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1 性玩具の第一皇子【マクシス目線】
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カエルンブリア帝国の中心である帝都グリア。そのまた中心であるポルティエラ宮殿。
赤じゅうたんとシャンデリアが煌めく壮麗な宮殿内にも、暗がりはある。その暗がりのひとつ、「北の離宮」と呼ばれるあばら家に住み、庭で薬草を摘んでいるのが、僕こと第一皇子マクシスだ。
急に悪寒がして立ち上がると、「マクシス」と、聞きなれた、だけど聞きたくない声がした。僕は姿勢を正して、弟ルキウスに向かって「皇太子殿下」と最敬礼をする。
皇后譲りの銀髪に紫の目。その美しい外見から、国民や宮廷人からは「天使」と呼ばれているらしい。けれど僕にとっては…
弟のうしろにいる侍従たちがニヤニヤと笑った。
「中に入れ」
「はい、皇太子殿下」
まただ。最近多い。
部屋に入ると僕はいつものように弟に向かって膝をつき、弟が服を脱ぐのを待つ。目の前に弟のペニスが突き出されたら、精の溜まっている部分を覆って温めながら丁寧に舐め上げていく。
そして弟の呼吸が荒くなり、ペニスが大きく硬く膨らんで来たら、弟が好きな姿勢になって…つまり古ぼけたガタガタいうティーテーブルに手をついて、尻をつきだした姿勢になり、こう言う。
「挿れてくださいませ、皇太子殿下」
ほぐされてもいない部分に弟のペニスがめりめりと入ってきて、荒い息とともに出たり入ったりする。ひたすら辛くて痛くて、それでもルキウスが満足するように喘ぎ声を出す。
「ああっ皇太子殿下っ…!」
どうして僕がこんな目に?
僕の母の身分が卑しくて、弟の母の身分が高いから。
「もっと…もっと奥まで僕の卑しい穴を突いてくださいませっ」
僕はいつまでこんな目に?
ルキウスが僕をおもちゃにするのに飽きるまで、ずっと。もしかしたら一生逃げられないかもしれない。
「皇太子殿下、頭が真っ白になりそうでっ…もうっ…」
お願いだ、早く出してくれ。
「まだだ」という声が耳元で聞こえて絶望し、僕は「あっああっ…ん、ああ、いいっ、殿下っ」と声をあげつづける。
「お前が黒狼の生贄として差し出されることに決まった」
「えっ…?」
演技をするのも忘れて、僕は一瞬正気に戻ってしまう。
黒狼…つまりヴァルグランド王国のガイセル国王陛下。属国の王だったが、カエルンブリア帝国からの独立を目指して挙兵し、疾風怒濤の攻めで瞬く間に帝都周辺まで攻め入り、先日講和会議を行ったという…
「いいおもちゃを野蛮人にくれてやることになるとはな。私のおもちゃが黒狼に抱きつぶされるなど、胸糞が悪い」
「あっ…おっしゃる通りです、皇太子殿下っ…はん…」
ヴァルグランド王国は古代より、国王が臣下や兵士たちに「祝福」と言う名で精を授けることで知られている。黒狼の化身たる国王の精を受けることで、より強くなれるという伝承だ。僕も祝福と称して王に抱かれるのだろう。元属国の王が旧宗主国の皇子を抱くなど、彼らにとっては愉快に違いない。
「お前がいなくなるなら、新しいおもちゃを探さないといけない。面倒だ」
「あっん…お手間をおかけして申し訳ございません、皇太子殿下っ」
「罰として、今日はとことん犯してやるからな」
「あっああ…っ、光栄です…は…皇太子殿下っ」
「はは、罰にならないか」
赤じゅうたんとシャンデリアが煌めく壮麗な宮殿内にも、暗がりはある。その暗がりのひとつ、「北の離宮」と呼ばれるあばら家に住み、庭で薬草を摘んでいるのが、僕こと第一皇子マクシスだ。
急に悪寒がして立ち上がると、「マクシス」と、聞きなれた、だけど聞きたくない声がした。僕は姿勢を正して、弟ルキウスに向かって「皇太子殿下」と最敬礼をする。
皇后譲りの銀髪に紫の目。その美しい外見から、国民や宮廷人からは「天使」と呼ばれているらしい。けれど僕にとっては…
弟のうしろにいる侍従たちがニヤニヤと笑った。
「中に入れ」
「はい、皇太子殿下」
まただ。最近多い。
部屋に入ると僕はいつものように弟に向かって膝をつき、弟が服を脱ぐのを待つ。目の前に弟のペニスが突き出されたら、精の溜まっている部分を覆って温めながら丁寧に舐め上げていく。
そして弟の呼吸が荒くなり、ペニスが大きく硬く膨らんで来たら、弟が好きな姿勢になって…つまり古ぼけたガタガタいうティーテーブルに手をついて、尻をつきだした姿勢になり、こう言う。
「挿れてくださいませ、皇太子殿下」
ほぐされてもいない部分に弟のペニスがめりめりと入ってきて、荒い息とともに出たり入ったりする。ひたすら辛くて痛くて、それでもルキウスが満足するように喘ぎ声を出す。
「ああっ皇太子殿下っ…!」
どうして僕がこんな目に?
僕の母の身分が卑しくて、弟の母の身分が高いから。
「もっと…もっと奥まで僕の卑しい穴を突いてくださいませっ」
僕はいつまでこんな目に?
ルキウスが僕をおもちゃにするのに飽きるまで、ずっと。もしかしたら一生逃げられないかもしれない。
「皇太子殿下、頭が真っ白になりそうでっ…もうっ…」
お願いだ、早く出してくれ。
「まだだ」という声が耳元で聞こえて絶望し、僕は「あっああっ…ん、ああ、いいっ、殿下っ」と声をあげつづける。
「お前が黒狼の生贄として差し出されることに決まった」
「えっ…?」
演技をするのも忘れて、僕は一瞬正気に戻ってしまう。
黒狼…つまりヴァルグランド王国のガイセル国王陛下。属国の王だったが、カエルンブリア帝国からの独立を目指して挙兵し、疾風怒濤の攻めで瞬く間に帝都周辺まで攻め入り、先日講和会議を行ったという…
「いいおもちゃを野蛮人にくれてやることになるとはな。私のおもちゃが黒狼に抱きつぶされるなど、胸糞が悪い」
「あっ…おっしゃる通りです、皇太子殿下っ…はん…」
ヴァルグランド王国は古代より、国王が臣下や兵士たちに「祝福」と言う名で精を授けることで知られている。黒狼の化身たる国王の精を受けることで、より強くなれるという伝承だ。僕も祝福と称して王に抱かれるのだろう。元属国の王が旧宗主国の皇子を抱くなど、彼らにとっては愉快に違いない。
「お前がいなくなるなら、新しいおもちゃを探さないといけない。面倒だ」
「あっん…お手間をおかけして申し訳ございません、皇太子殿下っ」
「罰として、今日はとことん犯してやるからな」
「あっああ…っ、光栄です…は…皇太子殿下っ」
「はは、罰にならないか」
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