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第二章
30.水
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煙は風の流れに乗って靄のように庭園側へと広がり始める。
「セリウス!」
エヴァンスの鋭い藍色の眼光に一にも二にもなく頷く。
背中に隠しているアルヴィスに向き直ると、両肩を掴んでエヴァンスの方に押し付けて踵を返し、邸に向かって走り出す。
「セリウスさん!」
伸ばしたアルヴィスの体を引き戻すようにしてエヴァンスが腕を掴んで制止させる。
「エヴァンスから離れないでください!」
「安全が確認できるまで動くな。じっとしていろ」
本当なら彼も駆け出していきたかったのだろう。
焦燥で揺らぐ瞳を見上げながら、アルヴィスはその背中を追いかける。二の腕を掴む彼の手のひらがじっとりと緊張で湿っている。
入れ替わりに煙をかき分けるように越えて人々が庭園の方に雪崩込んできた。
髪が乱れるのも構わずドレスを引きずりながら駆けてくる淑女たちや、顔を覆いながら泣きじゃくる女性を抱きかかえる紳士の姿。
転倒する者、衝突する者、互いに押し合いながら進む姿はまるで溢れた川のようだ。
酒と香水と脂粉に汗の匂い。
その中に僅かな火薬のような焦げ臭さに紛れて妙な香りが鼻をつく。
「たすけてくれ―――ッ」
男性の叫びが耳に届いた瞬間、アルヴィスは現実に引き戻されたかのようにハッと息をのんだ。
遠目にゆっくりと地面に倒れ込む姿が見える。
「アルヴィス!」
エヴァンスの腕を振り払い、彼女は駆け出した。
足の痛みも忘れて、もつれそうになるドレスの裾をつまみ上げ人々の間をすり抜けるようにしながら移動する。
おそらく声の主であろう男性の横に到着すると、辺りの喧騒を気にも留めずにしゃがみ込んで容態を観察する。
なんてことだ。
衣服から露出している肌が真っ赤に染まっている。
顔だけでなく、首筋や両掌。
酒による紅潮とは違い、少し爛れたように膨れて盛り上がっている箇所がある。
「じっとしていろと言っただろう!!」
ようやく追いついたエヴァンスが声を荒げて座り込んでいるアルヴィスの二の腕に手を伸ばす。
「アルヴィス」
引き戻そうとする手を振り払われ、たたらを踏んでたじろげば灰緑の瞳が強い光を浮かべ見返してきた。
「この人、呼吸が浅いわ。助けないと」
エヴァンスは気圧されて生唾を呑みこむ。
こうなった彼女は梃子でも縄でも動かないことを知っている。
全く、じっとしておけばいいものを、と前髪を乱暴に掻き撫ぜて「クソ」と小さく吐き出す。アルヴィスの隣に片膝をつきながら、邪魔だとばかりにタイをほどいて襟元をくつろげる。
「診せてみろ」
鋭く視線を走らせるエヴァンスに頷いて、場所を立ち上がって譲る。
目の前に倒れているのは三十代手前の男だ。
苦し気に胸を抑えゲホゲホと咳き込んでいる。
顔をはじめ胸を抑える手の部分が赤く腫れているような印象を受ける。
だが目立った切り傷などの外傷は見受けられない。
額に僅かに汗が浮かび、横を向いて身を詰るようにしながら固く目をつむっている。
ひゅーひゅーと喉の奥を押し出すように苦し気に肩を上下する様子に、エヴァンスは眉根を寄せる。
「失礼する」
シャツの下の肌の状態を確かめたくて、ボタンを外しやすいよう手袋を外し、指を伸ばした時だった。
「エヴァンス、待って!」
水滴が頬に散った気がした。
「なに―――」
声の鋭さに驚いて振り向いたエヴァンスの頬に、水滴が散る感触が伝わる。
横向きになった男の頬に滑らかに水が零れ落ちていく。
「お前」
水色のドレスの裾が水を纏ったようにしっとりと濡れているのが視界に映り込む。
見れば、アルヴィスが水を含んだ布―――いや、手袋を手に、男の顔へ慎重に絞り落としているところだった。
水色のドレスの裾は水に濡れて重たげに揺れ、夜気に湿った輝きを放っている。
どこから水を、と思うまもなく矢のように鋭い声が飛んだ。
「素手で触れないで。手袋のまま、その人の衣服を剥がして。早く!」
「おま、淑女が」
剥がすとか、と言いかけてエヴァンスは彼女が言いたいことに気づいてさっと視線を男に向ける。
彼女は正しい。
エヴァンスは手早く手袋をはめ直し、男のジャケットとベストを脱がせて手早く襟元をくつろげる。
衣服との境界の部分はやや赤みがあるが、露出していない部分にほぼ異変は見られない。反応があるのは空気に触れている部分。外からもたらされたなにがしかの刺激によって、目下の症状に陥っていると仮定するなら、診察における二次被害を防ぐという意味でも手袋は重要な意味を持つ。
彼女は濡らした布を慎重に男の額や頬に当て、皮膚の上に付着しているだろう見えない何かを流し落とすように丁寧に手を動かしていく。
男の肌は熱を帯び、呼吸は荒く、唇は紫色を帯びてきており、火傷だけでなく明らかに何かの強い刺激を受けた様子だ。
「アルヴィス、水が足りない」
喉をかきむしるように咳き込む男の喉に注目しながら、エヴァンスは目配せをする。
「わかったわ」
エヴァンスに男性を任せ、アルヴィスは再び噴水に向けて走り出す。邪魔な靴を履き捨てて人の群れをかき分けながら水に手袋を突っ込んだ。ぼこぼこと空気が水面に向かって浮き上がる。
「誰か、医者を呼んでくれ!!」
「早くこっちにきて!」
あちらこちらで火矢が飛ぶように怒号が行き交う。
近くでは困惑する男性の腕の中で激しく咳き込む女性の姿も見える。
「これだけじゃ足りない。他に何か、布は―――そうだわ」
引き上げたばかりの手袋を噴水の縁に置くと、ブローチを外してストールを水の中に沈める。
ついでにドレスの一番上の布を破って水に浸して取り上げた。ぼたぼたと水が零れ落ちるまま、アルヴィスは女性を抱え込んでいる男性の側に駆け寄るとドレスを引き裂いた布を差し出した。
滴る水をそのままに、男の衣類が濡れるのも構わず押し付ける。
「彼女をできるだけ楽な姿勢にしてあげて。呼吸がしやすいよう腰のリボンをほどいてください。それから、肌をこの布でふき取ってください。絞らず水で流すような形で」
「は」
なんてことを言うんだこの女は、と男は怒ったように口を開きかけたが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
「噴水がありますから、意識があるうちにできればうがいをさせて。口に含ませた水は一度必ず外に吐き出してください」
「なにを…」
「早く!!命にかかわることです」
言い捨てて、アルヴィスはエヴァンスが待つ場所に向けて駆けだした。
「セリウス!」
エヴァンスの鋭い藍色の眼光に一にも二にもなく頷く。
背中に隠しているアルヴィスに向き直ると、両肩を掴んでエヴァンスの方に押し付けて踵を返し、邸に向かって走り出す。
「セリウスさん!」
伸ばしたアルヴィスの体を引き戻すようにしてエヴァンスが腕を掴んで制止させる。
「エヴァンスから離れないでください!」
「安全が確認できるまで動くな。じっとしていろ」
本当なら彼も駆け出していきたかったのだろう。
焦燥で揺らぐ瞳を見上げながら、アルヴィスはその背中を追いかける。二の腕を掴む彼の手のひらがじっとりと緊張で湿っている。
入れ替わりに煙をかき分けるように越えて人々が庭園の方に雪崩込んできた。
髪が乱れるのも構わずドレスを引きずりながら駆けてくる淑女たちや、顔を覆いながら泣きじゃくる女性を抱きかかえる紳士の姿。
転倒する者、衝突する者、互いに押し合いながら進む姿はまるで溢れた川のようだ。
酒と香水と脂粉に汗の匂い。
その中に僅かな火薬のような焦げ臭さに紛れて妙な香りが鼻をつく。
「たすけてくれ―――ッ」
男性の叫びが耳に届いた瞬間、アルヴィスは現実に引き戻されたかのようにハッと息をのんだ。
遠目にゆっくりと地面に倒れ込む姿が見える。
「アルヴィス!」
エヴァンスの腕を振り払い、彼女は駆け出した。
足の痛みも忘れて、もつれそうになるドレスの裾をつまみ上げ人々の間をすり抜けるようにしながら移動する。
おそらく声の主であろう男性の横に到着すると、辺りの喧騒を気にも留めずにしゃがみ込んで容態を観察する。
なんてことだ。
衣服から露出している肌が真っ赤に染まっている。
顔だけでなく、首筋や両掌。
酒による紅潮とは違い、少し爛れたように膨れて盛り上がっている箇所がある。
「じっとしていろと言っただろう!!」
ようやく追いついたエヴァンスが声を荒げて座り込んでいるアルヴィスの二の腕に手を伸ばす。
「アルヴィス」
引き戻そうとする手を振り払われ、たたらを踏んでたじろげば灰緑の瞳が強い光を浮かべ見返してきた。
「この人、呼吸が浅いわ。助けないと」
エヴァンスは気圧されて生唾を呑みこむ。
こうなった彼女は梃子でも縄でも動かないことを知っている。
全く、じっとしておけばいいものを、と前髪を乱暴に掻き撫ぜて「クソ」と小さく吐き出す。アルヴィスの隣に片膝をつきながら、邪魔だとばかりにタイをほどいて襟元をくつろげる。
「診せてみろ」
鋭く視線を走らせるエヴァンスに頷いて、場所を立ち上がって譲る。
目の前に倒れているのは三十代手前の男だ。
苦し気に胸を抑えゲホゲホと咳き込んでいる。
顔をはじめ胸を抑える手の部分が赤く腫れているような印象を受ける。
だが目立った切り傷などの外傷は見受けられない。
額に僅かに汗が浮かび、横を向いて身を詰るようにしながら固く目をつむっている。
ひゅーひゅーと喉の奥を押し出すように苦し気に肩を上下する様子に、エヴァンスは眉根を寄せる。
「失礼する」
シャツの下の肌の状態を確かめたくて、ボタンを外しやすいよう手袋を外し、指を伸ばした時だった。
「エヴァンス、待って!」
水滴が頬に散った気がした。
「なに―――」
声の鋭さに驚いて振り向いたエヴァンスの頬に、水滴が散る感触が伝わる。
横向きになった男の頬に滑らかに水が零れ落ちていく。
「お前」
水色のドレスの裾が水を纏ったようにしっとりと濡れているのが視界に映り込む。
見れば、アルヴィスが水を含んだ布―――いや、手袋を手に、男の顔へ慎重に絞り落としているところだった。
水色のドレスの裾は水に濡れて重たげに揺れ、夜気に湿った輝きを放っている。
どこから水を、と思うまもなく矢のように鋭い声が飛んだ。
「素手で触れないで。手袋のまま、その人の衣服を剥がして。早く!」
「おま、淑女が」
剥がすとか、と言いかけてエヴァンスは彼女が言いたいことに気づいてさっと視線を男に向ける。
彼女は正しい。
エヴァンスは手早く手袋をはめ直し、男のジャケットとベストを脱がせて手早く襟元をくつろげる。
衣服との境界の部分はやや赤みがあるが、露出していない部分にほぼ異変は見られない。反応があるのは空気に触れている部分。外からもたらされたなにがしかの刺激によって、目下の症状に陥っていると仮定するなら、診察における二次被害を防ぐという意味でも手袋は重要な意味を持つ。
彼女は濡らした布を慎重に男の額や頬に当て、皮膚の上に付着しているだろう見えない何かを流し落とすように丁寧に手を動かしていく。
男の肌は熱を帯び、呼吸は荒く、唇は紫色を帯びてきており、火傷だけでなく明らかに何かの強い刺激を受けた様子だ。
「アルヴィス、水が足りない」
喉をかきむしるように咳き込む男の喉に注目しながら、エヴァンスは目配せをする。
「わかったわ」
エヴァンスに男性を任せ、アルヴィスは再び噴水に向けて走り出す。邪魔な靴を履き捨てて人の群れをかき分けながら水に手袋を突っ込んだ。ぼこぼこと空気が水面に向かって浮き上がる。
「誰か、医者を呼んでくれ!!」
「早くこっちにきて!」
あちらこちらで火矢が飛ぶように怒号が行き交う。
近くでは困惑する男性の腕の中で激しく咳き込む女性の姿も見える。
「これだけじゃ足りない。他に何か、布は―――そうだわ」
引き上げたばかりの手袋を噴水の縁に置くと、ブローチを外してストールを水の中に沈める。
ついでにドレスの一番上の布を破って水に浸して取り上げた。ぼたぼたと水が零れ落ちるまま、アルヴィスは女性を抱え込んでいる男性の側に駆け寄るとドレスを引き裂いた布を差し出した。
滴る水をそのままに、男の衣類が濡れるのも構わず押し付ける。
「彼女をできるだけ楽な姿勢にしてあげて。呼吸がしやすいよう腰のリボンをほどいてください。それから、肌をこの布でふき取ってください。絞らず水で流すような形で」
「は」
なんてことを言うんだこの女は、と男は怒ったように口を開きかけたが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
「噴水がありますから、意識があるうちにできればうがいをさせて。口に含ませた水は一度必ず外に吐き出してください」
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言い捨てて、アルヴィスはエヴァンスが待つ場所に向けて駆けだした。
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