モィ バリーブィ~サイリスタ帝国に抗う者たち~

ЕСБの革命

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第5章 洗脳されたオリバー

第47話 マリナの覚醒。

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私は、今、できる事を考えていた。
何故なら、オズワルドと信雄の2人ばかり足でまといになってしまうから戦闘に協力出来ない事が明らかだからだ。
だからこそ、私はどうやれば彼らの手助けできるのか悩んでいた。

けど、信雄さん。オズワルドさん。
彼らの話を聞いた事で私は凄く納得いく話も幾つか存在したから助かった。
それ故、彼らの意見はそれで参考になる事も多かったのでそれを自分で考えた。

例えば、信雄さんからは…、こんな話があったな…、

『いいか。仮にお金や権力者の命令で殺人を強要されても実行したら立派な殺人者だ。だから死刑になったら死刑を受けるのは当然だ。但し、死刑の運用に関しては厳しくさせるべき考えねばならない。』

私はこの言葉を聞いて意味を理解したら非常に納得がいき、それは正しいと感じた。

さっき、オズワルドが語った様に、死刑を廃止した国の多くはテロや凶悪犯罪を起こしやすい土壌を醸成しているのはなぜかと考えていたが、やはり死刑を廃止する事で仮に終身刑を受けたとしても脱獄を起こす可能性があり得るのは犯罪者が生きている時点で当然だと思ったから…、

現にサイリスタ帝国の聖職者は金で脱獄をしている状況が乱発したし、私の頭部を殺したドルガバ教会の聖職者も死刑がない事を良い事に凶悪な犯罪を起こしていたのはこの話は当然だと感じた。
つまり死刑廃止で犯罪者は完全に犯罪を問える状況が亡くなり、それが却ってクライシスアクターを利用した自作自演に繋がると述べた。

そしてオズワルドさんからはこんな話を聞いた事で私は…、

『凶悪犯罪を起こしやすい状況には自分で考える土壌が無くなった事が非常に大きい』

と語っている事から思考停止と死刑廃止は何か並行していると思う。
思考停止、死刑廃止は何かの特定の言葉として惹かれる様に…、

そして彼の兄であるフルフォード・ジョンソンが、ある事を語っていた事を話し…、

『欧米人は思考停止した影響でデモバイトを起こす要因に繋がり、本物のデモを起こす可能性が非常に低くなった。そして、欧米人が起こす凶悪犯罪はその思考停止故にアジア系よりも凶悪犯罪を起こしやすい状況が生まれる』

と、彼が述べていた状況からも、この言葉には非常に納得がいく内容なのは当然だと感じると世界の構造がある程度わかる気がした。

同時に言えば西側資本主義の否定にも繋がる一方、確かに欧米人は本当の意味で草の根運動をしている人が少ないとエレーナも述べていた事は確かに合っていると感じた。

だから、特にフランスではオカマルク大統領が指導者になる土壌が醸成されていたのは至極当然だった。

―――思考停止は、デモバイトを引き起こす要因になり、それがガス抜きデモを起こす要因になると…。

私はその言葉を肝に銘じながら、これが事実だと思うと確かに合っていると感じた。

そして、彼らの思考停止を利用してあのテロ事件が起こした。
同時に、エレーナや信雄さん、オズワルドさんなどがこの世界に引きずり込まれた挙句、ここにいるオリバーみたいにサイリスタ帝国の聖職者に洗脳された事例も存在する事から間違いなかった。
だが、彼らがこの世界に連れていかれる現状からもこのテロ事件の不自然さをあえて利用してジャーナリストを捕まえ、この世界に連行する土壌を作っていたと私は何かあると感じた。

そして、向こうの世界に国際権力に否定的な人間がいなくなれば、サイリスタ帝国や国際権力は本格的な世界征服を行うと私は間違いないと読んでいる。

それ故に、反米てきな価値観…、
否、反欧米の的な価値観が非常に必要なのは当然だと思った。

つまり、地域のアイデンティティや自分独自の価値観を守る事が非常に大事だと思うと私は凄く嬉しかった…。

だから、信雄さんに何かを言おうと思い…、

「ねぇ。信雄さん。」

「どうしたんだ。マリナ。俺に何か話せるか?」

「私は、あのオリバーを目覚めて見せるから信雄さんと闘いたいんです。」

「無理だ。あいつは聖職者達に洗脳されている。それに首がないお前では倒せぬぞ。」

「うぅん。私は無理じゃないと分かっているよ。寧ろ、私はそう考えると皆を救えると思ったから、大丈夫。だから戦闘に協力したいんです。」

「そうか…。」

私は本当に彼らと共に戦いたい…、
だからこそ本気で戦闘に参加したいと感じた…。

すると私の身体には不思議と魔力が集まり、これから彼の洗脳を解除する能力を発動できると思うと、試しに使ってみたいと感じた。

この能力が解除出来るなら…、

私は何をしたって良いと思った。

そうでないと私は絶対に再生できないと思っているから尚更、復活しないといけないと感じた。
私は彼らに守られるだけでなく、私が彼らを守る立場でありたいと思うが為に、絶対に復活せねばならないと感じた。
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