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第6章 サイリスタ帝国主義の侵攻…。

第62話 ソルカと聖職者

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私は彼らが生きている様子を目の当たりにした事により唖然とした。
何故なら、かつて滅んだはずのローマ市国の聖職者が、こんな場所で、特にパリ2街区に現れると思うと少し鳥肌が立ってしまったからだ。

恐らく、彼らの邪気を見れば異常性が高い人物だと私からも感じ取れる。
そして、この邪気の強い顔を見ると人間的な感情がまるでなく寧ろ人間から外れた化け物だと私は感じ、恐怖を抱いくのは当然だと感じた。
彼らが何でこんな場所にいるのか私は分からないよ…。

だって、あの顔はまるで悪魔のような顔つきで人を追い込ませる事を喜んでる顔付きをしているから当然、私は警戒するのは言うまでもない…。
あの、顔を見たら誰でも恐怖と差別を行うのは当然ではないか…。
まるで人間の模範から外れた悪魔のような顔…、

私は、奴らのその顔を見て奴らの攻撃に警戒した。
あの、顔は何かを仕掛けてくる顔だと…。

「なぁ、ミカエロフ。奴らの行動は非常におかしいと思わないか。」

「あぁ、そうだな。俺も奴らの習性は異常だし、普通ではありえない顔をしているからな…。」

「そうだな。奴らの顔を見るとどこか異常性があり、まるで人間の模範を外れたような顔つきで非常に危険な臭いがするな。」

ミカエロフ。
アンタも既に解っていたんだね。

「あぁ、そうだな。で、俺も奴らが何をしてくるのか分からないのも怖い…。」

「そうだね。だが、1つだけ解る事がある。それは、奴らは明らかに私達を狙っている事だと…。」

私やミカエロフを狙っているのは恐らく奴らの拠点に引き摺らせるのが目的だろう。
だからこそ俺は彼らの動きを把握してこれからどうやって逃げるのか考えた。

でないと私が逆に殺される可能性が非常に高いと思うと少し冷や汗をかいてくるのは間違いないから…。

「よし、私が奴をおびき寄せる。その間に奴を倒すんだ。」

「了解。ここは飛び道具で攻めた方が良いかな。」

「あぁ、そうしないと逆に殺される。」

「了解。では、飛び道具で聖職者を迫害します。」

私とミカエロフは互いに意思表示を示し、これからミカエロフが飛び道具で聖職者を倒す作業に取り掛かった。

「おい、聖職者。」

「おぉ、私に対してこんな殺人兵器で殺そうなんてするのは凄く外道だ。」

「ふっ。外道なのはお前の方だろうが…。」

流石はミカエルフだ。
だが、私もミカエロフの強さを見て強くならねばならないと思い、戦闘状態に移行した。
そして私には現時点では護身用の拳銃を所持している。
つまり、この拳銃さえあれば奴らを攻撃するのに非常に役立つかもしれないと感じた。
では、私は奴に例の拳銃で脅す事にしましょう。

「ほら、死ね。聖職者が…。」

パンッ!!

パンッ!!

「くっ。私を攻撃するとはホンマに外道なカップルだな。私なんか、聖職者になった故に女性との付き合いが禁じられているからどうしても男の子とやるしかないんだよ…。」

「何が外道なんだよ。外道はお前達なんだよ…。」

何だ。
こいつは…。
こいつは人を何だと思っているのだ…。
まるで相手を物として扱うなんてどういう神経をしちえるのだ。

奴らの不気味な話を聞いた私は、やはり奴らは悪魔崇拝者なのだと直感で理解した。
何故なら、こんな下劣な発言や行為をする奴は普通はいないからだ。
いるとしたら悪魔崇拝者以外、何者でもないと私は感じたから、奴らの嗜好は異常性があるのは当然だからだ。
それ故に、私は彼らに容赦なく攻撃出来ると判断した。

「さぁ、かかって来いよ。」

「そうだ。貴様こそ正々堂々とせめて来いよ。」

私とミカエロフで聖職者に対して攻撃を始め、これから奴に対して容赦な挑発を行った。

「くぅ~。私をこんな状態で追い込ませるとはとんだ外道め~。絶対に許さんぞ~。」

「許さない。でも、お前は既に終わっているんだよ。」

私はこれで連中を問い詰める状況だと感じた瞬間、これから本格的に奴らを襲撃するチャンスが来たと実感すると少し嬉しかった。

だから、オリバーのためにも私が動かねば…。

そしてこの事件を解決して見せると…。
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