244 / 719
244 今日はなかなかの絶好調
しおりを挟む
ミスフィートさん、本日3回目のガチャ。
ガチャコン
「ぬが~~~!なぜ青しか出ないのだ!?」
「今日はダメダメですねえ。まあ、そういう日もありますよ」
「で、でもまだあと5回チャンスあるじゃない!」
出たのは水中メガネだった。
「なんだこれは?」
「あ~~~、これは面白いのを引きましたね!これを装着すれば水中で物がよく見えるようになるのですよ。海で使えば海藻とか獲り放題です!」
「悪くないわね!ガラス使いの小烏丸なら作れそうではあるけど」
「ほーーーーー!水中で物が見えるってのは面白いな!」
「さーて、こっちの番だ!」
「次も良いの出してね!」
精神集中!今日はすでにエプロンと服を出して絶好調だ。まだ行ける!
ガチャコン
「のーーーーーーーっ!」
「青いカプセルか~~~、まあ服を手に入れたばかりだからねえ」
「そうそう幸運は続かないものだな」
カプセルから出現したのはメガネだった。
「こっちもメガネやん」
和泉にメガネを渡した。
「あれ?これ度が入ってないよ。伊達メガネじゃない!」
「伊達メガネかい!でも聖水パワーでみんな視力が良くなってるから、たぶん普通のメガネの方が使い道無いぞ?」
「え!?聖水って視力も良くなるの?」
「あ~、そういえば前にエイミーが聖水飲んだ後に『すごく見えるようになった!』って喜んでたな。私は元々視力が良かったので変化なしだったが」
和泉が伊達メガネを装着した。
「ハハッ!なんかすごく知的に見えるぞ」
「おお~っ!メガネ?を着けると雰囲気が変わるもんだな」
「似合う似合う!?」
「思った以上に似合ってる。今日からメガネっ娘として生きるがいい」
「ずっとは嫌よ!!」
次はミスフィートさんの4回目だ。
「もう青は出ないでくれ!頼む!!」
ミスフィートさんが、ここで初めて精神を研ぎ澄ませた。
ガチャコン!キュピン!
「おおおおお!!音が鳴った!!!」
「銀キターーーーーーー!」
「やったじゃない!!」
カプセルから出たのは丸い鉄だった。
「ぬ?これは一体なんなのだ?」
「何だろう?・・・あっ!もしかしてアレなのか!?」
「私わかったかも!上のボタンを押してみて?」
「ボタン・・・、これか?」
思った通り、懐中時計だった。
「おおっ!小さいが、時計に似ているぞ!?」
「というか時計ですよコレ!持ち運べるからすごく便利なヤツです」
「めっちゃ羨ましいかも!!」
[懐中時計]
:魔力で時刻を自動調整してくれる懐中時計。評価A
:素材は不明。装備者の魔力を充填して作動します。
:衝撃耐性+ 魔法耐性+ 炎耐性 冷気耐性 防水機能
「あー、これは魔力を込めたら動き出すみたいですね」
「魔力を入れればいいのか。どれ、やってみよう」
ミスフィートさんが魔力を込めると時計の針がグルグル回りだした。
「おおっ!動いた!!」
「えーと、時刻は8時45分ですね。夕食後なので夜の8時45分です」
「時間がわかるって最高ね!」
このダンジョンって、ずっと明るいからマジで感覚が狂うんだよ。
でもこれでやっとモヤモヤ感が解消されたぞ。
ミスフィートさんも良い物を手に入れて、とても満足そうだ。
「これも城に帰ったら強化しますね」
「頼むぞ!これは大当たりを引いた感じだな!」
「間違いなく大当たりよ!作ろうと思ってもこれは難しいと思うわ」
「俺も時計を作るのは無理だ。かなりの精密機械だしな」
さてさて和泉の番だな。
ガチャコン
「アカン。服を出した後だからか運が落ちてるな」
「また青か~。もう一着くらい服が欲しいんだけどな~」
「私も青ばかりだし、やはり青が出やすいようだな」
出たのは小さなテーブルだった。
「脚を折りたためるテーブルか、思ったより悪くないな」
「アリかも!小さいヤツ欲しかったのよね」
「この大きさだと床に座って使う感じだな」
実用的なアイテムだから全然オッケーだろ。
まあ基本的にデラックスからは、使えない物ってほぼ出ないんだけどね。
そしてミスフィートさんの5回目も青だった。
出たのは白いマフラー。
「あっ、これは時期的に結構当たりかも?」
「すごく長いぞ?」
「えーとですねえ、こうやって首に巻き付けるのです」
ミスフィートさんにマフラーを巻いてあげた。
「モコモコしていて暖かいな!ダンジョンでは必要ないが」
ミスフィートさんって結構、自分に必要な物を当ててるよな。
無欲の勝利ってヤツかね?ただ気合が入ってない時は青を引いてるけど。
意気揚々で臨んだ和泉の5回目は緑だった。
出てきたのは分厚いマットレス。なんと高さが20㎝くらいあるぞ!
「当たりじゃね!?」
「ナイスよ!こういうのすごく欲しかったの!」
「これは素晴らしいな!布団の下に敷いてあるのと同じ物だろう?」
「正直コイツはかなり羨ましいかもしれん。流石緑カプセルだな!!」
見たこと無いアイテムって、やっぱまだまだありそうだぞ。
どんだけ回しても夢が失われないって、ホントすごいよな。
「6回目かあ~、今日は青ばかりなのでそろそろ頼む!!」
ガチャコン!キュピピピン!
ミスフィートさんが音に驚いてビクっとした。
また可愛いのキターーー!!
「わわわっ!?なんか凄い音が鳴ったぞ!!!」
「大当たりの金カプセルですよ!」
「すごいじゃない!問題は中身の方だけどね~」
カードに書かれていた文字は【服】だった。
ガチャコン
「ぬが~~~!なぜ青しか出ないのだ!?」
「今日はダメダメですねえ。まあ、そういう日もありますよ」
「で、でもまだあと5回チャンスあるじゃない!」
出たのは水中メガネだった。
「なんだこれは?」
「あ~~~、これは面白いのを引きましたね!これを装着すれば水中で物がよく見えるようになるのですよ。海で使えば海藻とか獲り放題です!」
「悪くないわね!ガラス使いの小烏丸なら作れそうではあるけど」
「ほーーーーー!水中で物が見えるってのは面白いな!」
「さーて、こっちの番だ!」
「次も良いの出してね!」
精神集中!今日はすでにエプロンと服を出して絶好調だ。まだ行ける!
ガチャコン
「のーーーーーーーっ!」
「青いカプセルか~~~、まあ服を手に入れたばかりだからねえ」
「そうそう幸運は続かないものだな」
カプセルから出現したのはメガネだった。
「こっちもメガネやん」
和泉にメガネを渡した。
「あれ?これ度が入ってないよ。伊達メガネじゃない!」
「伊達メガネかい!でも聖水パワーでみんな視力が良くなってるから、たぶん普通のメガネの方が使い道無いぞ?」
「え!?聖水って視力も良くなるの?」
「あ~、そういえば前にエイミーが聖水飲んだ後に『すごく見えるようになった!』って喜んでたな。私は元々視力が良かったので変化なしだったが」
和泉が伊達メガネを装着した。
「ハハッ!なんかすごく知的に見えるぞ」
「おお~っ!メガネ?を着けると雰囲気が変わるもんだな」
「似合う似合う!?」
「思った以上に似合ってる。今日からメガネっ娘として生きるがいい」
「ずっとは嫌よ!!」
次はミスフィートさんの4回目だ。
「もう青は出ないでくれ!頼む!!」
ミスフィートさんが、ここで初めて精神を研ぎ澄ませた。
ガチャコン!キュピン!
「おおおおお!!音が鳴った!!!」
「銀キターーーーーーー!」
「やったじゃない!!」
カプセルから出たのは丸い鉄だった。
「ぬ?これは一体なんなのだ?」
「何だろう?・・・あっ!もしかしてアレなのか!?」
「私わかったかも!上のボタンを押してみて?」
「ボタン・・・、これか?」
思った通り、懐中時計だった。
「おおっ!小さいが、時計に似ているぞ!?」
「というか時計ですよコレ!持ち運べるからすごく便利なヤツです」
「めっちゃ羨ましいかも!!」
[懐中時計]
:魔力で時刻を自動調整してくれる懐中時計。評価A
:素材は不明。装備者の魔力を充填して作動します。
:衝撃耐性+ 魔法耐性+ 炎耐性 冷気耐性 防水機能
「あー、これは魔力を込めたら動き出すみたいですね」
「魔力を入れればいいのか。どれ、やってみよう」
ミスフィートさんが魔力を込めると時計の針がグルグル回りだした。
「おおっ!動いた!!」
「えーと、時刻は8時45分ですね。夕食後なので夜の8時45分です」
「時間がわかるって最高ね!」
このダンジョンって、ずっと明るいからマジで感覚が狂うんだよ。
でもこれでやっとモヤモヤ感が解消されたぞ。
ミスフィートさんも良い物を手に入れて、とても満足そうだ。
「これも城に帰ったら強化しますね」
「頼むぞ!これは大当たりを引いた感じだな!」
「間違いなく大当たりよ!作ろうと思ってもこれは難しいと思うわ」
「俺も時計を作るのは無理だ。かなりの精密機械だしな」
さてさて和泉の番だな。
ガチャコン
「アカン。服を出した後だからか運が落ちてるな」
「また青か~。もう一着くらい服が欲しいんだけどな~」
「私も青ばかりだし、やはり青が出やすいようだな」
出たのは小さなテーブルだった。
「脚を折りたためるテーブルか、思ったより悪くないな」
「アリかも!小さいヤツ欲しかったのよね」
「この大きさだと床に座って使う感じだな」
実用的なアイテムだから全然オッケーだろ。
まあ基本的にデラックスからは、使えない物ってほぼ出ないんだけどね。
そしてミスフィートさんの5回目も青だった。
出たのは白いマフラー。
「あっ、これは時期的に結構当たりかも?」
「すごく長いぞ?」
「えーとですねえ、こうやって首に巻き付けるのです」
ミスフィートさんにマフラーを巻いてあげた。
「モコモコしていて暖かいな!ダンジョンでは必要ないが」
ミスフィートさんって結構、自分に必要な物を当ててるよな。
無欲の勝利ってヤツかね?ただ気合が入ってない時は青を引いてるけど。
意気揚々で臨んだ和泉の5回目は緑だった。
出てきたのは分厚いマットレス。なんと高さが20㎝くらいあるぞ!
「当たりじゃね!?」
「ナイスよ!こういうのすごく欲しかったの!」
「これは素晴らしいな!布団の下に敷いてあるのと同じ物だろう?」
「正直コイツはかなり羨ましいかもしれん。流石緑カプセルだな!!」
見たこと無いアイテムって、やっぱまだまだありそうだぞ。
どんだけ回しても夢が失われないって、ホントすごいよな。
「6回目かあ~、今日は青ばかりなのでそろそろ頼む!!」
ガチャコン!キュピピピン!
ミスフィートさんが音に驚いてビクっとした。
また可愛いのキターーー!!
「わわわっ!?なんか凄い音が鳴ったぞ!!!」
「大当たりの金カプセルですよ!」
「すごいじゃない!問題は中身の方だけどね~」
カードに書かれていた文字は【服】だった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,201
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる