37 / 183
ダンジョン編
37 魔法の回
しおりを挟む
ズズズズズン
地面から壁が迫り上がって来る。地魔法いいなあ・・・。
「なるほど。空間に出現させるんじゃなくて地面から生えるわけか」
石礫はいきなり出現したよな?どういう仕組みなんだろなこれ。
「それにしても無骨な壁だな。壁っつーか岩っつーか。もっと美しく出来ねーものか」
「できるんじゃね?やろうと思えばオレも青い火出せるし」
ボッ!と青い火を出してみる。
「なるほど・・・。どっちにしろ防御に使うなら美しさよりも頑丈さだな」
ズズズズ・・・
お?分厚い壁だ!しかも石壁じゃん。
「城の城壁イメージしたわけだがこりゃいいな!しかしMPは・・・んーと、クソ!壁出す前に確認すりゃ良かった。もっかい出すか」
ズズズズズン
「ん?思ったより減ってねえぞ。これで20?あー、何も無い空間に作り出すほうがMP使う感じか。地面っていう素材を変形させるからMP使わずに済む?にしては地面凹んでねえよな。わっかんねー!どっから出てきたんだこの壁は!」
「アニキ、それが魔法だ!深く考えちゃダメだ!」
「『魔法だから』で丸投げか。ふむ、まあそれも良かろう」
アニキはどうも納得行く理由が無いと許せないタイプのようだな。
そしてウンウン言いながらテーブルとか椅子とか作り始める。
「こいつぁおもしれえな。ただダンジョンだから作ってもすぐ消えそうだ」
「あーそっか。敵とか勝手に消えるもんな」
「ならば実験だ。えーと、こんな感じでいいか」
背もたれ付きの椅子ですな?
「これを部屋に持って帰る。んでいつ消え去るのかを検証だ」
部屋に帰ってきた。
「ここに置いとくから、たまに座ったりして強度も調べようぜ」
「わかったー」
「とりあえず時間も半端になっちまったことだし今日は自主練にすっか」
「そうだなーアニキの見てたらこっちも魔法の検証したくなってきた」
「おーいいんじゃねえか?火はともかく時空ってのは転移以外にも何か出来るだろたぶん。何せレジェンドガチャのレインボーだぞ」
「そうだよなー、よし考えてみる!」
時空って何だっけ?えーと、時間と空間?・・・時間って何だよ?時間止めたり?
・・・・・もし出来たとしても、自分も止まってたらヤバそうでない?自分止まったら誰が治してくれるんだ?怖くて実験出来んぞ!
加速はどうだろう?・・・うー、これもヤバイ気がする。オレだけ速く動けるとか凄そうだけど、一気にじーさんになったら取り返しつかんよなー。
よし、時間いじる実験みたいのはやめよう。マジで危険すぎる。
なんとなくテクテクとガチャ部屋に来てみた。
ってことで残るは空間なわけだけど、空間ねえ・・・。あっ!バリアとか出来んかな?安全地帯みたいな。といっても部屋に居れば安全なわけだけども、どこかで使える時はあるハズだ。
バリアってそもそも何なんだ?アレは何で守ってんだ?さっぱりわかんねーぞ!・・・あ!バリアっていうかあれだ、そうそう結界だ!こっちのほうがなぜかイメージ出来る。
「結界!」
・・・・・・・・成功したのかさっぱりわかんねえ。
結界って透明な壁みたいので、自分の周辺を囲んで防御するイメージだから目に見えんのかも。
色付けちゃう?周り見えないと困りそうだから、すごく薄い青にしてみっか。
「結界!」
「うおああああっ!目の前全部青くなった!」
近すぎだこれ!体にフィットしすぎだろ。青オーラじゃん!
いや、もやもやしてないから、外から見たらただの青い宇宙人じゃね!?
くそー失敗だ。
「結界やめ!」
ふー、時空魔法ムズイわー。もっと範囲大きくして色もすごく薄くせんとダメだ。
体から1Mくらいの範囲にしてみっか。
「結界!」
お、結構いいんでない?
「結界やめ!」
「もうちょい色薄く結界!」
よし!こんなもんだろ。いやー疲れた。
あ、そうだ、あとで宇宙人なってアニキ驚かせよう。ぷぷぷぷ!
結界ってもっとデカくて町とか防御してたよな。(アニメの影響でそういう認識)
MPむっちゃ使いそうだな。ん?まてよ・・・すげー小っちゃい結界はどうだろう?
「小っちゃい結界!」
出来た出来た。四角い青箱が宙に浮いてる。
作ってみたはいいが使い道あんのか?これ。てかオレなんでこんなの作ったんだ?
ペチペチ叩いてみる。ウーム、固い。蹴ってみたが動かんな。
あっ、箱っぽいのイメージしたせいでこんなの出来たのか。
上に乗ってみる。
「おー、なんかおもろいぞ!」
さらにチビ結界作って乗り換え、どんどん作ってたら天井まで行った。
どうやら階段職人になってしまったようだ。
「ん?」
・・・コレ使えるんじゃね?ドラゴンの頭に届くじゃん!
うわーーー外でいっぱいコレ作ったらクッソ楽しそう!ダンジョンだと天井あるからちょー微妙だけど!
やべえ、オラ、ワクワクしてきたぞ!くそー外出てえなあ。
「はっ!?最初の箱が消えかかってる!戻れーーーー」
あぶねーあぶねー。時間制限あるのかよ!(別に天井から落ちてもたぶん何ともない)
そういやMPは?
ステータス見てみると半分以上減ってた。
色々試したからなー。よし一旦部屋に戻るか!
さて、どうやってアニキを驚かそうか?・・・ぷっ、ぷハハハハハ!
地面から壁が迫り上がって来る。地魔法いいなあ・・・。
「なるほど。空間に出現させるんじゃなくて地面から生えるわけか」
石礫はいきなり出現したよな?どういう仕組みなんだろなこれ。
「それにしても無骨な壁だな。壁っつーか岩っつーか。もっと美しく出来ねーものか」
「できるんじゃね?やろうと思えばオレも青い火出せるし」
ボッ!と青い火を出してみる。
「なるほど・・・。どっちにしろ防御に使うなら美しさよりも頑丈さだな」
ズズズズ・・・
お?分厚い壁だ!しかも石壁じゃん。
「城の城壁イメージしたわけだがこりゃいいな!しかしMPは・・・んーと、クソ!壁出す前に確認すりゃ良かった。もっかい出すか」
ズズズズズン
「ん?思ったより減ってねえぞ。これで20?あー、何も無い空間に作り出すほうがMP使う感じか。地面っていう素材を変形させるからMP使わずに済む?にしては地面凹んでねえよな。わっかんねー!どっから出てきたんだこの壁は!」
「アニキ、それが魔法だ!深く考えちゃダメだ!」
「『魔法だから』で丸投げか。ふむ、まあそれも良かろう」
アニキはどうも納得行く理由が無いと許せないタイプのようだな。
そしてウンウン言いながらテーブルとか椅子とか作り始める。
「こいつぁおもしれえな。ただダンジョンだから作ってもすぐ消えそうだ」
「あーそっか。敵とか勝手に消えるもんな」
「ならば実験だ。えーと、こんな感じでいいか」
背もたれ付きの椅子ですな?
「これを部屋に持って帰る。んでいつ消え去るのかを検証だ」
部屋に帰ってきた。
「ここに置いとくから、たまに座ったりして強度も調べようぜ」
「わかったー」
「とりあえず時間も半端になっちまったことだし今日は自主練にすっか」
「そうだなーアニキの見てたらこっちも魔法の検証したくなってきた」
「おーいいんじゃねえか?火はともかく時空ってのは転移以外にも何か出来るだろたぶん。何せレジェンドガチャのレインボーだぞ」
「そうだよなー、よし考えてみる!」
時空って何だっけ?えーと、時間と空間?・・・時間って何だよ?時間止めたり?
・・・・・もし出来たとしても、自分も止まってたらヤバそうでない?自分止まったら誰が治してくれるんだ?怖くて実験出来んぞ!
加速はどうだろう?・・・うー、これもヤバイ気がする。オレだけ速く動けるとか凄そうだけど、一気にじーさんになったら取り返しつかんよなー。
よし、時間いじる実験みたいのはやめよう。マジで危険すぎる。
なんとなくテクテクとガチャ部屋に来てみた。
ってことで残るは空間なわけだけど、空間ねえ・・・。あっ!バリアとか出来んかな?安全地帯みたいな。といっても部屋に居れば安全なわけだけども、どこかで使える時はあるハズだ。
バリアってそもそも何なんだ?アレは何で守ってんだ?さっぱりわかんねーぞ!・・・あ!バリアっていうかあれだ、そうそう結界だ!こっちのほうがなぜかイメージ出来る。
「結界!」
・・・・・・・・成功したのかさっぱりわかんねえ。
結界って透明な壁みたいので、自分の周辺を囲んで防御するイメージだから目に見えんのかも。
色付けちゃう?周り見えないと困りそうだから、すごく薄い青にしてみっか。
「結界!」
「うおああああっ!目の前全部青くなった!」
近すぎだこれ!体にフィットしすぎだろ。青オーラじゃん!
いや、もやもやしてないから、外から見たらただの青い宇宙人じゃね!?
くそー失敗だ。
「結界やめ!」
ふー、時空魔法ムズイわー。もっと範囲大きくして色もすごく薄くせんとダメだ。
体から1Mくらいの範囲にしてみっか。
「結界!」
お、結構いいんでない?
「結界やめ!」
「もうちょい色薄く結界!」
よし!こんなもんだろ。いやー疲れた。
あ、そうだ、あとで宇宙人なってアニキ驚かせよう。ぷぷぷぷ!
結界ってもっとデカくて町とか防御してたよな。(アニメの影響でそういう認識)
MPむっちゃ使いそうだな。ん?まてよ・・・すげー小っちゃい結界はどうだろう?
「小っちゃい結界!」
出来た出来た。四角い青箱が宙に浮いてる。
作ってみたはいいが使い道あんのか?これ。てかオレなんでこんなの作ったんだ?
ペチペチ叩いてみる。ウーム、固い。蹴ってみたが動かんな。
あっ、箱っぽいのイメージしたせいでこんなの出来たのか。
上に乗ってみる。
「おー、なんかおもろいぞ!」
さらにチビ結界作って乗り換え、どんどん作ってたら天井まで行った。
どうやら階段職人になってしまったようだ。
「ん?」
・・・コレ使えるんじゃね?ドラゴンの頭に届くじゃん!
うわーーー外でいっぱいコレ作ったらクッソ楽しそう!ダンジョンだと天井あるからちょー微妙だけど!
やべえ、オラ、ワクワクしてきたぞ!くそー外出てえなあ。
「はっ!?最初の箱が消えかかってる!戻れーーーー」
あぶねーあぶねー。時間制限あるのかよ!(別に天井から落ちてもたぶん何ともない)
そういやMPは?
ステータス見てみると半分以上減ってた。
色々試したからなー。よし一旦部屋に戻るか!
さて、どうやってアニキを驚かそうか?・・・ぷっ、ぷハハハハハ!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
140
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる