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第102話 クリスお姉ちゃんの会社について行く
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今日も朝からクリスお姉ちゃんの膝に抱えられ、一緒にコーヒータイム中。
ファッション雑誌を読みながらだから、ショタは邪魔だと思うんだけどな~。
「はぁ~、なんて優雅な朝なのでしょう・・・」
「朝のコーヒーシェイクって美味しいよね!」
あ、そうだ!
今日はクリスお姉ちゃんにお願いすることがあったんだった。
「ねえねえ!クリスお姉ちゃんの職場って子供服も作ってるの?」
「ん?前は子供服も作っていたけど、今はこのファッション雑誌を参考にした大人の女性が着る服ばかり作ってるわね~。この本をくれたクーヤくんに感謝ね!本当に飛ぶように売れているのよ!」
「ホント!?クリスお姉ちゃんってあまり自分のことを話さないから、全然知らなかった!すごく頑張ってたんだね、おめでとーーーーー!」
「ありがとう!でもどうして子供服のことなんか聞いたのかしら?」
あまり時間が無かったので、昨日ベイダー工房で考えたプランを手短に説明した。
「クーヤくんなら素晴らしい服とか知ってそうね!」
「めちゃくちゃ可愛いメイド服なんだ~!でも絵に描いて説明しないと、どんなのか伝わらないよね」
「もう出社まで時間が無いわね~。そうだ!お姉ちゃんの会社に一緒に行く?」
クリスお姉ちゃんの会社かー!なんかすごく面白そう!
「行くーーーーーーーーーー!!」
「あは~!なんか楽しくなって来たわね!クーヤくんを見た会社の人達の反応が楽しみだわ~!」
というわけで今日はクリスお姉ちゃんの会社に行ってみます!
レオナねえはとっくに冒険者ギルドへ行ったし、ティアナ姉ちゃん・タマねえは学校がある日だし、ぺち子姉ちゃんもバイトへ行くので、初めてクリスお姉ちゃんと二人だけでお出掛けです!
なんかワクワクしますね!
************************************************************
これといったアクシデントも無く、普通にクリスお姉ちゃんの職場へ到着した。
正面はガラス張りで、綺麗な女性服がずらっと並べられているのが見える。
まだ開店前だからお客さんはいないけど、店員が2人歩いてるな。
「ほえ~~~~~、大きくて綺麗な建物だね!!」
「見た目の美しさがココで働こうと思った切っ掛けになったわ。そして最近メキメキと業績を伸ばしている会社だけど、でも上には上がいるのよ」
これでも中堅企業なのか・・・。
「さあ、中に入りましょうか」
「あい!」
裏のドアとかから入るのかと思ったけど、普通に正面のドアを開けて中に入った。
「おはよ~」
クリスお姉ちゃんが声を掛けると、商品をチェックしていた2人の店員がこちらを振り返った。どっちも20歳くらいの綺麗な女性だ。
「おはようござ・・・あれ?その可愛い子は?」
「えええええ!?クリスティーネさんって子供がいたの!?」
2人が駆け寄って来た。
「うっわ!めちゃくちゃ可愛いんですけど!!」
「クリスティーネさん、これ私にちょーだい!!」
「あげるわけないでしょう!!それに私の子じゃなくて弟よ?」
「弟さんがいたんですか!うわ~、いいな~!抱っこしていい?」
と、美人の店員Aさんが言った瞬間抱っこされた。
「にょあっ!」
「うっひょーーーーー!本当に可愛いよコレ!!」
お姉さんがショタに顔をぐりぐりした後、クンクンと匂いを嗅ぎ始めた。
いや、なんで初対面の女性ってみんなショタの匂いを嗅ぐの!?
「ちょっとずるいよ!私にも抱かせて!!」
「にょあっ!」
「にょほ~~~~~!決めた。お持ち帰りして一緒に寝る!!」
「それは私のよ!返して!!」
いきなり何なんですかこの展開は!?
あ、そういや自分が超絶可愛いショタだったことをスッカリ忘れてた。
ずっとバイオレンスな生活だったからな~。
「ほらほら、貴女達は仕事でしょう?クーヤくんを返して。これから大事な用があるんだから」
「クーヤくんって名前なのね!」
「大事な用って、この可愛い男の子に??」
クリスお姉ちゃんの鶴の一声で、やっと店員のお姉さん達が解放してくれた。
「子供服のオーダーが入ったの。細かいことは後で説明するわ」
「あ~、そういうことだったんですか」
「そういえば最近子供服って作ってませんでしたね~」
いきなりてんやわんやな展開だったけど、ようやく企画室へと移動した。
「それでクーヤくんは、どんな服を作りたいのかしら?」
「口で言っても伝わらない気がするからお絵描きするね!少し時間がかかると思うから、お姉ちゃんはお仕事してていいよ?」
「クーヤくんわかってないわね。オーダーを受けるのも仕事のうちなのよ?すなわちココに一緒にいれば、お姉ちゃんは別の仕事をしなくてもいいの!」
あ~そっか!
せっかく楽ができるチャンスなのに、わざわざ別の仕事をするこたぁないよな。
本当は人に見られながらじゃやりにくいんだけど、クリスお姉ちゃんの視線を気にしないようにしながら描くしかあるまい・・・。
頭の中にメイド服を思い浮かべる。
正確に言うとメイド喫茶のお姉さんが着ていた服だ。
・・・いや待てよ?
あれも悪くないんだけど、どうせならもう一つ上のレベルを目指したいな。
そう、ゴスロリメイド服だ!!
通常のメイド服は白成分が多めなんだけど、ゴスロリメイド服は白と黒が半々くらいで構成されていたハズ。なんせゴシックって付いてるのだから。
思い出せ!
パンダの模様を思い出せる自分になら、きっと細部まで思い出せるハズだ!
・・・うっわ、脳内がパンダちゃんで埋め尽くされた。
とまあ、無駄にパンダちゃんと格闘しつつも少しずつ修正を繰り返し、2時間近くかけて一枚の絵を完成させることが出来た。
ファッション雑誌を読みながらだから、ショタは邪魔だと思うんだけどな~。
「はぁ~、なんて優雅な朝なのでしょう・・・」
「朝のコーヒーシェイクって美味しいよね!」
あ、そうだ!
今日はクリスお姉ちゃんにお願いすることがあったんだった。
「ねえねえ!クリスお姉ちゃんの職場って子供服も作ってるの?」
「ん?前は子供服も作っていたけど、今はこのファッション雑誌を参考にした大人の女性が着る服ばかり作ってるわね~。この本をくれたクーヤくんに感謝ね!本当に飛ぶように売れているのよ!」
「ホント!?クリスお姉ちゃんってあまり自分のことを話さないから、全然知らなかった!すごく頑張ってたんだね、おめでとーーーーー!」
「ありがとう!でもどうして子供服のことなんか聞いたのかしら?」
あまり時間が無かったので、昨日ベイダー工房で考えたプランを手短に説明した。
「クーヤくんなら素晴らしい服とか知ってそうね!」
「めちゃくちゃ可愛いメイド服なんだ~!でも絵に描いて説明しないと、どんなのか伝わらないよね」
「もう出社まで時間が無いわね~。そうだ!お姉ちゃんの会社に一緒に行く?」
クリスお姉ちゃんの会社かー!なんかすごく面白そう!
「行くーーーーーーーーーー!!」
「あは~!なんか楽しくなって来たわね!クーヤくんを見た会社の人達の反応が楽しみだわ~!」
というわけで今日はクリスお姉ちゃんの会社に行ってみます!
レオナねえはとっくに冒険者ギルドへ行ったし、ティアナ姉ちゃん・タマねえは学校がある日だし、ぺち子姉ちゃんもバイトへ行くので、初めてクリスお姉ちゃんと二人だけでお出掛けです!
なんかワクワクしますね!
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これといったアクシデントも無く、普通にクリスお姉ちゃんの職場へ到着した。
正面はガラス張りで、綺麗な女性服がずらっと並べられているのが見える。
まだ開店前だからお客さんはいないけど、店員が2人歩いてるな。
「ほえ~~~~~、大きくて綺麗な建物だね!!」
「見た目の美しさがココで働こうと思った切っ掛けになったわ。そして最近メキメキと業績を伸ばしている会社だけど、でも上には上がいるのよ」
これでも中堅企業なのか・・・。
「さあ、中に入りましょうか」
「あい!」
裏のドアとかから入るのかと思ったけど、普通に正面のドアを開けて中に入った。
「おはよ~」
クリスお姉ちゃんが声を掛けると、商品をチェックしていた2人の店員がこちらを振り返った。どっちも20歳くらいの綺麗な女性だ。
「おはようござ・・・あれ?その可愛い子は?」
「えええええ!?クリスティーネさんって子供がいたの!?」
2人が駆け寄って来た。
「うっわ!めちゃくちゃ可愛いんですけど!!」
「クリスティーネさん、これ私にちょーだい!!」
「あげるわけないでしょう!!それに私の子じゃなくて弟よ?」
「弟さんがいたんですか!うわ~、いいな~!抱っこしていい?」
と、美人の店員Aさんが言った瞬間抱っこされた。
「にょあっ!」
「うっひょーーーーー!本当に可愛いよコレ!!」
お姉さんがショタに顔をぐりぐりした後、クンクンと匂いを嗅ぎ始めた。
いや、なんで初対面の女性ってみんなショタの匂いを嗅ぐの!?
「ちょっとずるいよ!私にも抱かせて!!」
「にょあっ!」
「にょほ~~~~~!決めた。お持ち帰りして一緒に寝る!!」
「それは私のよ!返して!!」
いきなり何なんですかこの展開は!?
あ、そういや自分が超絶可愛いショタだったことをスッカリ忘れてた。
ずっとバイオレンスな生活だったからな~。
「ほらほら、貴女達は仕事でしょう?クーヤくんを返して。これから大事な用があるんだから」
「クーヤくんって名前なのね!」
「大事な用って、この可愛い男の子に??」
クリスお姉ちゃんの鶴の一声で、やっと店員のお姉さん達が解放してくれた。
「子供服のオーダーが入ったの。細かいことは後で説明するわ」
「あ~、そういうことだったんですか」
「そういえば最近子供服って作ってませんでしたね~」
いきなりてんやわんやな展開だったけど、ようやく企画室へと移動した。
「それでクーヤくんは、どんな服を作りたいのかしら?」
「口で言っても伝わらない気がするからお絵描きするね!少し時間がかかると思うから、お姉ちゃんはお仕事してていいよ?」
「クーヤくんわかってないわね。オーダーを受けるのも仕事のうちなのよ?すなわちココに一緒にいれば、お姉ちゃんは別の仕事をしなくてもいいの!」
あ~そっか!
せっかく楽ができるチャンスなのに、わざわざ別の仕事をするこたぁないよな。
本当は人に見られながらじゃやりにくいんだけど、クリスお姉ちゃんの視線を気にしないようにしながら描くしかあるまい・・・。
頭の中にメイド服を思い浮かべる。
正確に言うとメイド喫茶のお姉さんが着ていた服だ。
・・・いや待てよ?
あれも悪くないんだけど、どうせならもう一つ上のレベルを目指したいな。
そう、ゴスロリメイド服だ!!
通常のメイド服は白成分が多めなんだけど、ゴスロリメイド服は白と黒が半々くらいで構成されていたハズ。なんせゴシックって付いてるのだから。
思い出せ!
パンダの模様を思い出せる自分になら、きっと細部まで思い出せるハズだ!
・・・うっわ、脳内がパンダちゃんで埋め尽くされた。
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