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第8章 フランス戦線…。

第92話 不気味なカレー。

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俺達はこれから、パリの街から出て、俺はフランスの郊外を歩く事にした
なぜ、歩く必要があるのか非常に疑問がある人も多い。
なぜって…、
それは鉄道や高速道路だと非常に危険だと巻き込まれるので何としてもここは歩いてでもフランス北部にあるノール・パド・カレーという街に行かなければならなかった。
それはソルカ達がいる英国自由記者の拠点で事情を話し、情報を探らなければいけない事情からそうなった。

「なぁ、何で私たちはフランス郊外を歩かなければならないんだよ?」

当然、俺は歩かなければいけない事情を知っていたので不満を抱いている彼らに徒歩で向かう事情を話した。

「フランスの鉄道や高速道路は殆ど有料だから政府の監視される可能性が非常に高いんだ。だからこうやって歩いてゆくしか移動できる手段がない。ではないと記録が記載されるし、鉄道なら検札員が監視している可能性もあるかrな。」

「そうなんだ…。でも、私はそれがわかる気がする。高速道路が有料だから監視される可能性が高いのはETCなどが原因なんでしょ。」

「その通りだ。ETCや鉄道乗車券は記録される恐れがあるし、信用乗車方式なら無賃乗車リストに記載される恐れがあるんだ。」

「成程ね~。それは良くわかる気がした。つまり検札院に無賃乗車リストに載せられたらオカマルク大統領にそれが知れ渡ってしまう恐れがある事なんだな。」

「勿論だ。だから歩いていくしかないんだ。」

俺はソルカ達になぜ、歩いてカレーに行くのか事情を話した。
同時にフランスの鉄道や高速道路が非常に危険だと思う理由を述べ、連中に警戒しながら歩いて行く準備をしていた。
そして、これからフランスの郊外にいる聖職者共を討伐する準備を始める為、連中がどこにいるのか確認した。

それから1時間後…、
俺はさすがに疲れたのでクリアーナにここで少し休もうと提案した。

「なぁ、クリアーナ。ここで少し休んでもよいか。」

「うん、そうだね。信雄さん。私はこうして少し休めると凄くありがたいよ。だから無理をなさらず、進めばよいからね。」

「あぁ、そうだな。お前の言う通りだ。クリアーナ。」

俺はクリアーナの言う通り、無理に歩いてゆくより休みながら歩いてゆく方が非常に大事だと感じた。
けど、疲れているので休みながらも奴らの行動から急いでゆく必要があると感じた。
勿論、ソルカもそれを理解しながら…、

「で、信雄殿。私達は連中を討伐する準備を行う事も非常に大事だと思う。だが、連中はどこからか現れる可能性が非常に高いから気をつけねばならないぞ。」

「あぁ、ソルカ。お前の言う通りだ。連中は隠れて潜みながら頭角を現して襲ってくる可能性が非常に高い。だから連中に対して非常に気を付けなければ逆に殺される可能性が非常に高いと俺は思うよ。」

「当然だな。信雄殿。」

「あぁ。」

ソルカが俺に話かけたので俺は彼女に事情を那覇市、連中の習性について警告を放った。
連中の危なさは悪魔崇拝のひどさからもよくわかるからな。

そして、俺は連中がどこからか登場する恐れがあると警戒しながらも、これからフランス北部にあるノール・パド・カレーの街まで歩いてゆく事にした。

そしてパリから北へ歩いて6時間がたち、ようやくノール・パド・カレーという街に到着した。

「ほら、付いたぞ。ここがノール・パド・カレーだ。」

「うん。ようやく到着したんだね。」

どうやら、彼らはここについて非常に嬉しいと感じたようだ。
俺はこの町にたどりついて安心しホッとした。
しかし、何かこの町で異常な違和感を持った俺は街の雰囲気を確認する事にした。

「なぁ、この町はおかしくないか。まるで移民によって占拠された町みたいで違和感がある。」

「うん。信雄殿の言う通り、私とオズワルドはパリに向かう際、この町を見たよ。けど、まるでフランス人がいるとは思えないほど、異常な街だと解ってきたよ。」

「そうか。なら、この町は誰が見ても非常におかしな街だと思うのが当然なのだと感じるのか?」

「勿論だ。ね。オズ。」

「当然だ。僕もこの町を見た事があるがどこか人間とは思えない町で非常に危なさを感じる事が暫しある。まるで獣が居座ったかの様な寒さを僕の肌で感じ取れる位の以上の寒さが出ているからな。」

オズワルド、ソルカ。

お前達もこの町が異常だと感じたか。
俺はそう思いながらカレーの街を散策する事にした。
確かにこの町を見ても中東系の人間が非常に多い。

しかも彼らの多くを見ると何かに絶望し、様々な犯罪を犯す人が非常に多いと感じる。
それを見るとこの町でそういう犯罪が起きたのはフランス政府の責任でもあるし、欧米が正しいと思わせて彼らを奴隷の様に扱わせる姿勢が来たのだろう。
確かに、オカマルク大統領はグローバリストで新自由主義だから非常に危険なのは俺にも理解できる。

しかし、この町を巡る度にその移民とは別の嫌な臭いがする事に俺は非常に恐怖を感じた。
何か、俺達を監視してくる奴らがいるのだと…、
そう俺は思い、周辺を警戒した。
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