クーヤちゃん ~Legend of Shota~ このかわいい召喚士は、地球からアイテムを召喚してしまったみたいです

ほむらさん

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第386話 豪邸風アパートの絵が完成しました!

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 ウチのトイレが生まれ変わるまで4日掛かったんだけど、ナナお姉ちゃんのパワーアップにより2日で工事が終わりそうって話だったので、その瞬間を見届けようと、お昼を食べてから今日もレミお姉ちゃんの家に向かった。

 たった2日で工事が終わるとはビックリなのですが、レミお姉ちゃんがトイレだけじゃなく水道管も作ってあったおかげですね~。

 またメンバー全員で押し掛けたわけですが、隣の家の解体工事も終わりそうだったので、今日は映画作りじゃなく『大奥』をどうするかみんなで話し合ってます。


 カキカキカキカキ


「1階がアタシらの家で、2階を貸し出すってのはもう決まりだな」
「トイレは全部最新型にするの?」
「スタジオ・モコティーが本格的に動き出すと、街中のトイレが最新型になると思うので、旧タイプを設置すると二度手間になりますね」
「貸し出す部屋も魅力的な部屋にするべき」


 カキカキカキカキ


「できたーーーーーーーーーーーーーーー!」


 みんなボクのいる方に振り向いた。


「とうとう大奥の絵が完成したのか!」
「普通の家と全然違うので、みんなが気に入ってくれるかどうかは謎ですね~」
「見せて見せて!」

 全員ボクの周りに集合した。

「わかりやすいように立体的に描いてみました!」

「「おおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!」」

 テレビで見た豪邸を思い出しながら描いたので、あの土地に収まるのか不安はありますが、まあサイズを小さくすれば何とかなるでしょう。

「不思議な形だけど、メチャクチャ格好良いじゃん!」
「こんな家見たことないよ!」
「流石は天使様です!私が想像していた家と全然違いました!」
「カッコイイ!もうこれでいい」

 ペラッ

 ノートを一枚めくった。

「まずこれが玄関です!」
「なんだこりゃ!?本当に普通の家と全然違うな。左右に階段があるのか!」
「へーーーーー!真っ直ぐじゃなく、丸みがある階段なのがオシャレかも♪」
「階段を上がらず、真っ直ぐ進んだドアの先に私達の部屋があるのですか?」
「正解です!そのドアを開けたらいきなり広いリビングです」
「タマの部屋はリビングの奥?」
「ですです。リビングの奥に廊下があって、みんなの個室が向かい合ってるような感じですね~。客間も二部屋用意しました!」
「確かに客間も必要だな!」

 ペラッ

「家具は何を置くか決めてないので描いてませんけど、ここがキッチンです!」
「いきなりリビングってのも騒がしそうでいいな!」
「リビングの向こうにお風呂って書いてますね。とても広そうです!」
「トイレがあった!」
「トレーニングルームはどこだろ?」
「えーとですね~、ボク達の部屋がある廊下の先にもドアがあるのですが、その奥はみんなに考えてもらおうと思って、今のところ空白にしてあります」
「さすクー。じゃあそこにトレーニングルームと麻雀部屋を作る?」
「麻雀部屋に4人行っちまうとリビングが寂しくなるから、麻雀はリビングでやった方がいい気がするな」
「それもそうだね~。遊び関係は全部広いリビングでいいと思う」
「その分トレーニングルームを広くしたいですよね!」
「だな!アタシらにはその部屋が一番重要な気がするし。あ、そうか!トレーニングルームからすぐ行けるよう、此処にお風呂があるのか」
「雨の日のハムちゃん体操もそこでやるのです!小さな階段を作って、高くなっているところにペカチョウを置く感じで~」
「あはははは!それいいかも!」

 ナナお姉ちゃんがいないので確定はせず、2階の説明に入った。

 ペラッ

「階段を上がると真ん中に廊下があって、アパートの住人達の部屋が向かい合って並んでいる感じですね。まだ家の大きさがイマイチよくわかってませんので、何部屋になるかは未定です」
「このアパートなら私も借りたいくらいだよ!廊下の奥にあるドアは何?」
「住民達のくつろぎ空間があって、その奥は大浴場となっております!」
「素晴らしいですね!とても素敵なアパートだと思います!」
「もしかして女神の湯?」
「ですです!すべての部屋にお風呂とトイレをつけようか迷いましたが、女神の湯があったらみんなそっちを使うと思うから、部屋にお風呂はいらないかなって」
「普通のアパートと違って、隣の部屋の住民とも仲良くなれそうなのがいいな!大奥は男子禁制だから大浴場で問題ないと思うぞ!」

 ペラッ

「部屋はすべて同じ大きさでこんな感じ。共同トイレじゃなく、それぞれの部屋に最新型のトイレを設置しようと思ってます!」
「素晴らしいですね~。噂を聞いた人達で部屋の争奪戦になるかもしれません」
「もうこれ、みんな永住しちゃうんじゃない?」
「タマの部屋がここだとしても全然問題ないくらい完璧」
「ただこれほどのアパートとなると、思った以上に金が掛かりそうだ。あの島から通常の装備品を持って来ていくつか売るか・・・」
「もうこの家しか考えられませんから、何か売るしかありませんね」
「ポンと1000万払える冒険者なんていなくない?」
「マグロのおっちゃんがいっぱい持ってる」

「「それだーーーーーーーーーーーーーーー!!」」


 しまった!こんなことになるなら1億持って来させれば良かった。でも馬車や肉で5000万も使うと思えないので、1000万くらいなら吸い取れるかな?

 いや、むしろここはハイドリムドまで行って・・・。


「直接王妃様と交渉すれば、たぶん余裕で1億くらい手に入るよ?」

「「!?」」

 王妃様と聞いて、大きなトラウマのあるお姉ちゃん達がブルブル震えだした。

「い、いや、そこまでの大金は必要ない!」
「あと1000万もあれば十分足りるよね!?」
「ダンジョンアタックもありますし、ハイドリムドに行ってる暇はありません!」
「マグロのおっちゃんで十分」

 やっぱり王妃様と謁見するのだけは、絶対に嫌みたいですね。

「じゃあ明日にでもあの島から武器を持ち帰って、それからパンダ工房に向かって、マグロのおっちゃんに武器を見せるってことにする?」
「そうすっか~。どんな武器を欲しがるのかわからんから、何種類か見せて選ばせた方が良さそうだ」
「防具は?」
「やはりまずは武器を欲しがるのではないでしょうか?良い武器を手にしてから、ようやく防具を気にするのが普通ですし」
「タマも大金はたいて買うなら武器」
「よし、じゃあ明日の予定は決まりだな!」


 ガチャッ


「トイレが生まれ変わったよーーーーー!」


 ドアを開けて、ティアナ姉ちゃんがリビングに飛び込んで来た。


「もう工事が終わったのか!」
「メッチャ早くない!?」
「本当に2日で終わったし!」
「便器屋さん、超パワーアップしてる」
「もうトイレは使用してみたのですか?」
「うん!操作方法が少しだけ違うけど、ウチのと遜色ない最高のトイレだよ!」


 そうと聞いては居ても立っても居られず、レミお姉ちゃんちのトイレに移動。


「「おおおおおおおおおおーーーーーーーーーー!」」


 我が家のトイレと瓜二つの、最強トイレに生まれ変わってるじゃないですか!
 ちゃんとお手洗いもあって、この形が基本スタイルになりそうだね~。


「完璧じゃないですか!」
「クーヤちゃんちのトイレを参考にしたのよ!頑張って便器くんを完成させて良かったわ~!」
「これから皆さんの家のトイレも、続々と生まれ変わるのですよね?」
「ティアナちゃんは学校があるから、ナナちゃんの予定次第かしら」
「えーと・・・、とりあえず私の家とアイリスの家とタマちゃんの家とモコピちゃんの家で全部だよね?8日掛かるのか~」
「まだ手袋の改造も終わってないし、もうこの際だからトイレ工事を全て終わらせてくれ。こっちの用事はその後で構わん」
「了解!」


 というわけでダンジョンアタックまで少し余裕ができました。マグロのおっちゃんに武器を売ったり、建築の依頼なんかをしていたら、丁度いいかもですね!
 
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