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第9章 ロンドンの闇…、

第102話 Домой Британия.

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俺は英国の街の様子を見てながらオリバーの事務所まで行く事にした。
英国はさすがにフランスに比べたら災害の影響が少なく非常に安定していた街でホッとする。
俺はそう思いながらこの町を歩く事にした。

そして俺は歩いた事で英国の様子を見るとある事に気づいた。
それは英国がEU離脱してから政治状況が大きく変わった事、英国民の顔がフランス人に比べて非常に明るい事が主な理由だ。
確か、英国がEU離脱したのは3年以上前の話だったな。
それで最初は経済が停滞していたけど、現在は既に経済が回復している状況だと感じると主権というものは非常に大事なものだと感じた。

一方、フランスやドイツはEU離脱できず、あの様な自作自演テロを起こした事、そしてEUが既に崩壊し、経済が非常に不安定な状況になると思うと確かにそれはあっていると感じた。
そう思いながら俺はひたすら歩き続けた。
それからオリバーの事務所に到着した俺は、これからある事をやらなければならなかった。

ようやくオリバーの事務所に到着してもまだ仕事がある。
なぜならこの事務所に到着してからオリバーが取得した情報などを含め、フランスにおけるパリ銃撃事件や聖職者の小児性愛事件等を調べる事で彼らの生態などに大きな情報が得られるのではないかと俺は思った。
なぜそれがわかるか。
それは奴らが男色小児性愛や異様な性癖の強さが表れている事。
それが悪魔崇拝の源流になっている事に俺は既に気づいているからだ。
だから、その資料を探る為にあらゆる手段を探ろうとしていた。

つまり、聖職者は特に男の子の小児性愛を行う為、ありとあらゆる策略を練って行動している事、儀式を行っている事がはっきりとわかってきた。

だから俺は聖職者の弱点をどうやって見つけるのか、資料を調べている状況だった。

しかし、資料をいくつか見たけど、はっきりした内容がわからない。
俺はそう思うとこれで本当に大丈夫なのかと不安を感じながら資料を探っていた。

「なぁ、クリアーナ。俺はこの部屋で資料がどこにあるのかわからなかった。お前はこの部屋の資料を見て何か手掛かりがあったか?」

「ううん。私には見つからなかったし、どこにあるのかわからなかった。。けど、資料を見ていると一部の支配者層は小児性愛が大好きな傾向があり、特に男の子を好むと書いてあったのは知っていたが、まさか本当だとは思わなかったよ。」

「そうか。だとすれば、彼らはあらゆる手段で情報を収集し、アメリカや欧州を正しいと思わせるやり方して世界を征服しようとしていた。そしてそれを介して男の子をさらって性奴隷にするやり方でそういう悪魔崇拝を維持していた訳だな。」

「そうだね。私はそれしか資料が見つからなかったけど、それ以外にも何かこの情報がありそうな気がする。現に男の子を性奴隷にしている事は、彼らがなぜそれを行うのかがわかるでしょう。」

「あぁ、そうだな。わかった。Спасибо.」

「うん。信雄さんも調べてくれよな。」

「あぁ。」

俺は誰でもわかる資料には簡単に見せられない情報があると俺は解っていた。
なぜなら、そういった資料は不特定多数の人間に介されると非常に危険だと彼は知っていたからだろう。
つまり、この事務所は特別な厳重な警備をしている理由な何気にわかって来た気がした。
彼らにその情報を知られると命の保証がないからそうやって隠していると…、

だとすれば、アメリカや欧州の世界征服は絶対に何かあると思うと俺はこの情報をどうやって探ればよいか考えた。
英国はEU離脱してからテレサ首相が辞任、英国自立党が躍進、今は保護主義国家になっている。

そして、保護主義と鎖国は同じように見えるが、実は違う。

保護主義は外国で戦えるものは戦い、国内で保護するものは保護する思想である。
つまり、外交は閉じないが、弱いものは保護して成長させるのが保護主義だという事だ。

一方、鎖国は外国との関係を断つことであり、産業を守る事ではないので保護主義とは違う。
加えて、グローバルについては否定しないので鎖国しても保護主義がなければグローバリゼーションは止める事は非常に不可能であり、それを防ぐには積極財政しかないといわれる。

つまり、鎖国してもグローバリゼーションは止める事は不可能なのだ。
保護主義はそれとは裏腹に保護して強くしようとし、外国から多くの情報を得るので結果的に内需や経済を上回る状況が確立する。

だから、英国が今は保護主義に走っているのはその為だと俺は感じた。

「なぁ、信っち。」

「どうした。ザギトワ。」

俺はザギトワが何か話欠けたのでこれから彼女に事情を話そうとした。

すると…、

ドドーン!!

とこの事務所の近くで爆音が鳴り響いたので俺は事務所を出てこれから周辺の状況を確認した。

「おい。誰がこんな爆音を出しやがるんだ。」

俺はその話を聞いて一瞬で凍てついたが、それでもこの爆音は誰なのかはっきりした。
そう、奴らが既にここにいると…、

「ほう。君が信雄殿だな。私はロンドン地下鉄や主要施設の建物はインフラを操作して攻撃しているんだよ。」

「くっ。やはりお前達は外道だったわけだな。」

連中の話を聞いて俺は奴を倒す以外にないと思った。
奴らはどこなのか俺は探していた。
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