モィ バリーブィ~サイリスタ帝国に抗う者たち~

ЕСБの革命

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第13章 イタリア5つ星戦線。

第166話 NYジョーカー。

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俺はイタリアでグラッテさんと共に聖職者討伐できた事少しほっとした。
そしてイタリアに平和が訪れて、事なきを得た俺はこれから連中が次に来そうな場所を探していた。
恐らく、連中は現アメリカ大統領が嫌いな傾向がある。
だから俺は奴らはアメリカを襲撃する可能性があると感じた。

「オズ。ところでアメリカではジョーカー大統領がいるようだが、彼らは聖職者一味を大量逮捕しているようだが、あっているか?」

「あぁ、その通りだ。連中は男色小児性愛者だからジョーカー大統領も評定にしている。」

「つまり、ジョーカー大統領がアメリカ人を正しい方向に導いているのかわかるな。」

「その通りだ。だから俺は連中がどれだけの悪魔崇拝を行っているのか考える必要がある。」

全く。
本当にその通りだよ。
連中は男色小児をとるからとうぜん、ジョーカー大統領が嫌いなナノがわかる。
それはジョーカー大統領が男色及び小児性愛に対して厳しい姿勢をとっている事自体が彼らにとっては非常に脅威なのだから。
ましては男色小児性愛が常態化しているアメリカを知れば彼の誕生は俺も、驚きを感じたので、仮に彼が本当なら間違いなくジョーカー大統領がアメリカの既存勢力に対して非常に不利な人間なのだと感じた。

アメリカにはキラリーという聖職者系列の悪魔崇拝者が大統領候補として擁立していたが、色々と調べると奴は女性でありながら『胎児は子供じゃない』と叫び女性の支持を失い、男尊女卑的な思想によって悪に染まっている様子を知るといかにキラリーが悪魔崇拝者の手先なのかはっきりと理解できた。
だから連中がどれだけ闇を暴く必要があるのか、俺はそれについて考える必要があると感じた。

「じゃぁ、俺はこれからNYに行ってジョーカー大統領と会って見せるわ。」

「えぇ、その調子で行くんだぞ。信雄殿。」

「あぁ、今回は僕もこれからNYに行くから大丈夫だ。」

「そうか。今回はオズも同行するんだな。」

「勿論だ。信雄殿。僕はジョーカー大統領の凄さを良く理解しているからアメリカの原点をどうやって考えるか非常に良い機会ではないか。」

「そうだな。オズの言う通りやはり国を良くする方向に導くならともに行こうな。」

「当然だよ。信雄殿。」

「その通りだね。オズ。」

「あぁ、その通りだ。」

俺とオズは互いにNYに行く事を決意し、これから英国のヒースロー空港からアメリカのNYまで向かう事にした。
アメリカ建国には彼らが絡んでいるのは確かで、あり彼らの資本金で開設している。
そうでなければアメリカが簡単に戦争を引き起こせる用地がないと俺は読んでいるから尚更だ。

故に戦争が聖職者によって行われたものだと実感すると連中がどれだけの悪行で相手を追い込ませるのかはっきりした以上、連中に同情の余地などないと俺は読んだ。
だからこそ連中がどれだけの闇が出ても絶対に倒さねばならないと実感し、これから俺がやるべき使命は既に決まっていたと感じた。

「俺達ができることは非常に限られている。だから俺達は連中の討伐をどうやってうまく行うかで世界は変えられると感じている。」

「その通りだ。信雄殿。君のお陰で非常に助かっている側面も非常にあるからこれから連中がジョーカー大統領を狙ってくる恐れもあると俺は読んでいるよ。」

「あぁ、その通りだ。ジョーカー大統領も奴らの移行に逆らっているから尚更、トップは嫌なのだろう。」

俺は奴らが如何に連中に狙われているのかはっきりした以上、俺ができる事はキリスト教を装った聖職者達を討伐する以外にないと感じた。
それからNYに到着した俺はNYはどうやら碁盤の目の街が異様に多い事に気づく。
故にオズに色々と事情を聞いてみる事にした。

「なぁ、オズ。」

「どうした。信雄殿。」

「NYは碁盤の目をした町が非常に多いが、それは本当にどういう意味を表すんだ。」

「NYは新しくできた国だから碁盤の目の街になっている。おそらく、開拓した名残りで碁盤の目の街が多く形成されていると俺は感じるね。」

「成程。つまり、碁盤の目の街が出来たのは開拓地の時に計画的に形成し、それが広がったのが今の街になっていると読めるんだな。」

「その通り。つまり、碁盤の目は商人に適した街並みになっているから商人が多く集まる街として非常に有名なんだ。」

「成程。つまり碁盤の目なら方角がわかるから、尚更だな。」

「まぁ、そういう事だろう。」

俺はオズと雑談しながらひたすら彼がいるとされるジョーカータワーに向かった。
そしてジョーカータワーに到着後、俺はようやく彼と対談できる機会ができたと感じた。

「成程、君たちが信雄とオズワルドの2人か。」

「あなたは誰ですか。」

「私はジョーカー。ジョン・D・ジョーカーだ。」

「成程。君がジョーカーか。」

「そういう事。これから君達にとって非常に重要な話があるが、大丈夫か。」

「勿論です。ジョーカーさん。」

ジョーカー大統領がここまで来てくれる事に非常に感謝の意を示しながら本当に彼がこんな強い人間であることがはっきりした以上、彼の意見に任せようと思った。

そして俺はこれから彼の話を聞こうと思った。
そうすれば情報が大体、わかると思ったから尚更だと…。
そう俺は思った。
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