漂い、居酒屋は大パニックとなる。
「くせえぇええええええええ」
「うぎゃぁあああああああ!!」
「しぬううううううううう!!」
「毒龍が吐いたぞ――――!」
「シオルネーラ様が嘔吐したぁああああああ!」
「みんな、死ぬぞ、煙を吸うな!外に出ろー!!」」
阿鼻叫喚の地獄絵図の中で、モザイク必死のピクセル画のような醜態をさらすことになったかつての魔王の頭上へ、再びシオルネーラがこらえきれないとでもいうように、虹色の光を口から放った。
天井のやわらかな暖色色の光を伴い、キラキラと明滅する美しい液体は、容赦なく主任の体に注ぎ込まれる。
「グゥォウヲォオオオオオオオオオオオオオオオオ」
シオルネーラの胃液はこの世の全てを躊躇なく溶かす硫酸だ。
確か「ポイズンデスブレス」と言ったりしなかったり。
魔王として絶対的な防御力を誇る主任にとっても、シオルネーラの毒はかなり体力、そして精神力をエグイくらいに削ってくる。このまま彼女の唾液に溶かされるのが先か、それとも―――。
「……あらあらぁ。まぁまぁ。ちょっとぉ、だれか。お水とタオル持って来て頂戴」
騒動を聞きつけて、店の奥から一人の女性がこちらに駆けつけた。
この居酒屋のオーナー兼店長である、ママこと女神イーリスである。
「困ったわぁ。お店の内装が台無しよぉ」
頬に手を当てて眉根を寄せ、溶けかけの主任と管を撒いてタコに巻き付いているシオルネーラを見下ろしながら、慌てふためく従業員たちに的確な指示を飛ばし始める。
「ウィンディーネちゃんを呼んできて~。一回水で全部洗い流さないと、これはダメね。それからノームちゃんを事務室から引っ張ってきてくれるかしら?この穴、なんとかなるか業者に聞いてもらわないといけないわね」
ぐずぐず、ぶすぶすと音を立てながら白煙が立ち昇る床をイーリスは悲しそうに見つめた。
ややあって水色の髪のウェイターと黒いスーツに黒メガネの男性が登場し、それぞれに対応をしていく。
イーリスはすうすうと寝息を立てながら主任を抱きしめているシオルネーラを、部下に命じて引き離して床に転がすと何ともおいしそうな香りを漂わせている主任の傍に屈みこんだ。ウィンディーネに命じてシオルネーラの虹色の液体を綺麗に洗い流す。あたりは一瞬一面水浸しとなるが、床にぽっかりと開いた虚空にばしゃばしゃと流れ落ちていく。
すっかり冷えた焼きダコ、――主任に向けてイーリスは心配そうにタオルを差し出した。
「主任ちゃん、だいじょうぶ??」
「ギョォエエエエエ」
「主任ちゃんはタコでしょぉ?魚じゃないわよ。それに、半分溶けちゃったくらいの傷だったら自力で回復できるでしょ??って――――あらあら、嫌だ。どうしましょう」
さっと顔色を変えたママはすばやく主任が据わっていた椅子に目をやった。椅子の支柱がまるきり溶け、焦げ跡のついた水たまりのような格好で木の床にみっちり張り付いている。
「どうしようかしら。これ、この部分だけの補修じゃすまなそうよねぇ。ノームちゃんどう思う?」
背後で電卓を弾いている長身の黒服に声をかければ、ノームは一つ頷いて水がしたたり落ちるブラックホールのような穴をしっかり確認し、床の状態に視線を走らせた後、静かに首を振った。
「虚空を塞いでから、基礎を打ち直し、コンクリートが乾くのを待って大工仕事に入ってもらい、床板を張ってもらうので、そうですね…。一週間ほどは営業できませんね」
イーリスの表情が笑顔のまま固まった。
そのまま、ギギギ、と呪いの人形のように振り返ると、本能で命の危険を察しぱちりと目が覚めたシオルネーラを視線で縫い留める。
「シオル、ネーラ、ちゃぁん?」
「うぎゃああああああああああああああああ!女神に殺されるぅうううううううううううううううう!」
「うふふふふ。お仕置きをするだけで、そんな物騒よ。ねぇ、シオルネーラちゃん?」
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